「ホープフルS」

2018年12月27日

「ホープフルS」

今年のJRA開催もオーラスですね。28日の金曜日、掉尾を飾る重賞は2歳馬の2000mのホープフルステークス(GI)。GIに格上げされたのは昨年からですが、今年のメンバーを見るとまさに“hope・ful”という感じがします。見方は人それぞれでしょうが、三冠レースの第一関門、皐月賞と全く同じ舞台なので注目度は高い。ただし、有力馬が揃った2歳馬のGIは長距離輸送から始まって、パドック、馬場入り、レース・・・とクリアすべき課題が多く、レースもシビア。能力を発揮できずに終わることも少なくありません。これは2歳戦の重賞で肝に銘じておきたいことです。

◎は2戦2勝のサートゥルナーリア。デビュー戦の6月阪神1600m戦が1分37秒2、2走目の萩S(OP特別、京都1800m)も1分49秒6と速くはないし、2着との差もそれぞれ1馬身1/4、1馬身3/4。ただ、スタートとそのあとの加速が良く、いったん3~4番手に控えて直線で進路を取ってからの伸び脚が半端なかった。とくに2走目は“馬なり”という感じで追ったところなしの楽勝。馬体も文句なしです。余談ですが、この馬の母シーザリオへの思い入れは深いです。オークスを勝ったあと渡米してアメリカンオークス(GI、ハリウッドパーク)に挑戦。楽勝した時は夏競馬の取材で出張していた函館の記者室で仲間と快哉の声を挙げたのを覚えています。母が故障で引退したので、とにかく無事に走ってほしい。

アドマイヤジャスタは3戦2勝。6月下旬のデビュー戦(阪神1800m)はスタートで出後れ、ここに出走しているブレイキングドーンに3馬身後れの2着でした。そのあと7月中京で1600m戦を中団から追い込み勝ちし、次いで京都2000mの紫菊賞(500万下)を連勝。この時の2分00秒8は速いです。ジャスタウェイ産駒で少し折れ合いに難がありそうですが、レース慣れしてきたところなので逆転候補。

単穴にはキングリスティアを狙ってみました。つい先だって(12月16日)デビューしたばかり。人気薄(7番人気)でしたが、先行して直線で追い出されると後続を突き放して2着マジェスティに5馬身差。すんなり流れるレースだったとはいえ馬格があるし、新種牡馬ベルシャザール産駒で見るからにパワーがありそう。距離が延びて良いタイプでしょう。

他にも有望馬が多い。初戦でアドマイヤジャスタに勝ったブレイキングドーンは2走目(萩S)で馬場入り後に放馬。疲労が著しいとされて出走除外になった馬です。ただ、前走の京都2歳S(GⅢ、1800m)で汚名返上の接戦2着し、さらに良化気配です。

唯一の3勝馬ニシノデイジーも小差の勝ち星が多いので少し評価を下げましたが、流れを見て位置取りを決める自在性があって、どこからでも捲り脚を使えます。美浦トレセン所属なので輸送の心配が無いのも大きいはずでチャンスがありそう。あと、末脚に鋭さがあるヴァンドギャルド、先行グループの1頭になりそうなヒルノダカールとしました。グッドラック!

【ホープフルS】(12月28日、中山11R)発走=15時30分

◎ 5 サートゥルナーリア

○ 8 アドマイヤジャスタ

▲ 3 キングリスティア

△ 2 ブレイキングドーン

△ 1 ニシノデイジー

△11 ヴァンドギャルド

△ 4 ヒルノダカール

馬連 5→8、3、2、1、11、4

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2018年12月22日

「有馬記念」

有馬記念ですね。今年は競馬ファンを存分に楽しませてくれるでしょう。天皇賞、ジャパンカップのS・GIが終わって、例年なら有力馬の中から回避馬が出ることが少なくない。ところが今年はネームバリューのあるGIホースが勢ぞろい。結果はどうあれ、近年まれにみるファンを楽しませるドリームレースになりました。

