「チューリップ賞&オーシャンS」

2018年03月02日

「チューリップ賞&オーシャンS」

3日の土曜日、阪神競馬場で3歳牝馬のチューリップ賞GⅡ、1600m)が行われます。桜花賞トライアルレースで3着まで優先出走権がありますが・・・満を持していた2歳女王ラッキーライラックと、GI・阪神ジュベナイルフィリーズで同馬の2着だったリリーノーブルが出走してきました。桜花賞の有力候補なのは間違いない逸材で、他の陣営が出走権を手にするのは“狭き門”です。

中心はリリーノーブルにしました。西から輸送して東京のデビュー戦だった昨年10月末の東京の1600m戦。フルゲートの外、13番枠からのスタートも問題なく楽勝しましたし、続いて京都の白菊賞(牝500万下、1600m)も3~4番手から直線インから抜け出して連勝。2歳女王決定戦ではラッキーライラックに3/4馬身差し込まれたものの、スタートの良さ、道中の折れ合い、追われてからの伸びとセンスの良さが揃っています。当時(阪神JF)、ベタ褒めして◎にしていたので今回、雪辱を期待します。

もちろん強敵はラッキーライラック(当時、○)。8月新潟の1600m新馬戦、そして10月東京のアルテミスS(牝馬GIII、1600m)、そして阪神JFと3戦3勝で2歳女王に輝きました。両馬とも牝馬離れした馬格ですが、こちらはオルフェーヴルの気性の良いところを受け継いだ感じで馬混みでも怯まないし、追われてからの勝負根性もあります。桜花賞と言わずオークスも有望でしょう。

でも・・・ここは本番へ向けてのトライアル戦。何があるか分かりません。単穴にスカーレットカラー。5戦1勝(2着3回)なので地味な印象ですが・・・2歳時、6月阪神の1400m新馬戦で2着のあと、7月中京の1600m戦1着。あとは秋初戦のアルテミスSでラッキーライラックの5着。ただ、2着だった白菊賞(500万下、1600m)の勝ち馬はリリーノーブルで、3歳初戦のフェアリーS(GⅢ、1月中山1600m)は勝ったのがプリモシーン(強い)。前半置かれても長く脚を使う長所があり、休み明けの不安もない。

次いで伏兵なら新馬戦(1月中京、1600m)を勝ったばかりのサラキアです。スタートで後れて掛かりながら前へ取り付き、それでもあっさり差し切りました。追い切りの動きが良いのでガラッと変わるかもしれません。あと、前走のクイーンCは5着と案外でしたが阪神JF3着のマウレア、フランケル産駒のシグナライズがどこまで変わるか。

【チューリップ賞】(3日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 9 リリーノーブル

〇 5 ラッキーライラック

▲ 3 スカーレットカラー

△10 サラキア

△ 4 マウレア

△ 8 シグナライズ

馬連 9→5、3、10、4、8

 

中山のGⅢ、夕刊フジ賞オーシャンステークス(1200m)は1着馬に高松宮記念の優先出走権があります。昨年は1番人気のメラグラーナが勝って順当に収まりましたが、波乱になる年が多いので油断は禁物です。

中心はレーヌミノル。昨年の桜花賞馬なので「格上」と言うつもりはありません。個人的には新馬戦に続いて小倉2歳Sのぶっちぎり勝ちのイメージが強く、短距離ホースだと思っているからです。レース運びだけでなく、調教でも距離に対応できるように工夫を重ねてきていました。上位に食い込むレースもありますが、それでもマイルでも大丈夫かというと・・・勝ったのは桜花賞だけ(それで十分!)。久しぶりの千二に対応できるかが問題ですが、この距離ならスピードが鈍ることはないと思います。

