「菊花賞」

2017年10月21日

「菊花賞」

22日の日曜日、京都競馬場で3歳馬のGI、菊花賞が行われます。今年のクラシックレースの3冠目、最終章。3000mの長丁場で、ダービー馬レイデオロは別路線を選択して不参加。皐月賞馬アルアインは健在で2冠を狙いますが、ダービーは5着でしたから距離不安がささやかれています。皐月賞の2着馬(ペルシアンナイト)も別路線、ダービーの2、3着馬の姿は残念ながらありません。ただし、先週行われた牝馬の秋華賞で夏の上がり馬が1、2着したように、春季は2冠に出走していなかった上がり馬がここにもいます。比較が難しいですが、加えて道悪必至の馬場コンデションがそれに輪をかけています。レースの流れ次第では何が起きるか分かりません。

迷いも残りますが◎にミッキースワローを抜擢しました。これまで6戦して⑤①①⑤③①着。順にレース内容をおさらいすると、デビュー戦(中山2000m)はスタートが悪く1頭後れた最後方で追走にいっぱい。直線で差を詰めた脚に見どころはありましたが完全に圏外のレースでした。同2200mを選んだ2走目もスタートが悪くて後方になったものの、3コーナーから捲り上げて勝ち、福島の500万下特別も同じようなレースで連勝。ダービー出走を狙って西へ遠征した京都新聞杯(GⅢ、2200m)は珍しく6番手につけて3コーナーから早めに追い上げるレース。それが最後にこたえたか5着。3勝目を狙った7月福島の1000万下・いわき特別(1800m)は突き抜けるような伸びだったものの古馬の前に3着。そんなステップで迎えたセントライト記念(GⅡ、中山2200m)でしたが、ここで皐月賞馬アルアインをマークするような6番手から先抜けした同馬を一気に差し切ったのです。掛かる気性ではないので距離は大丈夫でしょう。問題は馬場コンデションです。いつもは道悪では切れ味勝負のタイプは嫌うのですが、こんな1戦ごとに変わり身を見せてきた馬は稀有です。目をつぶって期待しました。

アルアインはここまで7戦4勝、2着1回。連帯を外したのはダービーの5着と、もう一つが重馬場のシンザン記念(京都1600m)の6着です。ただし、そのレースはインを突いたのが裏目に出て前が壁になり競馬をしていません。道悪はこなせます。それと、レース前に動じない長所を感じます。強行軍で中山へ来た皐月賞当時がそうでした。セントライト記念の時は休み明けで馬体に余裕がありましたし、本番での良化は当然。距離はレース運び次第でなんとかなるかもしれません。ミッキースワローが道悪に泣けば逆転。

単穴はキセキ(人気になりそうですが)。これも春季は皐月賞もダービーにも出走していない新鋭で、7月中京で2000mの500万下を勝ち、8月新潟で1000万下の信濃川特別(古馬混合、2000m)を連勝。秋初戦に選んだ神戸新聞杯(GⅡ、2400m)でレイデオロの2着に追い上げて有望馬にのし上がりました。道悪は未知数ですが前半掛からなければ末脚はしっかりしているのでチャンス十分。

春季のクラシック参戦馬ではサトノアーサーがセントライト記念3着のあとぐんと動きが良くなっています。ほかではセントライト記念3着のサトノクロニクル、皐月賞3着・ダービー6着のダンビュライト、青葉賞2着でダービー(9着)へ進んだベストアプローチが道悪で浮上するかもしれません。印を付けきれなかった中で気になるのはトリコロールブルー(⑤番)です。

【菊花賞】(22日、京都11R)発走=15時40分

◎12 ミッキースワロー

○16 アルアイン

▲13 キセキ

△ 8 サトノアーサー

△11 サトノクロニクル

△15 ダンビュライト

△10 ベストアプローチ

馬連 12→16,13、8、11、15、10

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2017年10月20日

「富士S」

毎日雨が降り続いていて、おまけに気温が一気に下がって関東は慌てて冬支度。今週の競馬は東京、京都とも重馬場(あるいは不良)になりそうです。と言うより、すでに東京は芝・重、ダート・不良の状態。それに当日の予報が傘マークですから回復の可能性はないでしょう。一口に「道悪」と言っても、コースや雨量、時季によっていろんな状態があるので正直、お手上げなんです。それでも競馬はよほどのことが無い限り(人馬の危険性)やります。先日の阪神vs横浜DeNAのセ・CSのファーストステージ第2戦ほどはひどくない!?

