「クイーンS&アイビスSD」

2019年07月27日

「クイーンS&アイビスSD」

北海道シリーズは今週から札幌。馬場コンデションが良いので初日(27日)から洋芝にしては速いタイムの決着になっている。ただし、先行争いに巻き込まれる、あるいは勝負どころの前にどこかで脚を使うと案外に終わって差し・追い込み勢が浮上。思わぬ波乱になることもめずらしくないので注意したい。
開幕週のメーンは恒例の牝馬の重賞、北海道新聞杯クイーンステークス(GⅢ、1800m)。別定の56キロと外枠(⑬番)が少し気になるものの、中心はスピード上位のミッキーチャーム。昨年、デビュー4走目の函館で未勝利戦を8馬身差で圧勝すると同500万下の1800m戦も3馬身半差で楽勝。次いで札幌の同距離の1000万下特別も楽に逃げ切って3連勝。それでもここまではまだ序章で、帰厩後にいきなりGⅠに挑戦した秋華賞でも、あのアーモンドアイの2着! 過信は禁物なのだが、北の出世コースでスピードを発揮してもらいたい。
相手は差し脚良いウラヌスチャーム、復調気配のスカーレットカラーとしたが、51キロの3歳メイショウショウブにも1票。
【クイーンS】(7月28日、札幌11R)発走=15時25分
◎13 ミッキーチャーム
○12 ウラヌスチャーム
▲ 6 スカーレットカラー
△ 4 ダノングレース
△ 5 メイショウショウブ
△ 3 フロンテアクイーン
△ 1 サトノガーネット
馬連 13→12、6、4、5、3、1

新潟の直線1000m、アイビスサマーダッシュ(GⅢ)は、ここに来て直千で連勝している上がり馬が人気になりそうだが、昨年の勝ち馬ダイメイフジに期待。成績不振にみえるが強敵相手で、このコースは3戦3勝。あいにくイン(②)になったが、Mデムーロがどう乗ってくれるかにも注目。
【アイビスSD】(7月28日、新潟11R)発走=15時45分
◎ 2 ダイメイフジ
○11 ライオンボス
▲ 4 ビップライブリー
△ 3 カッパツハッチ
△ 1 ラブカンプー
△17 フェルトベルク
△18 アルマエルナト
馬連 2→11、4、3、1、17、18

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2019年07月20日

「中京記念&函館2歳s」

北海道シリーズの前半戦、函館開催もあっという間に最終週。21日の日曜日はJRA最初の2歳馬の重賞、函館2歳ステークス(GⅢ、1200m)が行われます。見どころがある馬が多く、狙い馬も決めて楽しみにしているのですが・・・発走順に中京競馬場で行われる3歳以上のハンデキャップ重賞、中京記念(GⅢ、1600m)から。
このメンバーなら中心はプリモシーン。今季2戦してダービー卿チャレンジT(GⅢ、東京1600m)で2着、前走の牝馬I・ヴィクトリアマイル(東京1600m)もノームコアにクビ差届かなかったものの、差し切る勢いでした。早めに美浦トレセンから西へ移動して栗東トレセンで追い切っての出走ですが、充実ぶりがうかがえる動きなので大丈夫でしょう。
相手は古牡馬の中からロードクエストにしましたが、台風の目?はハンデが軽い3歳馬。3頭いる中から単穴にグルーヴィットを抜擢。人気うすではすっかり株を下げている4歳のジャンダルムも私はまだ捨てきれないでいます。
【中京記念】(7月21日、中京11R)発走=15時35分
◎ 7 プリモシーン
○11 ロードクエスト
▲ 5 グルーヴィット
△14 カテドラル
△15 ミエノサクシード
△ 4 ジャンダルム
△ 6 クリノガウディー
馬連 7→11、5、14、15、4、6

函館2歳Sはタイセイビジョンを狙いました。函館でデビューして速いタイム、内容が良かった馬から中心馬を選ぶのがセオリーなんですが・・・この馬は6月2日に阪神。しかも距離が1400mでした(1分23秒0・良)。ただ、先行集団の後ろ、6~7番手からあっという間に追い上げて直線に向いた時には先頭。洋芝の初コースなど気になる材料には目をつぶりました。ホッカイドウ競馬からの参戦(3頭)もありますし、人気うすの馬が上位争いに加わる可能性も十分あると思います。ご注意を。
【函館2歳S】(7月21日、函館11R)発走=15時45分
◎ 5 タイセイビジョン
○ 1 ビアンフェ
▲ 6 パフェムリ
△ 3 レッドヴェイパー
△11 スマートカーリー
△15 ブルーパピヨン
△12 アザワク
馬連 5→1、6、3、11、15、12