◎はキセキにしました。この秋の上がり馬は?と言われれば、まずこの馬を挙げます。初戦の毎日王冠で2番手に付け、アエロリットに振り切られてゴール前では急襲されて2着もステルヴィオに譲りましたが、菊花賞(昨年)を勝ったので最も重い58キロを背負っての出走でした。そのあとのGIレース2戦は思い切った逃げ作戦。天皇賞(秋)はレイデオロに交わされて3着。ただ、サングレーザーとの2着争いはハナ差の写真判定。そしてジャパンCは3歳牝馬アーモンドアイの驚異的なレコードタイム勝ちの前に2着でしたが、3着(スワーヴリチャード)以下は3馬身以上後方でした。中山2500mは内回り。モデルチェンジが成功した今なら先行力が大きな武器になります。連戦の疲れが心配されますが、追い切りの動きに活力があるので大丈夫とみました。

強敵はもちろんレイデオロ。春季はドバイ遠征などもあって少し調子を崩している感じだったものの、秋は中山のオールカマー(GⅡ、2200m外回り)を足掛かりに天皇賞を制しました。中山コースにも実績(4戦3勝)があるので逆転候補。

単穴にはマカヒキを抜擢。3月のドバイ遠征か戻ったあと休ませ、初戦に選んだ札幌記念で2着。サングレーザーの急襲が決まったレースですが、この馬も目立った追い上げで浮上。どちらが勝ったか分からない接戦(ハナ差)でした。追い切り映像を見ると思った以上に復調しているように思われます。一昨年のダービー馬で、中山コースでも弥生賞を勝って本番の皐月賞で2着。いずれも速い上がりタイムで伸びています。

次いでマカヒキの好敵手、サトノダイヤモンド。こちらが3歳時だったので行った年は異なるものの、ともに凱旋門賞への遠征で体調を崩して帰国しました。この馬の方が深刻だったようです。でも、皐月賞3着、ダービーもマカヒキと叩き合いのハナ差2着で、そのあとは菊花賞、有馬記念を含めて4連勝したよう能力は高い。最後の1戦、輝くところを見せてもらいたい。

伏兵陣にも上位食い込みがあっておかしくない馬が名を連ねています。中から宝塚記念(GI,、阪神2200m)を勝って前走の天皇賞で5着したミッキーロケットが人気の割に不気味。あと3歳馬で55キロと軽いブラストワンピース、初の左回りだった前走のジャパンCで5着でしたが上がり3Fが最速だったミッキースワローをピックアップしました。

【有馬記念】(12月23日、中山11R)発走=15時25分

◎14 キセキ

○12 レイデオロ

▲ 4 マカヒキ

△ 6 サトノダイヤモンド

△11 ミッキーロケット

△ 8 ブラストワンピース

△10 ミッキースワロー

馬連 14→12、4、6、11、10

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2018年12月21日

「阪神C」

有馬記念の枠順が決って前売りも開始されています。当日の天気予報が「曇り一時雨」。どう影響するか気になりますが、こればかりは当日の移り変わりを見ないとどうにもなりません。

22日、阪神競馬場で1400mのGⅡ・重賞、阪神カップがあります。師走の忙(せわ)しさがそうさせるのか高配当の波乱になることが多いレースです。。阪神の1400mは内回り。ここに今年最後のチャンスを求めた各馬がスピード争いを繰り広げるのですから、荒れるレースになるのは当然という気がします。今年も逃げ・先行、差し・追い込みと脚質の異なる有力馬が揃いました。見る分には面白いですけど、中てるとなると・・・

ケイアイノーテックの追い込みに期待しました。5月東京の3歳GI、NHKマイルCの直線急襲は鮮やかでした。それ以前は先行勢から離されない位置から差しに回るレースが多かった。ところが、前半脚を貯めて一気に使わせると素晴らしい切れ味を発揮しました。この秋は毎日王冠5着、マイルチャンピオンシップ11着と着順は良くないですが、内容的には悪くありません。この距離ならある程度、前に出して行っても大丈夫のような気がします。秋季3走目で変わり身もありそうです。

先行集団に付けて流れを計って進出するジュールボレールが強敵。5月東京の牝馬のGIヴィクトリアマイルでリスグラシューの急襲をハナ差しのいだように、しぶとさもあります。この馬も秋2戦は④⑥着に終わっていますが、いずれも勝ち馬からの着差は2馬身以内です。逆転候補。

単穴はワントゥワン。切れる脚が光る個性派ですが、それを使う距離が短いので前半置かれるのがネック。ただ、前のグループの争いが早めに激しくなるのは必至と思われるので、最後に脚質が活きる場面がありそうです。

