「天皇賞(秋)」

2017年10月28日

「天皇賞(秋)」

28日の土曜日は、京都は重馬場でしたが東京競馬場は良馬場スタート。台風22号の中心はまだ沖縄と奄美大島の間ぐらいでしたから、なんとか日曜日までもたないかと淡い期待をしていたのですが秋雨前線の雨雲が関東エリアに迫ってきて・・・午後、やっぱり降り出しました。それでもまだ、大降りではないので実質「やや重」くらいで済んでほしいと願っています。

天皇賞・秋(GⅠ、東京2000m)はスピードとパワーをナンバーワン決定レース。定量は58キロ(牝馬2キロ減)で、まず負担重量をこなせるかどうかが狙い馬を絞る重要ファクターになります。シビアな戦いになるので仕上がりに不安のない馬を選ぶのも当然のセオリー。ただ、ここに3歳牝馬のソウルスターリングが出走しています。3歳で2キロ減、さらに牝馬で2キロ減、54キロで出走できます。スピードが活きるので今年はこの馬の評価がカギになると思います。

中心はリアルスティ-ルにしました。3歳時は同期にドゥラメンテがいて皐月賞2着、作戦を変えて臨んだダービーも同馬の前に4着に終わっています。ドゥラメンテが抜けてチャンスと思われた秋季の菊花賞は急上昇したキタサンブラックにクビ差及ばず2着と涙を呑みました。ただ、昨年は3月にUAEへ遠征してドバイターフ(GI、1800m)を勝ち、秋には6月5日の安田記念(11着)の後だった休み明けのこの天皇賞でモーリスの2着に追い上げました。よほど能力が無ければできないことで、騎乗したミルコ・デムーロ騎手からも称賛のコメントがありました。そのあと鼻出血などのアクシデントがあったものの、この秋はステップレースの毎日王冠を勝っての挑戦。直前の負い切りの動きにも不安は感じられず、久しぶりに順調に本番に臨んでいます。前走は▲だったですが今度は◎です。

対抗馬にはサトノアラジン。奥手のタイプだった?か、本当に活躍し出したのは5歳の昨年から。GⅡ・京王杯スプリングC(東京1400m)で初めて重賞を勝つとGⅠ・安田記念(東京1600m)でも4着。秋季にはスワンS(GⅡ、京都1400m)を勝ってマイルチャンピオンシップ(GⅠ、京都1600m)でも5着に入線しました。そして今春、安田記念(負担重量58キロ)を追い込み勝ちしてGIホースの仲間入り。秋初戦の前走、毎日王冠(GⅡ、1800m)でも58キロを背負ってリアルスティール(57キロ)とゴール前、追い比べ。クビ差2着という健闘でした。距離がカギになりますが、東京コースで持ち味が活きる馬で追い切りの動きもぐんと良くなっています。

単穴はソウルスターリング。毎日王冠では先行して8着に終わったものの、この着順・着差は能力差ではありません。休み明けでテンションが上がったのでやむなく逃げる形になって失速しただけ(と思う)。一度使われると落ち着くケースが多く、追い切切りでも目立つ動きになっています。心配なのは雨ですが、先週の菊花賞みたいな馬場にはならないはず。オークスを速いタイムで勝ったように距離は問題ないし、54キロでスピードを発揮すれば有力馬が58キロなので大逆転があります。

他では6月25日の宝塚記念(GⅠ、2200m)を58キロで好タイム勝ちしたサトノクラウン、毎日王冠の6着は内容的に悪いレースではなかったと思うマカヒキに特注。宝塚記念で9着に終わったキタサンブラックは仕上がり一息?とみて少し評価を下げ、ステファノスとともに抑え候補にまわしました。

【天皇賞(秋)】(29日、東京11R)発走=15時40分

◎ 4 リアルスティ-ル

○14 サトノアラジン

▲ 9 ソウルスターリング

△ 2 サトノクラウン

△15 マカヒキ

△ 7 キタサンブラック

△12 ステファノス

馬連 4→14、9、2、15、7、12

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2017年10月27日

「スワンS&アルテミスS」

29日の天皇賞の前に28日の土曜日、注目したい重賞が東西で行われます。発走順に京都のスワンステークス(GⅡ、1400m)。後述しますが別定重量で争いです。1着馬にマイルチャンピオンシップの優先出走権が付いていますが、距離的に1200mに実績がある馬もこぞって出走しています。とくに目立つのは3歳馬が4頭出走し、うち3頭が牝馬だということ。基礎負担重量は4歳以上56キロに対して54キロ(牡馬)、さらに牝馬は2キロ減になるのでカギになりそうな気がします。

