「クイーンC&アイビスSD]

2018年07月28日

「クイーンC&アイビスSD]

北海道シリーズは今週から舞台が函館から札幌に移ります。開幕週の重賞は牝馬のクイーンS(GⅢ、1800m、別定重量)。ホッカイドウ競馬の難しさの一つに函館から札幌への輸送があります。このレースで言うと、出走11頭のうち8頭が函館競馬場で追い切られた後、札幌のレースに向かってレースに臨んでいます。馬房や調教コース・・・それぞれ事情があるのですが、それはさておき輸送がどう影響するか?私は気にしています。

ソウルスターリングに期待しました。美浦トレセンで乗り込まれて札幌入りし、1週前(19日)に本馬場で追い切られています。直前は軽いケイコですが“これで十分”の思惑でしょう。昨秋から今季前半までは散々でした。オークスを快勝したあと牡馬相手のGIに参戦。毎日王冠(8着)をステップに臨んだ天皇賞(秋)はキタサンブラックの6着、ジャパンCはシュヴァルグランの7着でした。牝馬の重賞に戻した今年春季の2戦も阪神牝馬S(GⅢ、1600m)10着、ヴィクトリアマイル(GI、東京1600m)も7着に終わりました。「デビュー地のここ札幌で復活」はできすぎたストーリーという気もしますが、不振の主原因はメンタル面のはず。当日輸送がないのは間違いなくプラスです。

ディアドラは昨秋、8月札幌の1000万(2000m)=1着=を足掛かりに紫苑S(GⅢ、中山2000m)、秋華賞(GI、京都2000m)制覇の大躍進。そのあと古馬相手のGI、エリザベス女王杯(京都2200m)12着、今年初戦の京都記念(GⅡ、2200m)もクリンチャーの6着でしたが、3月のUAE(アラブ首長国連邦)遠征ではドバイターフ(GI、メイダン1800m)でベンバトル3着と上々でした。遠征帰り初戦なので過信はできませんが2番手。

単穴はフロンテアクイーン。これもディアドラと同じく函館調整組ですがウッドコースで5F64秒台の速いタイムをマークしています。心房細動を発症して福島牝馬Sを回避したのが気がかりですが、大丈夫そうです。堅実な反面、勝ち身に遅いタイプなので「単」となると信頼感が少し落ちますがメンバー的には好勝負でしょう。

次いでアンドリエッテ。6歳ですが前走のマーメイドS(GⅢ、阪神2000m)でワンブレスアウェイ以下を抑えて重賞を初制覇しました。当時のハンデ51キロから今回は55キロですが札幌に入厩して調整されていて動きも良いです。あと、函館記念でエアアンセム、サクラアンプルーフに次ぐ3着と大好走したエテルナミノル、実績は落ちますが伸びしろ十分のアグレアーブル、51キロの3歳馬リバティハイツに要注意

【クイーンS】(29日、札幌11R)発走=15時25分

◎ 2 ソウルスターリング

〇 9 ディアドラ

▲ 5 フロンテアクイーン

△ 8 アンドリエッテ

△11 エテルナミノル

△ 1 アグレアーブル

△ 6リバティハイツ

馬連 2→9、5、8、11、1、6

 

東の舞台は福島から新潟へ。第1週の重賞は新潟にしかない直線1000mのスピード合戦、アイビスサマーダッシュ(GⅢ、3歳以上オープン、別定重量)で、サマースプリントシリーズの第3戦として行われます。このコースは「外枠有利」がすっかり根付いてしまいましたが、直線の競馬で内、外の有利、不利??なんとかならないの?といつも思います。

