「震度最大の誤報」

2013年08月09日

「震度最大の誤報」

いや~、昨日はびっくりしました。午後4時56分ごろ、突然、携帯電話が鳴り響きました。皆さんの携帯電話も鳴りましたよね、キャウ~ン、キャウ~ンという大きなやつ、緊急地震速報。日本列島、一時大変なパニックになりました。しかも震度が7!思わず身構えた方、多かったのではないでしょうか。

奈良県で地震発生。強い揺れに備えてください(気象庁)のエリアメール。そのあと、規模は奈良県でマグニチュード7.8、震度6弱から7!各テレビ局も慌しく緊急速報で注意を呼びかけていました。しかも範囲は九州から関東まで日本列島の広範囲でした。今来るか、もう来るか…と恐れながら待機しましたが、揺れは来ないし、テレビの奈良市内の映像にも変化がありません。

1時間半ほど経って気象庁が会見を開いて、「この緊急地震速報の予想が過大であった」として“誤報”の謝罪をしました。じっさいに起きた地震は和歌山県北部を震源とするマグニチュード2.3の地震だったそうです。では、どうして誤報が起きたのか?

気象庁の緊急地震速報は、地震発生直後のP波(Primary wave、第1波)と言われる地震波を捉えて、後から伝わるS波(Secondary wave、第2波)の揺れの大きさを予想してその情報を伝えるそうです。ところが、「和歌山県北部の地震発生と同じタイミングで三重県南東沖に設置している海底地震計のノイズを地震の揺れとして取り込んで計算したことによるものです」と言っています。2点の距離が約200キロメートル離れているそうで、広範囲の大地震という予測になったようなんですね。

この誤報でJR東海道新幹線がいっせいに緊急停止し、JR西日本の近畿の在来線も多くがストップしたそうです。ちなみに、誤報と分かった「マグニチュード7.8」というのは、18年前の阪神淡路大震災(M7.3)よりはるかに大きい地震だそうです。

とくダネ!に出演していただいた防災・危機管理ジャーナリストの方が、誤報というのは後で分かったことで、発表された時にはとてつもない情報だったわけでJRはじめ全ての機関、国民も含めて対応できなければいけない。そういう意味では今回はいいトレーニングになったのではないかとおっしゃっていました。

僕も反省しました。私もある種、防災訓練だったと結果的には思います。私はその時、自分の仕事部屋でDVDを見ていました。周りにはラックにCDとかDVDが沢山詰まっているんですが、3.11の時、それが全部飛び出たものですからラックを押さえたんです人間、何もできないものですね。ただ、いつ揺れが来るんだろうと…。ほかにもやることいっぱいあるんですよ。うろたえるだけでしたね

機器が誤作動を起こすことはあります。謝るのは必要でしょうが、気象庁、あんなふうに平身低頭、謝る必要ないんじゃないでしょうか。誤報に腹を立てるより、被害が無かったことを喜んで自分が何をしたか、何をすべきか考えるべきだと思います。ただ、ああ、またかと狼少年現象になっちゃうのが心配ですけど…。それと、これが失敗だったからと次に出す時に躊躇されても困ります。

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