ということで、21日(土曜日)の東京1600m(芝)のGⅢ・重賞、富士ステークス。秋季のGI・マイルチャンピオンシップ(11月19日、京都)へ向かうマイル路線の有力馬にとっては大事なステップレースです。今年は3歳馬が4頭出走してきました。基礎負担が古馬より2キロ軽い(54キロ、牝馬2キロ減)のでこれまで3歳馬が好走した事例は珍しくありません。今年も注意が必要です。

でも、中心はエアスピネルにしました。1月の京都金杯(GⅢ,1600m)を勝ったことで1キロ増の57キロですが、馬齢重量と同じなのでこなして当然です。今年の勝ち星はその1つだけですが、そのあと2月の東京新聞杯(GⅢ)でブラックスピネルの3着、4月京都のマイルC(GⅡ)はイスラボニータの2着。1600m戦で小差のレースを続けました。GI・安田記念は5着に終わりましたが直線で馬群に包まれてしまったレース。それでも勝ったサトノアラジンからクビ、クビ、クビ、クビ差の惜しいレースでした。前走の札幌記念でサクラアンプルールの5着に終わったのは仕上がりや洋芝のほかに、2000mの距離もあったのではないか?と思います。マイルのレースに慣れてきた時ですから。マイル路線に戻って巻き返す能力は十分あります。追い切りを積まれて直前の動きも良いです。

皐月賞馬イスラボニータはマイルのGI制覇へあと一歩。昨年、春の安田記念はマイペースに持ち込んだロゴタイプの前に5着でしたが、秋のマイルチャンピオンシップはミッキーアイル(G前斜行で制裁あり)にアタマ差の惜敗(2着)でした。今季は休み明けの4月京都のマイルC(GⅡ、1600m)でエアスピネル以下を抑えて久々の勝ち星を挙げました。安田記念はルメール騎手にしてこういうこともあるという競馬で、8着。直線で行き場のないレースでした。休み明けの58キロなので2番手にしましたが逆転候補です。

単穴は3歳のペルシアンナイト。2月阪神のアーリントンC(3歳GⅢ,1600m)を勝ったので1キロ増になるものの、それでも55キロです。皐月賞で最後にアルアインに交わされてクビ差2着に泣きましたが、向こう正面で後方から5番手あたりまで追い上げ、さらにインから直線脚を伸ばして先頭に躍り出た内容は光りました。追い切りの動きも良好なので狙えます。

レッドアンシェルも3歳で54キロ。アーリントンCでペルシアンナイトに3馬身置かれたものの2着を確保し、GI・NHKマイルカップでもアエロリットの4着まで押し上げました。斤量差を考えると上位争いに加われるかもしれません。あと、好調続くグランシルク、折れ合いが付くようになってきたロードクエスト、嵌れば鋭く伸びるガリバルディ。

【富士S】(21日、東京11R)発走=15時45分

◎ 6 エアスピネル

○15 イスラボニータ

▲ 5 ペルシアンナイト

△ 2 レッドアンシェル

△11 グランシルク

△ 8 ロードクエスト

△ 4 ガリバルディ

馬連 6→15、5、2、11、8、4

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2017年10月14日

「秋華賞」

15日の日曜日、京都競馬場で牝馬3冠の最終戦、秋華賞(G1,2000m)が行われます。桜花賞馬レーヌミノルは出走しているもののオークス馬ソウルスターリングは別路線を歩みました。春季のクラシック路線にはいなかった新鋭、夏を越して充実が感じられる馬もいるので春の勢力図が大きく変わるかもしれません。1600m(桜花賞)と2400m(オークス)の中間距離での争いなので距離適性の見極めがカギになります。

中心はファンディーナにしました。新馬→500万下特別→フラワーカップ(GⅢ)と1800m戦で3連勝して、選んだ挑戦が牡馬相手の皐月賞(中山2000m)でした。その圧勝ぶりから断然の一番人気に支持され、結果は7着。快挙は成らなかったものの5番手あたりで先行して直線いったん先頭に立つかというレース。最後に失速したといっても2000mを1分58秒3で走ったのですから私は立派だと思います。落ち着きを保ってレースに臨んでいたら勝ち負けになったかもしれません。この秋。トライアルのローズS(GⅡ、阪神1800m)に出走して新鋭ラビットランの6着に終わったので人気が落ちそうですが、当時は馬体に余裕があったし(+18キロ)、ここへ向けての一叩きのレース。直前の負い切りでゴール前ビシッとやられているので本番では変わるでしょう。距離適性、京都コースで2戦2勝のほか関東勢に比べれば輸送のリスクも少ない。総合力で優位とみました。

