「セントライト記念」

2017年09月17日

「セントライト記念」

台風18号は少し西側に進路を変え、スピードを早めて北東に進む予報です。九州や四国など記録的な大雨や強風の被害、これから予測される日本海側の各地方の被害のことを考えるととても“やれやれ”という気にはなれませんが、17日、ウインズ(場外馬券発売所)では18日に中山競馬場で行われる予定のこのレースの前売りに踏み切っていました。それまでは中止、順延?も考えていたのですが・・・よけいなことはこのくらいにして予想を下記します。

セントライト記念は3歳馬(オープン)の菊花賞トライアル(GⅡ、2200m)。3着までに本番の優先出走権があります。中山のこの距離は外回りで、3コーナーが内回りよりカーブが緩やか。差し、追い込み脚質でも慌てる必要がありません。内回り2000mの皐月賞を勝ったアルアイン、同4着のクリンチャー、同10着プラチナヴォイスが参戦し、これに対して新興勢力から立ち向かえる馬が出るかどうかが見どころでしょう。かなり雨が降ったので馬場状態がどうなるかは当然、問題として残ります。

それでも実績通りアルアインが中心。皐月賞は9番人気での戴冠でしたが、私はこの馬の能力をかなり高く評価していました。皐月賞では小欄で「単穴はアルアイン。4戦3勝で、6着に終わった3走目のシンザン記念(京都1600m・重)は直線で割ろうとした前の馬群の間が狭まって追えないレースだった。そのあと、毎日杯(GⅢ、阪神1800m)で人気のサトノアーサーに勝って巻き返している。ローテーションが少しきつく、中山への輸送もある。それでも焦れ込みがないようなら面白い」とコメントしました。人気の牝馬、ファンディーナはパドックに入ってきたときは良かったのですが、周回の後半にテンションが上がって不安を感じたので、この馬に狙いを切り替えていい思いをさせてもらいました。シーズントップのトライアル戦とはいえ皐月賞馬のメンツがあります。調教も積み重ねられて最終追い切りの動きも良いです。距離(コース)も東京2400mのダービー(5着)より向いていると思います。

怖いのはクリンチャー。激戦の皐月賞で2~3番手から直線先頭に立って4着に粘りました。アルアインからは2馬身1/4差あったものの、当時ノーマークだったので一瞬びっくりさせられました。先行馬らしく追い切りでは気合も乗っていて動きの良さも目立ちます。道悪はどうかと思いますが、距離は2000mの未勝利戦を勝ったあと2200mのオープン特別(すみれS)も5馬身差の圧勝だったので軽視は禁物です。

単穴はミッキースワロー。春季、新馬戦5着のあと未勝利戦、500万下特別を連勝。西へ向かって挑戦した京都新聞(GⅡ、京都2200m)でも5着とはいえ勝ち馬(プラチナムバレット)から3/4馬身の小差でした。夏場に一度使われているし(古馬混合1000万下、小差3着)、美浦トレセン所属で長距離輸送もないです。後半の差し脚は強烈なので、ひょっとして大勢逆転?

もう1頭、サトノクロニクルも侮れません。同じように差し脚タイプで、前記した京都新聞杯では1番人気でアタマ差2着でした。7月福島のラジオNIKKEI賞(3歳GⅢ、1800m)は1番人気で6着と不発でしたが、距離不足と栗東からの長距離輸送の影響もあったと思われます。巻き返しがあるかもしれません。あと、夏場の函館で2戦(①③着)して見どころがあったスティッフェリオ、新潟で1000万下(古馬混合)で3着まで追い上げたサーレンブラントと、プラチナヴォイス。

【セントライト記念】(18日、中山11R)発走=15時45分

◎ 7 アルアイン

○ 4 クリンチャー

▲ 5 ミッキースワロー

△ 2 サトノクロニクル

△15 スティッフェリオ

△ 6 サーレンブラント

△ 9 プラチナヴォイス

馬連 7→4、5、2、15、6、9

 