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2019年07月17日

「村田、王座奪還」

13日からの3連休の3日目、15日(月曜日、海の日)の『とくダネ!』は、スペシャルゲストに12日夜、WBA世界ミドル級王者の座を奪還したプロボクシングの村田諒太選手(33、帝拳)をスタジオに迎えていろいろお話を伺いました。僕はリングサイドで見させてもらったんですが、泣けちゃって・・・いい試合、すごい試合でした。
相手は昨年10月、ラスベガスで対戦して大差の判定で王座奪われたロブ・ブラント(米)。前回は左右に動くアウトボクシングでポイントを奪われ、村田選手も完敗を認める試合。今回も不安だったんですが、試合は予想外の展開になりました。相手のブラントが第1ラウンドから前へ出て、一転して始めから緊迫した打ち合いになったんです。これには村田選手も予想外だったようです。「作戦だったんだと思います。序盤、(それで)ペースをつかんで、そのあとアウトボクシングするのかな?」と振り返っていました。
ミドル級(体重160ポンド、約72.5キロまで)は世界で最も選手層が厚いと言われる階級で、パンチ力も一発で倒すぐらい強いです。村田選手の右ストレートも強いです。ただ、この日の村田選手は多彩で、左右の顔面、ボデイーへも打ち込んでダメージを与えていました。相手の攻撃にひるまず破壊力のあるコンビネーションで強打を繰り出します。ダメージが大きくなったブラントは強打を浴びて2回にダウン。同ラウンド終盤にレフェリーが試合を止めてTKO勝ち(テクニカルノックアウト,2分34秒)し、WBA世界王者に返り咲きました。
試合後のインタビューで村田選手は、「居場所をいただいた」「チーム帝拳の勝利」と現在所属すると帝拳ジムに感謝していましたが、質・量ともこれまでにない練習を積んできたからでしょう。それと、気持ちです。引退に傾いたボクサーがこれだけの試合を見せるのは稀有です。剣道の極意、肉を切らせて骨を断つ─そんな覚悟を感じさせるタイトルマッチでした。

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2019年07月13日

「函館記念」

夏の北海道シリーズの前半戦、函館開催の中心になる重賞(GⅢ、2000m)。かつて長く取材にあたっていたのだが、このレースには悪戦苦闘の連続だった思い出しかありません。梅雨は無いはずなのに不思議に雨模様になって馬場が渋る。それで余計にハンデがこたえて有力馬が苦戦。予想で、どう見ても・・・と思われるような伏兵に脚元を掬われることが多かった。
今年の前哨戦、巴賞は近況に加えて59キロの別定重量が嫌われたのだろう。⑬番人気だったスズカデヴィアスが勝った。展開の綾はありましたが・・・。力を要する洋芝にしては今年も有力馬のハンデが重い。でもね~
不安を払いのけて◎はステイフーリッシュ(57.5キロ)、〇もGIで上位争いの実績があるエアスピネル(58キロ)にします。ステイはこの距離で大崩れはないはずで、後者も懸命な立て直しがうまくいっているように見えます。
単穴はじっくり良化を待って使われてきたステイゴールド産駒の5歳馬、レッドローゼス。巴賞組で次は変わりそうな印象だったナイトオブナイツ、マイスタイルに要注意。

【函館記念】(7月14日、函館11R)発走=15時45分
◎10 ステイフーリッシュ
○16 エアスピネル
▲ 1 レッドローゼス
△14 ナイトオブナイツ
△ 4 マイスタイル
△12 スズカデヴィアス
△ 8 メートルダール
馬連 10→16、1、14、4、12、8