強敵がいます。まず、アエロリット。桜花賞は後方からのレースになって5着に追い上げるのがやっとでしたが、そのあと調教を重ねて良化。この馬の素質には惚れ込んでいました。この状態で得意の左回りなら・・・とみて牡馬相手の1600mのGI・NHKマイルカップで◎に抜擢。さらに良化を感じた札幌のクイーンS(GⅢ,1800m)もGI勝ちした年長馬アドマイヤリードを差し置いて◎にしました。2戦とも勝ってくれて感謝です。ただ、2000mとなるとどうか?鞍上(横山典)が工夫して乗ると思いますが、ほかに長距離輸送のリスクもあるので2番手にしておきます。

単穴はディアドラにしました。追い上げる脚が長く持続するタイプ。タイム、着差は目立ちませんが、古馬との対戦だった札幌の1000万下特別・HTB賞(2000m)の追い込み勝ちは内容十分。オークスで4着まで追い上げていますが、トライアルの前走の紫苑S(GⅡ、中山2000m)=もちろん◎=の勝ちぶりもナットク。2000mぐらいが適しているように感じますので抜擢しました。

次いで新鋭そのもののラビットラン。まだキャリア5戦と言う前に、デビューから3戦(1勝)がダートだったことに驚きます。初芝だった7月中京の500万下、次いでGⅡのローズSでの一気の追い上げは見事。スタート後のポジション次第では怖いです。次いでオークス2着のモズカッチャン、前走で先行から差しに回っても好走したポールヴァンドル、最後の一伸びが不満でもどのレースでも追い上げているリスグラシューに要注意です。

【秋華賞】(15日、京都11R)発走=15時45分

◎16 ファンディーナ

○ 1 アエロリット

▲14 ディアドラ

△ 2 ラビットラン

△ 4 モズカッチャン

△17 ポールヴァンドル

△ 7 リスグラシュー

馬連 16→1、14、2、4、17、7

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2017年10月14日

「米・日、プロ野球が佳境」

プロ野球が今年のシーズン終盤の佳境に入っています。アメリカのMLB、メジャー・リーグ・ベースボールではポストシーズンに入っていますが、今日(現地13日、日本時間14日)からアメリカン・リーグの優勝決定シリーズに入ります。

マー君(田中将大投手)が所属するニューヨーク・ヤンキース(東地区2位、ワイルドカードで出場)がツインズ(中地区2位、同)に勝って地区シリーズに進出。中地区1位のインディアンスとの対戦(5試合制)では敵地で連敗して“これまでかな”と思われたんです。ところがホームのヤンキースタジアムに戻った第3戦、田中投手がすごい投球をして7回無失点、クローザーのキャッシュマンが8回1死から力投して勝ちました。そして奇跡の3連勝。今季、レギュラーシーズンで102勝して最強と見られていたインディアンスに、ヤンキースが勝ってしまった(?)。アストロズも強いですが、ワールドシリーズへ進出するチャンスはあります。

そして一方のナショナル・リーグ。前田健太投手が所属していてレギュラーシーズン終盤にはダルビッシュ・有が移籍したロサンゼルス・ドジャース(西地区1位)が勝ち上がっています。ワイルドカードゲームでロッキーズ(西地区3位)に勝ったダイヤモンドバックス(西地区2位)に3連勝。こちらの優勝決定シリーズは日本時間の15日からで、相手は3勝2敗で東地区1位のナショナルズを破ったシカゴ・カブス。昨年のワールドシリーズの覇者で今年も中地区1位ですから強いんですが・・・今年はドジャースかな。ダルビッシュが調子を上げてきていますし、中継ぎに回っている前田投手も好投しています。それにしてもMLBのポストシーズンは面白い。超一流の選手たちが目の色を変えて戦いますからね。テレビ中継で見ていても迫力が伝わってきます。ダルビッシュの登板(先発)は第3戦というニュースも入ってきています。

