「35歳フェデラー、涙の優勝」

2017年02月01日

「35歳フェデラー、涙の優勝」

金曜日にとくダネ!が終わって週末になると、海外からもいろんなスポーツのニュースが入ってきます。国内では29日、東京・辰巳国際水泳場で行われていた競泳・東京都選手権の男子200m平泳ぎで渡辺一平選手(19、早大)が2分6秒67の世界新をマーク。これは30日の月曜日のとくダネ!でもトップでお伝えしました。そして海外から入ってきていたのは29日(現地時間)にルーマニア・ルシュノブで行われたノルディックスキーのW杯ジャンプ女子の結果。高梨沙羅選手(20)が6試合ぶりに表彰台の中央に立ちました。今季も6戦5勝(3位1回)でW杯の通算勝利を49として日本に帰ってきたんですが・・・日本で50勝目をという気持が強すぎたんでしょうか?札幌の2戦(2位、4位)で勝てず、蔵王でも連敗(5位、2位)して渡欧。前日の第11戦は急激に頭角を現したノルウェーの若いルンビーの2位だったんですが、絶対王者らしいジャンプをみせて逆転優勝しました。もう大丈夫かなと思います。

そして、最も感動したのはテニスの今年のグランドスラムの第1戦、全豪オープンです。2週間にわたってオーストラリアのメルボルンで行われていたんですが、その男子シングルス決勝戦が29日(現地)夜に行われ、大会第17シードのロジャー・フェデラー(スイス)が第9シードのラファエル・ナダル(スペイン)をフルセット(6-4、3-6、6-1、3-6、6-3)の末、3-2で破って自身18度目の四大大会(グランドスラム)優勝を成し遂げました。

かつて史上最高のテニスプレーヤーと言われたフェデラー選手も35歳。しかも膝のケガで昨年のウィンブルドン(全英オープン)のあとツアーから離れていて半年ぶりの出場でした。一方のナダル選手も何度もケガをしてランクをここまで落としていた30歳です。ところが両者、それを全く感じさせないすごい試合でした。日本とメルボルンとの時差は1時間ぐらいなんですが、オーストラリアは今、サマータイムになっているので2時間。そして試合時間が今大会最長の3時間38分に及ぶ激闘だったので日本時間では30日の未明まで続いていました。

奇跡的な復活でタイトル獲得を果たしたフェデラーは2012年のウィンブルドン選手権以来約5年ぶりの四大大会優勝、しかも相手が対戦成績で3回やって2回の割合で負けていた宿敵のナダルです。ナダルがチャレンジした際どい最後のポイントが「入っている」判定が出て勝ちが決まるとフェデラーは感極まったようで、映像では涙でしょう。試合終了から優勝セレモニーの間中、目が乾くシーンがありませんでした。この半年、どれだけ復活を期して体を作り直したんでしょうか。見ていて本当に感動しました。1週間ほど前、4回戦で錦織圭選手が対戦した時、休み明けのフェデラーだから勝つチャンス十分と思って応援していたのですが、3時間半のフルセットマッチになってやられてしまいましたよね。その時、フェデラーの強靭な体力にびっくりさせられたんです。

フェデラー選手はこれで全豪が5回目の優勝。全仏1回、全英7回、全米5回で、グランドスラムでの男子シングルス優勝が18回。もちろん、過去にはいません。

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