「ステイヤーズS&チャレンジC」

2018年11月30日

「ステイヤーズS&チャレンジC」

東は中山、西は阪神に開催が替わって、その真ん中?名古屋の中京競馬が開催。今年も師走になりました。師走競馬というと中山初っ端は恒例のマラソンレース、ステイヤーズステークス(GⅡ)。平地競走最長の3600mでの争いです。スローな流れで上手く脚を貯めた馬が距離をカバーして首位争いをするケースもありますが、距離適性に勝る有力馬が油断しなければ最後はスタミナがモノを言います。過去3年、アルバータが優勝。同馬の史上に輝く同一GⅡ・4連覇が成るかどうかがハイライトです。

7歳になっても、やはりアルバートでしょう。4歳時の2015年、秋季に本格化して下級条件の500万下から連勝を続け、4連勝目がこのレースで、2着に5馬身差の快勝でした。その年の有馬記念、翌年の天皇賞(春)とGIにも出走。さすがに苦戦でしたが、16年のこのレースは連覇。17年には春季の長距離重賞ダイヤモンドS(GⅢ、東京3400m)とこのレース、両方を制しています。そのあと勝っていませんが、今年初戦の阪神大賞典(GⅡ,3000m)でレインボーライン(そのあと天皇賞・春、優勝)の4着、2走前の京都大賞典(GⅡ、2400m)ではサトノダイヤモンドの3着と健闘しています。年齢による落ち目はないです。

相手ですが、ひょっとしたら・・・と思われるのがリッジマン。道営のホッカイドウ競馬で3戦しデビュー勝ちはしたのですが、そのあと2勝目が遠かった。JRAのレースに挑戦を続けたことも原因ですが結局、勝ったのはJRAに移籍したあとの翌年(3歳)の7月函館。そして3勝目(500万下)を挙げるまでにも1年を要しました。ただ、そのレースが初めての2000m超え(2600m)で④着した後の2600m戦でした。。それにしても、その馬が今年春季、オープンの万葉S(京都3000m)で2着、続いてGⅢのダイヤモンドSでフェームゲームの2着に追い上げたのには驚きました。1年ごとに強くなる?大駆けに注意です。

単穴はアドマイヤエイカン。前走の古都S(1600万下、京都2400m)でようやく4勝目を挙げてオープン入りしました。3年前、函館で新馬勝ちしたあと札幌2歳S(ともに1800m)を連勝した時は、ズブさはあるものの底力があるという印象でした。3~4歳時に1年以上戦列離脱しましたが、ポテンシャルは高く、距離も大丈夫なはずです。

あとは不安定な馬が多いです。モンドインテロ、ヴォージュはともに走る時は強いのですが、負ける時はもろい。ポテンシャルは高いはずなのですが・・・

【ステイヤーズS】(12月1日、中山11R)発走=15時25分

◎ 1 アルバート

○11 リッジマン

▲12 アドマイヤエイカン

△ 3 モンドインテロ

△ 2 ヴォージュ

△10 マイネルミラノ

△ 4 コウキチョウサン

馬連 1→11、12、3、2、10、4

阪神ではチャレンジカップ(GⅢ、2000m)が行われます。例年は「気性に難がある」とか「勝ち身に遅い」「展開に左右される」といったメンバーの対戦で、勝負も接戦になることが多いです。ところが今年は好メンバーの対戦になりました。先行きが楽しみな馬が多いので見応えがあります。

中でも注目したいのがレイエンダ。昨年、札幌で新馬戦(1800m)を人気に応えて快勝した時、早くも「来年はこの馬(クラシック)」という声が挙がったぐらいの評判馬です。ダービー馬レイデオロの全弟です。それが・・・なんと骨折。3歳のクラシックシーズンを棒に振ってしまいました。復帰したのは今年5月の中旬。2000mの500万下特別を勝ち、7月函館で古馬混合の1000万下特別(2000m)も問題なく連勝。ところが、次への態勢固めと思われた中山2200mのセントライト記念(3歳GⅡ)で、ジェネラーレウーノの上手いペース駆けにやられて2着。今回は骨っぽい古馬相手ですが、ここで巻き返しておきたいところです。

エアウィンザーが復調急。5月のダービー当日のむらさき賞(1600万下、東京1800m)を差し切り勝ちすると、秋季には編成替えでいったん降格した1600万下(阪神2000m)を勝ち直し、オープン特別のカシオペアS(京都1800m)も勝って3連勝。一気に素質開花という感じで軌道に乗りました。逆転候補。

単穴はステイフーリッシュ。この秋は神戸新聞杯GⅡ、2400m)でワグネリアンの5着、菊花賞は11着に終わっています。ただ、この2戦は距離が長かったと思われます。ダービー(10着)に向かう前の京都新聞杯(2200m)では2番手から抜け出して2分11秒0の好タイムで押し切っています。この距離なら怖い。

