「集中豪雨&XRAIN」

2013年07月30日

「集中豪雨&XRAIN」

日本を襲っている集中豪雨がかなりの被害をもたらしていますが、とくダネ!が入手した山口県で一時孤立した施設の映像を今日お届けしましたが、それを見ますと悲惨です。濁流が一気に流れ込んで、窓の外では川が氾濫して建物が飲み込まれそうな映像でした。ベッドの下に濁流が押し寄せ、身動きできない状態。内部にいらっしゃった皆さん、生きた心地がしなかったんじゃないでしょうか。一昨日の昼過ぎに撮影されたものだそうです。

切羽詰った職員の皆さんが、濁流が入ってきた反対側の扉を開けて水の通り道を作った対応が見事で、水位が下がったようです。一夜明けた昨日、自衛隊員が救助に到着して、幸いにも80人全員が救助されたそうです。ベッドが流されなくよかった!助けたいと思って来ていたのでしょう、近所に住む女性は施設の方たちが自衛隊に救助されて安心したのか笑顔で施設を後にしていました。

山口市のキャンプ地でも一昨日の記録的大雨で土砂崩れが発生して道路が寸断され、サマースクールに参加していた小中学生ら200人余が孤立。これも昨日、自衛隊のヘリコプターで全員が救出されました。ただ、1時間に138.5ミリという観測史上、最大の雨を記録した山口県萩市の一部地域は甚大な浸水被害に遭っています。同じように集中豪雨となった島根県では24時間の雨量が380ミリを越えた津和野町では昨日朝から救助活動が行なわれましたし、石川県など北陸地方でも局地的に被害が発生しています。

そして、まだ局地的に激しい雨が降る不安定な状況が続くと見られています。中国地方だけではありません。石川県小松市の梯川(かけはしがわ)でも今までになかった水位を記録して、あとちょっと上昇すると危なかったということでした。集中豪雨がありそうなとき、どのように身を守ればいいんでしょうか?出来るだけ早く、安全なところに避難するということだと思いますが、手はあるのでしょうか?

XRAIN(エックスレイン)」というのをご存知でしたか?今日、天達気象予報士が、さいたま新都心の合同庁舎に設置されているのを取材してお届けしました。国土交通省が集中豪雨を察知するために開発したXバンドMPレーダという雨量観測機器に名付けられた、一種の愛称です。電波を発信して雨雲に当て、どんな雨雲なのか、どんな雨が降っているのかを調べる。雨の強さと量が分かるそうです。そして、これまでの広域レーダより細かい降水範囲がほぼリアルタイム、1分間隔で詳しい情報が出る

国土交通省のホームページを開いて「XRAIN」(エックスレインでもOK)と打つとだれでもパソコンで見ることができます(アドレスは下記)。すごいです。自分がどこにいるかで、危険なら逃れることができる。もう、あちこちに設置されていて20台以上になっていると言いますし、国交相のHPのページには「国土交通省では近年の豪雨対策として、従来の広域レーダに加え、より早く、より詳細に観測できる、XバンドMPレーダ雨量観測の試験運用を開始しました」とあります。見方などの説明もあります。

パソコン持っていないとダメなの?とおっしゃる方、GPS機能の付いた携帯電話でも見ることができようになっているそうですのでトライしてみてください。例えば、気象協会が出している「降雨探知機」というアプリでも見られて、ダウンロードしてケイタイを空にかざすと5キロ圏内なら情報を得られるそうです。

ただ、お年寄りはそういう機器に慣れていない方が多いので、行政の担当者がこういう情報を素早く判断して有線放送で流すとか、拡声器で知らせて回るとかしないとね。地域住民に隈なく伝える方法を考えて生かしてもらいたいものです。1番肝腎なのは天気に気をつけることだと思いますが・・・。

XRAIN(エックスレイン)

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