「ダービー卿CT」

2017年03月31日

「ダービー卿CT」

雨は思ったより降るし、気温は一気に下がるし・・・ついボヤキが出るお天気です。そんなことは言っても始まらない。馬場がそれほど悪化しないことを祈って4月1日(土曜日)の中山のGⅢ、ダービー卿チャレンジトロフィー。

4歳以上(オープン)の1600m戦で、負担重量はハンデキャップ。クラレントと並んで57.5キロのトップハンデだったマルターズアポジーはGI・大阪杯に向かいました。さらに、出走すれば人気になったグレーターロンドン(7戦6勝、56.5キロ)が回避。クラレントに次ぐのは57キロのガリバルディ、マイネルアウラートですが・・・中山の千六で枠順の影響もあるし、波乱の要素はむしろ増えた感がします。

◎グランシルクが好気配を見せています。1月15日の中山のオープン特別、ニューイヤーS(1600m)でマイネルアウラートに1馬身1/4差の2着。少しレース間隔が開きましたが、中間の調教量は十分で最終追い切りの動きの良さも光ります。きっちり仕上がった感じでハンデが55キロ。重賞勝ちの無い馬ですが、これまでのレース内容からこのメンバーなら十分やれるはずです。差し・追い込みタイプなので一見不利に思われる中山コースでも好走しているのでチャンスでしょう。

マイネルアウラートは今年6歳。2歳時1勝、3歳時1勝で以降も条件クラスが長かった。でも近況のレースぶりを見るとステイゴールド産駒らしく晩生(おくて)だったようです。4歳終盤に1000万下、1600万下を連勝すると5歳の昨年は重賞でも好走。東京新聞杯(GⅢ,東京1600m)でスマートレイアーの3着、秋季の富士S(GⅢ,東京1600m)でもヤングマンパワー(1着)、イスラボニータ(2着)、ダノンプラチナ(3着)に小差で続く4着でした。12月に阪神でリゲルS、1月のニューイヤーSでは前記グランシルクを抑えてオープン特別を連勝しました。前走の東京新聞杯も見せ場のある4着だったので、先の利を生かして首位争い十分です。

穴馬にはショウナンアデラを抜擢しました。これは“偏差値“が高い。骨折で立て直すのに長期かかりましたが、3年前の2歳女王です。新潟のデビュー戦でナヴィオンにクビ差し込まれたものの、東京で未勝利戦、からまつ賞(500万下)を連勝してGI・阪神ジュベナイルフィリーズへ遠征。18頭中16番枠スタートで後方から。直線は密集する馬群の後ろの苦しいレースでした。それが・・・中を縫ってゴール前、一気に差し切ったのにはびっくりしました。2着が翌年、桜花賞を勝つレッツゴードンキでした。昨年、1年半ぶりの復帰戦がいきなりGIのヴィクトリアマイル(16着)で、次が1800mの福島TVオープン(6着)。これは度外視です。再調整に入って今回、動きがすごく良く、枠順が4番、ハンデが53キロ。狙ってみました。

他にも一発を秘めた馬が多いです。ガリバルディは折れ合いに難があるのでムラですが、昨年の中京記念(GⅢ,1600m)では直線一気。鮮やかでした。ロジチャリスも折れ合いがカギですが550キロの巨体から繰り出すスピードとパワーに魅力があります。あとキャンベルジュニア、ロイカバード。

【ダービー卿CT】(4月1日、中山11R)発走=15時45分

◎ 8 グランシルク

○11 マイネルアウラート

▲ 4 ショウナンアデラ

△ 7 ガリバルディ

△ 3 ロジチャリス

△ 5 キャンベルジュニア

△12 ロイカバード

馬連 8→11、4、7、3、5、12

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2017年03月25日

「高松宮記念&マーチS」

馬券を売っていないUAE(アラブ首長国連邦)のドバイワールドカップデイ(日本時間26日未明)の馬券が日本では買える?というので気になって、日本から参戦している対象3レースの出馬表を眺めては小欄の筆が何度も止まってしまいます。ヴィブロスが出走しているドバイターフ(メイダン7R、芝1800m、26日0時30分発走)はもちろん、ポストポンド中心と見られているドバイシーマクラシック(8R、芝2410m、1時05分)に挑戦しているサウンズオブアース、アメリカ最強馬アロゲートが断然と言われているドバイワールドカップ(9R,ダート2000m、1時45分)だってアウォーディー、ゴールドドリーム、アポロケンタッキー、ラニのどれかが・・・と思ってしまいます。

26日の日本は、いよいよ芝のGIレースが開始。最初は恒例の1200mのスピード比べ、高松宮記念です。明け4歳勢にめきめき上昇してきた馬が多く、特に牝馬は2キロ軽いし、一昨年と昨年の上位馬がいないメンバーなので一気に世代交代のレースになる可能性があります。ただ、中京コースの適性が問題で、空模様も怪しい。お昼ごろからは降りそうな予報で,「弱雨」で済めばよいのですが・・・

考えあぐねた末、◎はレッドファルクスにしました。ダートと芝、交互に出走していて、しかもどちらでも好結果を出している珍しい馬です。昨年秋、GI・スプリンターズS(中山1200m)で外から差し切ったときは展開の綾と思いましたが、5月東京のダートの欅S(東京1400m)を差し切ったあと7月中京の芝1200mのGⅢ、CBC賞を直線大外から差し切ってGI制覇につなげていました。今回は12月に香港スプリントへ向かって大敗してきた後なので体調が問題。先週までは心配でした。ところが今週、追い切りの動きを見ると明らかに変わってきています。間に合ったとみて期待。

4歳勢ではまずシュウジ。デビュー戦が中京で、新馬(1400m)と中京2歳S(OP特別、1600m)を連勝。2戦ともた先行しての楽勝で、これもコースの心配はありません。次の小倉2歳S(GⅢ,1200m)も楽勝したあと距離を延ばすと相手が強化したこともあって苦戦続き。でも昨年夏から短距離戦に的を絞ると復活しました。1番人気で8着だった前走の阪急杯(GⅢ,1400m)は休み明けで、パドックからかなり焦れ込んでいました。2走目なので落ち着いていれば巻き返しが望めます。