そして日本。今日から米国風に言うとポストシーズン。クライマックスシリーズのファーストステージが始まります。パ・リーグは2位西武と3位楽天が西武メットライフ球場、セ・リーグは2位阪神と3位横浜DENAが甲子園で、3試合制で2勝先勝で勝ち上がり決定。私はもちろん西武応援ですが、違った意味で気になるのはセ・リーグです。阪神は屋根がありませんから天候に開催が左右されます。予備日は1日ありますが今週も来週も雨予報。えっ!ホント?と思ったのですが、試合が中止になって1勝1敗になって3戦できない場合は上位チーム(2位阪神)の勝ち上がりになるんだそうです。もしそうなったら横浜DeNAがかわいそうじゃないですかね。せっかく巨人との競り合いに勝ってCSに進出したのに。そうならないでほしいものです。

 

 

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2017年10月13日

「府中牝馬S」

空模様が怪しくて、予想の前にそちらの方に神経を使って疲れます。今週も来週も雨の日が続くようですが、問題はその雨量。ずっと雨(予報では弱雨)が続くわけではなさそうで時間帯によっては傘マーク。考えても仕方がないので稍重程度として、あとは当日に修正していただきましょう。

今週の目玉レースは15日の京都、秋華賞ですが、14日(土)、東京競馬場では秋のGIレースを狙う牝馬のステップレース、府中牝馬ステークス(GⅡ、1800m)が行われます。1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権があるのですが、今回は日愛外交関係樹立60周年記念として、「アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス」という競走名で行われます。有力馬はそろって仕上がり良好に見えますが、カギは負担重量。GIを勝ったヴィブロス、クイーンズリング、アドマイヤリードが2キロ増の56キロになるので難しいです。馬齢重量(55キロ)を超えると、とたんいに走らない馬がけっこういるんです。

それでも中心は5歳のクイーンズリングにしました。5月のヴィクトリアマイルでアドマイヤリードの6着に終わったあと、夏場は休ませて秋に備えてきました。9月上旬の15-15から始まって坂路のほかコース(CW)でも長めから追われて週を追って速いタイムをマークしています。東京への輸送があるので直前は控えましたが動き自体は良いです。昨年秋、休み明けでこのレースを勝ち、次いでエリザベス女王杯(GI、京都2200m)を制しました。その時(エ女王杯)の負担重量は56キロです。そのあと香港カップ(GI、シャティン2000m)に遠征してモーリスの9着に終わっています。春季の2戦はその影響もあったはずです。今回立ち直り気配が感じられるので期待しました。

1歳年少のヴィブロスは昨年の秋華賞馬。ゴール前の鋭い脚に驚かされましたが、それだけではなかった。年明けて2月。古馬と初対戦の中山記念(GⅡ、1800m)でネオリアリズムの5着したあとUAEへ遠征し、ドバイターフ(GI、1800m)に出走。ここでもゴール前で瞬発力を発揮して一気に差し切ったのです。秋初戦でも長めからの追い切りを積まれていて仕上がりに不安は感じられません。ただ・・・56キロを背負うのは今回が初めて。切れ味に影響するかもしれないので2番手にしました。

単穴はアドマイヤリード。昨年、2歳時の2勝(新馬、500万下)で出走した桜花賞で後方からジュエラーの5着まで追い上げて注目されたものの、オークスは15着。勝てないままで3歳を終えました。それが・・・年が変わると見違えるような快進撃。京都で1000万下→1600万下を連勝するとGⅡの阪神牝馬Sでミッキークイーンの2着に突っ込み、さらにGI(ヴィクトリアマイル)を制覇したのですからすごい。ただ、アエロリットをおさえて1番人気に支持された前走の札幌のクイーンS(GⅢ、1800m)は後方追走から見せ場の無い6着でした。洋芝の小回り馬場が合わなかったのでしょう。それは危惧していたので◎はアエロリットにしたのです。今回、道悪巧者で、東京コースなので一変するかもしれません。馬体、動きは非常に良く見えます。

伏兵陣ではクイーンSで2着に追い上げたトーセンビクトリー、休み明けが?でも東京コース走るデンコウアンジュ、上がり馬ワンブレスアウェイ、いつも人気以上に好走するクロコスミアとしました。いずれも基礎負担の54キロなので侮れません。

