「岡崎レスター、世紀の番狂わせ」

2016年05月03日

「岡崎レスター、世紀の番狂わせ」

スポーツの話題です。1日の日曜日、京都競馬場で行われた伝統の大レース、天皇賞でサブちゃんこと北島三郎さんの愛馬キタサンブラックが追い比べの末にハナ差で見事に優勝。いったん3番手から伸びたカレンミロティックに交わされたんですが、ゴール前で盛り返して数センチ、前に出ていました。抜かれた馬を差し返すというのは珍しくないんですが、スタートから先頭に立って逃げた馬が抜かれながら最後“差して勝つ”という大レースはほとんど記憶にありません。馬はもちろんですが、鞍上の武豊騎手、さすがでした。
そんな余韻が冷めないところへ日本のプレーヤーが絡んだサッカーで、とんでもないことが起こりました。世界最高峰と言われるイングランドのプレミアリーグで、優勝なんて絶対にないと言われていた弱小チームが先ほど(3日朝=日本時間)、優勝が決まったんです。チームができてから133年目の初優勝でした。イギリスではブックメーカー(賭け屋)がなんでも賭けの対象にします。もちろんサッカーもそうなんですが、この出来事でブックメーカーが倒産するんじゃないか?と言われています。
世紀の番狂わせで初優勝したのはレスター・シティFCというサッカーチームで、日本代表の岡崎慎司選手(30)が今シーズン(2015-16)からこのチーム加入して活躍していました。ただ、これまでは弱いチームで、昨シーズンはなんとか14位。英国のプロサッカーはプレミアリーグの下にチャンピオンシップ、さらに下に3部リーグ(リーグ1、リーグ2)があるんですが、レスターはずっと1部と2部を昇降格する状況が続いて、1992年にトップリーグに「プレミアリーグ」が創設された時も初年度からは参加することができなかったそうです。1994-95シーズンに初参戦したあともプレミアリーグとチャンピオンシップを行き来して2007-08シーズンにはチャンピオンシップからさらに3部(リーグ1)への降格も経験。今年も降格かと言われたチームだったんです。
誰も優勝するなんて思ってもいなかった。それで今年「プレミアリーグで優勝するチームは?」にブックメーカーが「レスター」に設定したオッズは5000対1。5000倍だったそうです。ところが岡崎が加入した今シーン、レスターがスタートからサプライズの連続で勝ちまくった。いったん順位を落としても盛り返してくる。このオッズを設定したブック―メーカー、青くなったでしょうね~。優勝されると80億円ぐらいの支払いになるそうですから。
レスターは勝てば優勝というマンU(マンチェスター・ユナイテッド)戦は1-1の引き分けだったんですが、そのあと行われたチェルシー対トッテナムが2-2の引き分け。残り2試合で勝ち点差が2位のトッテナムと「7」となってレスターの初優勝が決まりました。レスターにはジェイミー・ヴァーディというエースストラカーがいるんですが、チームの勝利のために献身的に走りまくる岡崎選手とチームのマッチングが良くて奇跡の優勝につながったと高く評価されているようです。彼への称賛は次々にニュースとして入ってきています。それにしても、悪夢が現実になってしまったブックメーカーさん、大丈夫でしょうか?

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