「フェブラリーS&小倉大賞典」

2017年02月18日

「フェブラリーS&小倉大賞典」

今年の第1回東京開催も今週で終わりで次週から中山に移りますが、最終日の19日、今年初めてのGIレース、フェブラリーSが行われます。ダートの春季のGIレースで、4歳以上、1600mでの争い。負担重量・定量での実力勝負です。ダート路線を歩む馬にとっては晴れ舞台。脈がありそうな陣営はここを目標にローテーションを組んできているので、仕上がりの良さが目立つ馬が多いです。逃げ・先行、中位からの差し、そして追い込みに賭ける陣営にそれぞれ有力馬がいて、最後は運という激戦になりそうです。

◎には再度モーニンを抜擢しました。「再度」と言うのは昨年も◎だったから。近10年で明け4歳馬が勝ったのはサクセスブロッケン(08年)、コパノリッキー(14年)といましたが、明け4歳でこのレースを勝つのはよほどの器でないと難しいです。14番枠スタートから好位4番手に取り付いて直線、後続が追い上げて来るのを待って先頭に立ち、そのまま押し切ったレースでした。今年の問題点は体調。昨年勝った後、船橋(2戦)→東京→中京と4戦して8、2、7、7着に終わっています。秋のGI,チャンピオンズカップに臨むために前々走の武蔵野Sは59キロ覚悟で出走したように同情すべきファクターもありますが調子落ちだったのは間違いないでしょう。ただ、ここにきて持ち直してきたと思います。中間、速いタイムの追い切りをこなしていて、直前の動きも文句なしです。

〇はベストウォーリア。3歳時にユニコーンS(GⅢ、東京1600m)を勝ち、4歳時にGⅢ・プロキオンS、交流GI・南部杯、5歳時もプロキオンSと南部杯を連覇。底力は引けを取りません。昨年はフェブラリーSの4着のあと地方交流重賞で③②②②と勝てず、前走の根岸S(GⅢ、東京1400m)も2着でした。でも・・・58キロを背負って直線抜けだしたレース。ゴール寸前でカフジテイクに急襲されたものの中味は濃いです。休み明けだった昨年に比べてステップを踏んでの本番だけに逆転候補。

単穴は明け4歳のゴールドドリーム。この馬も3歳の6月、出世レースのユニコーンSを強い内容で勝っています。秋初戦の武蔵野Sでも道悪の中、レコードタイムで逃げ切ったタガノトネールの2着をキープ。2番人気に支持されたチャンピオンズCは12着でしたが、能力を発揮できずに終わったレースです。追い切り調教のタイム、動きがともに良いので実績ある東京コースで巻き返す可能性は十分あります。

今年は有力馬が勢ぞろいした感じなので要注意馬が多いです。後方からのレースになるので少し評価を下げたもののカフジテイクの末脚の破壊力はすごいので争覇圏内。同じく末脚勝負でチャンピオンズCを制したサウンドトゥルー、昨年の3着馬アスカノロマン。最後の1頭には初ダートでは?と思いますが、どうも気になるのでデニムアンドルビーに△

【フェブラリーS】(19日、東京11R)発走=15時40分

◎ 6 モーニン

○ 9 ベストウォーリア

▲ 3 ゴールドドリーム

△10 カフジテイク

△ 1 サウンドトゥルー

△ 5 アスカノロマン

△ 8 デニムアンドルビー

馬連 6→9、3、10、1、5、8

 

小倉競馬場では古馬の1800mのハンデキャップ重賞、小倉大賞典(GⅢ)が行われます。平坦、小回りの小倉コースにチャンスを求めた馬が東西から遠征していますが、ハンデが馬齢重量より重いのは58キロのダコールと、57.5キロのクラリティスカイ、フルーキーの3頭。例年に増して拮抗した有力馬がそろった感があるので混戦です。

クラリティスカイに期待します。前走のアメリカジョッキークラブCで10着に終わっていますが、GⅡで相手が揃っていたうえ2200mの距離はこの馬には長いです。今年初戦の中山金杯(GⅢ、2000m)で◎ツクバアズマオー(1着)の2番手〇に狙ったのは、相手関係のほかこの距離までなら・・・と踏んでいたからです。2歳時にG1・朝日杯FSで3着、3歳時は弥生賞6着→皐月賞5着からマイル路線に切り替えてGI・NHKマイルCをものにした」馬。長く勝ち星から見放されていますが、復調気配が感じられたので狙ったら2着に好走してくれました。今回、距離は1800m。美浦トレセンから早めに小倉に入って現地で追い切られていますし、57.5キロは中山金杯の時と同じです。

ストロングタイタンは小倉で3戦3勝。一昨年は新馬戦(1800m)、昨年夏は500万下特別、1000万下特別を連勝しています。そのあと京都で準オープンを勝ち上がって中山金杯でも2番人気に支持されていました。4~5番手追走で9着に終わったのは坂がこたえたのでは・・・。明け4歳でハンデは54キロ。追い切りの動きが良いし、相性の良い小倉なら巻き返しがありそうです。

単穴にはパドルウィールを狙いました。これも追い切りで良い感じで動いています。下級条件に長くとどまっていた6歳馬で、1000万下を勝ち上がったのは昨年の7月の中京です。びっくりさせられたのは前走の金鯱賞(GⅡ、中京2000m)。格上挑戦でノーマークに近い9番人気でしたが2番手から抜け出して粘り、勝ったヤマカツエースにクビ差の2着。シュンドルボン、サトノノブレス、リアファルらに先着したのですから怖い。

他にも実績上位のベルーフ、すんなり流れに乗ると走るダノンメジャー、折れ合いが難しいですが追い込み勢有利の展開なら一気に伸びるヒストリカル、自在性あるマイネルハニー・・・と警戒したい馬が多いです。

【小倉大賞典】(19日、小倉11R)発走=15時20分

◎11 クラリティスカイ

○ 2 ストロングタイタン

▲ 9 パドルウィール

△ 8 ベルーフ

△ 3 ダノンメジャー

△14 ヒストリカル

△ 6 マイネルハニー

馬連 11→2、9、8、3、14、6

榎本正男プロフィール

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