単穴はメラグラーナ。これも4歳で、しかも半年近く生まれが遅い豪州産。好走するときと凡退に終わる落差が大きかったですが、成長が追いついてきたのでしょう。昨年後半からレース内容がぐんぐん良くなってきました。12月にオープン特別を勝ち、休み明けの前走、中山1200mのGⅢ・オーシャンSを勝って出走権を獲得。馬場がそれほど悪化しなければ・・・大勢逆転候補です。

同じく4歳のセイウンコウセイも推奨株。初勝利が昨年3月の7戦目でしたが軌道に乗ると速かった。5月東京で500下、7月福島で1000万下、10月東京(1600万下、白秋S)で一時停車(13着)しましたが11月京都でオープン入り。さらにオープン特別の淀短距離Sを勝って前走のGⅢ・シルクロードS(1200m)でダンスディテクターのクビ差2着。追い切りも好気配です。年長組では千二戦初出走でも適性があるかもしれないフィエロ(距離が長いと折れ合いが難しい)、もまれなければ好走するソルヴェイグ、追い込みにレースパターンを変えて好走しているレッツゴードンキ。

【高松宮記念】(26日、中京11R)発走=15時40分

◎ 7 レッドファルクス

○ 9 シュウジ

▲12 メラグラーナ

△ 6 セイウンコウセイ

△ 2 フィエロ

△13 ソルヴェイグ

△ 3 レッツゴードンキ

馬連 7→9、12、6、2、13、3

 

中山のメーン、マーチステークスは4歳以上、1800mのダートのGⅢ・重賞。チャンスのありそうな馬が集結して複数の除外馬が出るフルゲートの混戦になりました。ハンデ戦で展開の読みも難しく、波乱含みです。ロンドンタウンを狙ってみます。カネヒキリ産駒で馬体も500キロ超。デビュー戦(6着)で先行力を見せたので期待が高まったのですが変わり身が今一つ。3歳の2月に1400m戦で2勝目を挙げたあとオープンでは苦戦の連続でした。ただ、秋には距離延長にも慣れてきたようで9月小倉で1000万下を勝ち上がり、続いて中山で1800mの準オープン特別を連勝。この時の良馬場1分51秒8はかなりの好タイムです。前走、地方へ遠征して交流GⅢ・佐賀記念(2000m)を楽勝しています。晩生だった父譲り?そろそろ軌道に乗る頃かと思います。

ディアデルレイは5歳の昨年5月に芝からダートに路線変更。いきなり1000万下を勝ち上がり、秋に入って準オープンも2着、1着で通過。オープン入り初戦は2月中山の総武S(1800m)で結果は5着でしたが勝ったのがモンドクラッセで、2着ピオネロ、3着センチュリオン・・・勝ち馬から1/2、ハナ、アタマ、ハナの接戦だった。重賞でもこのメンバーなら勝負になるはずです。

単穴はピットボス。明け4歳馬でハンデは55キロ。昨年終盤、京都での1000万下に続いて阪神の準オープン特別も連勝しています。1800m戦をそれぞれ1分50秒4、1分51秒0とタイムも速い。前回中山のポルックスSで1番人気で6着に終わった時は発馬で躓く不利がありました。大勢逆転可能。

伏兵陣。人気がありませんが58キロのトップハンデが示すようにアスカロマンは実績上位です。まともにスタートを切って気ムラな面を出さなければ勝ち負け。ほかでは近況良いコスモカナディアン、前走大敗でも能力差少ないリーゼントロック、先行しそうなショウナンアポロン。

【マーチS】(26日、中山11R)発走=15時30分

◎12 ロンドンタウン

○15 ディアデルレイ

▲ 3 ピットボス

△14 アスカノロマン

△11 コスモカナディアン

△ 8 リーゼントロック

△ 2 ショウナンアポロン

馬連 12→15、3、14、11、8、2

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2017年03月24日

「日経賞&毎日杯」

25日は中山競馬場で4歳以上の2500m戦「日経賞」(GⅡ)、阪神では3歳馬のGⅢ・毎日杯(1800m)が行われます。日経賞は今年も好メンバーの対戦になりました。ここからGIを狙うとすれば大阪杯は次週ですから、やはり天皇賞(春)=4月30日=でしょう。一足早く始動したサトノダイヤモンド、シュヴァルグランを追って体勢固め。実績からいけば同じ中山・2500mの有馬記念で一昨年1着、昨年も3着だったゴールドアクターをめぐる争いと見るのが妥当ですが・・・伸び盛りの明け4歳勢がどこまで対抗できるか楽しみです。

ディーマジェスティを狙ってみました。昨年後半はセントライト記念(3歳GⅡ、中山2200m)を勝って臨んだ菊花賞(GI、3000m)でサトノダイヤモンドの4着に終わり、ジャパンC(GI,2400m)は見せ場の無い13着。印象はかなり良くない。ただ、逆に言うとそれだけ能力に反したパフォーマンスだったということ。体調を崩していたとみるのが正解でしょう。ここは疑心暗鬼になるところですが、追い切りの動きを見るとかなり良くみえます。馬体重は増えての出走になりそうですが乗り込みは十分。皐月賞の圧勝、休み明けのセントライト記念の捲り追い込みを見ても中山コースは得意なので初戦から期待します。

もちろんゴールドアクターが強敵。中距離巧者で4歳後半に本格化して5連勝。1000万下条件から始まって、最後の締めは有馬記念という快挙でした。5歳の昨年もこの日経賞を勝ち、天皇賞(春)は焦れ込みが影響して1番人気でキタサンブラックの12着に沈んだものの、秋初戦のオールカマーを勝ってジャパンC4着、有馬記念も3着。まだ老け込むのは早いです。