伏兵陣では、クセ馬ですが能力はあるロードヴァンドール、競走除外後でも平均ペースの距離・展開に強いダンビュライトを挙げました。あと、連敗で人気が落ちそうなトリコロールブルーと追い切りの動きが良いダッシングブレイズに要注意。

【チャレンジC】(12月1日、阪神11R)発走=15時45分

◎ 8 レイエンダ

○ 9 エアウィンザー

▲10 ステイフーリッシュ

△ 7 ロードヴァンドール

△ 3 ダンビュライト

△11 トリコロールブルー

△ 5 ダッシングブレイズ

馬連 8→9、10、7、3、11、5

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2018年11月24日

「ジャパンC&京阪杯」

今年も東京競馬場での開催を締めくくるジャパンカップ(GI、2400m)になりました。前売り状況からアーモンドアイの一本人気は間違いないようです。それだけ今年はこの馬の勝ちぶりのインパクトは強烈だったということですね。草薙剣(くさなぎのつるぎ)かという切れ味で牝馬3冠を制した3歳牝馬アーモンドアイ。古牡馬の一線級を相手にしても勝つのか?最大の見どころになりました。対する古牡馬陣はメンツを賭けての勝負です。

逆らうようですが、◎はスワーヴリチャードにしました。2年前になりますが、2歳の11月に東上して東スポ杯2歳S(GⅢ、1800m)に出走。ブレスジャーニーにクビ差の2着でしたが、馬体と走り振りに惚れ込みました。3歳初戦の共同通信杯で期待通り勝って意を強くし、ダービーでも◎にする予定でした。ところがポテンシャルで最強と思っていた皐月賞5着のレイデオロが復調。◎はこれに切り替え、この馬は逆転候補の▲。直線で追い上げてレイデオロに迫った時(2着)は“やっぱり東京コースは走る”とナットクでした。前走の天皇賞(秋)で10着に終わりましたが、スタートでのアクシデントの不利が大きくレースらしいレースをしていません。良い方にとればフィジカルなダメージは少ないはず。メンタル面での不安は残りますが、ここにレイデオロはいません。

強敵はアーモンドアイでしょう。確かに強さを感じるし、追い切りの動きも素晴らしいです。加えて負担重量が53キロ。これも大きい。ただし、いつも通りの後方待機策では前団の中から伸びる馬がいたらどうなる?これは鞍上が細工(作戦)をする可能性があります。それでも初の牡馬相手、それも古馬一線級。東京最終週で力の要る馬場状態になってきているのも少し気になります。

単穴はキセキ。この馬は変わりました。折れ合いに問題があったはずなのに昨秋、3000mの菊花賞、それもひどい道悪だったのに勝ちました。そしてこの秋。GI勝ちで2キロ増の58キロを背負った毎日王冠で抑えないで先行策。前のアエロリットが逃げ切り、ゴール前で追い上げたステルヴィオにもクビ交わされましたが3着。次いで天皇賞(秋)でも先行策で接戦を演じてレイデオロの3着・・・手前みそになりますが、その2戦で小欄での印は▲でした。今回、流れ次第では好位差しがあるかもしれません。

ほかにもチャンスがありそうな有力馬がいます。ようやく復調気配を見せてきたサトノダイヤモンド、そして休み明けを叩いて変わり身を見せるのがパターンのシュヴァルグラン。そして、速いタイムのレースでは・・・という懸念の声が外国通にも多いですが、追い切りの動きが好印象のアイルランドからの遠征馬カプリ。今年の凱旋門賞で5着でしたから警戒しました。あと左回りが初めてでも心配ないと思うミッキースワローにも要注意。

【ジャパンC】(25日、東京11R)発走=15時40分

◎11 スワーヴリチャード

〇 1 アーモンドアイ

▲ 8 キセキ

△ 3 サトノダイヤモンド

△ 9 シュヴァルグラン

△12 カプリ

△ 5 ミッキースワロー

馬連 11→1、8、3、9、12、5

 

ジャパンカップが終わったあと、京都の最終戦12Rに組まれた京阪杯(GⅢ、3歳以上オープン、1200m)も簡単に触れておきます。◎は夏の北海道シリーズで好走していたダノンスマッシュにしました。7月の2回函館で準オープンを勝ち上がり、札幌のキーンランドC(GⅢ、1200m)でも勝ち馬ナックビーナスには完敗でしたが2着に健闘しました。2歳の昨年、1400m戦で②①で勝ち上がったあとオープンのもみじS(京都1400m)を3馬身差で連勝。そのあと朝日杯FS(GI、阪神1600m)でもダノンプレミアム以下そうそうたるメンバーの5着まで追い上げていた馬です。ケイアイノーテックが追い込み勝ちしたNHKマイルCでは先行して0秒4差の7着。ここなら能力的に十分足りるでしょう。