内枠になってしまいましたが、初志貫徹で◎はカラクレナイ。昔から能力がありながらコンスタントに走らない馬に興味があって(私が買った時だけ走ってくれればいい)、この馬のデビュー戦(4着)を見て贔屓の1頭に加えました。次からいきなり3連勝しましたが、3勝目のフィリーズレビュー(GⅡ、阪神1400m)では桜花賞馬になるレーヌミノルを後方から一気に差し切っています。ただ・・・そのあと1年4カ月も勝ち星がありません。最近までGI(2戦)、GⅡ(2戦)、GⅢ(3戦)でメンバーのそろった重賞だったこともあります。後方からの競馬で外を回る不利がありますが今回、千直なら掛かる不安、前がふさがる恐れもありません。どんなケイバをするか楽しみで、このメンバーなら・・・。久しぶりに狙ってみます。

前記したように順当な狙いなら「大吉」を引いた感じの8枠の2頭。とくに⑮番ダイメイプリンセスは前走のCBC賞(GⅢ、中京1200m)はアレスバローズの9着でしたが、その前の2戦が春の新潟開催の1000m戦。1600万下の駿風S、オープン特別の韋駄天Sを連勝しています。しかも2戦とも2着馬に2馬身差以上の楽勝で、重賞でも通用しそうです。

⑰番ペイシャフェリシタは前走のCBC賞で15着。と言っても勝ち馬からのタイム差は0秒7しかない。大外⑯番枠からのスタートで、好位6番手に付ける前半に脚を使ったのが伸びきれなかった原因の一つでしょう。千直は未経験ですが千二、千四で強いレースをしています。追い切りの動きは軽快なので巻き返しに特注です。

それと見逃せないのがラインスピトット。賞金別定で57キロになっているようにメンバー1の稼ぎ頭。前走の函館スプリントS(GⅢ、1200m)の6着も、勝ったセイウンコウセイから0秒3しか差がなかった。ほかにもダート路線から切り替えてきた馬など人気うすに動きの良い馬が多いです。中からベストマッチョ、レッドラウダ、アクティブミノルに△。

【アイビスSD】(29日、新潟11R)発走=15時45分

◎ 3 カラクレナイ

〇15 ダイメイプリンセス

▲17 ペイシャフェリシタ

△ 6 ラインスピリット

△ 4 ベストマッチョ

△14 レッドラウダ

△ 1 アクティブミノル

馬連 3→15、17、6、4、14、1

 

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2018年07月21日

「函館2歳S&中京記念」

22日の日曜日、早くも今年度初めての2歳馬の重賞(GⅢ)函館2歳ステークス(1200m)が行われます。16頭フルゲートになりました。函館で勝ち上がった馬11頭(内、デビュー戦勝ち8頭)、福島でデビュー勝ちした3頭、それにホッカイドウ競馬からの参戦が2頭。地の利もあって函館組が有利と思われますが、人気の新勝ちした面々の2走目の変わり身がカギになります。案外ということもありますからね。波乱含みです。

アスターペガサスを中心にしました。1回函館の2週目のビューで、1200m戦を1分10秒0。2~3番手から直線伸びて2着に2馬身半差の楽勝でした。外国産馬(米国)で胸前のがっしりしたタイプ。見た目のように中身も丈夫なのだろう。ここへ向けて先週、そして今週とウッドコースで追われて速いタイムをマークしています。この馬より速いタイムで勝ち上がった馬が複数いますが、上がり目ではこの馬が一番とみて抜擢しました。

ナンヨーイザヨイは函館開幕週に1200m戦でデビューして1分09秒4の好タイム勝ち。エイシンフラッシュ産駒で460キロ台の馬体のバランスも良いし、スタート後に他の馬の動きを見て仕掛けて2番手をキープ。直線抜け出して2着マノラムに1馬身半差というレースぶりも良かった。人気を集めそうですが、勝った後、いったん短期放牧に出されて再調整。今回はその仕上がり状態がカギになります。

単穴はカルリーノ。デビュー戦はスタートが決まらず14頭立ての中団からのレース。前記したナンヨーイザヨイの4着に終わったものの、直線では鋭い伸びを見せていました。中1週の未勝利戦(1200m)に出走して3~4番手から直線内抜け。稍重馬場で1分09秒7の好タイムでしたし、実戦を2回経験したのも強味になるので要注意です。