単穴はレインボーライン。2歳から3歳前半は時に大駆けという成績でしたが、夏の札幌記念(GⅡ,2000m)でネオリアリズムの3着。鋭い脚で2着モーリスにクビ差に迫ったのが▲印にしていたこともあって忘れられません。そのあと菊花賞でもサトノダイヤモンドの2着(▲印)と好走しました。今回、直前の追い切りは軽いのは長距離輸送があるので控えだけ。焦れ込みが無ければ狙えます。

他にも4歳勢に成長著しい面々がいます。格上挑戦だった日経新春杯(GⅡ,京都2400m)でミッキーロケットとハナ差の勝負をした(2着)シャケトラ、AJC杯(GⅡ,中山2200m)で好位から3着に残る粘りを見せたミライヘノツバサ。あと、一昨年の勝ち馬で昨秋も2400mの京都大賞典でキタサンブラックにクビ差2着しているアドマイヤデウス、中距離戦を選んで着々と上がってきたジュンヴァルカンにも注意。

【日経賞】(25日、中山11R)発走=15時45分

◎ 6 ディーマジェスティ

○12 ゴールドアクター

▲ 9 レインボーライン

△13 シャケトラ

△11 ミライヘノツバサ

△10 アドマイヤデウス

△ 8 ジュンヴァルカン

馬連 6→12、9、13、11、10、8

 

京都の毎日杯は3週後に迫ってきた皐月賞への出走を目論むメンバーです。優先出走権を得ている馬がいなく、ここで収得賞金を積み上げて出走に漕ぎ着けたいので各陣営、熱が入ります。◎サトノアーサーです。10月阪神の2000m戦でデビュー。スタート直後に滑った?のか、よろける場面があって出走11頭の離れた7番手で追走。後半追い上げ、ゴール前で先頭のスズカフロンティアに並びかけたのですが1着同着でした。2走目のシクラメン賞(500万下、阪神1800m)は強いレース。道中スローだったのでタイムは1分50秒8ですが上がり勝負で3ハロンが32秒7!ゴール前、2着馬との差があっという間に3馬身開きました。初戦が稍重で、道悪は良くないようです。3走目は今年に入って2月のきさらぎ賞(GⅢ,京都1800m)ですが重馬場で、6番手あたりから追い上げたもののアメリカズカップに1馬身3/4差。辛うじて2着をキープしたレースでした。追い切りの動きに迫力があり、良馬場が見込めるここが真価の見せどころでしょう。

同厩舎のアルアインも魅力があります。ここまでの3戦はすべて1600m。昨年10月の京都で9番手から追い込み勝ちし、2走目の千両賞(500万下、阪神)は重馬場だったのですが6~7番手のインから叩き出されて連勝しました。1月京都のシンザン記念はキョウヘイの6着に終わっています。かなり悪化した重馬場で、直線で馬群を割りに出たところで進路が塞がってしまったのも痛かった。巻き返しが期待できます。

穴馬にはプラチナバレットを抜擢。12月感心の1800m戦で2~3番手から直抜けしてデビュー勝ち。2走目の福寿草特別(500万下、2000m)も同じようなレースで3着でしたが、差し込まれたのが1着サトノリュウガ、2着エアウィンザーで相手も強かった。前走の500万下(阪神1800m)はここに出走しているクリアザトラックにハナ差の2着。6番手あたりからいったん交わしながら差し返されています。ただ、スタートが良いのと流れに対応できる自在性があるので面白いと思います。

あと今回は思い切って行きそうなトラスト、好位から追われてしぶとさがあるクリアザトラック、5戦1勝でも前走の京成杯(GⅢ,中山2000m)で勝ったコマノインパルスにクビ差に迫る2着だったガンサルートにも注意が必要です。

【毎日杯】(25日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 1 サトノアーサー

○ 3 アルアイン

▲ 7 プラチナバレット

△ 5 トラスト

△ 4 クリアザトラック

△ 8 ガンサルート

馬連 1→3、7、5、4、8

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2017年03月19日

「フラワーC」

土曜の競馬開催が無かった関東。その替わりに20日(月曜日・祝日)は中山で開催があります。メーンは3歳牝馬のフラワーカップ(GⅢ、1800m)。今年のメンバーを見ると、かなりハイレベルです。勝ち星は2勝止まりでプラス1勝馬。例年と大差ないですが、クラシックに参戦しても上位争いに加われそうな馬が複数見受けられます。オークス出走へつなげる収得賞金の上積みを期す重賞ですが、ひょっとして2着以内から中2週で桜花賞(4月9日)へ向かう馬がいるかも?じっくり見ておきましょう。

◎はファンディーナです。京都の1800m戦で2戦して2勝。1月22日のデビュー戦はすんなり先頭に立って直線で追い出されると後続がちぎれて2着に9馬身差。2走目の500万下・つばき賞は3~4番手からの好位差しに回って、折れ合いにも問題ありませんでした。逃げるタガノアスワドを捉えて1馬身3/4差。勝ちタイムはそれぞれ1分50秒0、1分50秒6で速くないように思うかもしれませんが、京都のこの距離は3コーナーに坂越えのある外回り。しかも上がり3ハロンが初戦34秒3、2走目は33秒0! 何事もなければここもノンストップでしょう。

ディーパワンサも魅力があります。デビューは早く、昨年7月3日の中京。1400m戦でしたが好位4番手で追走し、直線で伸びてドロウアカードに1馬身1/4差。次いで1600mの中京2歳S(OP特別)を連勝しました。そのあと4、4着でしたが3走目は牡馬と混合のGⅡ、デイリー杯2歳S(京都1600m)。勝ち馬がジューヌエコール、2着が朝日杯FSで3着するボンセルヴィーソ、3着がサングレーザーで着差がクビ、1/2、クビです。次の4着はGIの阪神ジュベナイルフィリーズ。中間、立て直しに出ていたのでそれがどう出るか?