サトノアレスは安田記念でモズアスコットの4着まで追い上げたように底力があります。ここは休み明けで6カ月ぶりのレースですが・・・美浦トレセン所属の馬で仕上がっていなければ西まで遠征しません。特注。

あと前2戦、千二戦で凡退しているムーンクエイクも1400mなら脈があります。次いで好位先行のミスターメロディ、後方から追い上げるレッドファルクスを警戒。

【阪神C】(12月22日、阪神11R)発走=15時45分

◎13 ケイアイノーテック

○15 ジュールボレール

▲14 ワントゥワン

△10 サトノアレス

△ 6 ムーンクエイク

△ 2 ミスターメロディ

△11 レッドファルクス

馬連 13→15、14、10、6、2、11

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2018年12月15日

「朝日杯フューチュリティS」

年末も忙(せわ)しさを増してきました。今年は“最後は有馬記念(12月23日)”ではなく、28日(金曜日)も中山、阪神の開催がありますね。中山の2000mの2歳GI、ホープフルSは見逃せないし・・・ま、いいか。

16日の日曜日、阪神で行われる朝日杯フューチュリティステークス。2歳馬のナンバーワン決定戦ですが、先週は牝馬限定の2歳GI・阪神ジュベナイルフィリーズが行われてダノンファンタジーが人気に応えて優勝しました。通常ならここは牡馬の争いとなるのですが・・・今年は牝馬のグランアレグリアが出走してきました。グレード制(G)導入後初の牝馬の制覇が成るか。最大の見どころです。

その紅一点、グランアレグリアが本命。2戦2勝の内容から牡馬相手でも引けを取らないはずです。デビュー戦(東京1600m)で前記したダノンファンタジーと対戦。2馬身差の完勝でした。1分33秒6のタイムも秀逸で上がり3ハロンも33秒5。デビュー戦でこんなレースを見るのは久しぶりです。“これは大物”と思いましたが、2走目のサウジアラビアロイヤルC(GⅢ、東京1600m)も2着ドゴールに3馬身半差の楽勝。評価を確たるものにしました。ただし、今回は西への長距離輸送、初の右回りコース、牡馬相手・・・とクリアしなければならない課題があります。二の脚が速いですが、前走のようにゲートで煽るスタートだと行き場があるかな?と心配もあるのですが、能力は超A級。女王戦を僚馬シェーングランツ(4着)に任せて臨んでいるので負けられないところです。アクシデントがないことを祈ります。

牡馬陣では、まずアドマイヤマーズ。6~7月の中京開催で新馬→中京2歳S(OP特別)、そして11月京都のデイリー杯2歳S(GII)と1600mで3戦して負け知らず。前走は2着と3/4馬身差でしたが勝負強さを見せました。休み明けを無難にクリアしたので今回、変わり身も望めます。競馬は何が起きるか分からないので逆転候補。

単穴にはドゴールを抜擢。9月1日、新潟の最終週に1400mの新馬戦(重馬場)を勝ったが印象は薄かった。ところが前走のサウジアラビアロイヤスCで着差(3馬身半)は開いたもののグランアレグリアの2着まで追い上げました。タイムだって一応1600mを1分34秒台だし、長く脚を使うレースだったので人気薄のわりには面白いと思います。

新潟2歳Sの覇者ケイデンスコールにも特注。中京の新馬戦で2着でしたが、勝ったのは前記したアドマイヤマーズで、しかもハナ差の勝負。7月に新潟で未勝利戦を勝ち上がり、ステークスでは待機策から直線で大外に持ち出されて直線勝負。期待に応えるように長く脚を使ってゴール前でまとめて差し切っています。それ以来の休み明けなので少し印を下げたのですが、能力が高いし調教も積んでいます。いきなり走る態勢かもしれません。

牡馬はこれから変わり身を見せていく馬が多いです。新馬→もみじS(OP)=ともに1400m=を連勝したニホンピロヘンソン、中京の新馬戦から小倉2歳S(GⅢ、1200m)→京王杯2歳S(GⅡ、東京1400mm)と3連勝中のファンタジスト、今度は変わりそうな函館2歳S(1200m)の勝ち馬アスターペガサスをマークしました。