【府中牝馬S】(14日、東京11R)発走=15時45分

◎ 4 クイーンズリング

○ 1 ヴィブロス

▲ 7 アドマイヤリード

△ 5 トーセンビクトリー

△ 3 デンコウアンジュ

△12 ワンブレスアウェイ

△11 クロコスミア

馬連 4→1、7、5、3、12、11

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2017年10月10日

「村上茉愛が快挙!床で金」

カナダのモントリオールで行われていた体操の世界選手権で最終日の8日(日本時間9日)、種目別決勝の女子床(ゆか)運動で村上茉愛(むらかみ・まい=21、日体大)選手が金メダルを獲得しました。日本女子の床運動での金メダルは史上初めて。日本女子の体操・世界選手権での優勝は、1954年のローマ大会の平均台で優勝した田中(現姓池田)敬子さんまでさかのぼります。私の子供のころの話で、63年ぶり史上2人目という快挙でした。

でも、このニュースが入ってきたのは時差の関係で朝方。昨日の『とくダネ!』でも、日本時間8日に行われた白井健三(21、日体大)の床運動での圧勝、それに続いて同9日に行われた跳馬での2位に0.001点差という“髪の毛1本”の2冠目までは映像でお伝えしましたが、村上茉愛さんの動画映像は間に合いませんでした。あとで見たら、これがすごい! H難度の「シリバス(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)」という大技をピタッ!と着地するんです。

つい数日前、日本時間の5日午後8時過ぎでしたか、ノーベル文学賞の発表で選考委員会が今年の受賞者は「カズオ・イシグロ」とされてびっくりしたばかりです。毎年有力候補に挙げられてきている村上春樹さんのことで頭の中がいっぱいでしたからね。ですから、村上茉愛優勝の一報が入ってきたときは“わっ!”と思いました。今年の体操の世界選手権は内村航平の個人総合7連覇なるか?が最大のハイライト。残念ながら跳馬で足首を痛めて途中棄権になってしまいましたが、それなら床はまず負けないだろうと思う白井選手の応援に切り替えていたんです。個人総合にも出場して3位銅メダルの健闘でしたし、次いで種目別でも床と跳馬・・・大健闘でした。でも女子で優勝となるとニュースバリューは大きいです。

昨日は時間的に間に合いませんでしたが今日10のスポーツ紙では1面あるいはバックフロントで大きく報道されています。ネットなどで調べていただいても分かりますが、世界的にも高く評価されている選手なんです。国際体操連盟は公式サイトで「床でムラカミがついに金」と見出しを打ち、称賛しているそうです。大活躍した白井健三選手とは日体大の同期生で練習も一緒の場所。さらに演技に磨きがかかるでしょう。2020年の東京(五輪)が楽しみです。

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2017年10月09日

「京都大賞典」

3日間競馬の最後の重賞は9日(月・祝)、京都競馬場で行われる2400m、別定重量の京都大賞典(GⅡ)。ここも1着馬に秋の天皇賞の優先出走権が付いていますが、距離的には2000mの天皇賞(秋)より2400mのジャパンカップ(GI,東京)→有馬記念(GI、中山2500m)狙いの脚質のメンバーになりました。当然でしょう。

サウンズオブアースに期待します。前走の札幌記念(GⅡ,2000m)は4着でしたが、新コンビの横山典弘騎手が積極的なレースをして見どころが十分ありました。結構流れるレースになったので6番手あたりに下げましたが、スタートで前に出して2番手併走のイン。コース的に外を回らないようにレースを進めて直線の伸びも悪くなかった。振り返ればレコードタイム勝ちだったトーホウジャッカルに半馬身差2着した3年前の菊花賞は忘れられませんし、ゴールドアクターにクビ差2着だった一昨年の有馬記念、キタサンブラックの2着だった昨年のジャパンCも印象は強烈。この馬が未勝利戦と500万下の2勝だけというのはおかしい(?)です。記憶もいいですが、記録も付け加えてもらいたい。もう6歳で、ここあたりがそのチャンスではないかと思います。

シュヴァルグランも距離が延びて持ち味が活きるタイプ。2歳時は2000m戦へ4度出走して未勝利戦の1勝だけ。3歳前半は勝てなかったものの、体ができてきた秋には2400mに距離を延ばして3連勝。一気にオープン入りしました。昨年は3月に3000mの阪神大賞典(GⅡ)、秋にはアルゼンチン共和国杯(GⅡ、東京2500m)を勝ってジャパンCでも3着と好走。今年の天皇賞(春)ではサトノダイヤモンドに先着してキタサンブラックの2着でした。調整も順調なので休み明け初戦でも好勝負になりそうです。