デアレガーロはオークス向きか・・・という気がします。12月中山の2000m戦を選んでデビュー。好スタートを切って先頭に立ち、後続が来るのを待って直線追い出されると突き放して3馬身差の楽勝でした。2走目は2月末の1800m戦(500万下)。逃げるミッシングリンクの2番手に付け、向こう正面でスローな流れを読んで勝負に出る馬がいましたが慌て騒がず3番手。折れ合いは心配なさそうです。クビ差の勝利でしたがしぶとい伸び脚が目につきました。

まだ、います。ハナレイムーンは11月東京の新馬戦(1600m)で直線鋭い差し脚を発揮して3馬身差の勝利のあと2月東京の重賞、クイーンC(GⅢ、東京1600m)に挑戦。5着でしたが、勝ったのがアドマイヤミヤビでタイムが1分33秒2。逃げたレーヌミノルが4着に終わったぐらいで、ハイレベルのメンバーでした。ここは仕切り直しで追い切りの動きも上々です。

他の伏兵陣では西から参戦したドロウアカード、差し脚に見どころあるモリトシラユリ。もう1頭、人気薄のブライトムーンを追加しました。初戦(京都1600m)は大出遅れで、離れた最後方から差のある5着。そのあと小倉で1800mの未勝利戦を大外から差し切っています。どういうレースをするか気になります。

【フラワーC】(20日、中山11R)発走=15時45分

◎12 ファンディーナ

○ 1 ディーパワンサ

▲ 5 デアレガー

△10 ハナレイムーン

△ 8 ドロウアカード

△ 3 モリトシラユリ

△ 2 ブライトムーン

馬連 12→1、5、10、8、3、2

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2017年03月18日

「阪神大賞典&スプリングS」

土曜日は中京と阪神の開催で関東の競馬ファンには気が抜けた1日だったのではないでしょうか。19日の日曜日は阪神と中山での開催。東西で見ごたえのある重賞が行われます。まず、阪神競馬場。メーンの阪神大賞典(GⅡ,4歳以上オープン、3000m)にサトノダイヤモンド、シュヴァルグランが出走します。有馬記念以来で今年の初戦。ここをステップGI・天皇賞(春)に向かいます。そして中山では皐月賞のトライアル指定重賞、スプリングステークス(GⅡ、3歳オープン、1800m)。3着までに本番の優先出走権があるので、終了後の取材現場では悲喜こもごものシーンが見られるレースです。

阪神大賞典はサトノダイヤモンドが中心です。昨年、皐月賞はディーマジェスティ(1着)マカヒキ(2着)に先着を許し、必勝を期したダービーは落鉄の不運もあってマカヒキにハナ差及ばず2着でした。でも、その鬱憤は秋に十分晴らしました。トライアルの神戸新聞杯(GⅡ,阪神2400m)を勝って臨んだクラシック3冠目、菊花賞(GⅠ、京都3000m)は早めに好位キープに出て危なげなく抜け出して戴冠。加えて初めての古馬相手だった有馬記念(GI,中山2500m)で昇竜の勢いだったキタサンブラックをゴール前で急襲。クビ差捉えたのは大きかった。順調に行けば視野に入れている凱旋門賞でも期待できると思っています。休み明けですが順調に追われてきているのでここで凡退はないでしょう。

ただ、シュヴァルグランが侮れません。距離適性が高く、昨年は1月の日経新春杯を使われて叩き2走目だったとはいえ、このレースを難なく勝っています。6着だった有馬記念は外の14番枠からのスタートだったほか、スローな流れだったので早めに脚を使うレースでした。追い切りもかなり積まれているので逆転まであるかも・・・

穴はレーヴミストラル。なかなか軌道に乗れないでいますがポテンシャルは高いです。前走の日経新春杯は天皇賞(春)以来の長休明け、58キロのハンデ、苦手な道悪(稍重)と3重苦のレース。不発(10着)に終わったのも仕方ありません。昨年の同レースでは後方から直線でゴボー抜き。上がり33秒1の豪脚でシュヴァルグラン(2着)以下を一蹴しました(小欄では◎に推奨していた)。今回はその時と同じ56キロで、長めから速いタイムの追い切りをこなしています。一発を狙うならこの馬でしょう。

他では不振が長く続いているものの昨秋のジャパンC(8着)、前走のAJC杯(5着)の内容に見どころがあったワンアンドオンリーと、昨秋下級条件から3連勝してオープン入りしたトーセンバジルに注意。

【阪神大賞典】(19日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 9 サトノダイヤモンド

○ 3 シュヴァルグラン

▲ 6 レーヴミストラル

△ 7 ワンアンドオンリー

△ 4 トーセンバジル

馬連 9→3、6、7、4

 

中山のスプリングSは実績ではGI・朝日杯FSを勝って2歳王座についた3勝馬サトノアレス。次いで7頭いる2勝馬ではGⅡ・京王杯2歳Sを勝っているモンドキャンノですが・・・この2頭は収得賞金枠で皐月賞に出走できます。ちょっとひねってトリコロールブルーを狙いました。3戦2勝ですが2000m戦に的を絞って出走して来ています。7月中京の新馬戦でいったん後方に控え、早め目に差を詰めて直線外に持ち出されるとしっかり伸びて楽勝。2走目は11月京都の黄菊賞(500万下)。5頭立てのレースで、大逃げに出たタガノアシュラが勝ったのですが、1頭だけ急追して1馬身3/4差まで詰め寄っています。3走目も間を置いて今年2月の東京フリージア賞。直線で前が詰まるシーンがありながら叩きだされて1分01秒8で勝ちました。連続して出走するのは今回が初めてなので、伸びしろにも期待して◎です。

サトノアレスは8月札幌の1800m戦で2着。2走目の1800m未勝利戦もサングレーザーの2着と勝てなかったのですが、そのあと3連勝で一気に2歳王座に駆け上がりました。ただ、朝日杯FSを含めて前2戦が1600m戦で、ベゴニア賞のムーア騎手、前走の四位騎手がともに切れる脚を直線で生かした感があります。中山コースの1800mでどうか?という気がするので2番手にしました。

大勢逆転候補はアウトライアーズ。新潟の1600mのデビュー戦で2着のあと中山の2000m戦で勝ち上がり、11月東京の百日草特別(500万下、2000m)で3着。ただ、このレースは勝ったのがアドマイヤミヤビで2着がカデナ。相手が揃っていました。しかもカデナとは写真判定のハナ差。2勝目を挙げた前走のひいらぎ賞(500万下、中山1600m)は最後方からの切れ味鋭い追い込みでした。ちょっと乗り方が難しそうですが高い潜在能力を感じさせます。