古馬ではアレスバローズ。57キロがネックでも1200m戦が主戦場で、オープン特別で④⑤着のあと7月中京のCBC賞、8月小倉の北九州記念とGⅢ重賞を連勝しました。コースさえ取れれば馬群を割る差し脚があります。GI・スプリンターズ(中山1200m)はファインニードルの6番手あたりで先行して14着でしたが、インの緩い馬場状態も影響したようです。

単穴はダイメイフフジ。夏場のCBC賞、中京記念(GⅢ、1600m)はともに11着ですが、能力を発揮したレースとは思えません。5月京都の安土城S(1400m)で、そのあとGI・安田記念を勝つモズアスコット負かして勝っている馬です。

【京阪杯】(11月25日。京都12R)発走=16時15分

◎ 3 ダノンスマッシュ

〇 4 アレスバローズ

▲11 ダイメイフフジ

△ 7 グレイトチャーター

△17 アンヴァル

△13 ベステンダンク

△16 ワンスインナムーン

馬連 3→4、11、7、17、13、16

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2018年11月23日

「京都2歳S」

25日のジャパンカップは、アーモンドアイがダントツの一番人気にようですね。確かにこれまで見せてきた鋭い追い込みは強烈で53キロの負担重量も大きな味方になるでしょう。でも、3歳牝馬にあっさり負けては日本の古牡馬は形無しです。それは24日の小欄に回すとして、24日の土曜日、京都競馬場で行われるラジオNIKKEI杯京都2歳ステークス(GⅢ、2000m)が行われます。出走が9頭。それでも個人的には楽しみで、見逃せないレースと思っています。距離が延びて、高い資質が感じられる馬が複数いる。首位争いは激戦になると思われます。

クラージュゲリエを狙いました。札幌で2戦して以来の実戦ですが、2走目の札幌2歳ステークス(1800m)が9月1日で、帰厩後にここへ向けて速い追い切りもこなしています。休み明けの心配はそれほど要らないでしょう。ただ、気性が問題。最終追い切りで併走馬を気にしているし、レース運びも心配です。後方のポジションになったデビュー戦では3コーナー過ぎから捲って出て直線大外一気に伸びて勝ちました。でも、ステークスは勝ったニシノデイジー、2着ナイママにクビ、クビ差の3着。入れ替わりの激しい展開になって早めに捲って出たものの4コーナーは大外回りになってしまいました。それでもポテンシャルはかなり高いです。今回は初戦で手綱を取ったモレイラ騎手(2走目はMデムーロ)でコースも京都なので期待。

ワールドプレミアは10月21日に京都1800m戦で勝ち上がったばかり。出走13頭の離れた後方からのレースでしたが、直線外にコースを取って追い出されると長く脚を使って差し切りました。2着メイショウデンゲンとはクビ差でしたが初戦で1分48秒0のタイムは上々。2走目でどれだけ変わる?当然、期待は大きいです。

単穴は(と言っても人気になりますが)ミッキーブラック。出走中ただ1頭の2勝馬で、7月に福島で1800m戦を1分50秒1で勝ったあと、9月中山の芙蓉S(OP特別、2000m)を2分01秒3の好タイムで連勝しました。2戦とも2着に3/4馬身差の小差勝ちですが、ポジションが後方になっても失地を回復する底力を見せています。先が楽しみです。

穴っぽいのはむしろ次位にしたブレイキングドーン。6月阪神の最終日に1800m戦でデビュー勝ちしました。ヴィクトワールピサ産駒で出走10頭中8番人気。それが好スタートで2番手に付けると直線難なく先頭に立って2着(アドマイヤジャスタ)に3馬身差。稍重馬場で1分50秒5も悪くないです。秋初戦の萩S(OP)で競走除外になっていますが、馬場入場後に放馬したのが原因。追い切りの動きからは問題なさそうです。あと連下の抑え候補にショウリュウイクゾ、ペルソナデザイン。

【京都2歳S】(24日、京都11R)発走=15時40分

◎ 1 クラージュゲリエ

〇 2 ワールドプレミア

▲ 8 ミッキーブラック

△ 6 ブレイキングドーン

△ 9 ショウリュウイクゾ

△ 4 ペルソナデザイン

馬連 1→2、8、6、9、4

 

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2018年11月22日

「西武・浅村、楽天へ」

国内フリーエージェント(FA)権を得た我が西武の浅村栄斗(ひでと)選手(28)が20日に楽天イーグルス入りを決めました。分かっていたこととはいえ・・・。10年間応援してきた選手がほかのチームに行くって、やっぱりさびしいですね~

ただ、ドラフトがあって自分の好きな球団を選べない選手が、10年経って自分の好きなところ、あるいは自分を高く評価してくれるところに行くわけですから、それは権利(FA)を使った方がいいと思いますし、これからも応援したいと思います。

大阪市出身の浅村選手は大阪桐蔭高校から西武入り。2年目ぐらいから攻守にわたって活躍するようになって、そのあとはうなぎ上りという感じでした。昨年は通算1000安打を達成。これは平成生まれの最初の1000安打到達者でした。今季は主将に抜擢されて、ここで点が欲しいというところで打点をあげる勝負強さを発揮(今季打点王)。西武の10年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました。ありがとう!

