「ラジオNIKKEI賞&CBC賞」

2014年07月05日

「ラジオNIKKEI賞&CBC賞」

関東は長い東京開催が終わって今週から福島。開幕週のメーンは3歳馬のGⅢ重賞、ラジオNIKKEI賞です。1800mのハンデ戦ですが、昨年は8番人気のケイアイチョウサンが勝って2着が14番人気カシノピカチュウ。馬連4万円、馬単7万円、3連単にいたっては91万円台という大波乱になったレースで、実績重視だけでな人気薄の中にも成長急な馬がいるので注意が必要です。

とは言っても、主力はどうしても実績のある馬の中からということになってしまいます。ショウナンワダチを狙ってみました。クラシック路線には乗り遅れましたが、昨年11月に新馬、500万下特別を連勝。朝日杯FSはアジアエクスプレスの6着、3歳になって初戦の共同通信杯もイスラボニータの8着止まりでしたが、4月中山のニュージーラントT(GⅡ、1600m)では僚馬ショウナンアチーヴとハナ差(2着)の勝負しました。そのあとGI・NHKマイルカップに行って10着。これはミッキーアイルが逃げ切ったレース。後方から追い込める展開ではなかったですが、着順ほど悪い内容ではありません。スタートで後手に回るレースが多いので福島で…という不安はありますが、今回は追い切りの動きの良さが目立ちます。レース間を空けて再調整されていましたが、かなり成長しているのではないかと思います。期待しました。

最も実績上位なのはクラリティシチーで堅実さも光ります。ここまで8戦して掲示板に載らなかったのは前々走の皐月賞だけ(8着)。ほかの7戦はすべて3着以内(2勝、2着1回、3着4回)です。2勝目を挙げたのは前走ですが、それまでトップクラスを相手に善戦。中でもイスラボニータ、プレイアンドリアルに次いで3着まで伸びた東スポ杯2歳S(GⅢ、東京1800m)、ロサギガンティア、アジアエクスプレスに次いで3着だったスプリングS(中山1800m)は中身の濃いレースでした。良い時のパフォーマンスならあっさり勝っても当然です。

単穴はラリングクライにしました。デビューしたのが今年に入ってからで、まだ3戦しかしていませんが、新馬戦(京都1800m)5着のあと未勝利(中山1800m)、500万下(東京1600m)をあっさり差し切っています。相手が強化してどうか?未知数の反面、楽しみも大きいです。

ピオネロは実績のある1頭。勝ち星はデビュー戦と500万下の2つですが、1月中山の京成杯(GⅢ、2000m)でプレイアンドリアルの4着、そのあとの共同通信杯、青葉賞でも5着に入線しています。前走(OP特別、白百合S)の2着もステファノスにクビ差で内容は悪くありません。ちょっと当てにならないところがあるので印を落としましたがまともに走れば争覇圏内。あと抑えにミヤジジャスパー、ウインマーレライ、ハドソンヤードとしました。
【ラジオNIKKEI杯賞】(6日、福島11R)発走=15時45分
◎ 7 ショウナンワダチ
○ 4 クラリティシチー
▲11 ラリングクライ
△13 ピオネロ
△12 ミヤジジャスパー
△ 9 ウインマーレライ
△10 ハドソンヤード
馬連 7から4、11、13、12、9、10へ

西は中京へ舞台が移ります。メーンのCBC賞はは3歳以上オープン、芝1200mのGⅢ重賞。ハンデキャップレースで、背負い頭がスギノエンデバーの57キロというのをみても分かるようにメンバーは手薄です。昨年は58キロのマジイプロスパーが57.5キロのハクサンムーンをクビ差交わした1、2番人気の決着でしたが、今年は波乱含みでしょう。軽ハンデの3歳馬を狙う手も十分あると思います。

ベルカントを狙ってみました。3歳牝馬なので妥当とは言えますが、52キロは軽いです。デビュー以来54キロで走ってきて、前走の桜花賞(10着)だけが55キロでした。スピードは実証済みです。昨年夏、小倉で1200mのデビュー戦を1分08秒4で逃げ切りましたが2着が5馬身千切れる楽勝でした。小倉2歳S(1200m)はホウライアキコにインから差し込まれて2着でしたが、道悪(ヘタ?)で追いきれないようなレースでした。3走目の京都のファンタジーS(GⅢ、1400m)は逃げ切り勝ち。2歳の総決算はハーブースターがいたためか牡馬相手の朝日杯FSに回って10着。3歳になってトライアルのフィリーズレビュー(GⅡ、1400m)で初めて控えるケイバを試みて成功。勝って桜花賞へ─というのがこれまでのキャリアです。間隔が空きましたが先週、今週と栗東の坂路で速いタイムをマークしているように仕上がりは上々です。直線が長いといっても1200mなら失速しないと思いますし、52キロがどの程度プラスに出るかも楽しみです。

エピセアロームの追い切りの動きも好感が持てます。5歳牝馬になりましたが、これも小倉デビューで、初戦ダローネガの2着のあと未勝利戦を楽勝して2歳Sも勝った馬です。桜花賞、オークスは大敗でしたが3歳の秋口のセントゥールS(GⅡ、阪神1200m)ではロードカナロアを破る健闘を見せました。5歳になった今年前半は勝ち星が無いですが、OP特別の淀短距離S(1200m)でレディオペラの2着、阪急杯(GⅢ、1400m)でコパノリチャードの5着、次いで4月の阪神牝馬S(GⅡ、1400m)がスマートレイアーの4着と内容は悪くありません。ハンデは55キロですが今回は魅力を感じます。

上がり馬ルナフォンターナも注目されます。昨年までは3勝馬で1000万下クラスでした。5歳を迎えた今年はブレーク。2着のあと一気に3連勝です。オープン入り初戦の前走、京都1200mの鞍馬Sも中位から一気に伸びる快勝でした。馬体や走るところを見ると千二の馬とは思えないのですが…。重賞の実績がない牝馬なのに55キロのハンデになったのも見込まれるだけの充実ぶりということでしょうか。▲(単穴)にしましたが人気になりそうです。

他にも侮れない顔ぶれがいます。マヤノリュウジンは昨年のスプリンターズSで3着と好走。1、2着のロードカナロア、ハクサンムーンと3/4馬身、クビの勝負でした。7歳になった今年は2戦してともに8着ですがGⅢの阪急杯(阪神1400m)とGⅠの高松宮記念(中京1200m)。休み明け、不良馬場ということもあったので軽視は禁物です。“もう一花”を狙うような追い切りを積んでいいます。あと、軽量のリアルビーナスとトーホウアマポーラ、57キロでも突如大駆けを見せるスギノエンデバーに△を追加しました。
【CBC賞】(6日、中京11R)発走=15時35分
◎ 7 ベルカント 
○ 8 エピセアローム 
▲ 3 ルナフォンターナ
△12 マヤノリュウジン
△ 1 リアルビーナス 
△11 トーホウアマポーラ
△ 9 スギノエンデバー 
馬連 7から8、3、12、1、11、9へ

榎本正男プロフィール

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