「女子レス、金ラッシュ!」

2016年08月18日

「女子レス、金ラッシュ!」

リオデジャネイロから戻ってきました。ブラジルは面積の広大な国で、アメリカ合衆国にはちょっと及びませんが世界5番目(人口も)。しかも南アメリカ大陸のた大西洋側に東西、南東にも広がっています。北は一部、赤道に掛かりますがオリンピックが行われているリオはかなり南にある都市。ですから日本からみると、正に地球の真裏。遠いです。本当に飛行機に乗っている時間だけで丸1日!24時間かかるんです。
僕は時差ぼけは少ない方なんですが、選手は大変だと思いますよ。かなり前から行っていないと午後の時間帯は“ぼ~っ”として眠くなるんですよ。そういう中で柔道が行われて、勝ち上がって決勝とか行われる。ところが・・・です。男女、各階級の日本代表選手たちは皆さん、素晴らしい試合をしていました。これはすごいと思いました。
それでも今日(18日=日本時間)のレスリングの女子なんかは、わりあい試合のある日の間際にリオへ行ったでしょ。私はここで金メダルを・・・と思っている競技種目ですから当然期待していたんですが、それだけに体調は大丈夫かな~と心配していました。ところが・・・です。深夜から待ち構えてライブ中継を見て応援していたら、まず48キロ級の登坂絵莉(とうさか・えり)22歳。リードを許していたマリア・スタドニク(アゼルバイジャン)をあと10数秒というところから猛攻に出て終了寸前で逆転。五輪初出場で見事に金メダルを獲得しました。
そして登場したのが女子選手で五輪史上初の4連覇がかかる58キロ級の伊調馨(いちょう・かおり、32)さん。年齢的なもののほか1月に負けた時からのケガの後遺症、63キロから58級に下げることになった減量の影響など不安が少なくなかったんです。それでもなんとか勝ち上がって決勝の相手はレスリング王国ロシア期待の新鋭、23歳のコブロワゾロボワ。楽観できない接戦でした。でも、鍛え抜かれた勝負勘は衰えていませんでした。1-2で刻々と残り時間が無くなった終了間際、バックを取って逆転勝ち(ポイント3-2)。「はあ~」。東北人(青森出身)の語尾を上げる言葉にならない音声に、いろんな感情がこもっていました。すごいです。
そして“ゥワッ!と思わせたのが、金の二人に次いで登場していた69キロ級の土性沙羅(どしょう・さら、21歳)。五輪は初出場で、しかも日本女子でこの重量級のこのクラスで「金」を獲った選手はいません。世界選手権で銅2回(13年、15年)銀1回(14年)とメダルは獲っていたんですが・・・。1、2回戦を順当に勝ち上がっていて、準々決勝を逆転勝ち。準決勝も強敵のスウェーデンのフランソンに逆転勝ちしていましたが、決勝の相手は前回ロンドン五輪の72キロ級の金メダリスト、ボロベワ(ロシア)でした。0-2でリードされていて残り30秒。ここで力を振り絞って攻勢に出て右足を取って倒したそうです。「とくダネ!」がスタートする時刻が迫っていて見ていませんでした。若さってすごいな~
日本はまだ3人、いるんです。伊調に次いでアテネ五輪からの4連覇を期す53キロ級の吉田沙保里(よしだ・さおり、33)に63キロ級の川井梨紗子(かわい・りさこ)21歳、そして75キロ級の渡利璃穏(わたり・りお、24歳)。リオから帰ってきても、夜中、早朝、寝ていられません。

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