中心はレッツゴードンキでしょう。勝ったレースの格で加増される「別定」なので収得賞金はケタ違いに上位なのに基礎負担の54キロで出走できます。GI、GⅡで好走しても2着が多いのと、勝った桜花賞は2年前なので対象外なんです。この馬の闘魂には驚かされることが多いです。前走のGI、スプリンターズS(中山1200m)は5月東京のヴィクトリアマイル(GI)で11着に終わって以来のぶっつけ出走だったのに直線急襲。勝ったレッドファルクスにクビ差の2着でした。春季のスプリットGI、高松宮記念ではそのレッドファルクスを抑えてセイウンコウセイの2着しています。1600mまでなら距離不安はなく、この斤量なら掲示板の頂上で決めておきたいレースです。

対するセイウンコウセイは2キロ増の58キロ。3月の高松宮記念がレッツゴードンキに1馬身1/4差の危なげない勝利だったので4歳のこの馬が世代交代のトップを担うのでは・・・と思われました。ところが・・・そのあと函館スプリント(GⅢ、1200m)で3歳馬ジューヌエコールにあっさり追い込みを決められ、雪辱を期したスプリンターSも10着に終わってしまいました。条件としては不安があるのですが、ケイコはビシッとやられていて今度は実績のある得意京都コース。GI馬のメンツを保ってもらいたいところです。

単穴には3歳牝馬ミスエルテを狙いました。3歳春の2戦がパッとしない敗退だったので評価が下がりそうですが、2歳時は1600mの新馬戦を勝った後にファルコンS(GⅢ、京都1400m)を楽勝しています。2着ショウヘイで、2週前に秋華賞を勝ったディアドラが3着でした。GI・朝日杯FS(阪神1600m)だってサトノアレスの4着。追い切りの動きがかなり良く見えるのとポテンシャルの高さを買って抜擢。52キロも魅力です。

同じ3歳牝馬のジューヌエコールを当初、単穴候補に予定していました。挫石で休ませて仕上がりが一息のようなので今回は評価を落としたのですが・・・ただ、レコード勝ちした函館スプリントの差し脚が忘れられません。直前の追い切りが予想以上なのでいきなり走れるかもしれないので要注意。他では一叩きされて良化が目につくカラクレナイ、夏場に上昇したダノンメジャー、後方から追い込むサングレーザー。

【スワンS】(28日、京都11R)発走=15時35分

◎ 2 レッツゴードンキ

○11 セイウンコウセイ

▲17 ミスエルテ

△ 6 ジューヌエコール

△18 カラクレナイ

△15 ダノンメジャー

△ 3 サングレーザー

馬連 2→11、17、6、18、15、3

 

東京のアルテミスステークスは明日へ向かって飛翔しようとする2歳牝馬の重賞(GⅢ、東京1600m)。これはファン必見のレースだと思います。それぞれのレースを見ると個性派が多く、“走るなあ・・・”という馬が5指に余ります。この中から来年のクラシックレースで活躍するスターが出そうな予感がするほどです。

その候補は、まずトーセンブレス。1戦しただけで勝ちタイムは中山の1600m・稍重を1分37秒5。まだ数字に現れていません。スタートで出遅れて最後方になってしまったレースでした。ただ、3コーナー過ぎにじわじわ差を詰め始めて直線で追い出されるとゴボー抜き。それでも勝てる相手だったと言うこともできるのですが、馬体(466キロ)、血統(父ディープインパクト)通りの素質が感じられます。2戦目、東京コースでどんなレースをするか見ものです。

ダノングレースもディープインパクト産駒。勝った8月札幌の新馬戦(1500m)は422キロでの出走でした。ただ、小柄でもレースぶりはパワフル。スタートダッシュが鈍く14頭立ての9番手あたりになったのですが・・・。後半追い上げに出たものの直線でも馬群の中で苦しいレース。それでも割って伸び、先抜けしたルメール騎乗の1番人気ミカリーニョに並びかけてクビ差競り勝ったのです。タイムは1分30秒5と一見平凡ですが、成長した姿を見せそうです。

単穴はラテュロス。2戦1勝ですが、2着だった初戦が内容的に強かった。好スタートから3~4番手に下げるレース。これからという直線で挟まれる不利があったのです。立て直して一気に伸び、勝ち馬に半馬身差に迫ったところがゴールでした。阪神1600を1分34秒1ですから好タイムです。2勝目は楽勝。418キロと小柄ですが魅力があります。