5歳牡馬ビップライブリーは1400m戦を主舞台にしてから崩れないで毎回のように上位争いをするようになっています。初めて1200m戦に出走した前々走の京阪杯(GⅢ、京都1200m)で逃げ切り勝ちのネロにクビ差に迫る2着。昨秋、オープン入りしてGⅡのスワンSでサングレーザーの4着、相手が揃った前走の阪神C(GⅡ、1400m)でもイスラボニータの5着。この相手なら好勝負になるでしょう。

単穴は好気配が目に付くナックビーナス。6勝中5勝をこの距離で挙げており、昨年はメラグラーナに半馬身差の2着でした。先頭に立って粘るレースをすることもあり、ペースが速いと見れば好位に控えて速い脚を直線で活かすことも・・・。今回は後者?嵌まれば面白い。

伏兵が多いです。前走のラピスラズリS(OP特別、中山1200m)を好位から抜けて勝った

アルティマブラッドは中山コースは5戦3勝(2着1、3着1)と得意。前2戦は不振でも休養前の函館スプリントS(GⅢ、1200m)のレコード勝ち=1分06秒8=が忘れられないジューヌエコール、復調気配があるリエノテソーロ、差し脚活きる展開ならロードクエストも警戒しました。

【オーシャンS】(3日、中山11R)発走=15時45分

◎15 レーヌミノル

〇 4 ビップライブリー

▲13 ナックビーナス

△ 3 アルティマブラッド

△ 5 ジューヌエコール

△ 8 リエノテソーロ

△16 ロードクエスト

馬連 15→4、13、3、5、8、16

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2018年03月02日

「京都牝馬S&ダイヤモンドS」

小欄のミスで2月17日の重賞、京都牝馬SとダイヤモンドSの原稿がアップされませんでした。データに残しておきたいのでここにUPさせていただきます。なお()内は成績です。

11R 京都牝馬S(GⅢ)

4歳以上・牝馬の1400mのGⅢ・重賞。ここを勝って勢いに乗ってGIへ挑戦したい面々だが・・・。千二戦で実績を挙げてきた組と千六で好走している馬が混在するので距離が微妙だ。流れがどちらに有利になるか、見立てが難しい。

後者と見て本格化してきたミスパンテールに期待する。昨秋、秋華賞トライアルのローズS(GⅡ、阪神1800m)で10着に終わって秋華賞をパス。そのあと準オープンを勝ってターコイズS(GⅢ、中山1600m)を連勝した内容がよい。ポテンシャルの高さに目を付けて早くから狙い続けていた馬。もう少し距離がほしい気がするが、鞍上が流れに合わせて対応するだろう。良くなってきたここは凡退はしないはずだ。

相手選びが難しい。千二戦を中心に出走して好成績を挙げているソルヴェイグを次位に。昨春、GI・高松宮記念(中京1200m)に駒を進めてセイウンコウセイの9着に終わったあと、牝馬のマイルのGI、ヴィクトリアマイルで逃げてアドマイヤリードの0秒3差5着に残っている。追い切りの動きが良いし、千四もこなせるだろう。

単穴にはミスエルテを狙った。朝日杯FS(GI、阪神1600m)で4着のあと昨春は桜花賞で11着、牡馬混合のGI・NHKマイルCでアエロリットの7着。ここまでは相手関係と長距離輸送などで仕方ないが、昨秋が問題。メンバーが強力とはいえ2戦とも15着だった。フランケル産駒で注目され、新馬→ファルコンS(GⅢ)を連勝した馬なので、そろそろ目覚めてもらいたい。

短距離なら強力な先行力を見せるワンスイナムーン、もっと走ってもいい新潟2歳Sの覇者ヴゼットジョリー、上がり馬デアレガーロ、サザナミが抑え候補。

◎ 8 ミスパンテール(1着①3.1倍、1分23秒0・良、⑦⑥⑥34秒1、+6)

〇 3 ソルヴェイグ(11着②5.0倍、1秒5、①②②36秒1、+10)

▲ 4 ミスエルテ(7着⑥12.1倍、0秒6、⑪⑪⑩34秒3、+4)