他では2勝目(6戦)がオープンの萩S(京都1800m)だったプラチナヴォイス、9戦1勝でも2着3回、3着2回と大崩れがないエトルディーニュ。モンドキャンノは函館で新馬戦を勝って2歳Sで2着(ともに1200m)、中央場所に戻って京王杯2歳S(1400m)を勝って朝日杯FS(1600m)でも2着と健闘。実績は上位ですが距離が延びるのは不安です。印を下げた理由です。

【スプリングS】(19日、中山11R)発走=15時45分

◎11 トリコロールブルー

○ 9 サトノアレス

▲ 8 アウトライアーズ

△ 7 プラチナヴォイス

△ 5 エトルディーニュ

△ 6 モンドキャンノ

馬連 11→9、8、7、5、6

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2017年03月17日

「ファルコンS」

今週は20日の月曜日が春分の日で休日。夜と昼の長さがようやく同じになって予報によると陽気も良さそうですし、世の中、3連休で楽しいでしょうね(???)。3日間、JRAが競馬開催を組み込んでいて、携わっている人たちにとっては休む暇がありません。

気を取り直して中京競馬場で18日に行われる3歳馬の重賞、ファルコンステークス(GⅢ,1400m。)。このレースですぐ思い出すのは一昨年の3着馬、ヤマカツエースです。小欄の予想は狙っていたアクティブミノルに◎(2着④7.6倍)。勝ったタガノアカザル(⑭人気、78.6倍)には印はつけていませんでしたが、なぜか(先行しそうなので)気になって、抜け目を食わないように抑えの1頭にしていたのです。ひょっとして穴馬券的中と思ったところへ抑えていなかったヤマカツが突っ込んできて愕然。ゴールで3頭並んで写真判定の結果、ハナ、ハナでアクティブミノルが辛うじてヤマカツを抑えて2着をキープしてくれました。改めて調べてみたら馬連で2万4640円。先週も強いメンバーがそろった金鯱賞を勝ったように、そのあとのヤマカツエースの出世ぶりはすごいですよね。

今年はナイトバナレットを狙ってみます。ここまで5戦2勝で、3着が2回。残る1戦は1800mのデビュー戦(阪神)の4着でした。そのレースには前評判の高い馬がそろっていて、勝ったのがムーヴザワールド。タイムは1分48秒4。2着も評判の1頭、エアウィンザーでした。次戦、1600mで3着のあと1400mで1着。中山で500万下のひいらぎ賞(1600m)で3着、そして前走のオープン特別・ジュニアCで2勝目を挙げた馬です。まだ折れ合いに難がありますがポテンシャルはかなり高いと思います。急かせず折れ合って直線の伸びに賭ければ浮上できるとみました。

ボンセルヴィーソは逆に先行力に秀でています。5戦して勝ち星は3走目の未勝利戦(京都1400m)だけですが、そのあと挑戦した重賞では逃げに出て好走しています。11月京都のデイリー杯2歳S(GⅡ、1600m)で粘り強さを発揮して勝ち馬ジューヌエコールにクビ差の2着。そして2歳GI,朝日杯FS(阪神1600m)でもサトノアレス、モンドキャンノに次ぐ3着に粘りました。逆転候補。

単穴はコウソクストレート。7月新潟の1400mの新馬戦を差し切り勝ちし、10月東京の500万下・くるみ賞(1400m)も直線危なげなく抜け出して連勝。次いで東京の同距離のGⅡ、京王杯2歳Sでモンドキャンノの4着。2着が重賞で首位争いをしているレーヌミノルでした。この首位争いから3馬身後れたのは仕方がないでしょう。道悪のシンザン記念で途中から2番手に進出して14着に終わったのは度外視できます。素質が感じられる1頭なので良馬場で巻き返す?

伏兵陣では福島2歳S(1200m)5~6番手から差し切ったメイソンジュニア、同レースで2着まで追い上げたマイネルバールマン。両馬とも追い切りの動きが良いです。あと先行力があって、ハナ、クビの辛勝とはいえ新馬戦と500万下一般戦を連勝したジャッキー、5戦2勝で前走のアーリントンC(GⅢ、阪神1600m)でもペルシアンナイトにちぎられたとはいえ5着に入線したジョーストリクトリを警戒。

【ファルコンS】(18日、中京11R)発走=15時35分

◎12 ナイトバナレット

○10 ボンセルヴィーソ

▲ 9 コウソクストレート

△ 5 メイソンジュニア

△13 マイネルバールマン

△ 3 ジャッキー

△ 4 ジョーストリクトリ

馬連 12→10、9、5、13、3、4

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2017年03月17日

「侍J、6連勝で決勝T進出」

7日から始まった第4回WBC、ワールド・ベースボール・クラシックの東京ラウンドは連日、野球不ファンを沸かせてきましたが、15日の夜、2次リーグの最終戦でイスラエルと対戦した日本は、8-3で勝ちました。会場の東京ドームは大変な盛り上がり様だったようです。ベスト4進出がかかった試合ですから当然でしょうが、テレビの視聴率もうなぎ上りで、関東地区は平均で25%を超えていたようですね。

手元にある戦績表を見ながら振り返ると、日本は1次リーグ(B組)でキューバに11-6、オーストラリアに4-1、中国に7-1と3連勝。日本と2位のキューバに韓国で行われたA組(ソウルラウンド)の上位1、2位のイスラエルとオランダが加わった2次リーグでも12日、強敵オランダに8-6。キューバを8-5で返り討ち。そして15日、イスラエル戦も勝って6戦全勝でベスト4に勝ち上がりました。点差だけを見ると一見、危なげないようにも見えるんですが・・・、

