「ステイヤーズS&チャレンジC」

2018年11月30日

「ステイヤーズS&チャレンジC」

東は中山、西は阪神に開催が替わって、その真ん中?名古屋の中京競馬が開催。今年も師走になりました。師走競馬というと中山初っ端は恒例のマラソンレース、ステイヤーズステークス(GⅡ)。平地競走最長の3600mでの争いです。スローな流れで上手く脚を貯めた馬が距離をカバーして首位争いをするケースもありますが、距離適性に勝る有力馬が油断しなければ最後はスタミナがモノを言います。過去3年、アルバータが優勝。同馬の史上に輝く同一GⅡ・4連覇が成るかどうかがハイライトです。

7歳になっても、やはりアルバートでしょう。4歳時の2015年、秋季に本格化して下級条件の500万下から連勝を続け、4連勝目がこのレースで、2着に5馬身差の快勝でした。その年の有馬記念、翌年の天皇賞(春)とGIにも出走。さすがに苦戦でしたが、16年のこのレースは連覇。17年には春季の長距離重賞ダイヤモンドS(GⅢ、東京3400m)とこのレース、両方を制しています。そのあと勝っていませんが、今年初戦の阪神大賞典(GⅡ,3000m)でレインボーライン(そのあと天皇賞・春、優勝)の4着、2走前の京都大賞典(GⅡ、2400m)ではサトノダイヤモンドの3着と健闘しています。年齢による落ち目はないです。

相手ですが、ひょっとしたら・・・と思われるのがリッジマン。道営のホッカイドウ競馬で3戦しデビュー勝ちはしたのですが、そのあと2勝目が遠かった。JRAのレースに挑戦を続けたことも原因ですが結局、勝ったのはJRAに移籍したあとの翌年(3歳)の7月函館。そして3勝目(500万下)を挙げるまでにも1年を要しました。ただ、そのレースが初めての2000m超え(2600m)で④着した後の2600m戦でした。。それにしても、その馬が今年春季、オープンの万葉S(京都3000m)で2着、続いてGⅢのダイヤモンドSでフェームゲームの2着に追い上げたのには驚きました。1年ごとに強くなる?大駆けに注意です。

単穴はアドマイヤエイカン。前走の古都S(1600万下、京都2400m)でようやく4勝目を挙げてオープン入りしました。3年前、函館で新馬勝ちしたあと札幌2歳S(ともに1800m)を連勝した時は、ズブさはあるものの底力があるという印象でした。3~4歳時に1年以上戦列離脱しましたが、ポテンシャルは高く、距離も大丈夫なはずです。

あとは不安定な馬が多いです。モンドインテロ、ヴォージュはともに走る時は強いのですが、負ける時はもろい。ポテンシャルは高いはずなのですが・・・

【ステイヤーズS】(12月1日、中山11R)発走=15時25分

◎ 1 アルバート

○11 リッジマン

▲12 アドマイヤエイカン

△ 3 モンドインテロ

△ 2 ヴォージュ

△10 マイネルミラノ

△ 4 コウキチョウサン

馬連 1→11、12、3、2、10、4

阪神ではチャレンジカップ(GⅢ、2000m)が行われます。例年は「気性に難がある」とか「勝ち身に遅い」「展開に左右される」といったメンバーの対戦で、勝負も接戦になることが多いです。ところが今年は好メンバーの対戦になりました。先行きが楽しみな馬が多いので見応えがあります。

中でも注目したいのがレイエンダ。昨年、札幌で新馬戦(1800m)を人気に応えて快勝した時、早くも「来年はこの馬(クラシック)」という声が挙がったぐらいの評判馬です。ダービー馬レイデオロの全弟です。それが・・・なんと骨折。3歳のクラシックシーズンを棒に振ってしまいました。復帰したのは今年5月の中旬。2000mの500万下特別を勝ち、7月函館で古馬混合の1000万下特別(2000m)も問題なく連勝。ところが、次への態勢固めと思われた中山2200mのセントライト記念(3歳GⅡ)で、ジェネラーレウーノの上手いペース駆けにやられて2着。今回は骨っぽい古馬相手ですが、ここで巻き返しておきたいところです。

エアウィンザーが復調急。5月のダービー当日のむらさき賞(1600万下、東京1800m)を差し切り勝ちすると、秋季には編成替えでいったん降格した1600万下(阪神2000m)を勝ち直し、オープン特別のカシオペアS(京都1800m)も勝って3連勝。一気に素質開花という感じで軌道に乗りました。逆転候補。

単穴はステイフーリッシュ。この秋は神戸新聞杯GⅡ、2400m)でワグネリアンの5着、菊花賞は11着に終わっています。ただ、この2戦は距離が長かったと思われます。ダービー(10着)に向かう前の京都新聞杯(2200m)では2番手から抜け出して2分11秒0の好タイムで押し切っています。この距離なら怖い。

伏兵陣では、クセ馬ですが能力はあるロードヴァンドール、競走除外後でも平均ペースの距離・展開に強いダンビュライトを挙げました。あと、連敗で人気が落ちそうなトリコロールブルーと追い切りの動きが良いダッシングブレイズに要注意。

【チャレンジC】(12月1日、阪神11R)発走=15時45分

◎ 8 レイエンダ

○ 9 エアウィンザー

▲10 ステイフーリッシュ

△ 7 ロードヴァンドール

△ 3 ダンビュライト

△11 トリコロールブルー

△ 5 ダッシングブレイズ

馬連 8→9、10、7、3、11、5

榎本正男プロフィール

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