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2017年09月16日

「ローズS」

あれやこれやで、このところ日本の空はどうなってるんだという状態が続いていますね。

台風1一つ(18号)とっても、衛星画像を見ると恐竜が背中、尻尾を日本に向けて後退(あとずさ)りしてくるような雨雲の恰好です。雨はすでに関東も降っています。降るか降らないかではなくて、どこでどのくらい降るかです。そしてそのあとの風はどうか。16日の土曜日から3連休の方を目当てに?中央競馬は3日間開催。ただ、防災に大わらわという方も多いのではないでしょうか。とんだ勤労感謝の日になるかもしれませんん。

それでも、競馬です。17日の日曜日、阪神競馬場では3歳牝馬のローズS(GⅡ、1800m)が行われます。先週中山で行われた紫苑Sに続いて、西で行われる秋華賞のトライアルレースで、3着まで本番の優先出走権があります。夏を越して桜花賞、オークスで上位争いをしてきたメンバーがどう変わっているか楽しみですが、もう一つの見どころはファンディーナ。春の牝馬2冠には出走していませんが、3戦全勝で牡馬相手の皐月賞に出走。断然の一番人気の支持を集めました。最も注目されるのはこの馬のレースぶりかも・・・。このレース、勝ち負けには仕上がり状態のほかに道悪の巧拙が大きく影響しそうです。

◎はモズカッチャンにしました。寡聞にして何とやらかもしれませんが、前評判にこの馬の名はありませんでした。デビュー戦(京都1800m)は13頭立ての10番人気(6着)。16頭中の13番人気だった2走目でサトノクロニクルの3着に入線してせいぜい“おやっ?”というところでしょう。それが3走目の未勝利戦で勝つと中山へ遠征して500万下一般戦を連勝。さらに東京でオークストライアルのフローラS(GⅡ、2000m)を差し切り勝ち。これは13番人気での好走でした。そして本番のオークスでもソウルスターリングの2着(6番人気)。もう能力の高さは疑う余地がありません。持ち味は長く脚を使えることと馬混みに入っても怯まないこと。乗り込まれての出走なので初戦から期待します。

ファンディーナはデビュー戦(京都1800m)から華々しかった。2着に9馬身差のぶっちぎり勝ちで、2走目のつばき賞(500万下、同)はわざと(?)3番手から差しに回って様子を見ながらのケイバだったので1馬身3/4差でしたが、中山へ遠征して臨んだフラワーカップ(GⅢ、1800m)では直線で後続を突き放して5馬身差。強い牝馬が現れたな~と思いました。皐月賞は当日、途中からテンシたョンが上がったように感じられた不安が当たって7着に終わりましたが、それでも中山2000mを1分58秒3で走っています。ポテンシャルの高さの表れだとみることもできます。ただ、今回は長休明けにしては速い追い切りが足りないような気がします。体調は良さそうですが2番手。

単穴にはミスパンテールを狙ってみました。桜花賞は16着の大敗。オークスも10着の入線でした。ただ、札幌で新馬戦を勝っただけなのに翌年、桜花賞トライアルのチューリップ賞に7カ月ぶりに出走してソウルスターリングの2着に追い上げた馬です。当時、小欄で▲に狙っていたように素質を買っているので“夢よ、もう一度”です。馬体、追い切りの動きも良いです。ただし、「夢は覚めるもの」とも言いますから・・・

桜花賞馬レーヌミノルは距離が少し長いとみているので評価を下げています。ただ、追い切りは積まれていて動きも良く、道悪もこなせそうなので首位争いに加わるかもしれません。ほかでは実績を残してきたリスグラシュー。次いで、追い切りの動きの良さが目に付くブラックスピーチ、カワキタエンカをマークしました。印からはあぶれてしまいましたがクイーンマンボの動きも良いです。芝でも・・・と気になる方は抑えてください。

【ローズS】(17日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 2 モズカッチャン

○17 ファンディーナ

▲ 4 ミスパンテール

△10 レーヌミノル

△ 6 リスグラシュー

△ 8 ブラックスピーチ

△16 カワキタエンカ

馬連 2→17、4、10、6、8、16

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2017年09月09日

「京成杯AH&セントウルS」

10日の中山競馬のメーン、京成杯オータムハンデ(GⅢ,1600m)は秋の中山開幕週恒例のマイルのハンデキャップ重賞。トップハンデ58キロの2頭、ダノンプラチナとマルターズアポジーが対決がどうか?楽しみにしていたのですが、ダノンプラチナが出走を取り消しました。58キロでも馬場コンデションが良いだけに斤量がそれほど影響しない可能性があるとみていたのですが・・・

