「東京新聞杯&きさらぎ賞」

2017年02月04日

「東京新聞杯&きさらぎ賞」

4日は立春。この日が春の始まりとされている24節の一つですから、何となく気分が和らぎます。ちなみに昼と夜の長さが同じになる春分の日は、今年は3月20日になっています。競馬場の芝も追々、深緑に染まってくるでしょう。

5日は東京競馬場で4歳以上の1600mのGⅢ、東京新聞杯が行われます。基礎負担重量は56キロ(牝馬2キロ減)。収得賞金による「別定」でエアスピネル、マイネルアウラート、ヤングマンパワーが1キロ増の57キロになります。人気は今季からマイル路線に切り替えて幸先よく京都金杯(GⅢ、1600m)を勝ったエアスピネルでしょう。ただ、出走は10頭でも上位陣に素質のある馬がそろいました。首位争いは激戦になりそうな気がします。狙ってみたい馬もいるのですが・・・

◎はやはりエアスピネル。以前から距離がもう少し短ければ・・・というレースが多かった。それでも昨年はクラシック三冠レースにフル参戦。どのレースでも見せ場があって、皐月賞とダービーは3強(マカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティ)に次ぐ4着、3000mの菊花賞でもサトノダイヤモンドの3着と健闘しました。前走の京都金杯でゴール前、ブラックスピネルにハナ差に迫られましたが、フルゲート18頭だったのでスタートで前へ出すのに脚を使っていたし、掛かり気味に見えるシーンも。それでも直線で抜け出したのでやっぱり距離は向いています。当時のハンデ(56.5キロ)から0.5キロ増えますが、2着のブラックスピネルは1キロ増えます。東京への輸送があるので直前は控えたが1週前にビシッと追われているので調子も問題ないはずです。

ブラックスピネルはエアスピネルと同じ明け4歳。期待されながら伸び悩んでいて昨秋もポートアイランドS(OP特別、阪神1600m)4着、東京の富士S(GⅢ、1600m)7着、チャレンジC(GⅢ、阪神2000m)5着。直線で速い脚を使うものの届くまでは至らないレースの繰り返しでした。京都金杯では鋭い差し脚でエアスピネルを脅かしましたが、スタートに後手に回ることが多いのにスタートでいったん前に出して、そのあと末脚を温存。狭いインから抜け出した福永騎手の好騎乗もありました。追い切りでは目を引く速いタイムをマークしています。それが悪い方に出なければ・・・逆転候補。

単穴はプロディガルサン。これも明け4歳で、まだ7戦しかしていません。2歳時は新馬→オープン特別を連勝したあと東スポ杯2歳Sでスマートオーディンの2着。3歳時は青葉賞(4着)→ダービー(10着)、秋はセントライト記念(3着)→菊花賞(11着)だけ。バンとすればかなり出世できるはずの器です。追い切りの動きを見ると◎にしたいぐらい。ただ、先週の白富士S(2000m)の予定が除外になってここになりました。1600mのデビュー戦を勝っているとはいえ距離がどうか?で▲

ヤングマンパワーは3歳時にアーリントンC、4歳の昨年は関屋記念、富士Sと1600mのGⅢを3勝しています。得意の距離、左回りで首位争い十分。他では好気配のマイネルアウラートとブラックムーン。

【東京新聞杯】(5日、東京11R)発走=15時45分

◎ 7 エアスピネル

○ 2 ブラックスピネル

▲ 5 プロディガルサン

△10 ヤングマンパワー

△ 3 マイネルアウラート

△ 6 ブラックムーン

馬連 7→2、5、10、3、6

 

京都では3歳馬の1800mのGⅢ、きさらぎ賞が行われます。頭数が8頭で人気も偏りそうですが、だからと言って順当に収まるとは言えないのがキャリアの浅い2歳、明け3歳の重賞です。

私も期待しましたが、人気はサトノアーサーが被りそうです。ただ、不安も感じます。実績で断然というわけではないからです。新馬→シクラメン賞を連勝してエリートコースに乗ったように覚えますが、デビュー戦(阪神2000m、稍重)は1着同着。2走目(阪神1800m)は500万下クラスで、最後は勢いの差で2着に3馬身半差をつけましたが、エンジンの掛かりが遅くて直線で前をとらえるまではかなり手間取っていました。タイムも2戦とも速くありません。今度はオープン馬が相手です。馬体や走りぶりにポテンシャルの高さを感じるし、追い切りの動きを見ると成長も急なようなのでクリアする方を選びましたが、過信は避けましょう。

最も怖いのはプラチナヴォイス。デビューは早く、夏の北海道。初戦の函館(1800m)は4着、札幌の2走目(同)も4着でした。ところが帰厩後に一変。京都1800mの未勝利戦に出走すると後方待機から直線一気に抜け出して1分45秒9のレコードでタイム勝ち。次戦の萩S(OP、京都1800m)も2番手から抜け出して2着ヴァナヘイムに1馬身3/4差で連勝しました。前走の京都2歳S(GⅢ,2000m)は2番人気で6着に終わりましたがレース前、かなり焦れ込んでいました。落ち着いていれば距離も今回は1800mなので巻き返しがあります。

単穴はタガノアシュラ。これも7月函館デビューで、1800m新馬戦を1分49秒9(レコード)であっさり逃げ切った。ところが、かなりのクセ馬で1番人気に支持された札幌2歳Sは控えるケイバに対応できず8着。3走目の黄菊賞(500万下、京都2000m)では大逃げで2勝目。GI・朝日杯FSはスタートも悪くてケイバにならず14着でした。ここは出走が8頭。すんなりした流れで気性難が出なければ大駆けがあっておかしくない。

もつれれば中京で新馬勝ちしたあとGⅢのサウジアラビアロイヤルCでブレスジャーニーの2着した実績があるダンビュライト、目立たないタイムだったが新馬戦でゴール前の決め手が目立ったスズカメジャー、朝日杯FSは9着だったものの新馬(中京1600m)→野路菊S(OP、阪神1800m)を連勝しているアメリカズカップの台頭も。

【きさらぎ賞】(5日、京都11R)発走=15時35分

◎ 1 サトノアーサー

○ 5 プラチナヴォイス

▲ 3 タガノアシュラ

△ 4 ダンビュライト

△ 8 スズカメジャー

△ 7 アメリカズカップ

馬連 1→5、3、4、8、7

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