ハラハラ、ドキドキの連続でした。とくに12日のオランダ戦。日本が二回に先制するとその裏、キューバがホームランで1点を返す。三回に4得点して少しほっとしたのはつかの間。その裏、オランダが猛攻。あのバレンティンの本塁打などであっと間の同点。五回に1点取って中継ぎ投手陣の頑張りと二塁手・菊池のスーパープレーなどでしのいでいたんですが、九回に1点取られて6-6。延長に入って十回は両軍無得点。規定で十一回は次打者2人を1,2塁に置いて実戦に入るタイブレークにもつれこみました。ソフトボール、少年野球などでは促進ルールでやることがあるんですが、プロ野球のこんな大きな大会でこのシーンを見るとはね~

結局、日本が2点を取って十回からマウンドに上がっていた牧田が十一回も無失点で抑えて勝ったんですが、ピンチの度に胃袋がぎゅっと掴まれるような感じで、チャンスの時は固唾を飲んで見守る試合でした。15日のイスラエルとの最終戦もスコアは8-3でしたが、五回終了まで千賀(せんが)投手が快投して五回終了まで無失点。でも相手投手(ザイド)も頑張っていて得点できず、六回に「不動の4番」筒香のバックスクリーン直撃のホームランが出るまでは0-0。イスラエルは一次リーグのソウルラウンドでキューバ、オランダも破って3連勝していて、分からないだけに不気味なチームでした。

侍ジャパンは16日、決勝トーナメントが行われる米国、ロサンゼルス(ドジャースタジアム)へ向かいました。日本が臨む準決勝は22日で、米サンディゴで行われているF組の2位チームと対戦します。相手はまだ決まっていません。WBCの2次ラウンドF組は移動が日本のように遠距離でないためか日程が後れて組まれていて、1日に1試合だけ。1次ラウンドを勝ち上がったのはドミニカ共和国、プエルトリコ、ベネズエラ、そしてアメリカです。どこもメジャーリーグで活躍している選手をそろえた強いところばかりです。

日本時間の15日(現地時間14日、以下同)はプエルトリコが3-1で前回大会から王者負け知らずのドミニカを破っていて、16日はアメリカが4-2でベネズエラに逆転勝ちしました。今しがた入った速報では17日の試合はドミニカ共和国がベネズエラに3-0で勝ったということです。今のうちにしっかり準備して22日、SAMURAIジャパンが健闘してくれることを祈りましょう。

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2017年03月11日

「フィリーズレビュー&中山牝馬S」

3歳馬のクラシックレースは勝つのは至難ですが、出走するのも大変です。12日の日曜日、阪神競馬場では3着まで桜花賞の出走権があるトライアル重賞、フィリーズレビュー(GⅡ、1400m)が行われます。先週行われたチューリップ賞は距離も本番と同じ阪神の1600m戦でしたが、ここは距離が1400m。阪神のこの距離は内回りコースですからちょっと違和感があるのですが・・・。出走メンバー中、レーヌミノルとジューヌエコールは重賞勝ちがあるので収得賞金順位による枠でも上位なので心配ありません。ほかの馬には狭き門。なんとしても「3着以内」が欲しいところです。

ジューヌエコールを狙ってみます。4戦3勝ですが暮れの2歳牝馬の頂上決戦、阪神ジュベナイルフィリーズ(GI、1600m)で11着に終わっているので3番人気のようです。5~6番手あたりから直線で伸びかかったのですが・・・意外に早い失速でした。でも、デビュー戦(中京1400m)は重馬場の中、好位からしっかり最後まで伸びていましたし、2走目のオープン特別・ききょうS(阪神1400m)は後方に控えて直線でゴボー抜き。距離が1ハロン伸びたデイリー杯2歳S(GⅡ、京都1600m)も3~4番手に折れ合って差し切って3連勝。阪神JFは道中、かなり掛かっていました。原因がはっきりしませんが能力を発揮していないのは確かです。再調整されて良い動きを見せているので巻き返しを期待します。

レーヌミノルは小倉の2歳女王。新馬→2歳S(1200m)とも圧勝でした。東京へ遠征して臨んだ京王杯2歳S(GⅡ,1400m)で小差(1/2馬身)でしたがモンドキャンノに差し込まれて2着。阪神JFはソウルスターリングの3着。今年初戦のクイーンC(GⅢ,東京1600m)は逃げてアドマイヤミヤビの4着に終わっています。追い切りの動きは◎ですし、阪神の1400m(内回り)なら人気になって当然。ただ、課題は距離なので、本番を見据えて抑えて差すレースを試みるかもしれません。その時にどうか?です。

単穴はカラクレナイ。10月京都のデビュー戦(1400m)は4着でしたが、びっくりしました。スタートが悪く離れた後方から。それでも直線でひときわ目立つ脚色で追い上げたからです。2走目(京都1400m)も同じような内容でしたが大外から差し切り勝ち。次いで500万下の万両賞(阪神1400m)を連勝しました。エンジンが掛かると牝馬とは思えない破壊力があるので注目してください。

伏兵陣では追い切りの動きの良さを重視してベルカプリ、クインズサリナ、差し脚に見どころあるフラウティスタ、タガノカトレアをピックアップ。

【フィリーズレビュー】(12日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 6 ジューヌエコール

○15 レーヌミノル

▲16 カラクレナイ

△ 9 ベルカプリ

△ 5 クインズサリナ

△ 4 フラウティスタ

△ 7 タガノカトレア

馬連 6→15、16、9、5、4、7

 

中山競馬場で行われる4歳以上(オープン)の牝馬の中山牝馬ステークス(GⅢ、1800m)はハンデキャップ重賞で波乱に終わるケースが多いレース。近10年を振り返っても1番人気の馬が勝ったのは1回だけで、その時も2着には人気薄の馬が入線しています。要注意・・・と言うのは無責任ですよね。

