「函館2歳S」

2013年07月20日

「函館2歳S」

早くも2歳馬の重賞が行われます。21日(日)の函館2歳ステークスですが、芝1200mでのスピード比べ。かつては牡・牝に差(牝馬2キロ減)がつけられていたのですが、あまりに?牝馬の活躍が目立つので今は同斤量の54キロになっています。人間の成長と同じで、牝馬は早熟です。満2歳になって間が無い今の時期、駆けっこでも男の子(牡馬)に負けていません。

だからと言って◎にしたわけではありませんが、函館で速い少女が出現しました。まだ1回しか走っていないのですが、スタートが良くてすぐ先頭に立つと、そのまま2着に7馬身差をつけるブッチギリのゴールイン。1200mを1分09秒3で走り切りました。函館競馬場の2歳馬のコースレコードです。体重は418キロ。大型馬が多くなった今では“チビっ子”ですが、パワーも要る洋芝のコースでこのタイムは速いです。

ただ、抽選で決める枠順が16頭中の15番になってしまいました。人間の走る陸上競技の100mは直線、カーブのある200mは内~外が同じ距離を走るように計測されたスタート地点から走るセパレートコースですが、競馬にはそれがありません。横一線からのスタートです。同じスピードでそのまま外を走って来たら、後ろから2番目のゴールインになります。じゃあ、どうする?斜めに内側の柵の方に走って距離ロスを少なくするしかありません。もう一つ、全く逆転の発想で走る手があるのですが、それは別の機会に。

その女の子の名前は「クリスマス」と言います。ただ、下手に斜めに走ってほかの馬の進路を妨害すると、その程度によりますが最悪のペナルティーは「失格」になります。もっとも記憶に焼きついているのは秋の天皇賞で楽勝しながら失格になったメジロマックイーン(武豊騎手)で、あれは可哀想でした。けして急に斜行する乱暴な騎乗ではなく、府中(東京競馬場)の2000mの外枠から第1カーブへほぼまっすぐに走ったのですが…。

ほかの馬の進路の前に入るのは2馬身以上水が開く(「水泳」用語)のが内規です。クリスマスの丸山元気くん、行くか?それとも…どう対応するでしょうか。「今でしょ」じゃなく、相手がいますからスタートを切って、動きを見てからの瞬時の決断になります。そんなリスクがありますが、スタートから注視して応援するつもりです。

中京で行われるトヨタ賞中京記念は、昨年からそれまでの2000mから1600mに距離が変更になりました。ハンデ戦なのは同じで、トップハンデは57キロ(ファリダット、フラガラッハ、リルダヴァル)ですが、牝馬のドナウブルーが56キロです。古馬ですから馬齢では牡馬の2キロ減ですから、実質的には58キロです。それでも、有力と見られている牡馬が頼りないので敢えて中心にしました。昨年は人気馬が総崩れして波乱になりましたが、今年のメンバーも展開が向けばとか、ひょっとして大駆け?というタイプが多いので混戦必至の様相です。

【函館2歳S】(21日、函館11R)発走=15時25分

◎15 クリスマス

〇 6 オールパーパス

▲ 7 ビービーブレイン

△ 4 ファソン

△ 8 ドラゴンスズラン

△ 1 プラチナティアラ

△10 マイネルフォルス

馬連 15から6、7、4、8、1、10

【中京記念】(21日、中京11R)発走=15時35分

◎ 6 ドナウブルー

〇 3 フレールジャック

▲ 4 ランリョウオー

△ 5 リルダヴァル

△16 フラガラッハ

△13 ザラストロ 

△14 ファリダット

馬連 6から3、4、5、16、13、14

榎本正男プロフィール

この記事へのコメント

コメントを書く

(※皆様からお寄せいただいたコメントは管理人の方で精査させていただいた上で 掲載いたします。全てのコメントが掲載されるとは限りませんのでご了承ください。)

コメントを残す

コメント