もっとも、取消が発表される前も私の◎はボンセルヴィーソでした。8戦して1勝、それも3走目に未勝利を勝っただけの3歳馬です。でも、体が絞れてきた2歳の4走目。デイリー杯2歳(GⅡ、京都1600m)でジューヌエコールのクビ差2着に逃げ粘った時はちょっとびっくり。次いでGI・朝日杯FS(阪神1600m)でサトノアレス、モンドキャンノに差し込まれたものの粘って3着。そして明けて3歳。3月中京のファルコンS(GⅢ、1400m)は好位から先頭に抜け出てコウソクストレートには差されましたがクビ差の2着。さらに4月中山のニュージーランドT(GⅡ、1600m)の3着、そして57キロで東京1600mを1分32秒9で走り切ったGI・NHKマイルの3着と毎回感心するばかりです。これまでのレースで練習してきたので(?)好位に控えるケイバができるはず。ハンデが54キロなら面白いレースを見せてくれるのでは・・・期待しました。

迷わず先手を狙ってダッシュするのはマルターズアポジーです(行こうとしても行けなければ別)。これまでデビューから2000m戦を選んで出走し、勝ち星もあります。昨年は同距離の福島記念を逃げ切りました。ただ、父のゴスホークケンはマイル戦でスピードを活かしていた馬で、馬体も似ています。前走の関屋記念(GⅢ、新潟1600m)を逃げ切った時は“やっぱり・・・”と思ってしまいました。58キロでもチャンスは十分でしょう。ただし、きついケイバをしたあとなので体調が少し心配です。

グランシルクは堅実な反面、勝ち身に遅い嫌いがあります。前記馬に破綻があればこのメンバーなら首位争いか。あと実績のある中ではブラックスピネルがどういう手に出るか?要注意です。他では堅実なタイプより嵌れば怖い馬を警戒。末脚切れるウキヨノカゼ、好位追走ならしぶといダノンリバティ、強襲タイプのロサギガンティアを追加。

【京成杯AH】(10日、中山11R)発走=15時45分

◎ 2 ボンセルヴィーソ

○ 5 マルターズアポジー

▲ 6 グランシルク

△ 8 ブラックスピネル

△ 9 ウキヨノカゼ

△13 ダノンリバティ

△15 ロサギガンティア

馬連 2→5、6、8、9、13、15

 

阪神のセントウルステークス(GⅡ、1200m)はサマースプリントシリーズの最終第6戦で、1着馬にスプリンターズSの優先出走権があるレース。実績上位の馬が休み明けなので仕上がりに不安ない夏場に使われてきた馬を狙う手もあります。

能力を高く評価しているダンスディレクターを中心にしました。故障がちの馬で7歳の現時点でまだ21戦しかしていません。5歳の一昨年後期に本格化の兆しを見せてCBC賞でウリウリの2着、阪神Cでロサギガンティアの2着と重賞でも好勝負をするようになって6歳初戦のシルクロードS(GⅢ、京都1200m)を差し切り、重賞初制覇。そのあと脚部不安で戦列を離れました。秋には立ち直って強敵相手のGⅡ、スワンS(京都1400m)でサトノアラジンの4着、次いで阪神C(GⅡ、1400m)でも勝ったかというレース。ゴール寸前でシュウジ、イスラボニータに急襲されたもののアタマ、クビ、1/2差の4着でした。次いで今年の初戦、1月京都のシルクロードSを連覇したのですが、また骨折・・・ただ、剥離なので手術して、秋に備えて函館に入厩して調整されていました。動きは悪く見えないので初戦から狙います。

まともに走ればメラグラーナが逆転候補。豪州生まれで仕上がりが遅れていたのですが、4歳の昨秋、ようやく本格化した感じでオープン特別のラピスラズリSに次いでGⅢ・オーシャンS(中山1200m)を勝ちました。期待が高まる中、GI高松宮記念に進んだのですがセイウンコウセイの10着に沈み、前走のCBC賞も10着。気性的な問題か、直線の長い左回りがダメなのか分かりません。今回は右回りの阪神の内回りです。走る番?

