「富士S」

2018年10月19日

「富士S」

18日の木曜午後、菊花賞の枠順が決って、前売りも始まっています。ひとしきり出走馬全部の追い切り調教のタイム、動きを確認したのですが・・・。春季に調子を下げていた馬、夏場に勝ってここに歩を進めてきた新進に調子の良さが目立つ馬がいます。今年は人気通りかなと、小欄を含めて思われた方、多いと思うのですが、これは厄介になったな・・・というふうに変わってきました。ひょっとして、これが穴?という馬が散在しているのです。

前置きはそれぐらいにして、20日(土)、東京競馬場で行われる富士ステークス(GⅢ、1600m)。このレースは難解そのものという感じがします。1着馬にマイルチャンピオンシップ(GI、11月18日、京都1600m)の優先出走権が付いているように、ここを使って中3週で本番という有力馬にとっては格好のステップレースなのですが、GⅢの重賞なのが問題。実績上位馬にとっては負担重量の“ハンデ”が厳しい。昨年のマイルCSを勝ったペルシアンナイトは「別定」で基礎負担に3キロ増の59キロ、GⅡの中山記念を勝ったウインブライトは同2キロ増の58キロです。増量無しで出走できる伏兵陣の出番?かもしれません。

狙ってみたい馬が複数いるので迷いますが、ワントゥワンにしました。速い脚がある反面、それを使う距離が短いのが難です。それでも前走の京成杯オータムハンデ(GⅢ、中山1600m)でミッキーグローリーの2着。15頭立ての最後方から直線大外、直線はひときわ鋭さが目立つレースでした。その前の関屋記念(GⅢ、新潟1600m)では離れた最後方から内を突いて、外から追い込んだ軽量(51キロ)の3歳牝馬プリモシーンにクビ差の2着。どこへ入って行くか?コース取りに不安がありますが・・・J・モレイラの腕にも期待しましょう。

レッドアヴァンセの好仕上がりも目に付きます。今年5歳。昨年までは条件クラスだったので実績は見劣りがします。ただ、昨年11月に1600万下を勝ってオープン入りすると今年の初戦、4月の阪神牝馬S(GⅡ、1600m)でミスパンテールにクビ差の2着。そして次戦の牝馬のGI・ヴィクトリアマイル(東京1600m)でもジュールポレール、リスグラシューにハナ、クビ差で続く3着という大好走でした。牝馬には珍しいですが、今が旬なのではないかと思います。逆転候補。

単穴には3歳牡馬、ジャンダルムを狙いました。負担重量は54キロ。皐月賞は9着、ダービーは17着の大敗でしたが、昨年暮れの2歳GI・ホープフルSはタイムフライヤーに0秒2差の2着、3歳初戦の弥生賞でもあのダノンプレミアムに0秒3差の3着だった馬です。私は能力をかなり高く評価していました。秋に向けて十分に追い切りを積んでいて、動きも良いです。初戦から注目します。

次いで、やはり休み明けを感じさせない動きを見せているクルーガーとロジクライ。前者は昨年のこのレースで休み明けで3着に追い上げました。後者は先行タイプで7月の中京記念でグレーター-ロンドンの2着、前走の京成杯AHでもミッキーグローリーの3着と崩れず上位争いをしています。

実績上位のペルシアンナイトは追い切りを積んでいて仕上がりは良いと思うのですが、59キロがどうでしょう?懸念されます。これと双璧、あるいはそれ以上と言ってよい実績があるエアスピネルは、4月のマイラーズC(GⅡ、京都1600m)=サングレーザーの3着=以来の出走で、そのわりに追い切り本数が少なく動きも今イチに見えます。両馬とも少し評価を下げました。

【富士S】(20日、)東京11R)発走=15時45分

◎11 ワントゥワン

〇14 レッドアヴァンセ

▲18 ジャンダルム

△12 クルーガー

△ 8 ロジクライ

△13 ペルシアンナイト

△ 6 エアスピネル

馬連 11→14、18、12、8、13、6

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