人気うすの中で警戒したいのが道営競馬から参戦しているエムティアン。新種牡馬パドトロワの産駒で、門別競馬場(ダート)の初戦(1000m)が2着に6馬身差の逃げ切り。勝ち上がり組による2走目(1200m)も3番手から4角先頭で連勝しています(2着に1馬身差)。芝はもちろん初めてですが、仕上がりがJRA所属馬より先行しているので注意が必要です。次いでイチゴミルフィーユ、トーセンオパール、スズカカナロア。

【函館2歳S】(22日、函館11R)発走=15時25分

◎ 6 アスターペガサス

〇11 ナンヨーイザヨイ

▲ 5 カルリーノ

△ 8 エムティアン

△ 7 イチゴミルフィーユ

△ 4 トーセンオパール

△ 3 スズカカナロア

連複 6→11、5、8、7、4、3

 

中京で行われる「サマーマイルシリーズ」の第1戦、中京記念(GⅢ、3歳以上オープン、1600m)はハンデキャップ重賞。トップハンデは57.5キロで順当なところでしょうが、これが3頭(ウインガニオン、グレーターロンドン、スマートオーディン)います。以下も少しずつ重い?という印象。展開に大きく左右されそうなレースですが、先行勢か追い込み勢か?当然、予断はできません。

中心はグレーターロンドンにしました。3~4歳時の1年以上にわたる長休から復帰して4連勝した時は重賞勝ちもすぐかと思われました。ところが、まだ果たしていない。5歳の昨年はオープン特別まで連勝した後、いきなりGI・安田記念に挑戦。サトノアラジン、ロゴタイプ、レッドファルクスにクビ、クビ、クビ差で続く4着まで追い上げました。秋も毎日王冠(3着)から天皇賞(9着)という王道。ハードだった?そのあとOP特別、GⅢ(3戦)で勝てないでここまで来ています。追い込みタイプなので展開次第というところはありますが、ハンデが56.5キロで追い切りの動きも良いです。チャンスでしょう。

ウインガニオンは先行タイプ。条件クラスから夏場に好走していて、5歳の昨年はこのレースで重賞初制覇しました。続いて関屋記念(GⅢ、新潟1600m)もマルターズアポジーの2着。そのあと苦戦していましたが、前走の安田記念は7着でも勝ち馬モズアスコットから0秒7差で、58キロを背負って1分32秒0で走っています。再び夏を迎えて連覇を果たす好走も望めます。

単穴はロジクライ。同じく先行タイプですが、2番手、3番手から前を交わすレースもできます。前走のマイラーズC(GⅡ、京都1600m)で逃げて7着でしたが、サングレーザーが追い込みを決めたレコードタイムになったレース。ペースが速かった。このところ好調で、ここはGⅢでハンデが56キロ。チャンスがあるかもしれません。

次いでスマートオーディン。3歳のクラシックシーズンで贔屓だった1頭。故障から立ち直って2年ぶり出走した前走のエプソムC(GⅢ、東京1800m)でも▲に推しました。結果は失速して12着でしたが、ハナを切って先頭で直線坂上まで来たレースにはナットクです。調教で掛かる面が見られるので大狙いは避けましたが私は買います。

ほかでは本格化の気配があるリライアブルエース(54キロ)、ここ数戦のレース内容が良いミエノサクシード(53キロ)、嵌ると爆発的に伸びるガリバルディ(57キロ)に注意。