穴馬にはアルティマブラッドを抜擢。休み明けの前2戦はCBC賞13着、北九州記念6着に終わっています。ただ、4月の中山の2戦は内容が良かった。準オープンの船橋Sを3番手から差し切り、次いでオープンの春雷S(ともに1200m)でフィドゥーシア、キングハートにクビ、アタマ差の3着。ここに向けてビシッ!と追われているので注意です。

【セントウルS】(10日、阪神11R)発走=15時35分

◎13 ダンスディレクター

○ 2 メラグラーナ

▲ 3 アルティマブラッド

△ 7 ファインニードル

△14 フィドゥーシア

△11 スノードラゴン

△ 1 アドマイヤゴッド

馬連 13→2、3、7、14、11、1

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2017年09月08日

「紫苑S」

中央場所の秋競馬が始まりました。初日の重賞は中山競馬場で行われる3歳牝馬の紫苑ステークス(GⅢ、2000m)です。秋華賞のトライアル指定重賞で、3着までに本番の優先出走権があります。桜花賞1600m、オークスは2400m。どちらも距離が極端で、中間距離の2000mが秋の3冠目。この距離なら持ち味が活きるとみる陣営にとっては出走権がのどから手が出るほど欲しいところです。例年のことですが、ひと夏越して大きく変わってくる馬が出ることが多いので要注目です。

それでも中心はディアドラ。春季後半の上昇ぶりが素晴らしかった。2歳の7月の中京開催で2戦して勝ちきれず、初勝利は10月新潟の1400m戦。2勝目を挙げるのにも長く足踏み。4走目の11月の京都、GⅢのファンタジーS(1400m)でミスエルテの3着しながら2勝目はなんと3歳5月京都の500万下、矢車賞でした。それまでは桜花賞目標で千四~千六戦に出走していましたが、初めての1800m戦。距離を延ばすと大きく変わった馬です。勝ったあと、オークスではなんとソウルスターリングの4着という大好走でした。古馬と混合になった8月札幌の1000万下2000mのHTB賞では52キロとはいえ、1番人気の古馬ラヴィエベールを中位から追い上げてクビ、差し切りました。調整していた函館から輸送して馬体重がオークスの時から12キ減っていたのに・・・です。今回、直前の追い切りは控えていますが、追われた最後の1ハロンは12秒0。動きは問題ないです。

上がり馬で狙ってみたいのがカリビアンゴールド。2歳時は3戦して勝ち星は中山1600mの新馬戦のみ。3歳になって2走目の500万下(1600m)で2勝目を挙げたのですが、初めての1800m戦だった4月東京のスイートピーSではフルゲート18頭の混戦の中、直線外に持ち出されてから切れ味を発揮してブラックスピーチのクビ差2着まで追い上げました。オークスは11着ですが、7月函館のかもめ島特別(1000万下、1800m)ではここにも出走しているポールヴァンドルを急襲してクビ差に迫る2着。好内容でした。

単穴はホウオウパフューム。まだ5戦しかしていませんが、1800mの新馬戦(新潟)3着のあと2000m戦に出走して未勝利、500万下特別を連勝しています。2勝とも強烈な差し脚でした。ただ、折れ合いがカギで、4月東京のフローラS(GⅡ、2000m)は1番人気でモズカッチャンの8着、オークスは16着の大敗でした。休み明けですが追い切りの動きは軽快で、道中掛からなければ大駆けがあります。

ルヴォワールはまだ2戦。3歳になってからのデビューで、1月中山の2000mで新馬勝ちし、3月中山のミモザ賞(500万下、2000m)も連勝しました。ポテンシャルはかなり高いです。こちらは長休明けなので今週の最終追い切りで息が保つまでになるかどうかがカギです。馬体重、雰囲気を見たいところです。

