「イチロー引退」

2019年03月24日

「イチロー引退」

私は20日と21日の夜、東京ドームにいました。MLBのアメリカンリーグ、マリナーズとアスレチックスの開幕戦が東京で行われることが決って、早くにネット裏の席を確保しておりましたから21日のイチローの引退劇もすぐ近くで見ていました。複雑な気持ちでした。
菊池雄星が西武に入団してデビューの時からず~っと応援してきてメジャーに行ったわけで、その初登板ですからうれしいじゃないですか。で、いいピッチングしていましたよね。そしたら途中で、7時ごろ、イチローが引退だって球場がざわざわ、ざわざわっとしたんです。それがネットのニュースで流れた時だったようです。その時からもう、見方が変わりました。
おそらく皆さんも同じ気持ちだったんでしょう。イチローのメジャーリーガーとしての試合を見ておきたいというのは。第1戦の20日、東京ドームは大観衆で埋ってイチロー一色。実数で発表するようになってから最大の観衆(45787)と報道記事にありました。そして翌21日。4打数無安打で八回、いったん右翼の守備位置についたイチローに交代が告げられました。観客にお別れの手を振って戻ったベンチ前にはマリナーズの野手や関係者が集合してイチローを迎えました。試合がもつれてそのあと延長戦(十二回、マリナーズが連勝)になって長い試合になったんですが、お客さんは終わっても帰りません。イチローはそれに答えて戻り、場内を一周して別れを告げました。

そのあとプレスインタビュー。午後11時55分から臨んだ会見の第一声は「こんなにいるの? びっくりするわ」でした。「今日を最後に日本で9年、アメリカで19年目に突入したところだったんですけども、現役生活に終止符を打ち、引退することとなりました」。「最後のこのユニホームを着てこの日を迎えられたことを大変幸せに感じています」。引退を決断したタイミングは「キャンプ終盤、結果を出せずに、それを覆すことができなかった。ということですね」。そして、「引退というよりクビになるんじゃないかというのはあった。ニューヨーク(ヤンキース)へ行ってからは、毎日そういう感じです。去年、3月のあたまにマリナーズからお言葉をいただいて、去年の春に終わっていてもまったくおかしくない状況でしたから、今、この状況は信じられないですよ。こんなの、夢みたいですよ」と気持ちを明かしておりましたね。
そして「この28年を振り返るには、あまりにも長い時間だったので、ここでひとつひとつ振り返るのは難しいということもあって皆様からの質問があれば、できる限りお答えしたいと思っています」と質問に応じました。会見は日をまたいで未明の午前1時半近く、約85分間にも及びました。イチローさんて、こんな方だったんですね。

菊池雄星くんは高校時代からMLBでやりたいという悲願だったんですが、そのメジャーリーグのデビュー戦がイチロー選手の引退試合になりました。5回を投げ切りたかったと思いますが、あと一人で交替。でも4回2/3を自責点1(失点2)。それより何より、彼にとってこの試合は生涯の“宝物”でしょう。私も“やっぱりチケットを取っておいてよかった~”と余韻にひたっていますが、これまでのイチローさんの大リーグの活躍にいまさらですが「ありがとう」と拍手を送りたいです。すごかったです。

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