「共同通信杯&京都記念」

2017年02月11日

「共同通信杯&京都記念」

12日の日曜日、東京競馬場で3歳馬のGⅢ・共同通信杯(1800m)が行われます。出走は11頭で、地方競馬から参戦したサイバーエレキングを除く中央所属はすべて1勝馬。「別定」の収得賞金による加増対象馬はいません。それでも上位に挙げられる4~5頭はクラシック路線に乗れる有望馬と思われるのでハイレベルの戦いになります。

私はエアウィンザーを狙ってみます。昨年、三冠レースで健闘したエアスピネルの弟で、ここまで3戦1勝、2着2回。昨年9月の阪神1800m戦でデビューして、ここにも出走しで人気を集めるムーヴザワールドにクビ差及ばず2着でした。2走目(京都2000m)は10頭立ての7番から直線大外に出して一気の差し切り勝ち。連勝が期待された500万下の福寿草別(京都2000m)で2着に終わったのは物足りなく感じますが、これは同じく外へ出して追い込み策に出たら前団の伏兵サトノリュガにイン抜けされたレースです。展開の綾の3/4馬身差、2分00秒4のタイムから言っても内容は悪くありません。今回、ビシッと追われているので余裕があった馬体も締まるでしょう。東への長距離輸送さえ無事にクリアできれば勝負になるとみました。

ムーヴザワールドはエアウィンザーを抑えて新馬勝ちした後、東上して11月東京の東スポ杯2歳S(GⅢ,東京1800m)に挑戦。1番人気で3着に終わったのですが、末脚切れる勝ち馬ブレスジャーニー、2着スワーヴリチャードとはクビ、ハナの勝負で素質の高さは示していました。コースも2度目なので逆転候補。

単穴はスワーヴリチャード。3戦1勝ですが、2着2回が惜しいレースでした。デビュー戦(9月阪神、2000m)は直線良く伸びたもののハナ差負け。同じコースの2走目は順当に勝ち、東スポ杯でも最後方から直線で豪快に伸びてブレスジャーニーにクビ差。当時は4番人気でしたがハナ差とはいえ1番人気のムーヴザワールドに先着したのですから能力は高いです。どこまで成長するか楽しみ。

もう1頭、タイセイスターリー。ミッキーアイルの異父弟(父マンハッタンカフェ)で、1400mの京都のデビュー戦は期待に応えて3番手から直線危なげなく伸びました。ところが次のデイリー杯2歳S(GⅡ、京都1600m)では意外なもろさを見せて8着。気性に難があるようです。今年初戦のシンザン記念(GⅢ、京都1600m)では株を下げていましたが、キョウヘイの2着とまずまずの走り。信頼感の差での4番手です。

上位に挙げた4頭はすべて関西所属馬。若馬なので輸送などで能力をフルに発揮できないことがあるかもしれません。美浦トレセン所属で今回ビシッと追われているアサギリジョーと、新馬戦で終いの伸び脚が良かったチャロネグロを追加しました。

【共同通信杯】(12日、東京11R)発走=15時45分

◎ 5 エアウィンザー

○ 4 ムーヴザワールド

▲ 1 スワーヴリチャード

△ 3 タイセイスターリー

△10 アサギリジョー

△ 9 チャロネグロ

馬連 5→4、1、3、10、9

 

京都では4歳以上、2200mのGⅡ、京都記念。雪の影響が心配された土曜日は予定通り開催できて馬場は芝・ダートとも重馬場でした。このレース、注目されるのは何といってもマカヒキです。昨年、仏のいつものロンシャンでなくシャンティエで行われた凱旋門賞は14着(出走16頭)に終わってしまいましたが、再スタートを快勝で飾りたいところです。◎はマカヒキ。大敗に終わったとはいえ故障したわけではありません。中間の追い切り過程をみると、この復帰戦に向けて十分積まれてきています。坂路とコース追いを交互に織り交ぜ、CWコースでは長めからの追い切りも積んできていて動きも悪ない。休み明けでも臨戦態勢は整ったとみてよいです。馬場状態が心配ですが、これで負けたらしょうがないと思います。

相手の一番手はミッキーロケット。昨秋からの充実は目覚ましいものがありました。菊花賞トライアルの神戸新聞杯(GⅡ、阪神2400m)でサトノダイヤモンド相手にあわやのシーンを見せてクビ差の2着。本番は距離が長過ぎたか5着でしたが今年初戦に選んだ日経新春杯(GⅡ、京都2400m)では古馬相手に積極的なレースをして重賞初制覇。追い切りの動きも良いので前走以上の状態で出走できそうです。もしマカヒキが・・・と思うと欲も湧きますが〇。

穴は好気配が目立つヤマカツライデン。前走時(日経新春杯、6着)も良かったので△をつけていたのですが馬体重が大きく増えていました。正月休みを挟んでいたので馬体が立派過ぎました。今回は当週だけでなく、中間も坂路とコースで速いタイムをマークしています。後ろにマカヒキが控えていれば単騎逃げになって残るシーンがあるかもしれません。

もちろん、香港シャティンでGI・香港ヴァーズを勝ってきたサトノクラウンも軽視できません。追い切りでも良い動きを見せていて、馬場が悪化したままなら道悪も巧者です。他ではガリバルディ、スマートレイアー。

【京都記念】(12日、京都11R)発走=15時35分

◎ 3 マカヒキ

○ 9 ミッキーロケット

▲ 2 ヤマカツライデン

△ 6 サトノクラウン

△10 ガリバルディ

△ 4 スマートレイアー

馬連 3→9、2、6、10、4

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