ポールヴァンドルは530キロ台の女丈夫ですが、馬体のバランスが良くて先行力に秀でています。落ち着いた流れなら先行して二の脚を使うので中山コースだけに面白いかもしれません。ほかではサロニカ、ライジングリーズン。

【紫苑S】(9日、中山11R)発走=15時45分

◎16 ディアドラ

○11 カリビアンゴールド

▲ 8 ホウオウパフューム

△15 ルヴォワール

△ 7 ポールヴァンドル

△18 サロニカ

△ 3 ライジングリーズン

馬連 16→11、8、15、7、18、3

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2017年09月05日

「激動の時代へ突入?」

夏休みの順番が来て先週は札幌で時間を気にせず過ごしていて快適だったんですがね~

夏の北海道は日の出が早いので早起きになるんですが、火曜日の29日、突然、緊急警報!携帯電話がかなりの音で鳴り響きました。何事?と思ってテレビをつけると、北朝鮮が日本側に向かって弾道ミサイルを発射したと。しかも日本の上空、それも北朝鮮が示唆していたグアム方向の島根、広島、高知上空ではなくてなんと北海道! 次々とニュースが入ってきて、ミサイルは襟裳岬(えりもみさき)の東方1180キロ付近の太平洋上に落下したとのことでした。

なぜかは分かりませんが、私が夏休みに入っている間にこれまで大きな事故や事件が起きているんです。それで休みに入る前に気になって、北朝鮮は大丈夫かなあ~なんてスタッフとも話していたんです。そうしたら・・・これです。

そして、札幌からは仕事再開の準備もありますから9月2日の土曜日に東京へ戻って来たんですが、翌3日のお昼過ぎでした。ゴルフの「フジサンケイクラシック」は誰が優勝するのかなあ・・・眞子さま、小室圭さんのご婚約が内定して、その記者会見を見なくちゃ・・・と思っていたら、また大変なことが起こってしまいました。北朝鮮が6度目の核実験を強行したんです。北朝鮮をめぐって緊張がさらに高まってきました。

心配なのは、これでアメリカが北朝鮮に対してどう出るかです。これまでトランプ大統領が過激なことを言っても、軍の上層部は外交、話し合いによる方がいいと言ってきましたよね。それなのに、今度ばかりはトランプ大統領がジェエームス・マティス国防長官ら安全保障関連の高官と緊急会議開いたあと、軍人のマティス長官がテレビカメラの前で北朝鮮に対して強いメッセージを発しています。段階が一つ進んでいるとアメリカのメディアも衝撃を持って伝えているようです。

北朝鮮はといえば、まだ米国の反感を煽るようなことをやりそうな可能性が感じられますし、事が起きれば韓国、そして日本も当事国になります。国境を接する中国、ロシアもからみます。激動の時代に入ったのかもしれません。緊張に包まれた日が続きそうです。

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2017年09月02日

「小倉2歳S&新潟記念」

夏競馬もオーラス。3日の日曜日は小倉と新潟で重賞が行われます。小倉の夏開催の締めくくりは1200mの小倉2歳ステークス(GⅢ)。馬場はかなり内側が傷んできているようですが、距離的にスピード比べには変わりありません。もっとも、前半が速くなる可能性があるので、キャリアを積んだ馬の中から差しタイプの食い込みがあると波乱でしょう。

中心はモズスーパーフレア。8月19日の小倉、1200m戦に出走してデビュー勝ちを決めましたが、勝ちタイム1分08秒5は今夏の最速です。レース内容も出走13頭の11番枠か好スタートで出て加速も良好。内から先行を主張する馬がいるといったん先頭を譲り、3コーナーから有無を言わさず交わして先頭。4コーナーで後続からジャスパープリンス(2着)が追い上げて来ると直線、二の脚を使って1/2馬身振り切りました。3着以下がちぎれたレースだったので高く評価できます。470キロの馬体もバランスが良く、栗東坂路での追い切りの動きも良いのであとは輸送だけ。大丈夫でしょう。