この3頭の他にも見劣りしないと思うメンバーが数頭います。7月中京で勝ち上がったトロワゼトワルはロードカナロア産駒で、先行力を見せましたが2番手に折れ合う器用さもありました。直線、仕掛け所を我慢して追い出されましたが瞬発力も目立ちました。あとは列挙に留めますがラッキーライラック、グランドピルエット、スカーレットカラーがどんなレースするか。注目しています。

【アルテミスS】(28日、東京11R )発走=15時45分

◎14 トーセンブレス

○ 5 ダノングレース

▲ 2 ラテュロス

△ 8 トロワゼトワル

△13 ラッキーライラック

△11 グランドピルエット

△ 9 スカーレットカラー

馬連 14→5、2、8、13、11、9

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2017年10月26日

「横浜DeNA、快挙」

横浜DeNAベイスターズが24日、勝ちましたね~、広島東洋カープに9対3。これが7試合制のCSファイナルステージ4勝目で、見事、セ・リーグのトップまで勝ち上がりました。もちろん試合は開催権のあるペナントレース優勝のカープの本拠地、広島のマツダスタジアム(正式名=MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島)だったんですが、パブリックビューイングの横浜球場は超満員。入場制限になってもあきらめきれないファンが球場の周りを埋めて大変だったようです。

元々横浜市(神奈川県)は野球の盛んなところですし、ベイスターズのファンは長く下位で低迷していましたから分かるような気がします。経営母体がDeNA(株式会社ディー・エヌ・エー)に替わって6シーズン目。この間、地域密着型を強く打ち出して、いろんなファンサービスなどもするようになって盛り上がってきたんです。球場にファンが足を運ぶようになって、それが選手たちを鼓舞するようになっていい試合を見せるようになってきた。そして昨年、頑張って選手を育ててきた中畑監督が勇退して、ラミレス監督になって花が開いてレギュラーシーズンの公式戦で3位。Aクラス(1~3位)入りしたのは11年ぶりのことでした。セ・パ合わせて12球団ありますが、CS(クライマックスシリーズ)が行われるようになってから1度も出場していなかった球団はベイスターズだけだったんです。それがCSのフィーストステージで2位の巨人に2勝1敗で勝ってファイナルステージへ。力尽きた感じで広島カープには完敗でしたけどね。

そして今年、CSフィーストステージで阪神の2勝1敗で勝ち、ファイナルステージでアドヴァンテージの1勝がある広島カープに初戦で敗れたあと、なんと怒涛の4連勝!日本シリーズへ駒を進めたんです。セ・リーグのCSで3位チームがファイナルステージを勝ち上がったのは史上初めて。横浜ベイスターズの日本シリーズ進出は1998年以来、19年ぶりという快挙ですから、それは盛り上がりますよ。

24日の4勝目は当たりが止まっていた感じの筒香が2本、ホームランを打ちましたし、ラミレス監督の小刻みな継投策もズバリ成功しました。広島カープにペナントレースで14.5ゲーム差をつけられた3位チームの日本シリーズ進出には違和感もあります。でも、ベイスターズはセ・リ-グの公式戦でただ1チーム、広島に勝ち越していたんです(13勝12敗)。相性もあるんですかね~。今の勢いなら・・・という気もしますが、相手のソフトバンクは強いですよ。勝負事はやってみないと分からない怖さがありますが、どうなりますか。日本シリーズ(7試合制)は28日、福岡ソフトバンクホークスの本拠地「福岡ヤフオク!ドーム」で開戦になります。(横浜球場の試合は第3戦~第5戦、一方が4勝した時点で終了)。

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2017年10月21日

「菊花賞」

22日の日曜日、京都競馬場で3歳馬のGI、菊花賞が行われます。今年のクラシックレースの3冠目、最終章。3000mの長丁場で、ダービー馬レイデオロは別路線を選択して不参加。皐月賞馬アルアインは健在で2冠を狙いますが、ダービーは5着でしたから距離不安がささやかれています。皐月賞の2着馬(ペルシアンナイト)も別路線、ダービーの2、3着馬の姿は残念ながらありません。ただし、先週行われた牝馬の秋華賞で夏の上がり馬が1、2着したように、春季は2冠に出走していなかった上がり馬がここにもいます。比較が難しいですが、加えて道悪必至の馬場コンデションがそれに輪をかけています。レースの流れ次第では何が起きるか分かりません。

