「アルゼンチン共和国杯&みやこS」

2017年11月04日

「アルゼンチン共和国杯&みやこS」

どうやら5日の日曜日もお天気はもちそうですね。ようやく東京と京都の競馬に戻りました。発走順に、まず東京のメーン、アルゼンチン共和国杯。3歳以上、芝2500mのハンデキャップ重賞(GⅡ)です。GIではちょっと・・・という古馬のメンバーに勝つチャンスがあるレースですが、怖いのはハンデに恵まれる3歳勢の挑戦があった時。昨年は距離適性のあるレーヴミストラルが3着と善戦しましたし、過去にも人気薄で好走した例があります。今年は、2頭が出走しています。

その1頭、スワーヴリチャードに◎。6戦2勝、2着3回。勝ち星は2つでも、各レースをたどれば能力が高いのは一目瞭然です。2歳時、2000m戦で新馬戦2着(ハナ差)のあとすぐ未勝利戦を勝ち上がりました。そして東京へ遠征して、東スポ杯2歳S(GⅢ,1800m)でブレスジャーニーのクビ差2着。明けて3歳の初戦、2度目の東京遠征の共同通信杯(GⅢ、1800m)を楽勝してクラシック候補にのし上がります。皐月賞はアルアインの6着でしたが、お気に入りの私でも◎にしなかったぐらいで中山コースに懸念がありました。“やっぱり・・・”の6着。でも勝ち馬から0秒4差で、内容は悪くなかった。そしてダービー。東京コースで存分に末脚を伸ばし、優勝馬レイデオロに3/4馬身差の2着。ここはそれ以来の出走です。中間、立て直しに日時がかかったということですが、調教を積み上げられていて直前の負い切りの動きに不安は感じられません。古馬相手でも初戦から勝負になると思います。

古馬の代表格はアルバート。2年前、4歳の秋口に出走レースの距離を2000m以上に延ばすと、500下クラスから一気にGⅡのステイヤーズS(中山3600m)まで4連勝。昨年はこのレースでシュヴァルグランの2着に追い上げ、12月のステイヤーズSの連覇につなげました。この2月には東京3400mのダイヤモンドS(GⅢ)も制覇。オールカマー(7着)を叩いての出走で、ネックは58.5キロのハンデだけです。

単穴はデニムアンドルビーにしました。故障して5歳後半から長期休養。ようやく復帰したのは昨年暮れです。そのあと7戦、本来の姿ではありません。3歳時のオークス3着、挑戦したジャパンCでジェンティルドンナにゴール前、一気に並びかけたレース(ハナ差2着)は忘れられないし、故障前の宝塚記念だってラブリーデイにクビ差2着でした。このレース。距離、コース、ハンデ(54キロ)と条件はそろっています。直近のケイコの動きは悪く見えないので・・・走れば今回でしょう。

伏兵陣で警戒したいのは長距離戦に実績があるカレンミロティック、3戦3勝でまだ負けていない3歳馬セダブリランテス、前走の直線に伸びに見どころがあったレコンダイト、札幌で2600mのオープン特別を勝ってきたプレストウィック。

【アルゼンチン共和国杯】(5日、東京11R)発走=15時35分

◎ 4 スワーヴリチャード

○11 アルバート

▲ 3 デニムアンドルビー

△ 8 カレンミロティック

△ 1 セダブリランテス

△14 レコンダイト

△ 6 プレストウィック

馬連 4→11、3、8、1、14、6

 

京都のみやこS(GⅢ)は1800mのダートのGⅡ・重賞(3歳以上OP、別定重量)。1着馬に秋のダート王決定戦、チャンピオンズカップ(GI、中京1800m)の優先出走権が付いています。まだ収得賞金で出走がおぼつかない陣営にとっては全力投球です。

3歳のエピカリスに期待しました。昨年8月に新潟でデビュー勝ちし、今年2月のヒヤシンス賞まで4連勝。そのあと海外へ羽ばたきました。3月、ドバイ首長国連邦のUAEダービー(GII、1900m)で惜しいハナ差負けの2着。そして米国三冠レースの最終戦、ベルモントSへ矛先を向けましたが、足元の不安で出走を取り消して帰国しました。問題はそのあとのレースで、8月新潟のレパードS(3歳GⅢ,1800m)でよもやの3着。ただし、これは心配しなくてよいと思います。この先を考えて好位に控えるケイバをしたらインのポケットに入って行き場がなかったのが敗因です。今回は古馬との対戦で相手が強化しますが、54キロでの出走なので狙いました。

今夏、北海道シリーズで唖然とする活躍を見せた5歳馬テイエムジンソクが強敵です。5月に京都で1600万下特別を勝ち上がって函館へ。1700mのオープン特別・大沼Sで2着ダノングッドに4馬身差、続いてマリーンSもタガノエスプレッソに5馬身差の圧勝。それぞれ好位から先頭、逃げてそのまま突き放すレースで、直線は独壇場でした。札幌へ移動して臨んだGⅢ・エルムS(1700m)でロンドンタウンに食い下がられて半馬身交わされましたが、重馬場でのレコード決着でした。普通の馬場なら逆転候補です。

単穴はトップディーヴォ。オープン入りしたのは今年の2月ですが、そのとき負かしたのがテイエムジンソクでした(重馬場)。トップクラス相手では苦戦と思われたら8月新潟、BSN杯で人気のマスクゾロを差し切っています。前走のGⅢ・シリウスS(阪神2000m)はメイショウスミトモの4着止まりでしたが自在性があるし、上がり目もあるでしょう。

次いで4月阪神のGⅢ・アンタレスS(1800m)を1分49秒9の好タイムで勝ったモルトベーネ、気性難があっていつ走るか分からないが能力はあるアスカノロマン。あと、大井のジャパンダートダービーで3着したタガノディグオ、レパードSを勝ったローズプリンスダムの3歳勢にも要注意。

【みやこS】(5日、京都11R)発走=15時45分

◎15 エピカリス

○16 テイエムジンソク

▲ 4 トップディーオ

△ 1 モルトベーネ

△ 5 アスカノロマン

△ 6 タガノディグオ

△11 ローズプリンスダム

馬連 15→16、4、1、5、6、11

» コメントを書く