【朝日杯FS】

◎ 2 グランアレグリア

○ 6 アドマイヤマーズ

▲ 4 ドゴール

△11 ケイデンスコール

△13 ニホンピロヘンソン

△14 ファンタジスト

△ 3 アスターペガサス

馬連 2→6、4、11、13、14、3

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2018年12月14日

「ターコイズS」

15日の土曜日、中山で行われるターコイズSは牝馬のGⅢで、中山の1600m。しかも負担重量がハンデキャップとあって波乱の要素が揃っています。コースの特徴で枠順(外枠不利)が問題ですが、展開も予測が難しい。勝負も予想も「運」に大きく左右されそう?なレースです。

3歳のプリモシーンを中心にしました。今では比較するのも躊躇しますが、デビュー当時はアーモンドアイと似たようなタイプで後方から鋭い差し脚を発揮していました。昨年、中山1600m戦でデビュー戦2着のあと東京(1600m)で勝ち上がり、年明けの1月中山のフェアリーS(GⅢ、1600m)を連勝。桜花賞は10着に終わったもののGI・NHKマイルCの5着は小差の健闘でした。前々走は51キロとはいえ古馬相手に関屋記念(GⅢ、新潟1600m)で追い込みを決めています。古馬相手でも期待。

フロンティアクイーンは昨秋から5戦連続2着。あと一押しでチャンスを逃してきていますが、逆に言えば安定感が光ります。そのうち、このレースを含めてGⅢが3つです。秋初戦のGⅡ、府中牝馬S(東京1800m)でもディアドラ、リスグラシューに次ぐ3着でした。逆転候補。

単穴には上がり馬リナーテを狙ってみました。この夏、6月函館の500万下を皮切りに4戦3勝でオープン入り。今年4歳で2歳時に新馬勝ちしたあと足踏みが長かった。父がディープインパクトからステイゴールドに替わっているもののサトノダイヤモンドの妹です。晩成型の見込みを期待するなら今回あたりから?

ミスパンテールは実績では一番。昨秋から今年前半の充実は素晴らしく、GⅢ・2勝、GⅡ・1勝を含めて4連勝しました。トップハンデの56キロと、この秋に見られる気性難が重なったので少し評価を下げましたが、能力発揮なら首位も十分。他ではフローレスマジック、ディメンシオン、レッドオルガも上位争いがあっておかしくないです。

 

【ターコイズS】(15日、中山11R)発送=15時25分

◎10 プリモシーン

○13 フロンティアクイーン

▲ 2 リナーテ

△ 3 ミスパンテール

△ 5 フローレスマジック

△11 ディメンシオン

△ 9 レッドオルガ

 

馬連 10→13、2、3、5、11、9

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2018年12月13日

「小倉智昭、闘病報告」

闘病の御報告

先月最後の日、11月30日、手術室入室直前、『めざましテレビ』の星座占いで私の双子座は最下位の放送。最高のギャグに送られ手術に向かいました。

9時間後、麻酔から覚めた私の第一声は「仕事はせずに、ずっとゴルフをやっていて疲れた」だったようです。

早いもので、2週間経過しました。お陰様で担当医師が「驚異の回復力」。「今までで、ここまで順調な例はありません」と真顔で言います。どうやらおだてではなさそうです。

7本のうち残された最後の1本の管は、来週月曜に抜かれ、いよいよ本格的リハビリのスタートです。

今朝から食事は普通食、術後1日目は100メートルだった日々の歩行距離は、5000メートルになろうとしています。

予定では、退院は20日頃のようですが、自宅での更なるリハビリと、からだ作りに励み、以前より元気な小倉智昭の姿でお会いしたいと思います。

皆さんからメール、お手紙など、様々な御心配をいただき感謝しています。

途中経過を一斉LINEにすることをお許しください。

「僕はまだ死にましぇーん!」

 

(2018年12月13日8時49分、iPhoneから送信)

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2018年12月08日

「阪神ジュベナイルフィリーズ&カペラS」

今年も押し詰まって来ました。9日の日曜日、阪神競馬場で行われる阪神ジュベナイルフィリーズ(GI,1600m)は今年デビュー(6月以降)した2歳馬の牝馬ナンバーワン決定戦。当然のようにフルゲート16頭による激戦になりましたが、出走すれば1番人気になったと思われるグランアレグリア(2戦2勝)の姿がありません。関東の美浦・藤沢厩舎所属で、ここは僚馬のシェーングランツに任せた・・・ということでしょう。結果は別にして、ここで同厩舎のつぶし合いの選択肢はないと思うのでナットク。それでも今年の出走馬のレベルは全般的に高いと思います。