迷いも残りますが◎にミッキースワローを抜擢しました。これまで6戦して⑤①①⑤③①着。順にレース内容をおさらいすると、デビュー戦(中山2000m)はスタートが悪く1頭後れた最後方で追走にいっぱい。直線で差を詰めた脚に見どころはありましたが完全に圏外のレースでした。同2200mを選んだ2走目もスタートが悪くて後方になったものの、3コーナーから捲り上げて勝ち、福島の500万下特別も同じようなレースで連勝。ダービー出走を狙って西へ遠征した京都新聞杯(GⅢ、2200m)は珍しく6番手につけて3コーナーから早めに追い上げるレース。それが最後にこたえたか5着。3勝目を狙った7月福島の1000万下・いわき特別(1800m)は突き抜けるような伸びだったものの古馬の前に3着。そんなステップで迎えたセントライト記念(GⅡ、中山2200m)でしたが、ここで皐月賞馬アルアインをマークするような6番手から先抜けした同馬を一気に差し切ったのです。掛かる気性ではないので距離は大丈夫でしょう。問題は馬場コンデションです。いつもは道悪では切れ味勝負のタイプは嫌うのですが、こんな1戦ごとに変わり身を見せてきた馬は稀有です。目をつぶって期待しました。

アルアインはここまで7戦4勝、2着1回。連帯を外したのはダービーの5着と、もう一つが重馬場のシンザン記念(京都1600m)の6着です。ただし、そのレースはインを突いたのが裏目に出て前が壁になり競馬をしていません。道悪はこなせます。それと、レース前に動じない長所を感じます。強行軍で中山へ来た皐月賞当時がそうでした。セントライト記念の時は休み明けで馬体に余裕がありましたし、本番での良化は当然。距離はレース運び次第でなんとかなるかもしれません。ミッキースワローが道悪に泣けば逆転。

単穴はキセキ(人気になりそうですが)。これも春季は皐月賞もダービーにも出走していない新鋭で、7月中京で2000mの500万下を勝ち、8月新潟で1000万下の信濃川特別(古馬混合、2000m)を連勝。秋初戦に選んだ神戸新聞杯(GⅡ、2400m)でレイデオロの2着に追い上げて有望馬にのし上がりました。道悪は未知数ですが前半掛からなければ末脚はしっかりしているのでチャンス十分。

春季のクラシック参戦馬ではサトノアーサーがセントライト記念3着のあとぐんと動きが良くなっています。ほかではセントライト記念3着のサトノクロニクル、皐月賞3着・ダービー6着のダンビュライト、青葉賞2着でダービー(9着)へ進んだベストアプローチが道悪で浮上するかもしれません。印を付けきれなかった中で気になるのはトリコロールブルー(⑤番)です。

【菊花賞】(22日、京都11R)発走=15時40分

◎12 ミッキースワロー

○16 アルアイン

▲13 キセキ

△ 8 サトノアーサー

△11 サトノクロニクル

△15 ダンビュライト

△10 ベストアプローチ

馬連 12→16,13、8、11、15、10

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2017年10月20日

「富士S」

毎日雨が降り続いていて、おまけに気温が一気に下がって関東は慌てて冬支度。今週の競馬は東京、京都とも重馬場(あるいは不良)になりそうです。と言うより、すでに東京は芝・重、ダート・不良の状態。それに当日の予報が傘マークですから回復の可能性はないでしょう。一口に「道悪」と言っても、コースや雨量、時季によっていろんな状態があるので正直、お手上げなんです。それでも競馬はよほどのことが無い限り(人馬の危険性)やります。先日の阪神vs横浜DeNAのセ・CSのファーストステージ第2戦ほどはひどくない!?

ということで、21日(土曜日)の東京1600m(芝)のGⅢ・重賞、富士ステークス。秋季のGI・マイルチャンピオンシップ(11月19日、京都)へ向かうマイル路線の有力馬にとっては大事なステップレースです。今年は3歳馬が4頭出走してきました。基礎負担が古馬より2キロ軽い(54キロ、牝馬2キロ減)のでこれまで3歳馬が好走した事例は珍しくありません。今年も注意が必要です。

