「名優また一人…林隆三さん急死」

2014年06月10日

「名優また一人…林隆三さん急死」

多くの映画、テレビドラマなどで活躍されてきた俳優の林隆三さんが4日、都内の病院で亡くなっていたことが昨日(9日)分かりました。70歳でした。
林さんは20歳の1963年、俳優座の養成所に入所。同期には活躍された方が多く、「花の15期」と言われています。皆さんよくご存知の名前を挙げても小野武彦さんや栗原小巻さん、前田吟さん、亡くなられた方では太地喜和子さん、原田芳雄さん、一昨年に亡くなられた地井武男さんもそうですよね。親友の地井さんが亡くなったときに林さんが言っていた言葉が今朝のとくダネ!で放映されましたが、「今頃は原田芳雄と、太地喜和子と自分も入って劇団でも作ってんじゃないですか?」、「今度は僕もあとでそれに、逝ったら入れてもらおうかと思います」と努めて明るく振舞っておっしゃっていました。

養成所を卒業したあと1967年、24歳でデビュー。テレビドラマの「時間ですよ」などにも出演されていましたが、映画『妹』で注目を浴びて1977年、津軽三味線の高橋竹山を描いた映画『竹山ひとり旅』で第1回日本アカデミー賞の優秀主演男優賞を受賞しています。そのあとの活躍は、映画だけでなくNHKの大河ドラマ、民放ドラマでもよく出演されてきましたから皆さん思い起こされるシーンが多いと思います。

林さんは東京出身ですが報道によると小、中学校を仙台市で過ごされたそうです。それと、宮城・石巻市をロケ地にした映画『エクレール・お菓子放浪記』が公開されたのがあの2011年で、3.11の東日本大震災ではそのギャラを全額、同市復興ののために寄付、そのあとも被災地支援を続けてライフワークにしておりました。

僕は林さんとは仕事上の付き合いというのはないんですけど、六本木でよく飲んでいて、バンドが入っているところがあって、林さん、歌ったりピアノを弾いたりするんですよ。これがうまいんです。一緒に歌って騒いだことが思い出されます。あとで聞いたんですが、先月末、亡くなる直前ですよね。目黒でライブ(歌)をやっていたんです。シャンソンの弾き語りにも感心しましたが、声がいいですよね。お話になる声、セリフを言うときの声…役者さんでこれだけ声がいい人、そんなにいないんじゃないでしょうか。

先月、このあと放映されるNHKの連続ドラマ(「吉原裏同心」26日から)も全部撮り終えて、好きだった歌(ライブ)もやって…ウソ!という急逝でした。あまりプライベートなことは話さない方で、ご本人の遺志もあったのでしょう、息子さん方も病状とか、どういうふうなプライベートだとか、話すのを嫌がるる人だったから申し訳ないけどしばらく時間をくださいということだそうです。

フジテレビの「チーム・バチスタ」だって、ついこのあいだでしょう。70歳になったばかり…最近、60代とか70歳とかはまだ働き盛りですよね。俳優さんですから、まだまだというお年での急逝で、残念です。惜しい方を亡くしました。

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