【中京記念】(22日、中京11R)発走=15時35分

◎16 グレーターロンドン

〇13 ウインガニオン

▲12 ロジクライ

△ 1 スマートオーディン

△ 4 リライアブルエース

△14 ミエノサクシード

△10 ガリバルディ

連複 16→13、12、1、4、14、10

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2018年07月17日

「フランス、20年ぶり2度目の優勝」

ワ-ルドカップ(2018W杯ロシア大会)が終わりました。フランスとクロアチアとの決戦になった決勝戦は15日6時開始で、時差が6時間ありますから日本では16日の午前0時開始。フランスが先制してクロアチアが追いついて1-1で迎えた前半34分、フランスが得た右サイドのCKに合わせたボールにクロアチアの選手がゴール前で痛恨のハンド。これが故意か偶然か、ペナルティーを取るかどうか?抗議でビデオ判定になって固唾をのんだんですが、判定が覆ってフランスにPK(ベナルティーキック)が与えられました。これをキッカーのグリーズマンが決めて2-1とフランスが再度リード。

フランスは後半に入ってまもなく、右サイドを進入してFKを得たエムバペからのクロスからのこぼれ球を最後ポグバがボレーシュートで決めて2点リード(14分)。さらに同20分には19歳の神童エムバペがミドルシュートを鮮やかに左隅に決めました。その後クロアチアが1点を返したんですが反撃はここまで。フランスが4対2で押し切りました。

クロアチアも頑張りましたけど、フランスは得点したあとの守りが堅かったですよね。ただ、データだけみるとボール支配率は61%でクロアチア。シュート数もフランスの倍で、パス本数も倍。走行距離もクロアチアの方が上なんですよね。でもフランスに4点取られた。試合の最初のフランスの1点は、シュートを防ごうとしたクロアチア選手の頭をかすって角度が高くなってキーパーが届かなくなったんですね。クロアチアにとっては痛恨のオウンゴール。フランスにツキがあったし、ハンドを取られた(フランス2点目のPK)もきつかった。でも最後までよく走ってクロアチア、頑張りましたよ。

フランスはもう、大騒ぎでしょう。20年前、自国開催のW杯で優勝していますが、5大会ぶり2度目の優勝。しかも優勝を決めた前日(7月14日)は革命記念日(パリ祭)で、2日続きのお祭り騒ぎは当然。日本とも友好関係が深いですし、素直に祝福したいと思います。

それにしても今回のW杯には、どの試合をみても引きずり込まれました。メッシ(アルゼンチン)も見たし、Cロナウド(ポルトガル)の超人的なゴール,ネイマール(ブラジル)も見たし、最初のフランスの試合では聞いてはいたけどそのスピードとキックの正確さなどに度肝を抜かれたエムバペ(フランス)・・・フォワードだけでなくMF(中盤)、DF(守備)、そしてGK(ゴールキーパー)にも世界には「すごい選手がいるんだな~」とあらためて思いました。しかもそんなチームが決勝トーナメントで姿を消してゆく。シビアです。ともあれ、これで寝不足は少し解消されますが、次はカタールか・・・4年待たなければなりませんけどね。

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2018年07月14日

「函館記念」

今週の重賞は15日に行われる函館記念だけ。ローカル競馬に突入して、先行していた函館に続いて福島、中京の3場開催に入って今週が3週目ですが、もう函館記念かという感じです。北海道シリーズが1開催6日(3週)になってからの日程消化の速いこと。“慌ただしい”です。ほぼ付きっ切りで取材する年月だけで35年間ありましたから思い出がぎっしり詰まっていますが、予想としてはこの函館記念が一番難しいです。

それはさておき、今年の函館記念(GⅢ、3歳以上オープン、2000m)。ハンデキャップ重賞で、背負い頭はGⅡ勝ちがあるサクラアンプルールで57.5キロ。次いでGⅢ勝ちのスズカデヴィアスとマイネルハニーが57キロ。ハンデをもらった(馬齢重量より軽い)中に好調馬が多いので波乱の要素になります。洋芝コースはどこかで無理するとゴール前で堪えることが多い。前半置かれてもあせらず“捲り”を打てる乗り役を狙うという手もあります。その前に各馬の能力、馬の状態の見極めがあるのはもちろんです。

