「さようなら 島倉千代子さん」

2013年11月15日

「さようなら 島倉千代子さん」

大変悲しいお別れになりました。ファンの方も大勢、昨日の告別式には参列なさったという島倉千代子さんとのお別れです。葬儀では島倉さんが亡くなる3日前に録音された最後の歌声、そして肉声が流されていました。

「私の部屋の中にスタジオができて、それで、私は、できるかぎりの声で歌いました。自分の人生の最後に、もう2度と見られない、この風景を見せていただきながら、歌を入れられるって、こんな幸せはありませんでした。人生の最後に、素晴らしい、素晴らしい時間をありがとうございました」

今月8日、肝臓がんで亡くなった島倉千代子さんの告別式が昨日、東京港区の葬儀所で行なわれ、歌手仲間や関係者、一般のファンたちおよそ3000人が最後の別れを惜しみました。その参列者に届けられたのが、島倉さんの最後の肉声、そして歌声でした。曲(『からたちの小径(こみち)』を作ったのは南こうせつさんで、レコーディングにも同席したそうですが、こうおっしゃっています。

「島倉さんの歌に対する情熱を感じました。奇跡の歌声でした」

弔辞に立ったのは、「小学生の1年生の時に熊本で島倉千代子さんのステージを見て(歌手になる)夢を見た」という石川さゆりさんでした。涙ながらにも気丈にお別れの言葉を述べておられました。

命を吹き込んだかのような♪「からたちの小径」のあと、直後に声を振り絞って残したのが冒頭にあげた“肉声”だったそうです。ご自身では最後に歌えて幸せでしたっておっしゃっていますけど、おつらかったと思います。でも、最後は体がいうことが利かなくなって、全身の声を振り絞って録音されたわけでしょう。どんなお気持ちだったのか…

『からたちの小径』を聞きなおしてみて、普通だったら音程も取れないんじゃないかと思うんですが、きちっと歌っていますよね。亡くなる3日前…体を支えながらの吹き込みだったと聞きました。亡くなったときの手筈も細かなところまで整えておられたそうです。

島倉さんのヒット曲ってたくさんあって、どの曲も私たちがいっしょに口ずさめるんですよね。最後の、この♪「からたちの小径」というタイトルを聞いた時、♪からたち、からたち、からたちの花・・・というあのフレーズ…(『からたち日記』)を思い出して、だからこういう曲が生まれたのかなあと思いました。あらためてご冥福をお祈りします。ありがとうございました。

参考資料:サンケイスポーツ:島倉さんの“最後の歌声”と“肉声”に3000人が涙

この記事へのコメント

コメントを書く

(※皆様からお寄せいただいたコメントは管理人の方で精査させていただいた上で 掲載いたします。全てのコメントが掲載されるとは限りませんのでご了承ください。)

コメントを残す

コメント