でも、中心はエアスピネルにしました。1月の京都金杯(GⅢ,1600m)を勝ったことで1キロ増の57キロですが、馬齢重量と同じなのでこなして当然です。今年の勝ち星はその1つだけですが、そのあと2月の東京新聞杯(GⅢ)でブラックスピネルの3着、4月京都のマイルC(GⅡ)はイスラボニータの2着。1600m戦で小差のレースを続けました。GI・安田記念は5着に終わりましたが直線で馬群に包まれてしまったレース。それでも勝ったサトノアラジンからクビ、クビ、クビ、クビ差の惜しいレースでした。前走の札幌記念でサクラアンプルールの5着に終わったのは仕上がりや洋芝のほかに、2000mの距離もあったのではないか?と思います。マイルのレースに慣れてきた時ですから。マイル路線に戻って巻き返す能力は十分あります。追い切りを積まれて直前の動きも良いです。

皐月賞馬イスラボニータはマイルのGI制覇へあと一歩。昨年、春の安田記念はマイペースに持ち込んだロゴタイプの前に5着でしたが、秋のマイルチャンピオンシップはミッキーアイル(G前斜行で制裁あり)にアタマ差の惜敗(2着)でした。今季は休み明けの4月京都のマイルC(GⅡ、1600m)でエアスピネル以下を抑えて久々の勝ち星を挙げました。安田記念はルメール騎手にしてこういうこともあるという競馬で、8着。直線で行き場のないレースでした。休み明けの58キロなので2番手にしましたが逆転候補です。

単穴は3歳のペルシアンナイト。2月阪神のアーリントンC(3歳GⅢ,1600m)を勝ったので1キロ増になるものの、それでも55キロです。皐月賞で最後にアルアインに交わされてクビ差2着に泣きましたが、向こう正面で後方から5番手あたりまで追い上げ、さらにインから直線脚を伸ばして先頭に躍り出た内容は光りました。追い切りの動きも良好なので狙えます。

レッドアンシェルも3歳で54キロ。アーリントンCでペルシアンナイトに3馬身置かれたものの2着を確保し、GI・NHKマイルカップでもアエロリットの4着まで押し上げました。斤量差を考えると上位争いに加われるかもしれません。あと、好調続くグランシルク、折れ合いが付くようになってきたロードクエスト、嵌れば鋭く伸びるガリバルディ。

【富士S】(21日、東京11R)発走=15時45分

◎ 6 エアスピネル

○15 イスラボニータ

▲ 5 ペルシアンナイト

△ 2 レッドアンシェル

△11 グランシルク

△ 8 ロードクエスト

△ 4 ガリバルディ

馬連 6→15、5、2、11、8、4

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2017年10月14日

「秋華賞」

15日の日曜日、京都競馬場で牝馬3冠の最終戦、秋華賞(G1,2000m)が行われます。桜花賞馬レーヌミノルは出走しているもののオークス馬ソウルスターリングは別路線を歩みました。春季のクラシック路線にはいなかった新鋭、夏を越して充実が感じられる馬もいるので春の勢力図が大きく変わるかもしれません。1600m(桜花賞)と2400m(オークス)の中間距離での争いなので距離適性の見極めがカギになります。

中心はファンディーナにしました。新馬→500万下特別→フラワーカップ(GⅢ)と1800m戦で3連勝して、選んだ挑戦が牡馬相手の皐月賞(中山2000m)でした。その圧勝ぶりから断然の一番人気に支持され、結果は7着。快挙は成らなかったものの5番手あたりで先行して直線いったん先頭に立つかというレース。最後に失速したといっても2000mを1分58秒3で走ったのですから私は立派だと思います。落ち着きを保ってレースに臨んでいたら勝ち負けになったかもしれません。この秋。トライアルのローズS(GⅡ、阪神1800m)に出走して新鋭ラビットランの6着に終わったので人気が落ちそうですが、当時は馬体に余裕があったし(+18キロ)、ここへ向けての一叩きのレース。直前の負い切りでゴール前ビシッとやられているので本番では変わるでしょう。距離適性、京都コースで2戦2勝のほか関東勢に比べれば輸送のリスクも少ない。総合力で優位とみました。

強敵がいます。まず、アエロリット。桜花賞は後方からのレースになって5着に追い上げるのがやっとでしたが、そのあと調教を重ねて良化。この馬の素質には惚れ込んでいました。この状態で得意の左回りなら・・・とみて牡馬相手の1600mのGI・NHKマイルカップで◎に抜擢。さらに良化を感じた札幌のクイーンS(GⅢ,1800m)もGI勝ちした年長馬アドマイヤリードを差し置いて◎にしました。2戦とも勝ってくれて感謝です。ただ、2000mとなるとどうか?鞍上(横山典)が工夫して乗ると思いますが、ほかに長距離輸送のリスクもあるので2番手にしておきます。

