「七夕賞&プロキオンS」

2015年07月11日

「七夕賞&プロキオンS」

12日の日曜日、福島競馬場では夏競馬恒例のハンデキャップ重賞、七夕賞(GⅢ、芝2000m)が行われます。トップハンデはトウケイヘイローで58キロ。他の有力馬とハンデ差が少ないのでこなせる斤量と思われますが、長休明けとはいえかなり調教を積んで臨んだ前走が案外だったのが気になります。それと、人気上位馬がそろって福島コースが初めて。波乱の要素はあるので人気馬の過信は避けたいところです。
人気の一角ですがグランデッツァに期待しました。札幌2歳Sを勝ったころはスケールの大きい走りぶりに引かれてクラシック候補と決め、期待をかけ続けたのを思い出します。ところが・・・3歳時に勝ったのはスプリングSだけで、皐月賞は5着(1着ゴールドシップ)、ダービーは10着(1着ディープブリランテ)でした。その上、故障発生で長期療養、4歳時は戦列から離れたまま。昨年(5歳)ようやく復帰にこぎつけたものの、3走目に京都で1800mを1分43秒9のレコードタイムをマークしたオープン特別が復帰後の唯一の勝ち星。そのあとも本格化が遅遅としていて、もう6歳半ばになってしまいました。でも、変わってくるとすれば今回あたり?追い切りの動きをみるとそんな感じを受けます。
レコンダイトが強敵。5歳になったこの春の上がり馬で、3月に1600万下の但馬Sを勝つとオープン特別でもサトノシュレンとクビ差の2着。さらに前走のGⅡ・目黒記念でも2着と好走しました。インからヒットザターゲットに抜け出されたものの人気のファタモガーナ(3着)を捉えた内容が良かった。勝っていないのでハンデも据え置きの55キロですし、自在性を備えているので初めての福島コースもこなせるはず。ただ、速いタイムのレースになった時に対応できるかでどうか?課題があります。
単穴にはアルフレードを抜擢。今年6歳で、これも故障で戦列を離れた期間が長かった。2歳時、新馬→特別(500万下)、そして朝日杯フューチュリテイS(GⅠ、中山1600m)と3連勝した馬です。スプリングS(2番人気)でグランデッツァの12着に終わったあとNHKマイルカップに進んでカレンブラックヒルの2着。ダービーには出走して13着。ここで故障を発生し、前記したグランデッツァと同じような経過を辿っています。復帰以来まだ勝っていませんが、ようやく2月の東京新聞杯でヴァンセンヌにクビ差の2着、前走の新潟大賞典でもダコールの3着まで伸びるまでになりました。今のデキなら直線の急襲が期待できます。他では半信半疑のところはありますが先行するトウケイヘイロー、道中これと折れ合ってレースを進められればステラウインド、ヒラボクディープあたりが連穴か。それと、いつ爆走するか分からないユールシンギングをマークしました。
【七夕賞】(12日、福島11R)発走=15時45分
◎11 グランデッツァ
○ 6 レコンダイト
▲ 2 アルフレード
△10 トウケイヘイロー
△12 ステラウインド
△13 ヒラボクディープ
△ 3 ユールシンギング
馬連 11→6、2、10、12、13、3

中京のプロキオンSはダートの1400mの重賞(GⅢ、別定重量)。ダート路線は中央の重賞が少ないので地方交流重賞へ出走する馬も多いですが、西の栗東はもちろん美浦のトレセンからも出走に大きな問題はないので1400~1600mで好成績を挙げている有力馬が集結しました。難しいのは馬齢の57キロより重い別定重量の馬の評価です。ダートは芝ほど斤量が影響しないので力で克服するかもしれません。
エアハリファを狙いました。レース間隔を空けて出走することが多いので6歳にしてはレース数が少なく、まだ18戦しかしていません。非凡な能力は8勝、2着6回の戦績にも表れています。今回は蹄を傷めて休ませた後で5カ月ぶりの出走なので少し人気を落としそうですが、この馬の場合は出てくる以上は仕上がっていると判断すべきです。昨年11月の武蔵野S(GⅢ、東京1600m)の時も5カ月ぶりだったのに2着。ゴール寸前、ワイドバッハに半馬身差し込まれたものの勝ったと思われるレースでした。2カ月半後の根岸S(GⅢ、東京1400m)で同馬には雪辱しています。最終追い切りの動きも悪くはなく、“これで仕上がるだろう”という印象です。
充実してきた4歳のレッドアルヴィスが当面の相手でしょう。快速のGIホース、カレンブラックヒルの弟ですが芝で2戦(2着1回)しただけでダートに路線変更。ユニコーンS(3歳GⅢ)を含めてすでに5勝しています。GI・フェブラリーSは14着の大敗でしたが、前走の欅S(オープン特別、東京1400m)は好位から抜け出して楽勝でした。さらに調子を上げているように見えるので逆転候補。
穴には59キロでもベストウォーリア。このぐらいの距離では能力的に一番でしょう。3歳の登竜門、ユニコーンSの勝ち馬で、4歳の昨年はこのレースを1分22秒6の好タイムで制しましたが、ねじ伏せるような強さでした。秋には交流GI・南部杯(盛岡、1600m)を楽勝しました。時々掛かるところがあって距離が長いと不安が湧きますが1400mなので心配ないでしょう。底力が違うので斤量をこなす可能性があります。
【プロキオンS】(12日、中京11R)発走=15時35分
◎12 エアハリファ
○ 5 レッドアルヴィス
▲ 2 ベストウォーリア
△ 6 コーリンベリー
△ 1 キョウワダッフィー

榎本正男プロフィール

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