△ 2 ワンスイナムーン(5着③5.1倍、1馬身1/2、①①①35秒1、+14)

△ 5 ヴゼットジョリー(6着⑧20.6倍、0秒6、⑥④④35秒0、+2)

△10 デアレガーロ(2着④5.2倍、1/2馬身、⑩⑩⑩34秒0、+8)

△ 7 サザナミ(10着⑩58.8倍、1秒3、⑪⑪⑩35秒0、-8)

3着エスティタート(⑤10.7倍、クビ、⑧⑧⑨34秒1、0)

4着エンジェルフェイス(⑨22.7倍、クビ、④⑤④34秒5、-2)

馬連 8→3、4、2、5、10、7

単勝310円、馬連860円、馬単1580円、3連複2930円、3連単1万0260円(枠連6-7、820円)

11R ダイヤモンドS(GⅢ)

春季の古馬の長距離重賞。東京コースの3400mでの争いで、スタミナがカギになるのは言うまでもない。実績では2度このレースを制している(2014年、15年)フェイムゲームだが、今年8歳。しかもハンデキャップ重賞で今回は58.5キロを課せられた。このメンバーなら・・・ということだが、軽ハンデ組が台頭してもおかしくない。

ソールインパクトを狙ってみる。気性的なこともあるのか、じり脚タイプだからか?分からないが、走る時と凡退に終わる時の落差が大きい。前者の好例が2走前、昨年5月のアルゼンチン共和国杯(GⅡ、東京2500m)。3歳馬スワーヴリチャードが圧勝した重賞だが、好位グループから直線脚を伸ばして2着と好走した。勝ちタイム2分30秒0(速い)のレースで着差は2馬身半。3着セダブリランテス、4着がアルバート。そんなレースができるのだから、休み明け2走目でハンデ54キロなら勝負になっておかしくない。

フェイムゲームは前記したように、このレースを連覇して翌年の16年もトゥインクルの2着している。元々が左回りが良いタイプなのでこのハンデでも軽視はできない。ただ、昨年はアルバートの6着と良いところがなかった。2番手にした。

単穴は明け5歳のリッジマン。昨年夏、1000万条件とはいえ2600mの札幌日刊スポーツ杯を捲り追い込みで勝っている。前走の万葉S(OP特別、京都3000m)で2着しているし、ハンデが52キロ。大駆けがあるかもしれない。

以下、伏兵陣。格下からの挑戦でも4歳で伸び白があるホウオウドリーム、前走のステイヤーズS(GⅡ、中山3600m)で着差はあったものの3着に追い上げたプレストウィック、2連勝でオープン入りしてAJC杯(GⅡ、中山2200m)=7着=から長い距離を狙ってきたレジェンドセラーと、ラブラドライト。

 

◎ 6 ソールインパクト(3着⑥11.7倍、1馬身1/4、⑥⑦⑦③36秒0、-4)

〇14 フェイムゲーム(1着①2.7倍、3分31秒6・良、⑩⑨⑨⑧35秒3最速、-6)

▲ 1 リッジマン(2着⑤7.5倍、1馬身3/4、⑨⑧⑦⑦35秒7、-4)

△ 5 ホウオウドリーム(7着②4.7倍、1秒1、⑫⑫⑫⑪36秒1、-2)

△ 3 プレストウィック(5着④7.3倍、クビ、⑥⑤⑤③36秒2、+4)

△ 8 レジェンドセラー(10着③5.6倍、2秒7、②③③①38秒5、-2)

△ 4 ラブラドライト(13着⑨55.1倍、6秒4、②②②③42秒0、-16)

4着リッチーリッチー(⑦21.3倍、クビ、⑪⑪⑪⑧35秒8、0)

馬連 6→14、1、5、3、8、4

単勝270円、馬連1030円、馬単1630円、3連複3460円、3連単1万2630円(枠連1-8、1360円)

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