単穴はディアドラにしました。追い上げる脚が長く持続するタイプ。タイム、着差は目立ちませんが、古馬との対戦だった札幌の1000万下特別・HTB賞(2000m)の追い込み勝ちは内容十分。オークスで4着まで追い上げていますが、トライアルの前走の紫苑S(GⅡ、中山2000m)=もちろん◎=の勝ちぶりもナットク。2000mぐらいが適しているように感じますので抜擢しました。

次いで新鋭そのもののラビットラン。まだキャリア5戦と言う前に、デビューから3戦(1勝)がダートだったことに驚きます。初芝だった7月中京の500万下、次いでGⅡのローズSでの一気の追い上げは見事。スタート後のポジション次第では怖いです。次いでオークス2着のモズカッチャン、前走で先行から差しに回っても好走したポールヴァンドル、最後の一伸びが不満でもどのレースでも追い上げているリスグラシューに要注意です。

【秋華賞】(15日、京都11R)発走=15時45分

◎16 ファンディーナ

○ 1 アエロリット

▲14 ディアドラ

△ 2 ラビットラン

△ 4 モズカッチャン

△17 ポールヴァンドル

△ 7 リスグラシュー

馬連 16→1、14、2、4、17、7

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2017年10月14日

「米・日、プロ野球が佳境」

プロ野球が今年のシーズン終盤の佳境に入っています。アメリカのMLB、メジャー・リーグ・ベースボールではポストシーズンに入っていますが、今日(現地13日、日本時間14日)からアメリカン・リーグの優勝決定シリーズに入ります。

マー君(田中将大投手)が所属するニューヨーク・ヤンキース(東地区2位、ワイルドカードで出場)がツインズ(中地区2位、同)に勝って地区シリーズに進出。中地区1位のインディアンスとの対戦(5試合制)では敵地で連敗して“これまでかな”と思われたんです。ところがホームのヤンキースタジアムに戻った第3戦、田中投手がすごい投球をして7回無失点、クローザーのキャッシュマンが8回1死から力投して勝ちました。そして奇跡の3連勝。今季、レギュラーシーズンで102勝して最強と見られていたインディアンスに、ヤンキースが勝ってしまった(?)。アストロズも強いですが、ワールドシリーズへ進出するチャンスはあります。

そして一方のナショナル・リーグ。前田健太投手が所属していてレギュラーシーズン終盤にはダルビッシュ・有が移籍したロサンゼルス・ドジャース(西地区1位)が勝ち上がっています。ワイルドカードゲームでロッキーズ(西地区3位)に勝ったダイヤモンドバックス(西地区2位)に3連勝。こちらの優勝決定シリーズは日本時間の15日からで、相手は3勝2敗で東地区1位のナショナルズを破ったシカゴ・カブス。昨年のワールドシリーズの覇者で今年も中地区1位ですから強いんですが・・・今年はドジャースかな。ダルビッシュが調子を上げてきていますし、中継ぎに回っている前田投手も好投しています。それにしてもMLBのポストシーズンは面白い。超一流の選手たちが目の色を変えて戦いますからね。テレビ中継で見ていても迫力が伝わってきます。ダルビッシュの登板(先発)は第3戦というニュースも入ってきています。

そして日本。今日から米国風に言うとポストシーズン。クライマックスシリーズのファーストステージが始まります。パ・リーグは2位西武と3位楽天が西武メットライフ球場、セ・リーグは2位阪神と3位横浜DENAが甲子園で、3試合制で2勝先勝で勝ち上がり決定。私はもちろん西武応援ですが、違った意味で気になるのはセ・リーグです。阪神は屋根がありませんから天候に開催が左右されます。予備日は1日ありますが今週も来週も雨予報。えっ!ホント?と思ったのですが、試合が中止になって1勝1敗になって3戦できない場合は上位チーム(2位阪神)の勝ち上がりになるんだそうです。もしそうなったら横浜DeNAがかわいそうじゃないですかね。せっかく巨人との競り合いに勝ってCSに進出したのに。そうならないでほしいものです。

 

 

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2017年10月13日

「府中牝馬S」

空模様が怪しくて、予想の前にそちらの方に神経を使って疲れます。今週も来週も雨の日が続くようですが、問題はその雨量。ずっと雨(予報では弱雨)が続くわけではなさそうで時間帯によっては傘マーク。考えても仕方がないので稍重程度として、あとは当日に修正していただきましょう。

