「NHKマイルC&新潟大賞典」

2017年05月06日

「NHKマイルC&新潟大賞典」

連休最後の7日(日)、東京競馬場では3歳馬の1600mのGI、NHKマイルカップが行われます。ダービーは距離が長いとみてここに向かっている馬が大半ですが、今年は牝馬(オークスは距離が不向き?)が4頭も挑戦してきました。しかも、それぞれが有望馬。成長してきた牡馬とやってどうか?という気はしますが、今年はそれだけ牡馬陣が手薄で“チャンスあり”と見てのことでしょう。牡馬より2キロ軽い55キロなので健闘する余地はありそうです。

その中の1頭、アエロリットを狙ってみます。強調材料は馬自体がかなり良化してきているように見えるのと、右回りに比べて左回りの東京コースがスムーズに走ること。デビュー戦(昨年6月、東京1400m)が2番手から難なく抜ける楽勝、今年2月の4走目、クイーンC(GⅢ,1600m)も好位グループで流れに乗って直線で抜け出すレースでした。これは最後、急襲してきたアドマイヤミヤビと叩き合いになって1/2馬身差し込まれて2着でしたが、その時期にしては1分33秒3の好タイムです。前走の桜花賞は出遅れながら勝ち馬レーヌミノルに0秒2差の5着でしたし、今の状態ならもっと走れるはずです。

もちろん牡馬が強敵で、まずアウトライアーズ。5戦3勝で臨んだ皐月賞は後方からのレースになって追い上げたものの12着。それでも2000mを1分58秒4で走っています。1800mのスプリングS(GⅡ、中山1800m)で小差2着に追い上げており、1600mでの勝ち星(ひいらぎ賞)もあります。直線でコースさえ取れれば末脚は切れます。

次いで単穴にプラチナヴォイス。これも皐月賞(10着)からの転戦で、トライアルのスプリングSは勝ったウインブライトから1馬身差の3着でした。1600m戦は初めてですが昨年、3走目(京都1800m)で勝ち上がった時が1分45秒9のレコードタイム。そのあとオープン特別の萩S(1800m)も2番手から抜け出して楽勝しています。距離には対応できそうです。追い切りの動きも不安は感じられません。

混戦模様のメンバーなのでピックアップに悩まされますが、牝馬の中にもまだ伏兵がいます。桜花賞で後方から4着まで追い上げたカラクレナイは牝馬離れした馬体、パワフルな走りぶりをします。ただし、スタートでいつも後手に回ります。すごく良くなっているように感じるのはレッドアンシェルで、これは素直に鞍上の指示に従って走れるタイプ。あと、馬体の細化が心配でもスピードあるフランケル産駒のミスエルテ。これで印が尽きてきて(7頭まで)最後の1頭はタイセイスターリーにしました。かなり気性に難がありますが、2走前、東京へ遠征した共同通信杯(GⅢ、1800m)では強敵ぞろいの中、掛かって3コーナーで先頭に立ちながら直線しぶとく粘って2着争いをしていました。穴中の穴?

【NHKマイルC】(7日、東京11R)発走=15時40分

◎16 アエロリット

○ 3 アウトライアーズ

▲ 5 プラチナヴォイス

△ 4 カラクレナイ

△15 レッドアンシェル

△12 ミスエルテ

△ 9 タイセイスターリー

馬連 16→3、5、4、15、12、9

 

新潟大賞典(GⅢ、4歳以上オープン、2000m)はハンデキャップ重賞で、これも波乱含みです。4歳のメートルダールを狙いました。2月東京で準オープンを勝ち上がったばかりですが、2歳時に3戦2勝(未勝利、500万下)。3歳の昨年は7戦して秋に挙げた1勝(1000万下)のみ。ただし、クラシック出走を目指して重賞に挑戦していただけで、夢は叶わなかったものの京成杯3着、共同通信杯3着、青葉賞5着。秋初戦も菊花賞トライアルのセントライト記念を選んで出走していました(ディーマジェスティの6着)。条件特別とはいえ前走は56キロで東京2000mを1分58秒3の好タイムで勝ちましたし、4勝中3戦が2000m戦。今回は55キロのハンデ、長い直線、状態の良さ・・・と好走の要素が揃っています。

〇のジュンヴァルカンも明け4歳。スタートに難があるので2番手にしましたが、潜在能力の高さでは前記馬を上回るかもしれません。ここまで10戦して4勝。春は間に合わなかったものの秋には菊花賞に挑戦しました(10着)。出遅れて後方からでしたが、この馬、前走の日経賞(GⅡ、3月中山、2500m)もスタートで出遅れての9着(5番人気)でした。ただ、ポンとスタートを切った1月の松籟S(1600万下、2400m)は2番手から直線先頭に立って楽勝しています。これもハンデは55キキロなのでスタートさえ無難なら重賞にも手が届きます。

穴はフルーキー。歴戦の7歳馬でGⅢ,GⅡの常連です。重賞勝ちは一昨年暮れのチャレンジC(GⅢ、阪神1800m)だけですが、昨年のこのレース、次のエプソムC(GⅢ,東京1800m)で2着。3,4,5着もそれぞれ複数回ある実績上位馬です。トップハンデの57.5キロですが、これは昨年と同じ。休み明けの前2走(小倉大賞典、金鯱賞)は6着、15着ですが、メンバーが手薄なので軽視は禁物です。

【新潟大賞典】(7日、新潟11R)発走=15時20分

◎11 メートルダール

○ 7 ジュンヴァルカン

▲ 8 フルーキー

△ 9 ロンギングダンサー

△ 4 シャイニープリンス

△ 2 サンデーウィザード

△ 1 トルークマクト

馬連 11→7、8、9、4、2、1

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