明け4歳のパールコードに期待しました。4カ月ぶりの休み明けですが中間かなり乗り込まれています。栗東坂路での調教のほかにコース(CW)で長めからのの追い切りも3回。一追いごとに動きも良くなってきて直前の動きは“これなら”と思わせます。デビューが3歳になってからだったので春のクラシックに出走していませんが、秋には紫苑S(GⅢ,中山2000m)でビッシュの5着したあと秋華賞(GI,京都2000m)で好走。ヴィブロスに1/2馬身差の2着でした。そのあと古馬との混合GI、エルザベス女王杯(京都2200m)でも4着。先着されたのがクイーンズリング、シングウィズジョイ、ミッキークイーンなのでこれも健闘でした。今年の活躍が期待できるので初戦から注目です。

マジックタイムは5歳の昨年、花が開きました。1月に準オープンを勝ち上がると重賞戦線へ。京都牝馬S(GⅢ,1400m)でクイーンズリングとクビ差の勝負(2着)。そのあと東京1600mのダービー卿チャレンジT(GⅢ)でロゴタイプ、サトノアラジンらの牡馬陣を抑えて重賞初制覇。GIでは苦戦になりますが秋には府中牝馬S(GⅡ、東京1800m)でクイーンズリングの2着したレースが光ります。前走のターコイズS(OP特別、中山1800m)では後方から馬群をさばいて突き抜け、レッツゴードンキ以下を抑えました。ハンデは背負い頭の56キロですが、前走も56キロでの好走でした。逆転候補。

単穴はビッシュ。昨秋は強い内容でトライアルの紫苑Sを勝ったので秋華賞で1番人気に支持されたのですが、後方からエンジンが掛からない感じの10着でした。長距離輸送がこたえたかもしれません。オークスで見せ場十分のレースでシンハライトの3着だったように能力はあります。休み明けでも走るタイプです。

伏兵が多いレース。トーセンビクトリーがだいぶ良くなってきたようです。自在性があって前2戦(2000m)は逃げ準オープンで1着、OP特別は8着。一昨年、秋華賞トライアルのローズS(阪神1800m)でタッチングスピーチ、ミッキークイーンに次ぐ3着まで追い上げていた馬なので要注意。あと1月の愛知杯でマキシマムドパリの3着と好走したクインズミラーグロ、体調に不安を感じますが実績上位のデニムアンドルビー、追い切りの動きが良い上がり馬フロンティアクイーンを警戒。

【中山牝馬S】(12日、中山11R)発走=15時45分

◎16 パールコード

○13 マジックタイム

▲ 3 ビッシュ

△ 4 トーセンビクトリー

△ 1 クインズミラーグロ

△10 デニムアンドルビー

△14 フロンティアクイーン

馬連 16→13、3、4、1、10、14

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2017年03月10日

「金鯱賞」

11日の土曜日、中京競馬場で4歳以上のGⅡ重賞・金鯱賞(2000m)が行われます。例年12月初めに中京で行われていたのですが、今年から3月の中京開催に変更になりました。加えて1着馬に今年からGIに格上げされた大阪杯(4月2日、阪神2000m)の優先出走権・・・これでレースの位置づけが一変しました。今回のメンバーを見て分かるように、GIを狙う一線級も参戦。ここを使ってGIの大阪杯へという目論見なのは否定できませが、気候が良くなった3月ということもあるでしょう。休み明けのGI級の馬の好仕上がりの良さが目立ちます。GⅢ重賞でなんとか・・・という陣営にとってはシビアな戦いになりそうです。

そう言いながら・・・狙ってみたいのがプロディガルサンです。4歳2勝馬で重賞勝ちはまだありません。オープンでは「格下」と言う存在になりますが、この馬のポテンシャルを高く評価しています。例えば前走の東京新聞杯(GⅢ、東京1600m)。休み明けのうえ、出走予定だった白富士S(2000m)を収得賞金順位で除外になったあとのレースでした。距離が少し短いと思われる1600m。それでも小欄で「◎にしたいぐらい」というコメントで▲(単穴)にしていました。追い込み馬のイメージが強いブラックスピネルが逃げる展開。これにクビ差届きませんでしたが、6番手あたりからゴール前で鋭く迫っての2着。断然人気のエアスピネルが3着に終わったので好配当をもたらしてくれました。今回、一度使われて見込どおりの動きを見せています。期待しないわけにはいきません。

強敵が多いです。中でもステファノスは一昨年の天皇賞・秋(東京2000m)でラブリーデイに半馬身差の2着、昨年の天皇賞(秋)もモーリス、リアルスティールに次いで3着まで伸びてきました。12月にシャティン競馬場(香港)の香港カップ(GI,2000m)を狙って遠征して3着でしたが、2月中旬から順調に乗り込まれていて直前の追い切りの動きも良いです。遠征がえりの心配はないはず。これも贔屓の1頭なので逆転候補。

単穴は5歳を迎えた牝馬、ルージュバック。桜花賞は1番人気でレッツゴー^ドンキの9着と不本意なレースに終わったのですが、オークスではミッキークイーンの3/4馬身差2着と能力を発揮しました。4歳の昨年は6月東京のエプソムC(GⅢ,1800m)を勝ち、勢いに乗って秋初戦のGⅡ,毎日王冠(東京1800m)でも牡馬を相手に鋭い差し脚を発揮して優勝。天皇賞(秋)7着、ジャパンCの9着もコース取り、展開の不利もあったので力負けではないと思います。仕上がり早いタイプで直前の動きから8分以上に見えるので狙えます。

もう1頭、特注は成長著しいヤマカツエース。3歳時(3月)、中京のファルコンS(GⅢ、1400m)でゴール前鋭く突っ込んできて横一線の3着。この時点では短い距離での差し馬と見たのですが、これは間違いでした。そのあと中山で1600mのニュージーランドT(GⅡ)を勝ち、さらに2000mの福島記念、中山金杯、そして昨年12月にはこの金鯱賞を鮮やかに差し切り勝ちしました。それにしても有馬記念でサトノダイヤモンド、キタサンブラック、ゴールドアクターに次ぐ4着・・・予想が追いつかない?上昇ぶりです。追い切りでも好気配を見せているので首位争いもあるでしょう。ほかではヌーヴォレコルト、タッチングスピーチ、サトノノブレスの順。