2番手にはヴァイザー。6月初めに阪神の1400m戦で初陣を飾った馬で、タイムは1分21秒9。3番手の3頭併走で外に付けても問題なかったし、直線差し比べのレースで坂上から抜け出して2着タガノスカイハイに1/2馬身差の勝利。しぶとさを感じます。初戦から間が空きましたが、420キロと小柄なのでかえってよいでしょう。追い切り(栗東CW)でもきびきびした動きで古馬に先着しています。良く変わる可能性が大きいと思います。

単穴はペイシャルアス。ここまで3戦していて、7月中京の新馬戦は1600m。道中、掛かり気味に先行(2番手)して5着でした。2走目は小倉の1200m戦。2番手から前の馬を捉えて1位で入線したのですが、直線で外へ少し斜行したのがペナルティとなって2着降着。3走目はその鬱憤を晴らすように小倉1200mで2着に3馬身差、1分08秒7の好タイムで勝ち直しています。ここは中1週の強行軍ですが狙ってみます。

アサクサゲンキも3戦。7月中京のデビュー戦がダートの1400m戦で、逃げて差のある4着でした。そのあと小倉に転じて1200m戦で②①着で勝ち上がっています。勝った3走目は1分08秒8で楽勝でしたからスピードはそん色ありません。もう1頭、アイアンクローは6月阪神の1200mの新馬戦を5番手あたりから差し切り勝ちし、2走目の小倉1200mのフェニックス賞は差し届かず3着でしたが見どころはありました。要注意です。他では新馬戦を勝ったばかりのスーサンドン、5戦して勝った前走(小倉1200m)は後方からの追い込みだったタイセイソニックがどこまで・・・

【小倉2歳S】(3日、小倉11R)発走=15時35分

◎11 モズスーパーフレア

〇 9 ヴァイザー

▲ 7 ペイシャルアス

△17 アサクサゲンキ

△14 アイアンクロー

△16 スーサンドン

△ 8 タイセイソニック

馬連 11→9、7、17、14、16、8

 

新潟の夏開催の最後の重賞は3歳以上(オープン)、2000mのハンデキャップ重賞、新潟記念(GⅢ)。サマー2000シリーズの第5戦として行われます。馬齢重量を超えるハンデは7歳のラストインパクト1頭だけ(57.5キロ)。57キロがフルーキー、マイネルフロスト、ルミナスウォリアー。それにしてもクセ馬タイプのオンパレードというレースになりました。

ルミナスウォリアーに期待してみます。勝ち身に遅く、条件クラスが長かったので地味な印象が強いです。2歳から昨年の5歳前半までは重賞とは無縁でした。初めて挑戦したのは昨年7月の福島の七夕賞で、8着。次いでこの新潟記念に出走してアデイインザライフの5着に入線。勝ち馬からの差が1馬身半ぐらいで、タイム1分57秒8ですから上々の内容です。そして6歳の今年。GⅡのAJC杯(中山2200m)でタンタアレグリアの4着と好走しました。3月中京の金鯱賞(GⅢ、2000m)もヤマカツエースの5着で、勝ち馬から2馬身と離されていません。そのしぶとさが前走の函館記念で実を結びました。ハンデは2キロ重くなって鞍上も替わりますが、6歳の今が“旬”とみて狙いました。

アストラエンブレムは潜在能力は買っていますが兄弟同様に気性が問題。それでもここまで12戦して5勝。重賞に挑戦するようになった今年、京都金杯(GⅢ、1600m)でエアスピネルの4着、オープン特別で①②着のあと1800mのエプソムC(東京1800m)でダッシングブレイズの2着なら上々かもしれません。デビューせんから1600戦を選んで出走していた馬なので、初めての2000mの距離適性がどうか?でしょう。

単穴はマイネルフロスト。3歳時に毎日杯(GⅢ)を勝ち、ダービーも3着と好走したようにポテンシャルはあるはずですが、ムラ駆けタイプタイプとはいえこれだけ不振が続いた馬も珍しい。ところが前3戦は新潟大賞典2着、鳴尾記念3着、七夕賞2着・・・着用したブリンカー(遮眼革)の効果が大きいようです。まともに走れば勝ち負けになります。

