「チャンピオンズC」

2018年12月01日

「チャンピオンズC」

12月2日に中京競馬場で行われるダートの重賞、チャンピオンズカップ(GI、1800m)ですが、そのルーツは先週、3歳牝馬のアーモンドアイが2分20秒6(2400m)の世界レコードで勝ったジャパンカップです。話せば切りがなくなるので端折りますが、ジャパンCの創設は日本の競馬史上、画期的なことでした。当初、日本馬が凱旋門賞馬などを相手に勝つなんて「夢」だったんです。

でも、問題がありました。米国にも芝のレースはありますが、主流はダート。一方の世界の雄ですから、その米国の参戦を目論んで作られたのがジャパンカップ・ダート。芝のジャパンCが開催週の日曜日、ダート(2100m)は前日の土曜日に行われていたんです。米国からの参戦馬が活躍した年もあったんですが、地の利や開催時期などの問題もあって一流馬の参戦は望めず、ダートでも日本馬が勝つようになって尻しぼみ。レース自体も阪神競馬場に移り、さらに中京に移ってレース名も消滅。チャンピオンズCになりました。名残をわずかにとどめているように感じられるのが秋季の国際競走に組み入れられて、ついている副題「ジャパン・オータムインターナショナル」でしょうか。

今年は1頭だけですが、米国からパヴェルが参戦しました。GIでの入着はあるものの今回の日本勢には強力馬がいます。ダートの本場からの参戦なので気になると思いますが、勝つまではどうか?ゴールドドリームが回避しましたが、それでも難しいでしょう。

本題です。中心は3歳馬ルヴァンスレーヴ。これまで7戦して6勝、2着1回。ただ一度負けた4月中山の伏竜S(1800m)は、今年の初戦で休み明け。しかも初めての左回りでテン乗り(乗り替わり初手綱)と初物尽くしが重なっていました。戸惑って当たり前でしょう。そのあとは3歳ダート唯一の中央の重賞・ユニコーンS(GⅢ、東京1600m)を楽勝。そして地方交流GIのジャパンダートダービー(大井2000m)、古馬混合の南部杯(盛岡1600m)も中央の古馬ナンバーワン、ゴールドドリームを抑えて3連勝。走るフォームが素晴らしく、めったに現れないダート競馬の逸材だと思います。

ケイティブレーブの充実ぶりも目立ちます。少し前まで地方で交流重賞を勝ってきても、小回りで直線も短いコースが多く道中絡んでくるケースも少ない。先行力が活きたのだろうという評価をしていました。ところが前走、京都競馬場で行われたジャパンブリーダーズCクラシック(ダ1900m)はスタートして道中、中団の7~8番手。以前ならそのままに終わってしまうケースです。それが追い上げて直線も伸び、オメガパフューム、サンライズソアを差し切りました。これが毎回できるか?まだ疑問なのですが、追い切りの動きが目立つので充実しているのが確かでしょう。逆転候補。

単穴には今回もウェスタールンドを狙いました。2走前のシリウスS(GⅢ、阪神2000m)でインを突いて後方から一気に伸びた脚にびっくり。オメガパフュームにはクビ差届かなかったもののサンライズソアに先着しました。前走の武蔵野S(GⅢ、東京1600m)は7着でしたが、道中、他馬とぶつかる不利があって能力を発揮していません。この距離でスムーズに走れれば・・・一発があるかもしれません。

GIなので先行争い、道中の流れが早め早めに動く可能性があります。追い込み勢の中から伏兵候補にサンライズノヴァ、ノンコノユメ。逆に先行勢有利ならサンライズソアもマークが必要。後者なら米国馬パヴェルも侮れないか。ドバイワールドカップで着差はあったが4着だし、格が低くてもGIレースの勝ち星もある。追加しました。

【チャンピオンズC】(12月1日、中京11R)発走=15時30分

◎ 2 ルヴァンスレーヴ

○ 8 ケイティブレーブ

▲12 ウェスタールンド

△ 7 サンライズノヴァ

△ 5 ノンコノユメ

△ 9 サンライズソア

△ 3 パヴェル

馬連 2→8、12、7、5、9、3

» コメントを書く