単穴はミッキーロケット。この馬も距離が延びて良いクチ。2000m以内で3勝していましたが昨秋、2400mの菊花賞トライアル・神戸新聞杯でサトノダイヤモンドにクビ差の2着に好走。驚いたファンが多かったのではないでしょうか。本番でも5着し、年明けの日経新春杯(GⅡ、京都2400m)でシャケトラに競り勝って重賞初制覇。それ以来の2400戦なので今回は怖いです。

伏兵陣。まだオープンでの実績はぐんと落ちますが、3月の3000mの阪神大賞典でサトノダイヤモンド、シュヴァルグランに次いで3着に入線したトーセンバジルが気になります。あとは長距離向きでこの春には目黒記念(GⅡ、東京2500m)を勝ったフェイムゲーム、マイペースで先行すれば粘る可能性があるスマートレイアー、好位差しの展開になれば好走の目があるマキシマムドパリを警戒。

【京都大賞典】(9日、京都11R)発走=15時35分

◎ 2 サウンズオブアース

○ 3 シュヴァルグラン

▲ 5 ミッキーロケット

△ 8 トーセンバジル

△ 7 フェイムゲーム

△ 4 スマートレイアー

△15 マキシマムドパリ

馬連 2→3、5、8、7、4、15

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2017年10月07日

「毎日王冠」

東京の秋のハイライトはここからです。8日の日曜日、東京競馬場では恒例の毎日王冠(GⅡ、1800m)が行われます。秋のGIレースを狙う古馬のステップレース((3歳馬も出られます)。1着馬に天皇賞(秋)の優先出走権が付いていますが、今年の顔ぶれをみると、あまり関係ないですね。出走に心配のない実績がある一線級がそろいました。狙うレースはどこ?それぞれに思惑があっての出走なのでじっくりとレース内容を見ておきましょう。困ったのはここに花一輪、今春オークスを勝った3歳牝馬のソウルスターリングが出走してきたこと。別定で53キロの軽量。人気になりそうですが・・・どうなる?これも見どころです。

中心はマカヒキにしました。昨年、サトノダイヤモンドと死闘の末にダービー馬に輝き、秋は凱旋門賞へ。前哨戦のニエル賞を勝って期待が高まったものの本番は14着・・・そしてこの春はGⅡの京都記念(2200m)でサトノクラウンの3着に終わり、今度はと思われた大阪杯(GI、2000m)もキタサンブラックの4着止まりでした。それだけ凱旋門への遠征で受けたダメージが大きかったのでしょう。そのあと立て直しに入って8月下旬からは栗東トレセンで秋に向けて調教に入っています。経過をみると速い追い切りもこなしていますし、直前は軽めですがのびのび走っています。今度は蘇りそうなので期待しました。

ソウルスターリングはテンションが上がるのを避けるように、それほど速い追い切りタイムは出していませんが乗り込み量は十分です。最終追い切りも控えめですが、動きが良いので牝馬ですからこれで十分かもしれません。距離もデビュー戦が1800m戦でしたから望むところでしょう。古馬の一線級との対戦は楽ではありませんが、斤量差は活きるはず。それと、古馬の有力どころに不安要素もあるので逆転が望めます。

単穴は5歳のリアルスティ-ル。3歳時は同期にドウラメンテがいて皐月賞2着。ダービーは追い込みに賭ける戦法に出てやはり同馬の4着に終わりました。おまけにドゥラメンテがいなくなった秋には、急成長したキタサンブラックの前に菊花賞2着。ただし翌春、UAE(アラブ首長国連邦)に向かってドバイターフ(国際GI、メイダン1800m)をもぎ取ってきました。底力はあります。秋には天皇賞(秋)でモーリスの2着、ジャパンカップでも5着でした。今年初戦の中山記念(GⅡ,1800m)で不可解な8着で心配されましたが、鼻出血では納得です。この秋に賭ける1頭で、狙うなら初戦から。