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2019年07月06日

「進化止まらない?大谷」

令和の5月~6月、2カ月があっという間に過ぎました。
週末になるといろんなスポーツの話題が海外からも入って来るんですが、とくに今年の6月は日本のスポーツ界にとって歴史的なビッグニュースが相次ぎました。MLB(メジャー・リーグ・ベースボール)でサイクルヒットを打った大谷翔平、NBA(米プロバスケットボール)のドラフトで一巡目9位で指名された八村塁、そして米国の大学選手権で活躍したあと一時帰国して日本選手権の100mと200mを勝った陸上のサニブラウン・ハキーム・・・
どれもすごい快挙でしたが、今でも強く印象に残っているのがロサンゼルス・エンジェルスの大谷翔平(24、当時)です。6月13日(日本時間14日)、レイズとの4連戦に敵地へ乗り込んだ大谷選手。「3番・指名打者」で出場して初回の打席で今季8号3ラン。三回の第2打席で左中間二塁打、五回(第3打席)に右翼線三塁打、そして七回(第4打席)に見事に中前単打。メジャーで日本人初のサイクル安打を達成しました。5対3でレイズに勝ってチームの3連勝に大貢献、打率も2割8分台に急上昇しました。
野球に詳しくない方もいるので記しますが、この「サイクルヒット」というのは4種類の安打=単打、二塁打、三塁打、本塁打=を出場した1試合で全て打つこと。これがどれほど難しいか。メジャーリーグの先輩、あの松井秀喜、イチローも達成していないんです。それを昨年オフに二刀流の「投手」で痛めていた右ひじの腱の移植手術をして、やっと5月中旬に指名打者として出場している2年目の大谷選手が達成するなんて・・・。
3本目のヒットの三塁打は左打席の大谷の外角の変化球。それを長いリーチを生かして右翼線を破ったんです。三塁打になる確率が比較的高い打球で、ひょっとしてこの時点で狙って打ったんじゃないかな?そんな気がします。投打に類まれな素質を持ち、練習も人に劣らず積む。それでもね~何か考えられないものを持っているとしか言いようがありません。
記録を調べて見たんですが、そのあと17日(現地時間)のブルージェイズ戦で9号、27日のアスレチックス戦で10号、30日(日本時間7月1日)にアナハイムで行われたアスレチックス戦で11号。試合は大きくリードされていて負けたんですが、八回にも右中間へフルスイングで叩きこむ12号。今季初の1試合2本塁打を打っています。これで6月は月間9本!
これでブログにアップ・・・と思っていたら、今日のヒューストンのアストロズ戦(現地時間7月5日)で、また打った(13号)。しかも、この日は大谷の25歳の誕生日。相手投手はメジャーでも1、2に挙げられている剛腕のバーランダー。これ以上のお膳立てはありませんよね。4打数1安打でしたが試合はこの一発が効いて5-4でエンジェルスが勝っています。大谷が外寄り、高めの速球を叩いた打球がセンターフェンスを越えて行くと米国の実況放送のアナウンサーも大興奮していました。
復帰当初は打率が2割そこそこに低迷していましたが、これは当たり前でしょう。プレ・シーズンマッチ、日本でいうオープン戦にも出場していないで、いきなり本番に出たんですから。打率もいま3割台。この勢い、止まりそうにないです。

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2019年07月06日

「七夕賞&プロキオンS」

梅雨入りしてからの競馬は前線の雨雲の動き(映像)とにらめっこ。九州南部など大きな被害となっている映像を見るにつけて心を痛めて“それどころじゃないだろ”と思っています。それでもレースの前日には調べておかなければならない。因果な仕事です。重賞が行われる福島、中京はともに☔マークです。
福島の七夕賞(GⅢ)は3歳以上オープンのハンデキャップ重賞。道悪で波乱含みです。後方からの追い込み勝負をしているので不安がありますが、ここに来て高い能力を発揮してきた4歳牡馬、ロシュフォールに期待しました。重賞初挑戦だった前走の新潟大賞典は3着でしたが、不利なシーンがありながら勝ち馬から3/4馬身、ハナ差。力負けには見えません。掛かりそうになるレースが多いので案外行かせれば行けるかも。あるいは先週のブレイキングド-ン(ラジオNIKKEI賞1着)のように捲りが決まるかもしれません。強敵は前走不発でもGIでも入着があるミッキースワロー。単穴は休み明けを叩いたタニノフランケルにしました。
【七夕賞】(7月7日、福島11R)発走=15時45分
◎ 3 ロシュフォール
○12 ミッキースワロー
▲ 8 タニノフランケル
△15 クレッシェンドラブ
△ 9 ロードヴァンドール
△ 5 ストロングタイタン
△14 ブラックスピネル
馬連 3→5、12、8、15、9、5、14

中京のダート1400mのプロキオンS(GⅢ、別定重量)はUAEのダート1200mのGI、ドバイゴールデンシャヒーンで2着してきたマテラスカイの評価がカギ。昨年(このレース楽勝)のように道悪でスピードが生きるは、末が甘くなるか?後者のケースもあるとみて中心には1600m、1400mを連勝して状態に不安がないアルクトスを採りました。
【プロキオンS】(7月7日、中京11R)発走=15時35分)
◎10 アルクトス
○ 4 ヴェンジェンス
▲ 5 サンライズノヴァ
△ 9 マテラスカイ
△12 ミッキーワイルド
△ 8 ウインムート
△14 キングズガード
馬連 10→4、5、9、12、8、14

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