「中山記念&阪急杯」

2017年02月25日

「中山記念&阪急杯」

2月はあっという間に終わりですね。高齢になるほど時の過ぎ去り方が速く感じますが・・・26日、中山競馬場では伝統の古馬の重賞レース、中山記念(GⅡ、1800m)が行われます。昨年はクラシック2冠馬ドゥラメンテが骨折からの復帰戦のこのレースを勝ってファンをうならせました。今年も出走は11頭ですがシーズン最初にここを選んだGIホースが5頭、ほかにGⅡの勝ち馬が3頭。見どころが多いです。普通に考えると仕上がり状態、勝った重賞の格によって加増される別定重量がカギになるのですが・・・

◎には58キロでもリアルスティールを選びました。このあとUAE(アラブ首長国連邦)へ遠征してドバイワールドカップデイのGI・ドバイターフ(GI、メイダン競馬場、芝1800m)の連覇を狙う予定です。昨年とローテーションは同じですが、ここへの臨戦過程は少し異なります。ドゥラメンテの3着に終わった昨年は菊花賞(10月25日、キタサンブラックにクビ差2着)以来4カ月ぶりでしたが、今回の前走は昨秋のジャパンC(11月27日、キタサンブラックの5着)。たかが1カ月の違いですが、追い切りの動き、タイムに好感が持てます。昨年の55キロから58キロになりますが、天皇賞・秋(東京2000m)では定量の58キロでモーリスの2着まで伸びてきました。能力を高く評価している馬で、このくらいの距離なら思い切った勝負ができるはずです。

ヌーヴォレコルトは今季初戦と言っても昨年12月までレースに出走していました。8月の札幌記念4着のあと海外遠征。11月の米国、サンタアニタパーク競馬場(カリフォルニア州)で行われたブリーダーカップのフィリー&メアターフ(GI、芝2000m)は11着と歯が立たなかったものの、デルマー競馬場(同)のGⅢ・レッドカーペットH(芝2200m)を勝って“お土産”は手にしました。さらに香港(シャティン競馬場)へ向かって香港ヴァーズ(GI、芝2400m)へ。サトノクラウンの4着でしたが出走が14頭でしたから悪くはないでしょう。遠征帰りでも強めの追い切りをこなしていて斤量も54キロなので次位。

単穴はアンビシャス。まだGI勝ちは無く、3歳時の重賞勝ちはラジオNIKKEI賞(GⅢ、福島1800m)だけ。ただ、4歳の昨年はこのレースでドゥラメンテの2着。そのあと大阪杯(GⅡ、阪神2000m)ではキタサンブラック(2着)をクビ、差し切っています。鋭い切れ味があり“大物食い”の印象が強いです。昨年の天皇賞(4着)以来で追い切りのタイム、動きも今イチに見えのですが、昨年もそうでした。それでいて実戦では上がり最速33秒6でドゥラメンテにクビ差に迫ったのですから怖いです。

次いで先行力に磨きがかかったネオリアリズム、58キロでも復調気配にあって先行力もある皐月賞馬ロゴタイプも軽視できません。他では昨年の秋華賞で切れ味を見せた4歳牝馬ヴィブロスと、中山走るツクバアズマオーがどこまで迫れるか。

【中山記念】(26日、中山11R)発走=15時45分

◎ 4 リアルスティール

○10 ヌーヴォレコルト

▲ 7 アンビシャス

△ 1 ネオリアリズム

△ 9 ロゴタイプ

△ 3 ヴィブロス

△ 8 ツクバアズマオー

馬連 4→10、7、1、9、3、8

 

阪神の阪急杯(GⅢ、4歳以上、1400m)は1着馬にGI・高松宮記念(3月26日、中京1200m)の優先出走権が付与されています。本番は1200mなので距離が微妙なのですが・・・。中心は明け4歳のシュウジです。2歳時に新馬→中京2歳S→小倉2歳Sと3連勝して人気が高まったのですが中央場所初戦のデイリー杯2歳S(GⅡ,京都1600m)でエアスピネルに3馬身半差2着に敗れると、そのあと3歳前半まで苦戦の連続でした。相手強化のほか距離?調子落ち?などもあったと思われます。ただ、短距離戦に絞った昨年後半から巻き返しました。1200mの函館スプリントS、札幌のキーンランドCで連続小差の2着。10月中山のGI・スプリンターズSでも1着レッドファルクス、2着ミッキーアイル、3着にアタマ、クビ、クビ差の4着と好走しました。それで12月の最終戦、阪神C(GⅡ、1400m)で小欄で▲に抜擢したのですが、◎にしていたイスラボニータ(2着)を負かして高配当(単勝オッズ16倍⑦人気)をもたらしてくれたのです。中間の追い切りにも充実ぶりが感じられるのでこのメンバーならイケるでしょう。

相手探しの一番手にロサギガンティア。スタートに加えて折れ合いに難があるので成績はムラ。鞍上の乗り方も難しい馬です。ただ、ポテンシャルは高く、3歳時、皐月賞トライアルのスプリングS(GⅡ,1800m)ではアジアエクスプレス(2着)、クラリティシチー(3着)、モーリス(4着)を抑えて勝っています。4歳の一昨年秋にはオープン特別のオーシャンC(東京1400mm)に続いてGⅡ・阪神C(1400m)を連勝・・・。昨年は勝ち星がなかったものの阪神Cでシュウジ、イスラボニータ、フィエロ、ダンスディレクターにアタマ、クビ、1/2、1/2差の5着でした。ベテラン四位騎手も信頼する一人です。

次いでブラヴィッシモ。4歳の昨年、このレースでミッキーアイル、オメガヴェンデッタに3/4馬身、クビ差で続く3着でした。もっと伸びるかと期待した馬ですが・・・そのあとの勝ち星は阪神1400mの準オープン特別の1つだけ。低調気味なのが気になりますが上昇が見込める1頭なので上位にランクしました。

他では、これも近況が不振ですが昨年の4着馬ミッキーラブソング、大敗後(京都金杯15着)でも昨秋のスワンS(GⅡ、京都1400m)で強敵相手に5着だったムーンクレスト、前走のシルクロードS(GⅢ,京都1200m)で後方から4着まで追い上げたヒルノデイバロー、最後に追い切りの動きの良さを買ってダイシンサンダーを追加。

【阪急杯】(26日、阪神11R)発走=15時35分

◎ 7 シュウジ

○ 5 ロサギガンティア

▲ 3 ブラヴィッシモ

△10 ミッキーラブソング

△ 6 ムーンクレスト

△ 4 ヒルノデイバロー

△11 ダイシンサンダー

馬連 7→5、3、10、6、4、11

榎本正男プロフィール

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