FA権の行使宣言には引き止めようとする西武のほか、ソフトバンク、オリックス、そして楽天が獲得を表明。用意された年棒も報道によると目を剥く金額になっていました。でも、選んだのは昨年パ・リーグの最下位球団、東北楽天ゴールデンイーグルスでした。お金だけじゃなかったですね。浅村くんらしいです。

だって、楽天の「交渉人」が大先輩の元・西武の石井一久さん(投手、現・楽天ゼナラルマネジャー)。そして昨年まで同僚で今年から楽天に復帰している“兄貴分”渡辺直人(内野手)がいます。さらに2年前にFAで西武から楽天へ移籍した岸孝之投手もいて、他にも尊敬する人がいるようです。重圧なしに野球に打ち込める環境でしょう。

悲惨なのは私です。だって、楽天が西武と対戦したとします。いつものように西武球場に行って、マウンドを見たら岸。彼が投げて、浅村がバッターボックスに入ったら・・・“打てよ!”と思っちゃう。そういうの、これからつらいですよね~

エースの菊池雄星がポスティングシステムで米大リーグ行って、頼りになる浅村がいなくなって、そして炭谷銀仁朗(捕手)もどこかに行きそう。ワ~~~、もう、考えるの、しばし止めます。

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2018年11月19日

「羽生のロシア杯優勝」

日本と米大リーグの選抜チームが対戦した日米野球((6試合))が日本の5勝1敗で終わって今シーズンの野球の主要試合が終了。そのシリーズ、日本は「今日は負けか・・・」という試合を何回も終盤に逆転して楽しませてくれました。

野球が終われば米国では不動の一番人気スポーツ、アメリカンフットボールに話題が一気に移る感じなんですが、日本ではサッカーの新代表メンバーによるキリンチャレンジカップが行われていますし、来年、日本でラグビーのワールドカップが行われるので、日本代表が世界のトップクラスのチームとテストマッチを行ってラグビーファンを一喜一憂させています。

そして氷上華、フィギュアスケート。前回、広島で行われた女子のGP(グランプリ大会)第4戦・NHK杯で、シニア大会のデビュー戦でいきなり優勝した紀平梨花(きひら・りか)さん(16)の快挙には驚いて前回の小欄で触れました。

続いて男子。「神演技」を続ける羽生結弦(23)の話題です。羽生選手は今シーズン(2018~2019)の主要大会、11月2~4日のGPシリーズ第3戦のフィンランド大会(ヘルシンキ)に出場して、世界最高得点をマークして優勝。次いで出場した同シリーズ第5戦のロシア杯(モスクワ)でも優勝したんですが・・・大変なことが起きてしまいました。

16日(現地時間)のSP、ショートプログラムはすごかったんです。4回転半(4回転ループ)を始め、難度の高いプログラムをほぼ完璧に演じて出た得点がなんと110.53!世界最高点で、2位とは20点以上の差でした。そこまではすごいな~と感嘆して見ていたんです。ところが、翌日でした。

午前中にアクシデントが発生していたんですね、フリーの公式練習で4回転ループの着氷に失敗して(転倒)右足首を負傷。それでも試合に出場して、フリーでも1位(167.89点)。合計278.42点で優勝したんです。難度のレベルは少し落としたそうですが、痛み止めの薬を飲んでやり遂げた。ただ、負傷後に医師からは3週間の安静が必要と診断されていたそうです。

翌日の新聞には「羽生 激痛耐えGP初連勝」の大見出し」。それはそれで凄いと思いますし、賞嘆します。ただ、この後です。スケジュールではカナダのバンクーバーで行われるGPファイナル、そして復帰した高橋大輔選手も出場する日本選手権、さらに3月下旬には日本で行われる世界選手権があるんですが、スポーツ選手の故障には無理は禁物です。まずは身体の故障の治癒を第一にしてほしいです。日本の宝なんですから。

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2018年11月17日

「マイルチャンピオンシップ」

GI、マイルチャンピオンシップです。今年は混戦模様のように感じられます。逃げ、先行、差し、追い込み・・・脚質が異なるタイプそれぞれにチャンスがありそうな馬がいるので、レース展開が勝負を分けそうなメンバー。道中の有利・不利、直線でコースが取れるかどうかもカギになります。最後は「運」?