中心はダノンファンタジー。2歳戦のスタートになった6月の初週、3日の東京1600m戦で前記したグランアレグリアと対戦したのがこの馬で、結果は2馬身差の2着でしたが他の馬が付いて来れない中、最後まで追走して1分33秒9で走り切りました。相手が悪かったと言うしかないです。そのあとレース間隔を開け、秋に未勝利戦(阪神1600m)、GⅢ・ファンタジーS(京都1400m)を連勝。タイムは目立つほどではないもののケイバを教えるような内容で2着にそれぞれ2馬身、1馬身3/4差の楽勝でした。ここで真価を見せてくれそうです。

ビーチサンバは9月に阪神で1600mの新馬戦を勝ち上がり、東京1600mのGⅢ・アルテミスSで2着。ここに出走している評判の1頭、シェーングランツにゴール前で急襲されましたが、勝ったと思われるレースをしていました。馬格もあるし、中間さらに良化気配なので次位。

大勢逆転候補(▲)はシェーングランツ。7月札幌のデビュー戦(1800m、5着)は実戦に戸惑ったのか走る気がなさそうに見える凡退でした。ところが2走目(1800m未勝利)で一変して楽勝。さらに帰厩初戦に選んだ前記アルテミスSで後方のポジションから直線一気。ビーチサンバを捉えました。父がフランケルからディープインパクトに替っていますが、昨年のオークス馬ソウルスターリングの妹です。西への輸送、右回りの初コースが気になりますが、ここも連勝しておかしくないほどポテンシャルは高いと思います。

伏兵陣も多彩で、気なる馬に印(△)を付けていくと7頭で収まらなくなります。アルテミスSで4着だったウインゼノビアは先行力があって自在性もある。レース運び次第では上位争い。新潟の新馬戦(1600m)に続いて中山のサフラン賞(500万下、1600m)を連勝したレッドアネモスにも注目。

異色なのは栗東所属なのに10月に東京に来て鞍上にモレイイラ騎手を配してデビュー勝ちしたタニノミッション。外国産馬ですが母は日本の名牝ウオッカです。1勝馬なのに抽選で出走できたので運もある?あと小倉で1800m戦を勝ったあと東京1800mのアイビーS(OP特別)を連勝しているクロノジェネシス。これで7頭・・・巻き返しがあるかもしれないグレイシア以下が印から漏れてしまいました。

【阪神ジュベナイルフィリーズ】(12月9日、阪神11R)発走=15時40分

◎13 ダノンファンタジー

○11 ビーチサンバ

▲ 4 シェーングランツ

△ 7 ウインゼノビア

△12 レッドアネモス

△10 タニノミッション

△ 9 クロノジェネシス

馬連 13→11、4、7、12、10、9

 

中山のカペラステークス(GⅢ、ダート1200m)は別定重量戦。2走前に地方交流GⅡの東京盃(大井1200m)を勝ったキタサンミカヅキが2キロ増の58キロを背負います。それと、スピード比べの距離とはいえ師走ケイバですんなり流れるとは思えないのですが・・・差し、追い込み勢の浮上もありそうです。

オウケンビリーヴを狙いました。前々走で地方交流GⅢ(盛岡1200m)を勝ったので1キロ増になるものの、牝馬なので55キロでの出走。追い切りの動きの良さが目に付きます。芝でも好走歴があるのでスピードで見劣りしないし、流れに対応する自在性もあるのが魅力です。

オールドベイリーは今夏の上がり馬。春季に1000万下で2連用。クラス再編で勝ち直しています。2戦とも57キロでの勝利で、このクラスでは力が違うということ。次いで8月新潟で1600万下を連勝。初オープンのNST賞は4着でしたが前走の室町S(OP.、京都1200m)では鮮やかな差し切り勝ちを収めています。逆転候補。

単穴はハットラブ。競走中止の前走はスタート直後に馬が躓いての落馬です。いったん休ませての再調整なのは気になりますが影響は軽度だったようです。その前の準オープン、ながつきS(中山1200m)では後方から追い込み勝ちしています。汚名を晴らす可能性は十分あると思います。

