「ホープフルS」

2018年12月27日

「ホープフルS」

今年のJRA開催もオーラスですね。28日の金曜日、掉尾を飾る重賞は2歳馬の2000mのホープフルステークス(GI)。GIに格上げされたのは昨年からですが、今年のメンバーを見るとまさに“hope・ful”という感じがします。見方は人それぞれでしょうが、三冠レースの第一関門、皐月賞と全く同じ舞台なので注目度は高い。ただし、有力馬が揃った2歳馬のGIは長距離輸送から始まって、パドック、馬場入り、レース・・・とクリアすべき課題が多く、レースもシビア。能力を発揮できずに終わることも少なくありません。これは2歳戦の重賞で肝に銘じておきたいことです。

◎は2戦2勝のサートゥルナーリア。デビュー戦の6月阪神1600m戦が1分37秒2、2走目の萩S(OP特別、京都1800m)も1分49秒6と速くはないし、2着との差もそれぞれ1馬身1/4、1馬身3/4。ただ、スタートとそのあとの加速が良く、いったん3~4番手に控えて直線で進路を取ってからの伸び脚が半端なかった。とくに2走目は“馬なり”という感じで追ったところなしの楽勝。馬体も文句なしです。余談ですが、この馬の母シーザリオへの思い入れは深いです。オークスを勝ったあと渡米してアメリカンオークス(GI、ハリウッドパーク)に挑戦。楽勝した時は夏競馬の取材で出張していた函館の記者室で仲間と快哉の声を挙げたのを覚えています。母が故障で引退したので、とにかく無事に走ってほしい。

アドマイヤジャスタは3戦2勝。6月下旬のデビュー戦(阪神1800m)はスタートで出後れ、ここに出走しているブレイキングドーンに3馬身後れの2着でした。そのあと7月中京で1600m戦を中団から追い込み勝ちし、次いで京都2000mの紫菊賞(500万下)を連勝。この時の2分00秒8は速いです。ジャスタウェイ産駒で少し折れ合いに難がありそうですが、レース慣れしてきたところなので逆転候補。

単穴にはキングリスティアを狙ってみました。つい先だって(12月16日)デビューしたばかり。人気薄(7番人気)でしたが、先行して直線で追い出されると後続を突き放して2着マジェスティに5馬身差。すんなり流れるレースだったとはいえ馬格があるし、新種牡馬ベルシャザール産駒で見るからにパワーがありそう。距離が延びて良いタイプでしょう。

他にも有望馬が多い。初戦でアドマイヤジャスタに勝ったブレイキングドーンは2走目(萩S)で馬場入り後に放馬。疲労が著しいとされて出走除外になった馬です。ただ、前走の京都2歳S(GⅢ、1800m)で汚名返上の接戦2着し、さらに良化気配です。

唯一の3勝馬ニシノデイジーも小差の勝ち星が多いので少し評価を下げましたが、流れを見て位置取りを決める自在性があって、どこからでも捲り脚を使えます。美浦トレセン所属なので輸送の心配が無いのも大きいはずでチャンスがありそう。あと、末脚に鋭さがあるヴァンドギャルド、先行グループの1頭になりそうなヒルノダカールとしました。グッドラック!

【ホープフルS】(12月28日、中山11R)発走=15時30分

◎ 5 サートゥルナーリア

○ 8 アドマイヤジャスタ

▲ 3 キングリスティア

△ 2 ブレイキングドーン

△ 1 ニシノデイジー

△11 ヴァンドギャルド

△ 4 ヒルノダカール

馬連 5→8、3、2、1、11、4

榎本正男プロフィール

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