ペルシアンナイトを狙いました。秋初戦にGⅢの富士S(東京1600m)を選んでロジクライの5着。着差も3馬身ちょっとありましたが、GIを勝ったことで基礎負担に3キロ増の59キロを背負っての出走でした。しかも直線で前がふさがる不利。春季最後のGI、安田記念で6着に終わった時もそうです。直線で前がふさがって能力を発揮しきれずに終わっていました。ただ、決め脚の鋭さは魅力。昨年はこのレースで直線急襲。ゴール寸前でエアスピネルを捉えて(ハナ差)GIホースの仲間入りを果たしました。前走ですでに仕上がっている感じだったので状態に不安はありません。不運もそんなに続かないはず(?)。

アルアインが次週のジャパンカップをやめて、ここに矛先を向けてきました。昨年、毎日杯を勝って急きょ東上。臨んだ皐月賞でペルシアンナイト(クビ差2着)以下との接戦を制しましたが、そのあと勝ち星がありません。ただし、ダービーも5着でしたし、4歳の今年も春季の2000mGI大阪杯で3着。前走の天皇賞(秋)の4着もレイデオロ、サングレーザー、キセキらを相手にゴール手前まで健闘していました。中2週で少し強行軍ですが、この距離ならビシッと行っても失速しない?侮れないので次位にしました。

単穴には3歳馬ジャンダルムを抜擢。休み明けだった前走の富士S=7着=の時、追い切りの動きが目立って良いので単穴に狙っていました。結果的には1回早かった(?)ようです。さらに良くなっているように見えますし、一度実戦を叩かれたので変わり身が大きいはず。あっ!と言わせるかもしれません。

同じく3歳のステルヴィオの動きも良いです。トライアルのスプリングSを勝って臨んだ皐月賞はエポカドーロの4着。ダービーはワグネリアンの8着に終わりました。ただ、秋初戦の前走の毎日王冠(GⅡ、東京1800m)ではアエロリットの2着に追い上げました。さらに良化が見込めるので争覇圏内。

アエロリットはスピードで見劣りしません。贔屓の1頭なんですが・・・。ただ、左回りの東京コースだと一変する馬で外枠の今回、右回りでどうか。少し割り引きました。それと人気のモズアスコット。状態は良さそうですが、これまで負けてきた相手を今年初頭から記すと、ダイアナヘイロー、サングレーザー、ダイメイフジ、前走はロードクエスト・・・“本当に強い?”と疑心が湧きます。あと、鋭い脚があるケイアイノーテックをマーク。

【マイルチャンピオンシップ】(18日、京都11R)発走=15時40分

 

◎ 2 ペルシアンナイト

〇 3 アルアイン

▲11 ジャンダルム

△ 1 ステルヴィオ

△15 アエロリット

△ 8 モズアスコット

△16 ケイアイノーテック

 

馬連 2→3、11、1、15、8、16

 

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2018年11月16日

「東スポ杯2歳S」

18日、日曜日のマイルチャンピオンシップ(GI、京都1600m)は面白いレースになりそうですが、17日(土)の東京スポーツ杯2歳ステークス(GⅢ、東京1800m)は私の大好きな2歳馬の重賞レース。2歳重賞はこのところ、8頭とか9頭とか少頭数のレースが続いていて消化不良気味でした。相手を見ながら・・・という感じで。馬の負担を少しでも軽くしたい関係者の気持ちも当然と言えば当然なんですが・・・。

ここは一気に16頭!東京コースの1800mで争われるクラシックへの登竜門というレースですから、本チャンらしくなってきました。頭数が揃っただけでなく、メンバーも大物感のある馬が複数出走しています。伏兵陣にもこの馬も一発があるかも・・・という馬がいて△が足りなくなりそうです。

中心はルヴォルグ。新馬戦を勝ったばかりですが、そのレースぶりは“今年のトップクラスの1頭”という印象でした。10月28日の東京1800mの新馬戦。出走16頭の14番枠からのスタートでしたが、ゲートも無難に出て加速も問題なく、4番手をキープ。4コーナーから外めに進路を取ると直線で難なく先頭に立って後続を突き放しました。2着に4馬身差。走破タイムは1分49秒5と速くはなかったですが、上がり3ハロン33秒6で余裕十分でした。相手なりに走れそうですし、中2周での挑戦なので軽い調整なのも予定の行動でしょう。

ホウオウサーベルは8月新潟の1800m戦でデビュー。これは追われてからが良かった。やはり14頭立ての13番と外枠からのレースでしたが、スタート良く3番手につけて直線。内ラチ沿いにいたのでどうか?と思われましたが、うまく外に持ち出されると長く脚を使って2着に3馬身半差。底力を感じさせるレースでした。次位候補。