次いでグレーターロンドン、サトノアラジン。グレーターは安田記念で小差の4着に追い上げたように、バンとすればGIでも・・・と思われるほどポテンシャルは高い。ただ、脚部不安につきまとわれて5歳にしてまだキャリアが8戦。順位を下げました。後者は58キロが嫌われるかもしれませんが、追い切りの動きが良いので軽視は禁物です。あと、状態に問題ないヤングマンパワー、アストラエンブレムがひょっとして(?)の抑え候補。

【毎日王冠】(8日、東京11R)発走=15時45分

◎ 2 マカヒキ

○ 1 ソウルスターリング

▲ 8 リアルスティ-ル

△ 7 グレーターロンドン

△12 サトノアラジン

△ 9 ヤングマンパワー

△ 4 アストラエンブレム

馬連 2→1、8、7、12、9、4

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2017年10月06日

「サウジアラビアロイヤルC」

秋の東京、開幕です。その前にお詫び。先週の土曜日に突然、自宅のパソコンに不具合が生じて中山最終日の小欄、原稿はできていたのにアップできませんでした。翌日、修理に駆け込んだのですが・・・スミマセン。

東京の初日の7日、東京競馬場では中央場所で行われる最初の2歳馬の重賞レース、サウジアラビアロイヤルカップ(GⅢ、1600m)が行われます。負担重量は馬齢で、牡馬が55キロなって牝馬は54キロ。牡が1キロ重くなりますが気にする必要はありません。このレースが重賞に格付けされて3年目ということもあるでしょう。ここを選んでかなり好素質を感じさせる馬が多く出走してきました。カギになるのは距離(1600m)だと思います。もう少し長い方が・・・あるいは短い方が・・・で難しい。いずれにしてもクラシック戦線に乗りそうな馬が複数いるように感じられるので注目です。

ダノンプレミアムを抜擢しました。6月阪神で1800mの新馬戦(稍重)を1分48秒7で勝ったのですが、スタートが良く、控えて2番手。直線で伸びない?というシーンがあったもののゴール前でハミを取ってからはぐんと伸び、2着に4馬身差。能力の高さを感じました。8月下旬に放牧先からトレセンに戻り、調教を積み重ねられていて速い追い切りもこなしています。仕上がりに不安無いでしょう。むしろ、かなり良くなって来ているはずです。あとは栗東から東京への輸送をクリアするだけ。大丈夫とみて期待しました。

次いで狙ったのがカーボナード。同じくディープインパクト産駒で、デビューは夏の新潟。ただ、初戦は前半がスローで1分38秒2という遅いタイムの決着になりました。しかも、直線抜け出しながらコール寸前でウラヌスチャームに差されてハナ差2着。そのあと同じ千六戦では2番手から伸び、3秒近く短縮して楽勝しました。強調できるのは追い切りの動きが目立って良いのと、関東所属なので輸送の心配がほぼ無いこと。折れ合いが付きそうで速い脚もあります。距離の心配もいらないと思うので面白いと思います。

単穴はルッジェーロにしました。新潟の1400mで3番手から難なく前を交わしてデビュー勝ち。タイムの遅いレースだったのでこの時点では何とも言えないところですが、3着に終わった次戦のアスター賞(500万下、中山1600m)の内容が光りました。横を向いているときのゲートオープンだったようで立ち遅れてしまった。それでも外を回って追い上げ、直線は見どころ十分。1着馬から3/4馬身、ハナ差の着差でした。今回は変わるはずです。

ほかにも素質を感じる面々がいます。まず、スワーヴエドワード。エイシンフラッシュ(2010年ダービー、12年天皇賞・秋)の初年度産駒で、デビュー戦(6月東京、1800m・稍重)の勝ちタイムは1分52秒3といかにも遅かった。ただ、490キロ台の馬体から繰り出す大きいフットワーク、どこからでも行けそうな走りぶりが魅力。先々注目したい1頭です。

あと、東京1600mで新馬勝ちしたあと札幌のコスモス賞(OP,1800m)を連勝したステルヴィオ、阪神1800mでダノンプレミアムの5着のあと中京1600mでレコード勝ちしたシュバルツボンバー、新潟2歳Sの3着馬テンクウとしました。

【サウジアラビアロイヤルC】(7日、東京11R)発走=15時45分

◎ 2 ダノンプレミアム

○13 カーボナード

▲18 ルッジェーロ

△17 スワーヴエドワード

△16 ステルヴィオ

△ 3 シュバルツボンバー

△14 テンクウ

馬連 2→13、18、17、16、3、14

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