今週の目玉レースは15日の京都、秋華賞ですが、14日(土)、東京競馬場では秋のGIレースを狙う牝馬のステップレース、府中牝馬ステークス(GⅡ、1800m)が行われます。1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権があるのですが、今回は日愛外交関係樹立60周年記念として、「アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス」という競走名で行われます。有力馬はそろって仕上がり良好に見えますが、カギは負担重量。GIを勝ったヴィブロス、クイーンズリング、アドマイヤリードが2キロ増の56キロになるので難しいです。馬齢重量(55キロ)を超えると、とたんいに走らない馬がけっこういるんです。

それでも中心は5歳のクイーンズリングにしました。5月のヴィクトリアマイルでアドマイヤリードの6着に終わったあと、夏場は休ませて秋に備えてきました。9月上旬の15-15から始まって坂路のほかコース(CW)でも長めから追われて週を追って速いタイムをマークしています。東京への輸送があるので直前は控えましたが動き自体は良いです。昨年秋、休み明けでこのレースを勝ち、次いでエリザベス女王杯(GI、京都2200m)を制しました。その時(エ女王杯)の負担重量は56キロです。そのあと香港カップ(GI、シャティン2000m)に遠征してモーリスの9着に終わっています。春季の2戦はその影響もあったはずです。今回立ち直り気配が感じられるので期待しました。

1歳年少のヴィブロスは昨年の秋華賞馬。ゴール前の鋭い脚に驚かされましたが、それだけではなかった。年明けて2月。古馬と初対戦の中山記念(GⅡ、1800m)でネオリアリズムの5着したあとUAEへ遠征し、ドバイターフ(GI、1800m)に出走。ここでもゴール前で瞬発力を発揮して一気に差し切ったのです。秋初戦でも長めからの追い切りを積まれていて仕上がりに不安は感じられません。ただ・・・56キロを背負うのは今回が初めて。切れ味に影響するかもしれないので2番手にしました。

単穴はアドマイヤリード。昨年、2歳時の2勝(新馬、500万下)で出走した桜花賞で後方からジュエラーの5着まで追い上げて注目されたものの、オークスは15着。勝てないままで3歳を終えました。それが・・・年が変わると見違えるような快進撃。京都で1000万下→1600万下を連勝するとGⅡの阪神牝馬Sでミッキークイーンの2着に突っ込み、さらにGI(ヴィクトリアマイル)を制覇したのですからすごい。ただ、アエロリットをおさえて1番人気に支持された前走の札幌のクイーンS(GⅢ、1800m)は後方追走から見せ場の無い6着でした。洋芝の小回り馬場が合わなかったのでしょう。それは危惧していたので◎はアエロリットにしたのです。今回、道悪巧者で、東京コースなので一変するかもしれません。馬体、動きは非常に良く見えます。

伏兵陣ではクイーンSで2着に追い上げたトーセンビクトリー、休み明けが?でも東京コース走るデンコウアンジュ、上がり馬ワンブレスアウェイ、いつも人気以上に好走するクロコスミアとしました。いずれも基礎負担の54キロなので侮れません。

【府中牝馬S】(14日、東京11R)発走=15時45分

◎ 4 クイーンズリング

○ 1 ヴィブロス

▲ 7 アドマイヤリード

△ 5 トーセンビクトリー

△ 3 デンコウアンジュ

△12 ワンブレスアウェイ

△11 クロコスミア

馬連 4→1、7、5、3、12、11

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2017年10月10日

「村上茉愛が快挙!床で金」

カナダのモントリオールで行われていた体操の世界選手権で最終日の8日(日本時間9日)、種目別決勝の女子床(ゆか)運動で村上茉愛(むらかみ・まい=21、日体大)選手が金メダルを獲得しました。日本女子の床運動での金メダルは史上初めて。日本女子の体操・世界選手権での優勝は、1954年のローマ大会の平均台で優勝した田中(現姓池田)敬子さんまでさかのぼります。私の子供のころの話で、63年ぶり史上2人目という快挙でした。

でも、このニュースが入ってきたのは時差の関係で朝方。昨日の『とくダネ!』でも、日本時間8日に行われた白井健三(21、日体大)の床運動での圧勝、それに続いて同9日に行われた跳馬での2位に0.001点差という“髪の毛1本”の2冠目までは映像でお伝えしましたが、村上茉愛さんの動画映像は間に合いませんでした。あとで見たら、これがすごい! H難度の「シリバス(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)」という大技をピタッ!と着地するんです。

