「日本、ヨルダン緊迫」

2015年01月27日

「日本、ヨルダン緊迫」

週末から大きな動きがありました。『イスラム国』を名乗るグループによる日本人拘束事件が急展開を見せています。24日夜、インターネットにイスラム国に拘束されている後藤健二さんとみられる新たな画像が公開され、その手には湯川さんとみられる写真が持たせられていた。後ろ手に拘束された姿と、殺害後とするショッキングな画像が並べられていて、さらに英語で2分52秒の音声が収められていました。
そして25日には、イスラム国が運営するラジオ局がこれを認めるようにニュース番組で、「『イスラム国』が警告通りに日本人の人質1人を殺害した」「イスラム国が土曜日(24日)に公表した画像に、『湯川さんは殺害された』と語る日本人人質が写っている」とトップ項目で伝えたということです。24日にインターネットで公開された画像、メッセージをニュースとして紹介するような形になっていて、ネット上でも公開しているようです。
この急展開に日本では深夜に政府の臨時会見が行われ、緊急閣僚会議が招集されて対応が協議されたりしてきていますが、イスラム国は2億ドルという莫大なな身代金に代わる新たな難題を突きつけてきています。それはヨルダンで収監中のイラク人女性死刑囚、サジダ・リシャウィの釈放でした。ちなみにこの女性死刑囚は2005年にヨルダンの首都アンマンで起きた連続ホテル爆破事件に関与したとされる女性テロリストです。このときのテロによる死傷者は50人以上に達し、01年の米中枢同時テロになぞらえて「ヨルダンの9.11」とも言われているそうです。
ヨルダンは米国や英仏などとの関係も良く、日本の友好国でもあるんですが、かといってそんなテロの重要犯を他国の拘束者の代わりに引き渡すと言うのはどうなんでしょう。テロを憎み、なんとか助けたいと思っても多くの命を悲惨なテロで失っているんです。テロに屈することになりますし、国民感情からいっても難しいんじゃなないでしょうか。
ヨルダンも空爆に参加した空軍パイロットがイスラム国の人質になっているようです。これと合わせて後藤健二さんも・・・と考えるかもしれませんが、かえってこんがらかって難しくなるかもしれません。『イスラム国』と日本、そしてヨルダンとなって、これから水面下の交渉がどうなるのか。一時も目が離せないという感じです。

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