単穴にはヴァンドギャルドを抜擢。9月阪神の1600m戦でデビューし、タイムは1分36秒8と速くないです。ただし、「重」の馬場のコンデション。しかもスタートで後手に回りながらのレースでした。それでもゴール前、馬群を割って伸びた脚は目立ちました。道中の気合の乗った走りぶりから良馬場でも速いタイムで走れるようなタイプと思われます。

ヴェロックスにも注目。初戦の8月の小倉1800m戦で2着に8馬身差の圧勝。タイムも1分48秒7だったので前走の野路菊S(OP特別,阪神1800m)も人気を被っていましたが、ここにも出走しているカテドラルに逃げ切られて半馬身差の2着でした。ただ、6頭立てのスローな流れの4番手からでしたから仕方ないかも・・・。巻き返すか。

伏兵陣の中からは前記したカテドラル(2戦2勝)、函館で②①着のあと札幌2歳を勝ったニシノデイジー、同レースでホッカイドウ競馬(当時)から参戦してクビ差の2着と奮闘したナイママも気になるのでピックアップ。2歳戦は人気薄の中にも好走する馬が潜んでいるので注意が必要です。

【東スポ杯2歳S】(17日、東京11R)発走=15時30分

◎15 ルヴォルグ

〇12 ホウオウサーベル

▲ 5 ヴァンドギャルド

△ 7 ヴェロックス

△ 3 カテドラル

△ 2 ニシノデイジー

△11 ナイママ

馬連 15→12、5、7、3、2、11

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2018年11月13日

「大谷翔平、大差!新人王」

大谷翔平の新人王が決定しました。米大リーグは日本時間13日午前(現地12日午後)、今季のア・リーグ最優秀新人(新人王)にエンゼルの大谷翔平選手(24)を選出したと発表。2位以下に大差をつける結果でした。日本選手の受賞は野茂(95年、ドジャース)、佐々木(00年、マリナーズ)、イチロー(01年、マリナーズ)に続き、史上4人目の快挙です。

もちろん期待はしていましたし、たぶん大丈夫と予測もしていましたよ。でも、今季のナショナル・リーグはヤンキースにアンドゥハーという好選手がいて大活躍。打者としては大谷を上回る成績を挙げています(打率・297、新人最多の27本塁打、92打点)。接戦も予想されていました。投票権があるのは30球団の本拠地担当から選ばれたという全米野球記者協会会員の30人。ふたをあけてみると・・・報道によると大谷は1位票(5点)をなんと25!圧倒的な支持を集めました。それだけ大谷選手の「投げて打つ」歴史的な“二刀流”のインパクトが最後には強かったと思われます。ヤンキースのミゲル・アンドゥハー内野手(23)は1位票が5にとどまりました。

話がかわって自分のことになりますが、先週はお休みをいただきましてありがとうございました。どんな手術ができるのか?という検査のための入院だったんですが、無事、思い通りの手術ができるようです。5日(金)の『とくダネ!』のエンディングで少し時間をいただいて私の病状をお伝えしたあと、皆さんからたくさん私個人宛、番組宛、事務所宛にお見舞い激励のメールをいただきました。お手紙も頂戴しました。ありがとうございました。膀胱の手術は11月の下旬になると思いますが、しっかりと焦らずに取り組んで、そのあと一日も早い復帰を目指します。

こんな状況ですから気持ちが落ちこむ時もないとは言えません。でも、そんな時にスポーツの快挙があると気分が爽快になって元気が出てきます。最近、多いじゃないですか。きょうの大谷君もそうですが、昨日はテニスの錦織圭選手。年間上位8人で争うNitto ATPファイナルズ(英ロンドン)グループリーグ(B組)初戦で、あのフェデラー選手にセットカウント2-0のストレート勝ちしました。相手サーブの第12ゲームを取ってタイブレークに持ち込んだのが勝負の分かれ目だったように見えました。

その前はフィギュアスケート女子の紀平梨花(きひら・りか)さん、16歳。広島・グリーンアリーナで行われた今季グランプリシリーズの第4戦NHK杯で、前日のショートプログラム(SP)5位から逆転優勝。10日のフリーで現在、女子では最も難度の高い3回転半ジャンプを2度成功させるなど素晴らしい演技を見せてすごい高得点(154.72)が出ました。ジュニア大会で優勝している有望株ですがシニア大会は今季からの参戦。それが大舞台のグランプリシリーズでいきなり初出場初優勝ですからね~。これはすごい!日本のフィギュア史上初めての快挙だそうです。そんなこんなで今、私も元気です。

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2018年11月10日

「エリザベス女王杯」

11日の日曜はエリザベス女王杯(GI、京都2200m)ですね。前日はちょっと心配した馬場コンデションも西は「晴れ」で。牝馬のナンバーワン決定戦にふさわしい競馬日和のようです。