ほかにも見劣りしない有力馬が多いです。7戦5勝の3歳の上がり馬コパノキッキング、実績のある追い込み馬キングズガードに特注。斤量不利とみてス評価を下げたキタサンミカヅキ、今季、準オープンを勝ち上がってオープン特別の室町Sでも2着に追い上げたヴェンジェンスも警戒。

【カペラS】(12月9日、中山11R)発走=15時20分

◎13 オウケンビリーヴ

○ 6 オールドベイリー

▲ 8 ハットラブ

△ 2 コパノキッキング

△ 4 キングズガード

△ 1 キタサンミカヅキ

△ 3 ヴェンジェンス

馬連 13→6、8、2、4、1、3

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2018年12月07日

「中日新聞杯」

9日は香港のシャティン競馬場で行われる国際GI競走、香港ヴァーズ(2400m)、香港スプリント(1200m)、香港マイル、そして香港カップ(2000m)にそれぞれ、日本から有力候補が遠征していてチャンス十分。日本でも馬券が売られるので大賑わいになりそうです。

それはそれとして、8日土曜日に中京競馬場で行われる中日新聞杯(GⅢ、2000m)。ハンデキャップ重賞で、トップハンデはストロングタイタンとメートルダールの57キロ。馬齢重量で止まっているあたりが怪しいレースです。しかもストロングは前走の小倉記念(12着)が心房細動による大差負け。メートルは昨年のこのレースの覇者ですが、ハンデは55キロでした。その他のメンバーも一長一短という感じで、理屈で押しても当たりそうな気がしません。

グレイルを狙ってみます。この馬に驚かされたのは昨年11月の京都2歳S(GⅢ、2000m)。レースの綾があったにしろ、断然人気のタイムフライヤーが後方から追い上げて直線突き抜けたと思ったら、この馬に馬体を併せられて差し返されました。新馬戦に続く小差勝ちでも底力を感じさせるレース。3歳初戦の共同通信杯に東上して来て1番人気でオウケンムーンの7着に終わった時、武豊騎手は「(なぜ走らなかったか)分からない」とコメントしています。皐月賞6着、ダービーは14着・・・セントライト記念で3着したので“ひょっとしたら・・・”と思った菊花賞は大出遅れし、10着。それでも今回、速い追い切りをこなしていて直前の動きも悪くないです。気性難を出さなければ55キロなので大駆け?

同じ3歳のギベオンも魅力があります。デビューが昨年の12月阪神で1800mを勝ち、年明けて2月に東京で2000mのフリージア賞(500万下)を連勝。毎日杯(GⅢ、阪神1800m)でブラストワンピースの2着に終わったあと、NHKマイルC(GI)に矛先を向けて2着でした。ただ、最後方グループからケイアイノーテックが追い込みを決めたレース。それでも先行グループで健闘してクビ差の勝負ですから能力は高い。逆転候補。

▲メートルダールは昨年このレースを勝った後、金鯱賞(GⅡ、中京2000m)で8着、続いて大阪杯(GI、阪神2000m)は10着。ともにスワーヴリチャードが勝ったレースで相手が強かった。前走の新潟記念(GⅢ、2000m)では鞍上(福永)が速い脚を巧く生かしてブラストワンピースの2着に追い上げています。休み明けでも走るタイプです。

ストロングタイタンも能力上位の1頭。追い切りの動きを見るかぎり心配なさそうですが、大敗後なので少し割引しました。すんなり先行できれば能力を発揮するマイスタイルが侮れません。人気薄では左回り走るショウナンバッハと、中1週で距離が延びるここに出走してきたハクサンルドルフに要注意。

【中日新聞杯】(12月8日、中京11R)発走=15時35分

◎ 3 グレイル

○ 7 ギベオン

▲11 メートルダール

△12 ストロングタイタン

△14 マイスタイル

△10 ショウナンバッハ

△ 6 ハクサンルドルフ

馬連 3→7、11、12、14、10、6

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2018年12月03日

「ご報告します」

予定通り30日(11月)、手術を受けまして無事、終了しました。御心配をおかけしました。

担当医師によりますと、これ迄より30分早く手術時間6時間半、出血100C.Cでの手術終了だったそうです。ご苦労さまでした、ありがとうございます。ナースステーションも絶賛でした。