ブレスジャーニーの復活に賭けてみます。2歳時、新馬戦(東京1400m)3着のあと同1600m戦で勝ち上がり、秋にはサウジアラビアロイヤルC(GⅢ、東京1600m)、そして東スポ杯2歳S(G、東京1800m)ではスワーヴリチャード、ムーヴザワールドの評判馬との接戦を制して重賞を連勝した馬です。そのあと故障で長期戦列離脱しましたが、無事ならクラシックの有力候補と思える内容でした。復帰してここまで5戦。まだ復活をアピールできないでいます。ただ、前走の前哨戦、巴賞(OP特別、函館1800m)の5着は勝ち馬ナイトオブナイツからアタマ、クビ、クビ、クビの小差まで追い上げました。別定重量戦では2歳重賞は加増対象から除されますが、ハンデはそれに倣ったように56キロ。狙うなら今回でしょう。

サクラアンプルールには一見、不利な材料がそろっています。トップハンデのほかに休み明け、使って良くなるタイプだから・・・とか。でも、この馬の能力は高いです。昨年夏、札幌記念(GⅡ、2000m)を勝ちましたが、今年も2月の中山記念(1800m)でウインブライトの4着、1カ月後の日経賞(中山2500m)もガンコの3着でした。ともにGⅡ重賞で57キロを背負ってです。直前の動きも悪くは見えないので逆転候補。

単穴はブラックバゴ。この馬もポテンシャル(潜在能力)は高い。デビューから3走目の2歳重賞、ホープフルS(当時GⅡ、現=GI、中山2000m)で3着。三冠レースには出走していませんが3歳春季は京成杯でベルーフにハナ差の2着。強敵ぞろいだった皐月賞トライアルのスプリングS(GⅡ、中山1800m)でキタサンブラックの6着。切り替えてダービーを目指した青葉賞(G2、東京2400m)でレーヴミストラルの4着。夢破れたうえ、故障で戦列離脱。復帰して4歳時は不振でしたが、5歳の昨年は3勝しました(6戦)。それがいずれも2000m戦で、函館でも捲り追い込みを決めて2000mを1分58秒8の好タイムで勝っています(五稜郭S)。休み明けでも怖いです。

警戒が必要なのは4歳の上がり馬トリコロールブルー。昨年夏場の充電で馬体に実か入った感じ。秋初戦(1000万下)は前走の青葉賞(7着)の時より30キロ以上増えた馬体重で快勝しました。さらに今季は1600万下に続いてオープン特別の大阪城Sを連勝。前走の鳴尾記念(GⅢ、阪神2000m)でも3着に追い上げました。

次いで巴賞で8着だったマイネルハニー。別定重量の58キロもあってゴール前で失速しましたが、今度は変わるはずです。あと抑え候補にカデナ、スズカデヴィアス。

【函館記念】(7月15日、函館11R)発走=15時45分

◎10 ブレスジャーニー

〇 3 サクラアンプルール

▲ 1 ブラックバゴ

△ 7 トリコロールブルー

△11 マイネルハニー

△ 2 カデナ

△ 5 スズカデヴィアス

連複 10→3、1、7、11、2、5

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2018年07月07日

「七夕賞&プロキオンS」

一足早く北海道で、あの石狩川が氾濫した、千歳線(札幌-函館)が崖崩れで不通、田畑に泥水が入って農家が・・・と聞いて、無残になった姿が目に浮かんで心を痛めていました。そして九州、中国、四国、西日本・・の豪雨による大被害。暗澹たる気持ちです。

気を取り直して8日の競馬。福島競馬場で行われる七夕賞(GⅢ,3歳以上、2000m)はハンデキャップ重賞。背負い頭がプラチナムバレット、マイネルフロスト、マイネルミラノの3頭で、57キロ。でも馬齢重量なのでこなせます。むしろ問題は馬場状態。土曜日は稍重(芝)スタートで、少し降る時間帯があっても当日は曇りの予報。悪化しないとみて能力重視でいきます。

