「安田記念」

2018年06月02日

「安田記念」

長かった第2回東京開催も終わって今週から第3回東京開催になりました。気が付かないファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか?第2回の東京開催は通常の4週8日間でなく12日間だったんです。オークス、ダービー・・・この開催、春季の東京競馬の最も華やか舞台でした。とくにダービーですが、個人的にちょっとした事件に遭遇しました。私の親しくしている方がダービー史上最高配当レコードとなった3連単馬券(285万6300円)を的中させたんです。

東京競馬場にいた私のケイタイに電話が入りました。ちょうどパドックでダービー出走馬が周回するところです。「いま新橋の場外にいるんだけど、エノさん、ワグネリアンを◎にしてるよね(小欄をケイタイで覗いて)。どう?」、「馬の仕上がりは良いし、もともとダービーへピークに持って来た馬で、東京コースだから今日は能力を出せると思うよ」と返答。内心“今日は前へ出すレースをするかもしれない”と思っていましたが、それは過信させてはいけないので言いませんでした。レースが終わって、また電話。それが、「驚愕!みんな取りましたよ」そして「3連単も」。ウソ!?と思いましたが、そんなことを言うタイプの人柄ではないし、本人の興奮ぶりからどうも事実のよう。そのあとメールで3連単の買い方(1着候補、2着候補、3着候補の馬番まで送信してきました。「只今、大宴会中」の続伸も。3連単馬券は100円単位だと思いますけど、こんなこともあるんですね。良かった、よかったです。

座興はこれぐらいにして春季のGIの締めくくり、安田記念(東京1600m)。スワーヴリチャードが今まで経験していなマイル戦に対応できるのか?昨秋、マイルチャンピオンシップ(GI、京都1600m)を追い込み勝ちしたペルシアンナイトが先行有利の現在の東京の馬場コンデションで届くのか?人気馬に不安が感じられます。それなら・・・と他のメンバーに目を移しても“これでイケる”というほど自信が持てる馬がいません。その原因の一つはこのレースの負担重量。牡馬58キロ(牝馬56キロ)で。天皇賞(春、秋)と並ぶ最も重い定量のGIだからです。正直言って迷いました。

中心はスワーヴリチャード。スピードに加えてパワーもあります。デビュー戦(2着)から2000mを選んで出走して2走目に同距離で勝ち上がった馬で、ダービーでレイデオロの2着。有馬記念4着のあと近2走も金鯱賞(GⅡ、中京2000m)、大阪杯(GI、阪神2000m)を連勝しています。いきなりマイルのGIに矛先を向けて大丈夫?と心配です。ただ、3走目に東京へ輸送してきて挑戦した1800mの東スポ杯2歳S(GⅢ)は接戦の2着で、そのあとの再度東上した3歳2月(昨年)の共同通信杯(GⅢ、1800m)は勝ちました。相手関係が全然違うのでそれで大丈夫ど言うつもりはありませんが、東京コースはこの馬にとって最適です。心強いのは前走のあと、ここへ向けてびっしりハードな追い切りを積んでいること。このデキ(仕上がり)ならなんとかなるような気がします。

昨秋のマイルチャンピオンシップ(GI、京都1600m)を勝ったペルシアンナイトの追い切りの動きもすごく良く見えます。マイル王に敬意を払って一応対抗馬にしました。ただ、先週のダービー当日、現場でみていたら予測できないような先残りのレースが続きました。一緒に長くケイバを取材してきた目利きの友人も「うしろ(道中後方)からじゃ届かないね」とギブアップ。そんな馬場コンデションなので、この馬は不安が大きいような気がします。

穴ねらいならアエロリット。この馬にも不安はあります。ウオッカじゃあるまいし・・・と言われそうな上に、牝馬の56キロとかもありますが一番の心配は中2週での挑戦がどう出るか?です。その前走、ヴィクトリアマイル(牝馬GI、東京1600m)で4着でしたが、レースを見ていて、もう少し二の脚を使えるはずだが・・・と不満がありました。後でスタート直後に左前を落鉄(勝負鉄がはずれる)していたということなのでナットク。NHKマイルカップ(3歳GI、東京1600m)で◎の期待に応えてくれた贔屓馬なので私は買います。

上記馬が総崩れなら来れそうな馬が「あれも、これも」になってしまいます。予想の印は7頭以内と決めているので、あと4頭はリアルスティール、リスグラシュー、キャンベルジュニア、サングレーザーの順としました。

【安田記念】(6月3日、東京11R)発走=15時40分

◎ 1 スワーヴリチャード

〇 5 ペルシアンナイト

▲ 4 アエロリット

△11 リアルスティール

△14 リスグラシュー

△ 8 キャンベルジュニア

△15 サングレーザー

連複 1→5、4、11、14、8、15

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