「稀勢の里、横綱昇進」

2017年01月26日

「稀勢の里、横綱昇進」

一月場所で初優勝した大関・稀勢の里(30、田子ノ浦部屋)の横綱昇進が25日、正式に決まりました。日本相撲協会はこの日午前、東京・両国国技館で臨時理事会を開いて決め、第72代横綱が誕生しました。日本出身力士の横綱誕生は1998年夏場所後の3代目若乃花以来で、19年ぶり。これで03年の初場所の貴乃花(現・貴乃花親方)を最後に途絶えていた日本出身横綱が14年ぶりに復活します。

稀勢の里は一月場所14日目、13勝1敗とした後、白鵬がよもやと思われたモンゴル出身の貴ノ岩(前頭10枚目)に敗れて3敗となったため優勝が決定。そして千秋楽。白鵬との対戦では一気に土俵際に押し込まれたものの、こらえて差していた左で右へ突き倒すような掬(すく)い投げを決めました。これは大きかったと思います。白鵬はここ一番、勝ちたいと思うと何をするか分からないところがあります。一昨年の大阪(三月場所)でしたか、立ち合いで変化したあっという間に稀勢の里が土俵に這ったのを思い出していたのですが、この勝負は真正面からぶつかるいい相撲でしたね。白鵬は終わったあと「強い大関がいてよかった」と意味深なコメントを出していました。

稀勢の里の横綱昇進についていろんな意見があるようですが、私は素直に祝福したいと思います。姑息な相撲、取りませんから。確かに大事なところで平幕相手に甘い相撲で星を落とすときはありました。でも着実に地力はつけてきているんじゃないでしょうか。優勝はできませんでしたが昨年は年間最多勝。これって史上初めてです。大きくてパワーもあります。それと、欠場することがない。激しい相撲が多くなった中で、これはすごいことだと思います。

昨年の7月で30歳になったので横綱になってからの成績が心配される記事も目にしますが、70代横綱の日馬富士、71代の鶴竜の今場所の相撲がどうもおかしくて途中欠場。白鵬(第69代)にも陰りが・・・とみると2度目、3度目の優勝も案外早いんじゃないかという気がします。

もう間もなくですが2月5日、幕内力士がトーナメントで優勝を争う「日本大相撲トーナメント」(主催・フジテレビ)が一月場所と同じ国技館(両国)で行われます。1日だけの勝ち抜き戦なので大変だと思いますが、そこでも元気な相撲を見せてもらいたいです。

この記事へのコメント

コメントを書く

(※皆様からお寄せいただいたコメントは管理人の方で精査させていただいた上で 掲載いたします。全てのコメントが掲載されるとは限りませんのでご了承ください。)

コメントを残す

コメント