プラチナムバレットに期待。前走の都大路Sで大差のしんがり負けに終わっていますが、これは原因があってのこと。そのあと再調整されて速いタイムの追い切りをこなしています。直前の動きも◎。4歳馬で57キロは一見キツイ印象ですが、3歳時にサトノクロニクルを抑えて京都新聞杯(GⅡ、2200m)を勝った馬。そのあと休養して今年1月に復帰。オープン特別の白富士S(東京2000m)でマイネルハニーの4着、3月の大阪城S(阪神1800m)もトリコロールブルーの3着と古馬相手でも小差のレースをしました。ほかの馬が人気になりそうなので狙い目でしょう。

〇のサーブルオールは5歳牡馬。3歳秋口に3勝目を挙げたあと故障発生で4歳の秋後半まで長休しました。軌道に乗ったのは5歳になった今年。1月に1000万クラス(東京1800m)、3月に1600下特別(美浦S、中山2000m)を連勝して、前走のGⅢ・エプソムC(東京1800m)もサトノアーサーの4着。これが重馬場での好走(勝ち馬から0秒3差)で、今回のハンデは55キロ。人気になる材料はそろっています。逆転候補。

単穴は馬場状態が心配でしたがキンショーユキヒメ。前走のマーメイドS(牝馬GⅢ、阪神2000m)はアンドリエッテの7着と不発でした。でも、その前の4月の福島牝馬S(GⅢ、1800m)で捲り追い込みを決めて重賞初制覇。今回はその時と同じ54キロで、中間、勝負態勢のような強めの追い切りを積んで臨んでいます。

ほかでは3頭出しのマイネル軍団。前走の福島民報杯(オープン特別、2000m)を追い込み勝ちしたマイネルサージュ(55キロ)、57キロで止まったマイネルフロスト、マイネルミラの順としましたたが・・・。あと、先行集団の流れに乗れば前走のマーメイドSで2着したワンブレスアウェイ。

【七夕賞】(7月8日、福島11R)発走=15時45分

◎ 1 プラチナムバレット

〇 6 サーブルオール

▲ 2 キンショーユキヒメ

△ 5 マイネルサージュ

△ 3 マイネルフロスト

△11 マイネルミラノ

△ 7 ワンブレスアウェイ

連複 1→6、2、5、3、11、7

 

中京のプロキオンステークスはダート1400mのGⅢ・重賞。3歳馬と牝馬の出走がなく、基礎負担重量は56キロ。これに勝った重賞の格で加増される「別定」で、GⅡ(さきたま賞、浦和1400m)を勝ったサクセスエナジーが2キロ増の58キロ。GⅢ勝ち(1キロ増)がインカンテーション、エイシンヴァラー(園田から参戦)、キングズガード、サイタスリーレッドの4頭。ただし、基礎負担重量で出走している中にも有望馬が多いです。

その中の1頭、5歳のルグランフリソンを狙いました。デビュー戦(新潟1600m、1着)からずっと芝で走っていた馬で、新潟2歳S(3番人気、8着)は直線半ば過ぎまで先頭のレースでした。そのあと準オープンまで上がって上位争いをした実績もあります。一度ダート戦に出走したことがありますが本格的に路線変更したのは今年に入ってから。そこから5戦して①②⑤①⑦着。いきなり勝ってオープン入りし、2走目で差された相手は嵌れば一気のレッドゲルニカ。4戦目で挙げたダート2勝目、オアシスS(東京1600m)では2番手から先頭のドリームキラリを交わし、追い上げたサンライズノヴァを抑える味のある内容でした。前走の7着は連戦の疲れ?短期放牧でリフレッシュしたか動きが良いし、速いタイムになりそうな馬場も望むところです。

