「村田、王座奪還」

2019年07月17日

「村田、王座奪還」

13日からの3連休の3日目、15日(月曜日、海の日)の『とくダネ!』は、スペシャルゲストに12日夜、WBA世界ミドル級王者の座を奪還したプロボクシングの村田諒太選手(33、帝拳)をスタジオに迎えていろいろお話を伺いました。僕はリングサイドで見させてもらったんですが、泣けちゃって・・・いい試合、すごい試合でした。
相手は昨年10月、ラスベガスで対戦して大差の判定で王座奪われたロブ・ブラント(米)。前回は左右に動くアウトボクシングでポイントを奪われ、村田選手も完敗を認める試合。今回も不安だったんですが、試合は予想外の展開になりました。相手のブラントが第1ラウンドから前へ出て、一転して始めから緊迫した打ち合いになったんです。これには村田選手も予想外だったようです。「作戦だったんだと思います。序盤、(それで)ペースをつかんで、そのあとアウトボクシングするのかな?」と振り返っていました。
ミドル級(体重160ポンド、約72.5キロまで)は世界で最も選手層が厚いと言われる階級で、パンチ力も一発で倒すぐらい強いです。村田選手の右ストレートも強いです。ただ、この日の村田選手は多彩で、左右の顔面、ボデイーへも打ち込んでダメージを与えていました。相手の攻撃にひるまず破壊力のあるコンビネーションで強打を繰り出します。ダメージが大きくなったブラントは強打を浴びて2回にダウン。同ラウンド終盤にレフェリーが試合を止めてTKO勝ち(テクニカルノックアウト,2分34秒)し、WBA世界王者に返り咲きました。
試合後のインタビューで村田選手は、「居場所をいただいた」「チーム帝拳の勝利」と現在所属すると帝拳ジムに感謝していましたが、質・量ともこれまでにない練習を積んできたからでしょう。それと、気持ちです。引退に傾いたボクサーがこれだけの試合を見せるのは稀有です。剣道の極意、肉を切らせて骨を断つ─そんな覚悟を感じさせるタイトルマッチでした。

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