つい数日前、日本時間の5日午後8時過ぎでしたか、ノーベル文学賞の発表で選考委員会が今年の受賞者は「カズオ・イシグロ」とされてびっくりしたばかりです。毎年有力候補に挙げられてきている村上春樹さんのことで頭の中がいっぱいでしたからね。ですから、村上茉愛優勝の一報が入ってきたときは“わっ!”と思いました。今年の体操の世界選手権は内村航平の個人総合7連覇なるか?が最大のハイライト。残念ながら跳馬で足首を痛めて途中棄権になってしまいましたが、それなら床はまず負けないだろうと思う白井選手の応援に切り替えていたんです。個人総合にも出場して3位銅メダルの健闘でしたし、次いで種目別でも床と跳馬・・・大健闘でした。でも女子で優勝となるとニュースバリューは大きいです。

昨日は時間的に間に合いませんでしたが今日10のスポーツ紙では1面あるいはバックフロントで大きく報道されています。ネットなどで調べていただいても分かりますが、世界的にも高く評価されている選手なんです。国際体操連盟は公式サイトで「床でムラカミがついに金」と見出しを打ち、称賛しているそうです。大活躍した白井健三選手とは日体大の同期生で練習も一緒の場所。さらに演技に磨きがかかるでしょう。2020年の東京(五輪)が楽しみです。

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2017年10月09日

「京都大賞典」

3日間競馬の最後の重賞は9日(月・祝)、京都競馬場で行われる2400m、別定重量の京都大賞典(GⅡ)。ここも1着馬に秋の天皇賞の優先出走権が付いていますが、距離的には2000mの天皇賞(秋)より2400mのジャパンカップ(GI,東京)→有馬記念(GI、中山2500m)狙いの脚質のメンバーになりました。当然でしょう。

サウンズオブアースに期待します。前走の札幌記念(GⅡ,2000m)は4着でしたが、新コンビの横山典弘騎手が積極的なレースをして見どころが十分ありました。結構流れるレースになったので6番手あたりに下げましたが、スタートで前に出して2番手併走のイン。コース的に外を回らないようにレースを進めて直線の伸びも悪くなかった。振り返ればレコードタイム勝ちだったトーホウジャッカルに半馬身差2着した3年前の菊花賞は忘れられませんし、ゴールドアクターにクビ差2着だった一昨年の有馬記念、キタサンブラックの2着だった昨年のジャパンCも印象は強烈。この馬が未勝利戦と500万下の2勝だけというのはおかしい(?)です。記憶もいいですが、記録も付け加えてもらいたい。もう6歳で、ここあたりがそのチャンスではないかと思います。

シュヴァルグランも距離が延びて持ち味が活きるタイプ。2歳時は2000m戦へ4度出走して未勝利戦の1勝だけ。3歳前半は勝てなかったものの、体ができてきた秋には2400mに距離を延ばして3連勝。一気にオープン入りしました。昨年は3月に3000mの阪神大賞典(GⅡ)、秋にはアルゼンチン共和国杯(GⅡ、東京2500m)を勝ってジャパンCでも3着と好走。今年の天皇賞(春)ではサトノダイヤモンドに先着してキタサンブラックの2着でした。調整も順調なので休み明け初戦でも好勝負になりそうです。

単穴はミッキーロケット。この馬も距離が延びて良いクチ。2000m以内で3勝していましたが昨秋、2400mの菊花賞トライアル・神戸新聞杯でサトノダイヤモンドにクビ差の2着に好走。驚いたファンが多かったのではないでしょうか。本番でも5着し、年明けの日経新春杯(GⅡ、京都2400m)でシャケトラに競り勝って重賞初制覇。それ以来の2400戦なので今回は怖いです。

伏兵陣。まだオープンでの実績はぐんと落ちますが、3月の3000mの阪神大賞典でサトノダイヤモンド、シュヴァルグランに次いで3着に入線したトーセンバジルが気になります。あとは長距離向きでこの春には目黒記念(GⅡ、東京2500m)を勝ったフェイムゲーム、マイペースで先行すれば粘る可能性があるスマートレイアー、好位差しの展開になれば好走の目があるマキシマムドパリを警戒。

【京都大賞典】(9日、京都11R)発走=15時35分

◎ 2 サウンズオブアース

○ 3 シュヴァルグラン

▲ 5 ミッキーロケット

△ 8 トーセンバジル

△ 7 フェイムゲーム

△ 4 スマートレイアー

△15 マキシマムドパリ

馬連 2→3、5、8、7、4、15

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