「クイーンC&アイビスSD]

2018年07月28日

「クイーンC&アイビスSD]

北海道シリーズは今週から舞台が函館から札幌に移ります。開幕週の重賞は牝馬のクイーンS(GⅢ、1800m、別定重量)。ホッカイドウ競馬の難しさの一つに函館から札幌への輸送があります。このレースで言うと、出走11頭のうち8頭が函館競馬場で追い切られた後、札幌のレースに向かってレースに臨んでいます。馬房や調教コース・・・それぞれ事情があるのですが、それはさておき輸送がどう影響するか?私は気にしています。

ソウルスターリングに期待しました。美浦トレセンで乗り込まれて札幌入りし、1週前(19日)に本馬場で追い切られています。直前は軽いケイコですが“これで十分”の思惑でしょう。昨秋から今季前半までは散々でした。オークスを快勝したあと牡馬相手のGIに参戦。毎日王冠(8着)をステップに臨んだ天皇賞(秋)はキタサンブラックの6着、ジャパンCはシュヴァルグランの7着でした。牝馬の重賞に戻した今年春季の2戦も阪神牝馬S(GⅢ、1600m)10着、ヴィクトリアマイル(GI、東京1600m)も7着に終わりました。「デビュー地のここ札幌で復活」はできすぎたストーリーという気もしますが、不振の主原因はメンタル面のはず。当日輸送がないのは間違いなくプラスです。

ディアドラは昨秋、8月札幌の1000万(2000m)=1着=を足掛かりに紫苑S(GⅢ、中山2000m)、秋華賞(GI、京都2000m)制覇の大躍進。そのあと古馬相手のGI、エリザベス女王杯(京都2200m)12着、今年初戦の京都記念(GⅡ、2200m)もクリンチャーの6着でしたが、3月のUAE(アラブ首長国連邦)遠征ではドバイターフ(GI、メイダン1800m)でベンバトル3着と上々でした。遠征帰り初戦なので過信はできませんが2番手。

単穴はフロンテアクイーン。これもディアドラと同じく函館調整組ですがウッドコースで5F64秒台の速いタイムをマークしています。心房細動を発症して福島牝馬Sを回避したのが気がかりですが、大丈夫そうです。堅実な反面、勝ち身に遅いタイプなので「単」となると信頼感が少し落ちますがメンバー的には好勝負でしょう。

次いでアンドリエッテ。6歳ですが前走のマーメイドS(GⅢ、阪神2000m)でワンブレスアウェイ以下を抑えて重賞を初制覇しました。当時のハンデ51キロから今回は55キロですが札幌に入厩して調整されていて動きも良いです。あと、函館記念でエアアンセム、サクラアンプルーフに次ぐ3着と大好走したエテルナミノル、実績は落ちますが伸びしろ十分のアグレアーブル、51キロの3歳馬リバティハイツに要注意

【クイーンS】(29日、札幌11R)発走=15時25分

◎ 2 ソウルスターリング

〇 9 ディアドラ

▲ 5 フロンテアクイーン

△ 8 アンドリエッテ

△11 エテルナミノル

△ 1 アグレアーブル

△ 6リバティハイツ

馬連 2→9、5、8、11、1、6

 

東の舞台は福島から新潟へ。第1週の重賞は新潟にしかない直線1000mのスピード合戦、アイビスサマーダッシュ(GⅢ、3歳以上オープン、別定重量)で、サマースプリントシリーズの第3戦として行われます。このコースは「外枠有利」がすっかり根付いてしまいましたが、直線の競馬で内、外の有利、不利??なんとかならないの?といつも思います。

内枠になってしまいましたが、初志貫徹で◎はカラクレナイ。昔から能力がありながらコンスタントに走らない馬に興味があって(私が買った時だけ走ってくれればいい)、この馬のデビュー戦(4着)を見て贔屓の1頭に加えました。次からいきなり3連勝しましたが、3勝目のフィリーズレビュー(GⅡ、阪神1400m)では桜花賞馬になるレーヌミノルを後方から一気に差し切っています。ただ・・・そのあと1年4カ月も勝ち星がありません。最近までGI(2戦)、GⅡ(2戦)、GⅢ(3戦)でメンバーのそろった重賞だったこともあります。後方からの競馬で外を回る不利がありますが今回、千直なら掛かる不安、前がふさがる恐れもありません。どんなケイバをするか楽しみで、このメンバーなら・・・。久しぶりに狙ってみます。

前記したように順当な狙いなら「大吉」を引いた感じの8枠の2頭。とくに⑮番ダイメイプリンセスは前走のCBC賞(GⅢ、中京1200m)はアレスバローズの9着でしたが、その前の2戦が春の新潟開催の1000m戦。1600万下の駿風S、オープン特別の韋駄天Sを連勝しています。しかも2戦とも2着馬に2馬身差以上の楽勝で、重賞でも通用しそうです。

⑰番ペイシャフェリシタは前走のCBC賞で15着。と言っても勝ち馬からのタイム差は0秒7しかない。大外⑯番枠からのスタートで、好位6番手に付ける前半に脚を使ったのが伸びきれなかった原因の一つでしょう。千直は未経験ですが千二、千四で強いレースをしています。追い切りの動きは軽快なので巻き返しに特注です。

それと見逃せないのがラインスピトット。賞金別定で57キロになっているようにメンバー1の稼ぎ頭。前走の函館スプリントS(GⅢ、1200m)の6着も、勝ったセイウンコウセイから0秒3しか差がなかった。ほかにもダート路線から切り替えてきた馬など人気うすに動きの良い馬が多いです。中からベストマッチョ、レッドラウダ、アクティブミノルに△。

【アイビスSD】(29日、新潟11R)発走=15時45分

◎ 3 カラクレナイ

〇15 ダイメイプリンセス

▲17 ペイシャフェリシタ

△ 6 ラインスピリット

△ 4 ベストマッチョ

△14 レッドラウダ

△ 1 アクティブミノル

馬連 3→15、17、6、4、14、1

 

榎本正男プロフィール

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