「波紋拡がる小泉会見」

2013年11月13日

「波紋拡がる小泉会見」

小泉さん、言っていますね~。「脱原発」を訴える小泉純一郎元総理が昨日、日本記者クラブで記者会見しました。2009年に政界を引退してからは、講演はありましたけどテレビ出演やインタビューなどは断ってきていて、マスコミを前に公式な会見をしたのは初めてだそうです。会見にはカメラスタッフを除いて約350名もの記者が詰め掛けていたそうです。

その前で、「総理が決断すれば出来る権利。それは原発ゼロの決断です」と言い切りました。そして、「(安倍総理にとって)こんなに恵まれた環境はない。郵政民営化どころの比じゃないですよ」と決断を促します。原発ゼロ政策の実現性について「野党は全部、賛成ですよ。反対は自民党だけ。自民党議員に賛否を問えば、私は半々だと思いますよ」…「私は政治で一番大事なことは、方針を示すことだと。原発ゼロという方針を政治が出せば必ず知恵のある人がいい案を作ってくれるというのが私の考え」…次々と“小泉節”が飛び出しました。

小泉さんは、あの3.11の時、福島のあとフィンランドで建設中の核廃棄物最終処分場(モンカロ)を視察しているそうですが、その話も持ち出して熱弁を振るいました。思惑があって何かをするということではなくて、大きな衝撃を受けたのか、かなり原発の勉強をされて、それが信念に変わったようです。

来年になると、現在、安全性の確認作業などが進んでいる原発が再稼働する可能性が大きい状況です。責任ある安定したエネルギーの提供には現状では原発が欠かせないというのが政府の方針でしょうからね。

小泉総理大臣が一番人気があったころ、80何%とか9割近い支持率がありました。その方がここまでおっしゃるということは国民に対する影響力もかなりあるんじゃないでしょうか。ゲストの田崎史郎さんによると、小泉発言は朝日新聞の世論調査で6割が支持。読売新聞の原発再稼働に賛成か反対かの調査では、先月より今月のほうが反対が10ポイントぐらい増えているそうです。

今朝のとくダネ!の映像で、子息の小泉進次郎議員が「父親が元気でいるというのはいいことですね。今回、こういうのを良いチャンスと捉えて様々な課題をオープンに議論するのがいいんじゃないですかね」と一見さらっとインタビューに答えていたのが妙に心に残りました。相当、大きな問題になりそうですが、原発問題はいずれにしても真剣に考えなくてはいけないことだと思います。

参考資料:朝日新聞 : 「原発ゼロ、総理の決断次第」

読売新聞:小泉元首相「原発ゼロ、首相が方向性を…」

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