「クイーンS&アイビスSD」

2017年07月29日

「クイーンS&アイビスSD」

今週から北は札幌、東は福島が終わって新潟、西は中京が終わって小倉開催。それにしても今年の札幌開幕週の重賞、クイーンS(GⅢ、3歳以上オープン、1800m)はレベルの高いレースになりました。NHKマイルカップを勝った3歳のアエロリット、ヴィクトリアマイルを勝った4歳のアドマイヤリードのGIホースにGⅢを2勝した5歳のマキシマムドパリ、GI戦線で上位争いをした4歳のパールコード・・・夏の札幌を盛り上げる見逃せない激戦になるでしょう。

予想ですが、3歳のアエロリットに期待しました。2歳時2戦1勝(2着1回)。3歳初戦のフェアリーS2着、クイーンカップも2着で2勝目を逃し、収得賞金順で出走した桜花賞は5着でした。ところが成長力は目覚ましく、牡馬相手に勝負を挑んだGI・NHKマイルC(東京1600m)は正攻法から直線二の足を使って押し切り勝ち。◎にしていたので応援も熱が入りました。ここは間が開いたものの中間さらに上昇しているようで、追い切りの動きに迫力があります。左回りの方が走りやすそうなので右小回りの札幌がどうか?ですが、52キロで横山典騎手ならカバーできるとみました。

強敵はアドマイヤリード。5戦2勝で出走した桜花賞はジュエラーの5着、オークスはシンハライトの15着に終わっていました。ところが4歳を迎えた今年の春季は上昇一途。1月に1000万下、2月に1600万下と連勝し、4月の阪神牝馬S(GⅡ、1600m)でミッキークイーンの2着。そして5月、東京のヴィクトリアマイルに歩を進めると中団から追い上げ、直線坂上から鋭く伸びてGIホースに輝きました。一息入れたあと開催中の函館へ入厩して調整され、札幌へ移動しての本馬場追い切りも動きが◎。逆転候補です。

単穴には4歳パールコードを抜擢。昨年、2勝目が3月末だったので桜花賞は見送り、オークス目指してトライアルのフローラSでチェッキーノの2着をキープ。ところが体調が整わず本番は回避。秋季は紫苑S(GⅢ,中山2000m)5着のあと秋華賞でヴィブロスと接戦の2着。古馬混合のGI、エリザベス女王杯でもクイーンズリングの4着しています。今回は栗東トレセンで速い追い切りをこなして今月中旬に札幌入り。当初は少し精彩を欠いたようですが、直前は本馬場で長めからの追い切り。この一追いで仕上がりそうです。

上位に挙げた3頭はいずれも洋芝は初めて。大丈夫とは思いますが波乱が無いとは言い切れません。2~4歳時、函館で4戦(2勝)、札幌でも2歳時に2戦して2歳Sで3着の実績があるクロコスミアに特注。あと、春季のGⅢで4戦して③③③②着と好調なクインズミラーグロ、1月中京の愛知杯と6月阪神のマーメイドSを勝ったマキシマムドパリ、もう1頭、いつ走るか分からないトーセンビクトリーを追加しました。

【クイーンS】(30日、札幌11R)発走=15時25分

◎ 2 アエロリット

○12 アドマイヤリード

▲10 パールコード

△ 8 クロコスミア

△ 4 クインズミラーグロ

△ 6 マキシマムドパリ

△ 1 トーセンビクトリー

馬連 2→12、10、8、4、6、1

 

新潟ではサマースプリントシリーズの第3戦、直線1000mのアイビスサマーダッシュ(GⅢ)が行われます。基礎負担重量は3歳53キロ、4歳以上56キロ(牝馬2キロ減)ですが、収得賞金による別定でGⅢの重賞勝ちにGⅡ、GⅢの2着もある稼ぎ頭のネロだけ58キロでの出走です。

ここはアクティブミノルに期待しました。思い入れのある1頭で、3年前のこと。函館の新馬戦で出遅れながら一気に先頭を奪って逃げ切った。それで連闘で臨んだ2歳Sで“スタートがまともなら勝てるだろうと”踏んで小欄で◎に推した馬です。あっさり逃げ切ってくれました。そのあとの6着はGⅡ、1400mの京王杯2歳S、朝日杯FS(GI、阪神1600m)でも5着に入線。3歳初戦のファルコンS(GⅢ,中京1400m)はタガノアザガルの2着で、3着のヤマカツエースはそのあとニュージーランドTを勝っています。秋初戦のセントウルS(GⅡ、阪神1200m)は10番人気で逃げ切り勝ち。昨春の高松宮記念(GI、中京1200m)だってビッグアーサー、ミッキーアイル、アルビアーノに次ぐ4着だったように潜在能力は高いです。1年近く不振でしたが、前走のCBC賞は久々に先行策に出ました。惜しくも3着でしたが、ようやく長い眠りから覚めたようです。

強敵はフィドゥーシア。ここ2戦、中山1200mの春雷S、新潟1000mの韋駄天Sとオープン特別を連勝しています。今年に入って4戦3勝で、いずれも逃げ切りか2番手から先頭に立つレース。追い切りの動きも非常に良いので、この距離で凡退するとすれば大きなアクシデント以外ないはずです。

単穴はネロ。前記したように基礎負担に2キロ増の58キロ、加えて1月のシルクロードS(GⅢ,京都1200m)=11着=以来の出走と嫌いたくなる材料が多い。ただ、5月の15-15開始から6月、7月と栗東坂路で速い追い切りを満遍なく積み重ねられています。このメンバーならいきなり好勝負してもおかしくない体勢です。

【アイビスSD】(30日、新潟11R)発走=15時35分

◎16 アクティブミノル

○10 フィドゥーシア

▲ 9 ネロ

△ 7 シンボリディスコ

△ 3 プレイズエターナル

△ 4 ラインスピリット

△11 レヴァンテライオン

馬連 16→10、9、7、3、4、11

榎本正男プロフィール

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