「七夕賞&プロキオンS」

2017年07月08日

「七夕賞&プロキオンS」

夏競馬の2週目。福島では9日、夏季企画の一つ「サマー2000シリーズ」の第1戦、七夕賞(GⅢ、3歳以上オープン)が行われます。距離はもちろん2000m。問題はハンデキャップで、ひょっとして軽量馬の食い込みがあるかもしれません。もっとも有力馬にとって馬齢重量と同じ57キロで泣いてはいられませんけどね。

中心は4歳の有望株、ゼーヴィント。2歳時、11月東京のデビュー戦(1800m)は7着でしたが3歳の昨年は出走する度に強くなった感じでした。1月中京の未勝利戦(1600m)で6着のあと3月中山で初勝利、4月の500万下特別を連勝。5月東京の3歳オープン、プリンシパルS(2000m)で3着のあと福島のラジオNIKKEI賞(GⅢ,1800m)で重賞制覇。秋、セントライト記念(3歳GⅡ、中山2200m)では皐月賞馬ディーマジェスティにクビ差に追いすがる2着。次いで古馬との混合戦になった福島記念(GⅢ、2000m)でマルターズアポジーの2着、今年初戦のGⅡ・アメリカジョッキークラブC(中山2200m)でもタンタアレグリアの2着・・・今回は不安発生の後で5カ月半ぶり、ハンデも57キロなので過信は避けたいですが期待の方が大きいです。

マイネルフロストは気性的に難しいところがありますが、ここ2戦はブリンカー(遮眼革)使用の効果もあるようで新潟大賞典(GⅢ、2000m)はサンデーウィザードのハナ差2着。鳴尾記念(GⅢ、阪神2000m)でもステイインシアトル、スマートレイアーに次ぐ3着と一時の不調から脱したようです。もう少し折れ合いが付くようなら逆転が望めます。

単穴はスズカデヴィアス。6歳4勝馬ですが3歳時は皐月賞、ダービーに駒を進めていましたし、古馬になってからGI、GⅡに出走していて入着歴もあります。今季は初戦の富士S(OP特別、東京2000m)を勝ち、3月中京の金鯱賞(GⅡ、2000m)ではヤマカツエースの3着と好走。前走の鳴尾記念も脚色よく4着まで追い上げました。このレースを狙って中間びっしり追われていて、直前に追い切りにも迫力があります。展開が向けば大勢逆転。

次いで準オープンを連勝した上がり馬ヴォージュ、トップハンデ57.5キロが心配ですが一気に先行するマルターズアポジー。あと、4月の福島民報杯でマイネルミラノに半馬身差2着まで追い上げているフェルメッツァと、前走のエプソムCで勝ち馬ダッシンングブレイズに0秒3差の5着まで追い上げたバーディーイーグルが当時より3キロ軽い53キロなので気になります。

【七夕賞】(9日、福島11R)発走=15時45分

◎ 8 ゼーヴィント

○11 マイネルフロスト

▲ 2 スズカデヴィアス

△ 6 ヴォージュ

△ 9 マルターズアポジー

△ 3 フェルメッツァ

△ 5 バーディーイーグル

馬連 8→11、2、6、9、3、5

 

中京で行われるダート1400mの重賞、プロキオンS(GⅢ)はカフジテイクが注目されます。中央競馬のダートの重賞は年間15と少なく、その内、1400mの距離の争いは2つ。カフジテイクは前期の東京の根岸S(GⅢ)を後方から追い込み勝ちしています。スピード、先行力の勝負になりそうな距離なのに後方からの直線一気の逆転劇が勝ちパターン。ポジションが後方なのでスタートから最後までハラハラさせられますが・・・。この距離で7勝中、6勝を挙げていて2着も7回。千六、千八での好走歴もありますが、この距離がベストなのは間違いありません。

めきめき頭角を現したのは昨年(4歳)の秋シーズンから。このプロキオンSで7着のあと10月東京のオープン特別を勝ち、1600mのGⅢ・武蔵野S(東京)でレコード勝ちしたタガノトネール、2着ゴールドドリームに次ぐ3着。秋のダートGI、チャンピオンズカップ(中京1800m)でも勝ち馬サウンドトゥルーに1馬身差に迫る4着まで伸びてきました。そして前記した根岸Sを勝ち、次いでGI・フェブラリーS(東京1600m)がゴールドドリーム、ベストウォーリアに続く3着。このメンバーで負けるとすれば能力を発揮できない時だけです。3月にアラブ首長国連邦のゴドルフィンマイル(GⅡ)=5着=に遠征した後なので可能性がないとは言い切れませんが、動きに不安は感じられません。

同じ5歳のアキトクレッセントは重賞実績が無いのに56キロのハンデ。2走前に1600万下を勝ち上がったばかりです。3歳時にオープン特別の昇竜S(中京1400m)を勝ったこと、前走の欅S(東京1400m)でエイシンバッケンの2着したのが評価された?もっとも、4歳の昨年は故障で1年近く休んだ馬なので、見込まれただけ走る可能性はあります。

単穴は4歳のベストマッチョ。カフジテイクと正反対のレースパターンで、逃げるか好位追走から先頭に立つレースをします。ここまで9戦して5勝。距離は1400m中心に時々1600m。逃げに出た前走の麦秋S(1600万下、東京1400m)はクビ差残したものの2着エイシンバランサーにクビ差まで詰め寄られました。ただ、追い切りの気配がすごく良いので成長分が見込めます。

実績ではキングズガードが2~3番手に挙げられますが気性難のせいか斜行するシーンが目に付くので少し評価を下げました。次いで8歳の古豪ブライトライン、上昇気配のイーデンホール。ノーマークで注意したいのは53キロの3歳馬レヴァンテライオンで、昨年の函館2歳Sの覇者です。当日落ち着いていれば大駆けがあるかもしれません。

【プロキオンS】(9日、中京11R)発走=15時35分

◎ 8 カフジテイク

○ 4 アキトクレッセント

▲ 2 ベストマッチョ

△12 キングズガード

△14 ブライトライン

△13 イーデンホール

△10 レヴァンテライオン

馬連 8→4、2、12、14、13、10

 

榎本正男プロフィール

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