【金鯱賞】(11日、中京11R)発走=15時25分

◎ 2 プロディガルサン

○ 9 ステファノス

▲ 1 ルージュバック

△ 6 ヤマカツエース

△13 ヌーヴォレコルト

△ 5 タッチングスピーチ

△10 サトノノブレス

馬連 2→9、1、6、13、5、10

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2017年03月03日

「チューリップ賞&オーシャンS」

今週は東西でクラシックレースのトライアルが行われます。4日の土曜日、阪神で行われるチューリップ賞(GⅢ)は桜花賞の指定トライアルで3着馬までに桜花賞の優先出走権があります。距離も本番と同じ。桜花賞だけでなく、今年の牝馬クラシックを占うにも見逃せません。昨年はシンハライト(2番人気、単オッズ5.6倍)が断然人気のジュエラー(2.0倍)を叩き合いの末、ハナ差で破りました。本番は1、2着が逆で勝ったのはジュエラー。敗れたとはいえシンハライトはその後、オークスを勝ちました。今年はどうでしょう。

最も注目されるのは無敗の3連勝で阪神ジュベナイルフィリーズ(GI、1600m)を制したソウルスターリングです。欧州で14戦全勝(GI・10勝)のフランケルの初年度産駒で母も名牝。走らなければ困る(?)血統です。昨年7月、札幌の1800m戦でデビュー勝ちし、10月東京のアイビーS(オープン特別、1800m)も連勝。そして阪神JFを勝って2歳女王に就きました。注目したいのは初戦がクビ差だったのに2走目、3走目とレースをするたびに強さが感じられること。ここは本番へ向けてのトライアルなので普通なら過信は禁物なのですが、負けられない馬なので出走したからには◎です。

相手は阪神JFで2着に追い上げたリスグラシュー。当時、枠順がフルゲートの最外、18番からのスタートでした。ゲートも速くないので後方からのケイバになりましたが、それでも最速の上がりタイムで2着まで追い上げてきました。1600mの新馬戦(新潟)2着のあと、阪神の1800m未勝利戦を1分46秒2(レコード)で勝ち上がっています。オークス向きとも思えますがソウルスターリングに何かあれば逆転候補の一番手。

穴馬にはミスパンテールを狙ってみました。昨年7月、札幌で1500mの新馬戦を勝った後、捻挫などがあって立て直していた馬。7カ月ぶりの復帰戦なので苦しいとみるのは当然ですが、中間かなり追い切られていて直前の動きも良く見えます。後方から4コーナー、外を回って捲り追い込みを決めた新馬戦の勝ちぶりが良かったので大振りしました。

3着まで桜花賞へ進めるので可能性のある馬を物色すると・・・まず、ミリッサ。410キロ前後と小柄な反面、鋭さがあります。新馬戦は3半から早めに捲って出て直線も押し切りました。3着だった前走のエルフィンSはスムースに外に出せなかったレース。2戦とも上がり3ハロンは33秒台なので要注意です。あと、先行して折れ合える4戦2勝2着2回のエントリーチケットとオープン特別の紅梅S(阪神1400m)でこれを差し切ったアロンザモナ。もう1頭、新馬戦を逃げ切ったあと前走はスタートで後手にまわって抑えるケイバで不発だったワールドフォーラブ。

【チューリップ賞】(4日、阪神11R)発走=15時35分

◎10 ソウルスターリング

○ 3 リスグラシュー

▲ 7 ミスパンテール

△ 1 ミリッサ

△ 4 エントリーチケット

△ 5 アロンザモナ

△11 ワールドフォーラブ

馬連 10→3、7、1、4、5、11

 

中山では4歳以上1200mのGⅢ、夕刊フジ杯オーシャンステークスが行われます。1着馬に高松宮記念の優先出走権が付いているようGI制覇を狙うステップレースと言えるのですが、メンバーを見ると今年はちょっと違うようです。これからという新鋭に有力馬が多く、実績(収得賞金)では出走が難しいので、ここ勝負?

ブレイブスマッシュを狙いました。明け4歳で勝ち星は2歳時に勝った未勝利戦とサウジアラビアロイヤルCの2つだけ。昨年は1400mのGⅢ・ファルコンSの2着があったもののNHKマイルCは8着、ダービーへも出走しましたが最下位の大敗でした。ここは格上挑戦で、しかもこれまで出走してきたレースは1600mが中心。1200m戦は今回が初めてです。ただ、意外性があって好位グループから鋭い脚で伸びることが何度かあります。前記したサウジアラビアRCではその“まさか”で2着がイモータル、3着がアストラエンブレムでした。準オープンの前2戦(1600m)。昨年11月のキャピタルSはブラックムーンの3着、今年1月のニューイヤーSはマイネルアウラートの4着で体調が上向きです。距離が目論見通りなら新境地が開けるかもしれません。

5歳を迎えた牝馬のメラグラーナが良くなってきました。8月生まれの豪州産なので日本馬より成長が遅く、モロさもありましたが前走のオープン特別、ラピスラズリS(中山1200m)勝ちぶりを見ると成長が追いついた感じがします。チャンス十分です。

単穴はナックビーナス。前走の京都牝馬S(GⅢ,1400m)はレッツゴードンキの7着でしたが相手がそろっていたのに加えて距離も少し長かったかもしれません。楽に好位を追走できるスピードがあり、差すレースもできます。関西への遠征後でローテーションがちょっときついですが、追い切りの動きは良好なので首位争いもありそうです。

伏兵陣にも要注意馬が多く、前走の阪急杯で4着だったブラヴィッシモはゴール前でコースが詰まっていました。あと、先行力があって折れ合い次第では好位から伸びるレースもするクリスマス、良化気配のトウショウピスト、9歳の古豪スノードラゴンも動きは悪くないので得意のこの距離なら好走するかもしれません。

【オーシャンS】(4日、中山11R)発走=15時45分

◎ 3 ブレイブスマッシュ

○ 9 メラグラーナ

▲ 2 ナックビーナス

△14 ブラヴィッシモ

△ 4 クリスマス

△ 7 トウショウピスト

△10 スノードラゴン

馬連 3→9、2、14、4、7、10

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