「食養 講座②」

2013年05月13日

「食養 講座②」

前回、バナナは両端を果肉ごと1センチほど切り落としてから皮を剥いて食べる旨、書きました。なぜか? じつは私自身はバナナはあまり好きではないのですが、愚妻が朝ババナのダイエット法とかいうテレビ番組を見たか、本を読んだか?よく買ってくるようになった。で、たまに他の果物と合わせてジュースにしたものを出されると仕方なく飲むわけです。

その時に思い出したのです。ある本に書いてあったのを。それで両端を切ってから使えよと申し渡しました。バナナがいくら栄養価が高くても、農薬、ダイオキシン、2,4-Dなどといっしょに食べるのはご免だからです。日本でも南九州や沖縄でも栽培されていますが、見かけませんよね。普段、スーパーで買ってくるのはフィリッピンをはじめエクアドルとか台湾などからの輸入ものです。

栽培には殺虫、殺菌、除草などの薬剤が使われていました。植物防疫法で熟した状態では輸入できなくなって、熟す前の皮が青い状態で輸入されていることも知っていましたが、念の為に調べてみたら平成15年(2003年)に食品衛生法が改正されて食品の安全性確保にため規制が強化され、「国民の健康の保護を図る」ため食品安全基準法も施行されています。だいぶ変わってきて、たぶん毒性の強い農薬は控えられているようですが、それでも無農薬栽培はないはずです。国産の果菜類にだってほとんどに使われているのが現状ですからね。

それはともかく、輸入される農産物(材木なども)には宿命的に殺虫、殺菌、防黴剤が欠かせません。国から国へ移動するには検疫があるからです。これは厳しいです。船積みする前の備蓄期間、輸送期間、これらの発生をおさえることが必要不可欠で、いわゆるポスト・ハーベスト農薬です。使用量が制限されていると言っても、劇薬です。バナナでいうと、それらが入りやすいのが茎の方の切り口と、花が咲く先っぽの方というわけです。

その本が手元にありました。物覚えが悪くなってきたので読んだあと、気になったときにめくってみようと残していたのですね。題名は『食べてはいけない!危険な食品添加物』で、著者は乳酸菌、遺伝子組み換え食品などを研究されている堺英一郎氏、監修が元・東京都消費者センター試験研究室長の食品問題研究家・増尾清氏。2004年に徳間書店から発行されています。

皆さんがいつも買われている加工食品に使われている「食品添加物」について書かれていて、まだ大手の本屋さんにはあるかもしれません。ほかにもこの種の本が並んでいると思いますが、台所を預かる奥様方には是非、読んでもらいたいところです。

と思っていたら先週、大手のネット、YAHOO!ニュースに『危ない食品 見分け方と「発想の転換」〈週間朝日〉という見出しがありました。クリックしてみたら、文中に増尾清氏とあって、あれっ?と気付いて週刊朝日(5月17日号)を買いに。何店目かでやっと見つけて読むことができたわけですが、6月に『健康長寿をめざして 今こそ日本型食事の復権』(仮題)を出版されるそうです。御年87歳とか…内容はだいたい推察されますが、出版されたらこれも買っておこうと思っています。

榎本正男プロフィール

この記事へのコメント

コメントを書く

(※皆様からお寄せいただいたコメントは管理人の方で精査させていただいた上で 掲載いたします。全てのコメントが掲載されるとは限りませんのでご了承ください。)

コメントを残す

コメント