「女子パシュート、逆転で金」

2018年02月23日

「女子パシュート、逆転で金」

やりましたね~!チーム・パシュート(スピードスケート女子団体追い抜き)。見事、金メダルを獲りました。相手は予想通り圧勝で勝ち上がってきたオランダ。日本はエース高木美帆(日体大助手)、姉の高木菜那(日本電産サンキョー)、そして準決勝の菊池彩花(富士急)に替えて温存していた好調な若い佐藤綾乃(高崎健康福祉大)の起用でした。

息詰まる激戦でした。高木美帆が飛び出すと佐藤、高木(綾)がぴったり続いてスタートダッシュに成功。流れるようにスピードに乗って序盤、オランダをリード。でも、前回のソチ五輪の覇者・オランダは強いんです。中盤(2周目)追い上げて逆にリード。まだイケる!これからだ!と応援していたんですが・・・ふっと不安がよぎりました。スケート王国のオランダ勢の強さが今大会、頭に焼きついているんです。しかも、パシュートのメンバー3人(マリット・レーンストラ、イレイン・ブスト、アントワネット・デヨング)は全員、今回五輪のメダリストなんです。

10日の早朝、日本を発ってまず取材したのがスピードスケート女子の3000mでした。14年のソチ五輪の覇者ブストは微差で同僚のオランダ選手(カレイン・アクテレクテ)に負けて2着(銀)でしたが、その時の3位・銅がオランダのデヨングでした。高木美帆選手が5位に終わり、自己ベストだった佐藤が8位、菊池が19位・・・。もう一人のレーンストラは1500mで優勝したブスト、「銀」だった高木美帆に次いで「銅」だった選手。オランダ強し!の印象は強烈でした。普通なら勝てる相手じゃないんです。

でも日本、勝ちました。3週目0秒38差、4週目0秒45差で食らいつき、先頭が再び高木美帆に替わった5週目に逆転して0秒53のリード。最後の周回はリードを広げて2分53秒89の五輪レコード。終盤苦しくなったオランダに1秒59差をつける快勝でした。いや~すごい勝負でしたね。

サンケイスポーツに載っていた「ラップタイムと日本の先頭交代」という記録によると、日本チームの先頭交代は3回。そして先頭はスタートから高木美1.75周、佐藤1.5周、高木菜1.0周、高木美1.75周。なんと、高木美帆は400m×6周のうち3.5周を強い風圧を受けて滑っているんですね。しかも、先頭に立っても後続2人が負担なく付いて来れるようにリードされていても焦らず、「和」を保って徐々にスピードを上げるレースをしているように見えました。賛辞を贈るとすれば「氷上の機関車」でしょうか。お姉ちゃんと、共に練習に明け暮れたチームメイトと一緒に獲れた金メダル、最高でないかい?

前回小欄で触れたカーリングの女子ですが、昨夜日本勢初の準決勝進出をかけてスイスと対決しました。結果、負けたんですが、準決勝進出を果たしています。同じ時刻に隣りのシートで行われたのがアメリカvsスウェーデン。いきなりスウェーデンが3点を取るビッグエンド。ところがこの日のSL北見、波に乗れず第4エンドで痛恨の4点を取られてしまいました。追いつこうとするんですが第9エンドで1点をスチールされて4-8となったところでコンシード(投了)。でも、唯一並ばれる可能性があった米国がスウェーデンに競り負けたんです。日本の4位が確定してベスト4進出。23日の夜、8勝1敗で1次リーグ1位の絶好調の韓国と対戦します。苦戦が予想されますが、その韓国に唯一、土を付けたのがLS北見なんです。勝てば金か銀・・・なんとかならないですかね~。

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