伏兵陣。と言っても前記した3頭もそんなタイプですが、休み明けでもポテンシャルが高いトーセンバジル、復調すれば末脚伸びるマイネルスフェーン。上位がそんな感じですから下級条件は伸びてきた中から追い切りの動きの良さが目立つタツノゴウゲキ、ウインガナドルにも要注意です。

【新潟記念】(3日、新潟11R)発走=15時45分

◎ 2 ルミナスウォリアー

〇11 アストラエンブレム

▲12 マイネルフロスト

△13 トーセンバジル

△15 マイネルスフェーン

△ 1 タツノゴウゲキ

△17 ウインガナドル

馬連 2→11、12、13、15、1、17

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2017年09月01日

「札幌2歳S」

今年の札幌開催も今週で終わりです。1開催3週になってから夏の函館、札幌はあっという間に過ぎて行きます。齢のせいもあるのかな~・・・暦もめくれて9月。2日、札幌競馬場で最終週のハイライト、札幌2歳ステークス(GⅢ、1800m)が行われます。今年はメンバーが多彩です。函館のデビュー戦(1800m)を2歳コースレコードで勝ったクリノクーニング、新潟1800mで新馬勝ちしたロックディスタウンは共にオルフェーヴルの初年度産駒。2走目に札幌で勝ち上がったファストアプローチは欧州最優秀2歳牡馬に輝いて7連勝で英2000ギニーを制したドーンアプローチ(愛産)の日本での初年度産駒。そんな話題もあって先々、期待を抱かせる馬がそろいました。かなりレベルの高い争いになりそうで、必見!です。

◎はロックディスタウンにしました。キャリアが1戦。しかも新潟で勝っての参戦なので普通は中心にしないのですが、勝ちぶりと馬体、走るフォームに魅力があります。新潟の良馬場で1分50秒4のタイムは速いわけではないし、2着との差も3/4馬身。ただ、数字に表れていない強さを感じます。ポジションは5番手あたりでしたが直線で前の馬との間隙が狭く、外から追い上げる馬もいてしばらくは“ポケットの中”。それでも外へコースを見つけると素晴らしい伸び脚でした(上がり3F32秒5)。今度は札幌への輸送、コーナーが4つある小回りコース、洋芝も初めてです。課題が多いですがレースセンスが光るのでなんとかなると期待。

クリノクーニングは前記したように7月9日に函館で千八1分49秒7の好タイム勝ちを収めました。スタートは良かったものの、離れた3番手に控えて直線差し切るレース。2番手から先頭に立って逃げ込みを図った1番人気のカレンシリエージョに1馬身1/2差と危なげない伸び脚でした。間が開いたものの1週前に同厩のシュウジと併せ馬、直前も札幌の本場馬で追い切られていて動きも問題ないので逆転候補。

単穴はファストアプローチ。6月東京の1400m新馬戦はスタート良く先行したものの、競り合いを避けて控えたのが裏目に出たようなレースです。直線でインに包まれて行き場がなかった。ようやくコースを見つけて坂上から差を詰めたものの、前の3頭とは差のある4着。再調整に入って2走目は2カ月後の札幌、1500m戦。不利な外枠から中位に付け、3コーナーから捲って2着に5馬身差の圧勝でした。1分29秒3は結構速いタイムです。父ドーンアプローチの勝ち星が短~マイルなので距離が不安視されますが、530キロ超の馬体から繰り出す捲りは迫力十分。コース的に決まるかもしれません。

ほかにも好内容で勝ち上がった馬が多いです。デビュー戦でクリノクーニングに差されたものの2走目は8馬身差の圧勝だったカレンシリエージョ、東京の新馬戦5着のあと新潟一変して勝ったロジャージーニアスに特注。あと、6月阪神での1600m戦でデビュー勝ちしたあとここへ挑戦したコスモインザハート、函館で1800m戦を勝って変わり身がありそうなシスターフラッグを警戒。

【札幌2歳S】(9月2日、札幌11R)発走=15時25分

◎11 ロックディスタウン

○10 クリノクーニング

▲14 ファストアプローチ

△ 4 カレンシリエージョ

△ 5 ロジャージーニアス

△ 6 コスモインザハート

△ 1 シスターフラッグ

馬連 11→10、14、4、5、6、1

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