インカンテーションは早くから頃合いをみては狙い続けてきました。平安S、マーチS、武蔵野SなどのGⅢ勝ちがあり、GIでの2、3着も。ハンデ戦ならこの馬が背負い頭です。追い切りの動きから8歳でもまだ十分やれそうです。ただ、1400m戦が心配。ちょっと短いのでは・・・2番手にしました。

単穴にはウインムート。まだ重賞勝ちはないですが1400mを専門に使われてきて速い持ちタイムもあります。先行力があって、一息入れたあとオープン特別の栗東S、天保山Sを先行抜け出しで連勝。好調ぶりを示すように追い切りでも良い動きを見せています。

次いで展開的に怖いのがキングズガード。気性難があってまっすぐ走れない時がありますが、逃げ・先行勢が多いので直線が長い中京コースで届くかもしれません。あと、どう折れ合うかが問題ですが先行勢のドリームキラリ、ドライヴナイト、マテラスカイ。

【プロキオンS】(8日、中京11R)発走=15時35分

◎ 5 ルグランフリソン

〇 6 インカンテーション

▲ 3 ウインムート

△ 7 キングズガード

△ 2 ドリームキラリ

△ 8 ドライヴナイト

△ 13 マテラスカイ

連複 5→6、3、7、2、8、13

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2018年07月04日

「日本、惜しすぎる!敗退」

FIFA2018・ワールドカップ決勝トーナメントのベルギー(FIFAランク3位)VS日本(同61位)が2日(日本時間3日午前3時~)行われ、日本は2-3でベスト8進出は成りませんでした。でも、いい試合でしたね~。苦戦は覚悟の上だったと思いますが、日本は各ポジションの選手たちが自分の役割に全力で取り組み、世界を驚かせる大健闘をしました。

前半を0-0で終えると後半の立ち上がり早々、右MF芝崎の前方へのスルーパスを駆け上がった原口がシュート。これが逆サイドの左ネットに決まって先制(後半開始3分)。皆さんもそうでしょうけど、絶叫しましたね。そのあとベルギーの逆襲にひやひやもしたんですが、日本はこれだけではありませんでした。今度は左サイド、乾です。香川がシュートコースがあるのを読んだかのように乾へ送ると、これを右脚一閃。一瞬、えっ!本当に決まったの?と思うほど速くて強烈なシュートでした。

別の角度の映像のリプレーを見ると右サイドに突き刺さっていました。しかもそのボール、全く回転が掛かっていない。野球のピッチャーでいえば変化球でなく直球ですから速い訳ですよ。きれいな凄いミドルシュート。原口の先制ゴールからわずか4分後(後半7分)で、2対0。これは“ひょっとして”と思いましたよ。逆に後半の時間がたっぷり残っているので不安にもなったんですけどね。

これはまずいと思ったんでしょうか、ベルギーの監督は後半20分、190センチ前後の長身のMF二人を交代で入れて来ました。これが流れを変えたようです。1点目のヘディングは山なりだったんですが川島を超えて右隅へ、さらに空中戦を制したもう一人の交代選手にヘディングの同点弾。立て続けに2点を返されてしまいました。そして本田を出してなんとか延長戦という期待も破られたのが終了間際のカウンター攻撃。アディショナルタム(ロスタイム)も残り10数秒だったんですが・・・。惜しかった~、日本。決勝トーナメントで勝つという悲願が、逃げていきました。

でも、今までの点を取れなかったW杯とは違います。しかも相手は今大会の優勝候補の一角、ベルギーです。日本は本当に良くやったと思います。ベルギーが改めてどれだけ強いチームなのかというと、2016年から一度も負けていないんですよ。22戦して17勝、5引き分けで、今回、ワールドカップに臨んで、グループリーグ(G組、3戦)で9得点。ベルギーが一番得点が多いんです。そのチームを日本がここまで追い詰めたんですですから、僕は本当に立派だったと思います。この西野Japanの戦いぶり、世界のメディアは驚きと称賛をもって一斉に報じています。

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