「ヴィクトリアマイル」

2017年05月13日

「ヴィクトリアマイル」

4歳以上牝馬のGI、ヴィクトリアマイルが14日(日)、東京競馬場で行われます。春季の目標レースなので激戦になるのは当然ですが、文字通り?水を差すのが前日の「雨」です。鹿児島や長崎などの豪雨が伝えられ、その雨雲がレース前日の土曜日に関東に。時間帯によっては「強雨」です。当日(曇り時々晴れ)に回復するかどうか。というのも、馬場状態次第では波乱の原因になるかもしれないからです。

中心は立ち直ったミッキークイーンにしました。前走の阪神牝馬S(GⅡ、1600m)は有馬記念以来3カ月半ぶりの出走でしたが中団から直線抜け出す強いレースでした。この時の調教でも良い動きを見せていましたが、今回はそれを上回る動きです。一昨年、桜花賞当日の2000m戦「忘れな草賞」を足掛かりにオークスを制し、秋には秋華賞も手にして牝馬2冠を制覇。ただ、4歳の昨年は勝ち星が無かった。とくに秋、エリザベス女王杯に向かう前には捻挫のアクシデントがあって心配されています。それでもぶっつけで臨んで3着。今季は巻き返すでしょう。オークス狙いだったように1600mは適性距離より少し短い気がしますが、昨年のこのレースでは直線で苦しいポジションから素晴らしい伸びを見せて先抜けしたストレイトガールの2着と健闘。残る心配は鋭い脚が減殺されるかもしれない馬場状態だけ?でしょう。

同じ世代のクイーンズリングは3連勝で臨んだ桜花賞でレッツゴードンキの4着、オークスは9着。ただ、守備範囲だった2000mの秋華賞ではミッキークイーンにクビ差の2着と健闘しました。一気に花を咲かせたのが昨年(4歳)の秋です。府中牝馬S(GⅡ,東京1800m)を勝って臨んだエリザベス女王杯でシングウィズジョイ、ミッキークイーンらを抑えて待望のGI制覇。今回気になるのはステップレースの阪神牝馬Sでの大敗(ミッキークイーンの15着)です。香港カップ(昨年12月)の遠征か、中間のゲート(スタート)練習の影響? 差し脚を武器にするのに先頭に出てアレッと思うレースだったので、後者かもしれません。過信はできませんが、追い切りの動きは悪くなさそうなので巻き返しが望めそうです。

単穴は7歳のスマートレイアーにしました。もう“世代交代”という感もしますが、この馬に関しては1600mの距離を苦にしないし、東京コースも走ります。前走、サトノクラウンが勝った2月の京都記念(GⅡ,2200m)では、直線で断然人気(単勝1.7倍)のマカヒキを差して2着の大好走でした。昨年のこのレースは4着でしたが2~3番手から抜け出して見せ場十分でしたし、例年の勝ちタイムとそん色ない1分32秒1で走っています。逃げあり、差しあり、追い込みありと変幻自在なので面白いと思います。

伏兵陣では下記の△の4頭。人気の一角と思われるレッツゴードンキは桜花賞を逃げて楽勝だったように距離は問題ないはずですが・・・そのあとの1600m戦では成績があまり良くありません(勝ち星0)。最近は短い距離でも前半抑えるレースをしているので少し評価を下げました。逆にルージュバックは1600m戦に出走したのは1回だけ。それが昨年のこのレースで、5着でした。勝ち星5勝は1800~2000m戦です。抑えに回した。ただし、休み明け(金鯱賞8着)を一度叩いての挑戦なので注意は必要です。連穴狙いに面白いのは上がり馬のアドマイヤリードとジュールポレール。とくにアドマイヤは差し脚に鋭さがあり、道悪もこなします。

【ヴィクトリアマイル】(14日、東京11R)発走=15時40分

◎11 ミッキークイーン

○ 8 クイーンズリング

▲ 2 スマートレイアー

△14 レッツゴードンキ

△ 7 ルージュバック

△ 5 アドマイヤリード

△ 3 ジュールポレール

馬連 11→8、2、14、7、5、3

榎本正男プロフィール

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