このレース、4歳以上の古牝馬は馬齢重量より1キロ重い56キロを背負います。54キロで出走できる3歳勢から2頭、秋華賞に出走しなかったノームコアとカンタービレがここに挑戦しました。昨年の覇者モズカッチャンはじめ実績のある馬が人気上位グループを形成しますが、1週前と直前の追い切り映像を見ると調子に陰りを感じる馬もいます。波乱があるかもしれません。

3歳のノームコアを狙いました。古馬との対戦は楽ではありませんが、今の時期になるとかなり成長が追いついてきますし負担重賞の2キロ差が大きく影響してもおかしくありません。秋初戦、東の秋華賞トライアル・紫苑S(中山2000m)に出走して2着マウレアに3馬身差の快勝でした。戦績を5戦3勝、3着2回としたのですが、こんなに強かったの?というレースでした。それが秋華賞を見送ってここへ。輸送がどうか?を別にすると、いい感じに仕上がっているように見えます。アーモンドアイがいないここは面白い。

〇は古牝馬の代表格、モズカッチャン。昨年このレースを勝ったあと、今季初戦の京都記念(2200m)でクリンチャーの4着、遠征したドバイシーマクラシック(GI,メイダン2410m )は6着・・・。それでもドバイから帰国して初戦の札幌記念は最後方から追い上げてサングレーザー、マカヒキにハナ、アタマ差の3着でした。連覇有望と思っていたのですが、そのあと出走予定だった府中牝馬Sを熱発で回避しています。少し割り引きました。

単穴はレッドジェノヴァ。前走の京都大賞典(GII,2400m )で勝ったサトノダイヤモンドに1/2馬身差に食い下がった(2着)時は驚きました。夏の札幌で1000万下、1600万下特別を連勝していたとはいえ・・・。ここ2週の追い切りをチェックすると、確かに走りますね。前向きの面が強いので、それを巧くコントロールできれば一発がありそうです。

ほかにピックアップした馬。ミスパンテールは府中牝馬Sで9着に終わっていますが、色々あってレースらしいレースはしていません。中間の調教は距離に対応させるように工夫しているようにみえますし、贔屓の1頭なので上位に挙げました。フロンテアクイーンは夏に一頓挫あったのですが、心配した7月札幌のクイーンSで無難に走ってディアドラの2着(3馬身差)、前走の府中牝馬Sではディアドラに3/4馬身差の3着というの好走でした。外せません。

あと、リスグラシューは前走、追い切りの動きがぱっとしなかったので評価を下げたら予想以上のケイバでした。底力でしょうね。ただ、距離もあって△。そしてもう1頭の3歳馬カンタービレ。54キロもあるし、秋華賞で後方からの追い込みに回って3着まで伸びたレース内容も不気味なので警戒。アドマイヤリードにも復調気配を感じるのですが印(△)が足りなりました。

【エリザベス女王杯】(11月11日、京都11R)発走=15時40分

◎13 ノームコア

〇 7 モズカッチャン

▲ 5 レッドジェノヴァ

△17 ミスパンテール

△ 2 フロンテアクイーン

△12 リスグラシュー

△ 8 カンタービレ

馬連 13→7、5、17、2、12、8

 

どうしようかと思いましたが、福島の秋開催の掉尾を飾る重賞なので福島記念(GⅢ、2000m)も少し触れます。このメンバーならエアアンセムが中心でしょう。勝ち身に遅く、故障もあって条件戦が長かった馬です。ところがこの春季、3月に中山で準オープンを勝ち上がると進撃を開始。5月京都のオープン特別「都大路S」(1800m)でサンマルティンの2着に追い上げました。6月東京3の相手が揃っていたエプソムC(GIII、1800m)でサトノアーサーの5着。函館に向かって2000mの函館記念(GⅢ)で4番手の好位から直線早めに先頭に立って追い上げるサクラアンプルールを抑えて重賞を制覇しました。前走のGⅡ、オールカマー(中山2200m)でもレイデオロ以下一線級を相手に4着入線。今のデキなら重賞2勝目のチャンスです。

相手はマイスタイル。昨年の3歳春季、4戦2勝で東上して弥生賞に出走し、ゴール前でカデナに差いこまれたものの半馬身差の2着と好走。それよりさらにびっくりさせたのは皐月賞大敗後(16着)のダービー。ここも迷いなく先頭に立つと直線粘りに粘ってレイデオロ、スワーヴリチャード、アドミラブルに続く4着の大好走でした。ただ、単騎でマイペースが条件なので、ここはマルターズアポジーとの兼ね合いがカギ。すんなり先頭に立てなかった札幌記念はずるずる後退の9着でした。

単穴はスティッフェリオ。今夏の北海道シリーズの上がり馬の1頭で、函館で1000万下、札幌で準オープンを勝ち上がって札幌記念でも5着に入線した。前走のオクトーバーSの4着も小差です。

