「アイルランドT府中牝馬S」

2018年10月12日

「アイルランドT府中牝馬S」

14日の日曜日が京都で3歳牝馬の秋華賞、そして来週は菊花賞・・・いよいよGIレースの開戦ですね。秋華賞は桜花賞、オークスを鋭い脚で連覇したアーモンドアイが猛暑だった夏場を無事に過ごして元気いっぱいのようです。でも、春のクラシック戦線で見かけなかった新鋭が2~3頭いて、どうなるか分かりません。

それは明日の話として、13日に東京競馬場で行われる古牝馬によるアイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(GⅡ、1600m)もGIの前哨戦とはいえ、好メンバーになりました。頭数は11頭ですが面白いレースになりそうです。負担重量は54キロの基礎負担に近1年のGIレースの勝ち馬2キロ(それ以前のGI勝ちは1キロ)、GⅡ勝ちは1キロ増量になる「別定」です。昨年の秋華賞馬ディアドロと今春のヴィクトリアマイルを勝ったジュールポレールが56キロになります。これがどうひびく?もちろん秋初戦なので仕上がり状態がカギで、実績の過信は禁物です。

私のひいき馬、ミスパンテールが出走してきました。4歳で、まだ10戦しかしていません。2歳の7月末に札幌で新馬戦(1500m)を勝ったあと長休したからですが、7カ月後の復帰戦、桜花賞トライアルのチューリップ賞でいきなり断然人気のソウルスターリングの2着に追い上げてポテンシャルの高さを示しました(ちなみに、小欄では▲)。桜花賞はレーヌミノルの16着、オークスはソウルスターリングの10着でしたが、秋は地道に条件戦に切り替えて1600万下を勝ち上がり、そこからターコイズS(GⅢ、中山1600m)、4歳になって京都牝馬S(GⅢ、1400m)、そして阪神牝馬S(GⅡ、1600m)と重賞3連勝。ヴィクトリアマイル(GI、東京1600m)は5着だったものの、勝ったジュールポレールからのタイム差は0秒3です。本当に本格化してきたようで、ここへ向けて再三、強めの(速い)追い切りを積んでの出走です。初戦から狙いました。

ソウルスターリングは同期のトップ牝馬。4連勝で臨んだ桜花賞は3着に終わったものの、オークスは正攻法で押し切る強い内容でモズカッチャン以下を抑えました。問題はそのあとです。秋は毎日王冠→天皇賞(秋)→ジャパンカップと牡馬一線級が歩むGIに挑戦し、8、6、7着。しかも、折れ合いを欠くようになって、今春、牝馬同士の重賞に出走しても勝てないようになってしまいました。ただ前走、7月札幌のクイーンS(GⅢ、1800m)=3着=のときは焦れ込みがそれほどでなく、3番手に折れ合うレースでした。今回の追い切りの動きも悪くないです。復活走が期待できます。

単穴はディアドラ。昨年、夏を境に急成長して秋華賞を制しました。前走のクイーンSは、UAE遠征(ドバイターフ、3着)から戻っての初戦でしたが、それをものともしない快勝。56キロを背負うのは初めてですが、そのタフさを考えるとあっさりこなすかもしれません。

次いでジュールポレール。春季の牝馬のGI、ヴィクトリアマイル(東京1600m)でゴール前、絶妙なタイミングで抜け出してタイトルを手にしました。前年も同レースで3着していたので東京コースも合うのでしょう。休み明けも走るタイプで調教の動きも良い。ただ、距離も長いが56キロを背負うエリザベス女王杯(GI、京都2200m)は昨年16着だったので少し順位を下げました。

あと、心房細動発症のあとで心配されたクイーンSでディアドラの2着に追い上げたフロンティアクイーン、昨年のヴィクトリアマイルの勝ち馬アドマイヤリードをマーク。本来なら上位の評価になるリスグラシューは今回、重め残りが心配なので△止まり。

【アイルランドT府中牝馬S】(13日、東京11R)発走=15時45分

◎11 ミスパンテール

〇 3 ソウルスターリング

▲ 4 ディアドラ

△ 6 ジュールポレール

△ 2 フロンティアクイーン

△ 8 アドマイヤリード

△10 リスグラシュー

馬連 11→3、4、6、2、8、10

榎本正男プロフィール

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