「京王杯2歳S&ファンタジーS」

2018年11月02日

「京王杯2歳S&ファンタジーS」

ジャパン・ブリーダーズ・カップ(JBC)が創設されて18年目とか。今年、初めて中央の競馬場(京都)で開催されることになって関係者の間ではかなり盛り上がっているようです。それはそれで喜ばしいのですが、筆者は気乗りがイマイチ・・・あれもこれもでは気が散るので小欄は中央の重賞にしぼります。

3日の土曜日はこの先、トップクラスで活躍が望めそうな馬が出走している2歳馬の重賞が東西でおこなわれます。東京競馬場で行われる京王杯2歳ステークス(GⅡ、1400m)は牡馬混合の重賞。ここに栗東所属の牝馬、アウィルアウェイが出走してきました。同日、京都に同じ距離の牝馬のGⅢ・ファンタジーSがあるのに・・・です。東京コースを経験させておきたいとか強い馬(対戦相手)がいるとかあるかもしれませんが、単純に考えるとこちらの方がグレードが上で賞金が高額だから・・・かもしれません。

その馬、アウィルアウェイの首位有望。6月阪神の1200m戦に1番人気でデビュー。スタートで出遅れて後方からのレースになって、短距離なので大丈夫かと思わせましたが要らない心配でした。3コーナー手前からスピードを上げて外めを追い上げて直線に向くと、大外から難なく先行勢を差し切って2着ヒラソールに2馬身差の楽勝。そのあと新潟に向かって8月のダリア賞。これも2着ローゼンクリーガーに1馬身3/4差の連勝。ここでも直線大外に進路を取って追い出されると素晴らしい伸び脚を発揮しました。ジャスタウェイ産駒で馬体は450キロぐらいでしたが、牝馬のトップクラスに成長しそうです。

ファンタジストは小倉2歳Sの覇者。14頭立てのレースで先行争いが予想されたが、鞍上の武豊騎手が小細工をしないで先行策。同型馬を巧みにさばいて直線先頭に立って後続馬を突き放しました。距離が1ハロン延びて直線の長いコースになりますが、デビュー戦の中京1200mのレースぶりからもゴールまで見せ場は作れるはず。

単穴はアスターペガサス。こちらは函館2歳S(1200m)の覇者で、1回函館の1200m戦でデビュー勝ちした時は2~3の先行策。中3週のフルゲートのステークでは出遅れて後方グループになりましたが良く追い上げてきてゴール寸前でラブミーファインをハナ、差し切りました。しぶとさに注目。

他では函館で④①で勝ち上がって2歳Sに出走。強行軍をものともせず3着に好走したカルリーノ。次いで小倉2歳Sは6着に終わりましたが新馬→フェニックス賞を連勝して1番人気に支持されていたシングルアップ、9月中山の1600m戦2着のあと東京1400m戦で勝ち上がったココフィーユにも注意。

【京王杯2歳S】(11月3日、東京11R)発走=15時35分

◎ 5 アウィルアウェイ

〇 1 ファンタジスト

▲ 7 アスターペガサス

△ 6 カルリーノ

△ 4 シングルアップ

△ 3 ココフィーユ

馬連 5→1、7、6、4、3

 

京都のファンタジーSは牝馬限定のGⅢ。東京の京王杯2歳Sの出走8頭に呼応したわけではないでしょうが、ここも9頭と少頭数になりました。ただし、出走馬のレベルはかなり高いような気がします。中心はダノンファンタジー。2戦1勝。デビュー戦(東京1600m)で2着に終わっていますが、勝ったのが現時点で牝馬のトップと言い切ってよいグランアレグリア。そのあとサウジアラビアロイヤルC(GⅢ、東京1600m)も大楽勝しています。それに2馬身差でしたが、タイムは1分33秒9。「相手が悪かった」でしょう。3カ月置いての2走目は問題なく勝ち上がっています。阪神1600mで1分35秒9と平凡でしたが好位から鋭く伸びるレースでした。ここはチャンスです。。

次位はレーヴドカナロアにしました。7月末、札幌の1500m新馬戦を1分31秒8で勝った馬ですが、不利な13頭立て13番枠からのスタート。出は悪くなかったものの、後方10番手に控えて、そこからの追い上げ方が目を引きました。ポテンシャルはかなり高いです。

単穴はレッドベレーザ。10月京都でデビュー勝ちしたばかりですが、1400m戦の中位のポジションから追い上げた脚が非凡。420キロぐらいの牝馬らしい馬体。ディープインパクト産駒らしい切れがあったので侮れません。

抑え候補にラブミーファイン、ベルスール、エレナレジーナ。3頭の中では、人気薄でも函館2歳Sの接戦2着馬ラブミーファインが面白いレースをするかもしれません。

【ファンタジーS】(11月3日、京都11R)発走=15時45分

◎ 4 ダノンファンタジー

〇 6 レーヴドカナロア

▲ 9 レッドベレーザ

△ 5 ラブミーファイン

△ 1 ベルスール

△ 8 エレナレジーナ

馬連 4→6、9、5、1、8

榎本正男プロフィール

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