【福島記念】(11月11日、福島11R)発走=15時20分

◎ 1 エアアンセム

〇 6 マイスタイル

▲ 2 スティッフェリオ

△11 マイネルハニー

△12 マルターズアポジー

△ 9 トーセンビクトリー

△15 マイネルフロスト

馬連 1→6、2、11,12、9、15

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2018年11月09日

「デイリー杯2歳S&武蔵野S」

牝馬ナンバーワンを決めるGI・エリザベス女王杯が気になって、お天気ともども気が散ってしまいますが・・・10日の土曜日の重賞です。

京都のデイリー杯2歳Sは1600mのGⅡ重賞。今の時期は強い相手が出走するレースを避ける陣営が多く、ここも出走9頭になりました。その「強い相手」と目されるのは1にアドマイヤマーズ、次いでダノンジャスティスです。あとは一角崩しがあるか?ノーか。

逆らわず2戦2勝のアドマイヤマーズに◎です。2勝とも6~7月の中京開催で挙げた星で、デビュー戦(1600m)はハナ差の勝利でしたが2走目の中京2歳S(OP特、1600m)では好位から抜け出して2着馬に3馬身差の楽勝でした。タイムも初戦の1分37秒7から1分34秒7へと大幅に詰めています。夏場を放牧されて休み明けになりますが、追い切りを積まれてきて動きが良いので大丈夫でしょう。

対抗視されるダノンジャスティスは新潟で1400mの新馬戦を勝っただけですが、父キングマンボの大型馬で見栄えがします。フルゲート16頭の中位から直線外に出されて突き抜けたレースぶりも良いです。これもかなり追い切りを積まれていて、直前は坂路で迫力ある動きを見せています。逆転まであるかもしれません。

単穴はハッピーアワー。6月阪神のデビューですが②②着と勝ち切れず、初勝利は中京の1400m戦。ただ、そのあと向かった札幌でオープン特別のすずらん賞を勝ちました。強敵が揃って簡単には勝てないレースなので3番手に抜擢。

少頭数のレースは人気とは裏腹に、伏兵が思わぬ好走を見せるケースがあります。注意するに越したことはなく、ドナウデルタ、 ヤマニンマヒア、アズマヘリテージを警戒。

【デイリー杯2歳S】(11月10日、京都11R)発走=15時45分

◎ 3 アドマイヤマーズ

〇 8 ダノンジャスティス

▲ 9 ハッピーアワー

△ 4 ドナウデルタ

△ 1 ヤマニンマヒア

△ 2 アズマヘリテージ

馬連 8→3、9、4、1、2

 

東京では3歳以上、ダート1600mのGⅢ、武蔵野Sが行われます。1着馬に秋季のダートGI、チャンピオンズCの優先出走権が付いている重賞で、ここを叩いてGIへというメンバーが多いですが、ここでチャンスをつかんで・・・という伏兵陣がいるので大駆けする馬が出るかもしれません。注意が必要です。

中心はサンライズノヴァ。前走のグリーンチャンネルC(東京1400m)は夏場を休養に充てての秋初戦だったものの、出遅れて届かないと思われる後方のポジションから直線で一気に追い上げて差し切り勝ちした。1600mに延びるのは好都合のはずで、ここで手ごたえをつかんで中京1800mのチャンピオンズCへ向かいたいところです。

充実してきたユライトを2番手。春季後半に東京で準オープンを勝ち上がり、北海道シリーズに向かって函館でオープン特別のマリーンS(1700m)を連勝しました。先行馬を射程に入れて期待通りに伸びるレースぶり。そのレースで鼻出血のアクシデントがあったですが、放牧されて期間を取ったので素質通りの評価にしました。

不気味なのはウェスタールンド。今夏の函館で1年半ぶりに戦列に復帰すると1000万特別をいきなり快勝。さらに1600万下特別も快勝という離れ業を見せました。そして前走、GⅢのシリウスS(阪神1800m)。密かに期待して見ていたら出遅れて離れた最後方。ところが直線、内ラチ沿ぞいに突っ込んできて勝ち馬オメガパフュームを差し切る脚色でクビ差の2着でした。東京にコースが変わってどんな走りを見せるは興味深いです。単穴。

贔屓の古豪インカンテーション、ダートに矛先を向けたクルーガーにも注目。ほかではナムラミラクル、立ち直りに期待したいグレンツェントも追加した。

【武蔵野S】(11月10日、東京11R)発走=15時30分

◎ 4 サンライズノヴァ

〇 7 ユライト

▲15 ウェスタールンド

△16 インカンテーション

△12 クルーガー

△10 ナムラミラクル

△11 グレンツェント

馬連 4→7、15、16、12、10、11

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