「羽生の金、小平の金」

2018年02月20日

「羽生の金、小平の金」

17日の土曜日は、フィギュア会場で見ていて、泣きました。羽生くん(結弦選手)という人はなんという人なんでしょう。普通のアスリートだったら、あの状況でオリンピックに出場して、2連覇は絶対できないと思うんですよ。たくましいですね~。私はデイリースポーツの挑戦状を受けてメダル予想をしているんですが、羽生結弦くんでも無理だろうろ思って金メダルの勘定から外していたんです。本当に申し訳ない。

でも、3カほど前、NHK杯の直前練習。ジャンンプでぐにゃと着地した右足首の負傷シーンを見たら、スポーツをやっていた人、その関係者は皆さん、そう思うんじゃないでしょうか。野球の大リーグ、ヤンキースの松井秀樹選手が現役時代、レフトを守っていて浅いフライを捕ろうと突っ込んでグラブをはめた左手首を大ケガしましたが、あのシーンがふっと頭を過りました。現場で声援していましたが、信じられないようなこと起きたんです。すごい「金」1号でした。

大きな感動に浸ったまま私は日曜日の午後、予定取材を終えて帰ってきました。そしたら羽生選手に続いて小平奈緒(31)選手が金メダル! 500mは勝てるはずと思ってはいたんですが、それでもテレビでライブ中継を見ていて、やっぱり感動して涙が溢れました。スタートはそれほど良くなかったんですが、インから外、アウトに出た後半の加速、素晴らしいコーナーワークと直線の伸び。タイムはで36秒94の五輪新でした。

でも、ガッツポーズこそ見せましたが笑顔はありませんでしたね。あと2組。次に滑るのは韓国の李相花(イ・サンファ、28)なんです。8年前のバンクーバー、前回のソチと五輪500mを連覇しています。同12位、5位だった小平にとって目標としてきた選手なんです。私も固唾をのんで注視していました。コーナーリングでちょっとバランスを崩したように見えて、タイムは37秒33(2位)。ふぅ~と肩から力が抜けました。

話を聞くと小平さんとイ・サンファさん、「10年来の友人」だったそうです。失意のイ・サンファさんを抱きかかえていましたね。ウィニングランの時、オランダの関係者からと思われる帽子(勝者に与えられる?)がコースに投げ入れられました。小平選手は今回五輪の自身の強化策としてオランダに留学していました。それを拾ったのはイ・サンファさんで、小平さんに手渡した。これにも感動しました。これこそ五輪が掲げるスポーツマンシップでしょう。素晴らしい500mでした。

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