ICUも早めに出られ、痛みも抑えられています。私も期待に応えて翌日の1日、廊下を歩いて一周。こんなに速い快復、見たことない、と患者さんたちにも絶讚されています。

ただし、油断することなく、リハビリに励みたいと思います。

皆々様の応援、ありがとうございました。感謝いたします。

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2018年12月01日

「チャンピオンズC」

12月2日に中京競馬場で行われるダートの重賞、チャンピオンズカップ(GI、1800m)ですが、そのルーツは先週、3歳牝馬のアーモンドアイが2分20秒6(2400m)の世界レコードで勝ったジャパンカップです。話せば切りがなくなるので端折りますが、ジャパンCの創設は日本の競馬史上、画期的なことでした。当初、日本馬が凱旋門賞馬などを相手に勝つなんて「夢」だったんです。

でも、問題がありました。米国にも芝のレースはありますが、主流はダート。一方の世界の雄ですから、その米国の参戦を目論んで作られたのがジャパンカップ・ダート。芝のジャパンCが開催週の日曜日、ダート(2100m)は前日の土曜日に行われていたんです。米国からの参戦馬が活躍した年もあったんですが、地の利や開催時期などの問題もあって一流馬の参戦は望めず、ダートでも日本馬が勝つようになって尻しぼみ。レース自体も阪神競馬場に移り、さらに中京に移ってレース名も消滅。チャンピオンズCになりました。名残をわずかにとどめているように感じられるのが秋季の国際競走に組み入れられて、ついている副題「ジャパン・オータムインターナショナル」でしょうか。

今年は1頭だけですが、米国からパヴェルが参戦しました。GIでの入着はあるものの今回の日本勢には強力馬がいます。ダートの本場からの参戦なので気になると思いますが、勝つまではどうか?ゴールドドリームが回避しましたが、それでも難しいでしょう。

本題です。中心は3歳馬ルヴァンスレーヴ。これまで7戦して6勝、2着1回。ただ一度負けた4月中山の伏竜S(1800m)は、今年の初戦で休み明け。しかも初めての左回りでテン乗り(乗り替わり初手綱)と初物尽くしが重なっていました。戸惑って当たり前でしょう。そのあとは3歳ダート唯一の中央の重賞・ユニコーンS(GⅢ、東京1600m)を楽勝。そして地方交流GIのジャパンダートダービー(大井2000m)、古馬混合の南部杯(盛岡1600m)も中央の古馬ナンバーワン、ゴールドドリームを抑えて3連勝。走るフォームが素晴らしく、めったに現れないダート競馬の逸材だと思います。

ケイティブレーブの充実ぶりも目立ちます。少し前まで地方で交流重賞を勝ってきても、小回りで直線も短いコースが多く道中絡んでくるケースも少ない。先行力が活きたのだろうという評価をしていました。ところが前走、京都競馬場で行われたジャパンブリーダーズCクラシック(ダ1900m)はスタートして道中、中団の7~8番手。以前ならそのままに終わってしまうケースです。それが追い上げて直線も伸び、オメガパフューム、サンライズソアを差し切りました。これが毎回できるか?まだ疑問なのですが、追い切りの動きが目立つので充実しているのが確かでしょう。逆転候補。

単穴には今回もウェスタールンドを狙いました。2走前のシリウスS(GⅢ、阪神2000m)でインを突いて後方から一気に伸びた脚にびっくり。オメガパフュームにはクビ差届かなかったもののサンライズソアに先着しました。前走の武蔵野S(GⅢ、東京1600m)は7着でしたが、道中、他馬とぶつかる不利があって能力を発揮していません。この距離でスムーズに走れれば・・・一発があるかもしれません。

GIなので先行争い、道中の流れが早め早めに動く可能性があります。追い込み勢の中から伏兵候補にサンライズノヴァ、ノンコノユメ。逆に先行勢有利ならサンライズソアもマークが必要。後者なら米国馬パヴェルも侮れないか。ドバイワールドカップで着差はあったが4着だし、格が低くてもGIレースの勝ち星もある。追加しました。

【チャンピオンズC】(12月1日、中京11R)発走=15時30分

◎ 2 ルヴァンスレーヴ

○ 8 ケイティブレーブ

▲12 ウェスタールンド

△ 7 サンライズノヴァ

△ 5 ノンコノユメ

△ 9 サンライズソア

△ 3 パヴェル

馬連 2→8、12、7、5、9、3

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