「ダービー余話」

2013年05月31日

「ダービー余話」

5月26日、日本ダービーを観戦に東京競馬場に向かいましたが、出がけに女房が「今日はキズナよ、名前がぴったりだし武豊だし」そして、「それと福永のエピファネイア。テレビでやってたよ(ドキュメンタリー番組)。お父さんの福永洋一が勝てなかったダービーを勝ちたいって」。両方とも能力がある馬だし印も付けたけど、そんなことで中れば苦労しないよと苦笑して(半ば馬鹿にしながら)自宅をあとにしたのだった。

で、ダービー。人(入場者)が多かったですね。午後になっても入場券売り場に人、人の列が延びていた。関係者に聞いたら13万人は入っていると。あとで記録を確かめたら13万9806名。売上は前年比105。3%でそれほどの伸びではなかったですが、久しぶりに見た現場の賑わいでした。

ダービーも“ごったがえした”レースでした。スタートして先行集団は最初のカーブ(1コーナー)付近で一団。メイケイペガスターとアポロソニックを先導に道中は落ち着きましたが、4コーナー手前からは激しくなって、直線は後続馬が自分の進路を見つけようと右に左に動き合って危ない!と思うシーンがあちこちにありました。これがダービーなんです。運がなければ勝てません。

それにしても、キズナ。よく抜けて来れましたね。4コーナーで内側の馬群へ突っ込んで行ったのを双眼鏡で見たときは詰まると思ったのですが…。先に抜けたエピファネイアがゴール前50mぐらいでアポロソニックを交わしてゴールを目指したときは福永祐一が勝ったと思ったのですが、これを外から急襲したのがキズナ=武豊でした。恥ずかしながら、ほかの馬も見ていたので4コーナーで内に突っ込んだあとどのようにして外へ持ち出したのか、双眼鏡の視界から消えていました。

私が◎に期待したコディーノは最悪のケイバでした。スタートで躓いたばかりか、そのあと仕掛けてしまったのです。一番心配していたこと、掛かってしまって1コーナーで馬群がひしめく渋滞の中に…翌日の新聞をみたらC・ウィリアムズ騎手も反省していましたが、でも、これがケイバです。本番間際に横山典騎手から乗り替わったときに、こんなことも想定内でしたから悔いはありません。

キズナがエピファネイアを交わしてゴールインした時、馬券が外れたのにうれしさがこみ上げてきました。福永くんには悪いけど、武豊くんが勝ってよかった。ある時を境に乗り馬に恵まれなくなり、苦境に陥っているのを心配していたので。彼のことを色々言う人を私は軽蔑します。デビューしてすぐ天才ともてはやされましたが、それから何年たっても驕るところが全くないジェントルマンです。

うちの書斎(兼・物置部屋)には、若かりし頃の彼と女房が並んだ写真が今でも飾ってあります。函館競馬場で「豊くん、ちょっといいかな」と頼んだら、「あ、いいですよ」といとも気軽に応じてくれた時のスナップです。そんなことまで想い出す5度目のダービー優勝でした。

あらぬ方へ脱線しました。1日の重賞は阪神の鳴尾記念(GⅢ、2000m)です。

【鳴尾記念】(1日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 7 ダノンバラード

〇14 パッションダンス

▲15 ダイワファルコン

△16 エアソミュール

△11 トランスワープ

△10 トウケイヘイロー

△ 9 エクスペディション

馬連 7から14、15、16、11、10、9へ

榎本正男プロフィール

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