「函館SS&ユニコーンS」

2018年06月16日

「函館SS&ユニコーンS」

まだ夏のGI、宝塚記念(6月24日、阪神)がありますが、今週から北海道シリーズが始まって半ば夏競馬モードですね。その初っ端は函館スプリントステークス(GⅢ、1200m)です。3歳以上で、3歳馬が出走すれば極端な“ハンデ差”になるのですが、今年は登録馬がいません。千二の3歳重賞、葵ステークス(5月末、京都)が新設された影響が大きいのかな?出走すれば台風の目だったのですが・・・。それはともかく、賞金別定で基礎負担(56キロ、牝馬2キロ減)に加増になる対象馬が6頭います。それと滞在競馬なこと。当日輸送で焦れるタイプが別馬のように好走するケースがあるので要注意です。

ワンスインナムーンを狙ってみました。斤量は54キロ。増量される57キロの牡馬5頭と3キロ差は大きいと思いますし、ここは思い切った先行策に出そうです。昨年の夏、福島で1600万下特別(1200m)、新潟でオープン特別の朱鷺S(1400m)を連勝して、そのあと挑戦したGI、スプリンターズS(中山1200m)でもレッドファルクスのクビ+1/2差の3着に逃げ粘りました。本馬場で追い切られて動きも上々です。

ナックビーナスが逆転候補。調教の走り振りが実戦に直結するような感じになってきました。今季は尻上がりで、GⅢのシルクロードS(京都1200m)でファインニードルの5着のあとオーシャンS(GⅢ、中山1200m)でキングハートのアタマ差2着。そしてGI、高松宮記念(中京1200m)でファインニードル、レッツゴードンキとハナ、1/2差の接戦(3着)を演じました。先行力があって好位差しに回る適応力もあります。直前のケイコは足慣らし程度ですが、美浦トレセンで速い追い切りをしての入厩で、斤量も54キロです。

単穴はセイウンコウセイ。昨春の高松宮記念の勝ち馬に▲はどうかと思いますが近況があまり良くないのと57キロもあって人気は落ちたままでしょう。GI勝ちのあと昨年このレースに出走して1本人気で4着。調子を落としたのはここからでした。雪辱がある?

ダイアナヘイローも首位争いの1頭。1600m(新馬戦)でも勝っていますが適距離は1200~1400m。昨年夏場に500万下クラスから4連勝で北九州記念(GⅢ、1200m)を制し、今年2月には1400の阪急杯(GⅢ)ではモズアスコットを抑えて重賞2勝目を挙げました。牝馬でただ1頭の増量対象(55キロ)で洋芝未経験なので4番手に。

人気うすで気になるのはジューヌエコール。昨年、このレースで3半捲りを決めました。当時3歳で50キロの軽量だったとはいえ、1分6秒8の驚異のレコード勝ちでした。滞在競馬もいいし、追い切りの動きも良いです。ほかではキングハート、ヒルノデイバロー。

【函館スプリントS】(6月17日)発走=15時45分

◎ 8 ワンスインナムーン

〇 7 ナックビーナス

▲ 1 セイウンコウセイ

△ 2 ダイアナヘイロー

△ 4 ジューヌエコール

△ 9 ヒルノデイバロー

△13 キングハート

連複 8→7、1、2、4、9、13

 

東京競馬場では3歳馬のダートの重賞、ユニコーンステークス(GⅢ、1600m)が行われます。夏の新潟開催にもう一つ3歳馬のダートのレパードS(GⅢ、1800m)がありますが、それ以降は重賞でも古馬との混合戦になります。次代のダート路線を担うのはどの馬?という興味満たすような有望馬がそろいました。

その一番手にルヴァンスレーヴを挙げます。ここまで4戦3勝。昨年8月の新潟ダ1800mで2着に7馬身差の楽勝。2走目の10月東京・プラタナス賞(500万下、ダ1600m)は2着に2馬身半差ですが、不良馬場ということもあってタイムは速く(1分36秒2)2歳レコードでした。そして地方交流のGI、全日本2歳優駿(川崎、1600m)。前半は後方でしたが3コーナー過ぎから追い上げて外から差し切りました。前走の伏竜S(4月中山、1800m)で土がついたものの、休み明けで10キロ増の馬体重。この2着は力負けではないでしょう。スタートは速くないもののペースが緩むとすぐに追い上げてゴールまで失速しません。低い重心で走るフォームも気に入っていて、大成すると思います。

グリムは5戦3勝。前走の青竜S(OP特別、5月東京、1800m)は5番人気でしたが3~4番手の好位から向け出し、追い込もうとする人気のスマハマに最後まで抜かせなかった(アタマ差、1着)。今回の追い切りのタイム、動きがともに良く、ここにきて良化急という印象なので2番手に抜擢。

単穴はハーベストムーン。キャリア5戦で、今年に入ってからのデビュー。1月京都で1800m戦を②①で勝ち上がり、2月小倉のくすのき賞(500万下)でコマビショウの3着のあと阪神で500万下(1800m)、次いで京都の鳳雛S(OP特別、1800m)を連勝しました。510キロ前後の大型馬で、まだ底を見せていません。

他にも変わり身を見せそうな馬が多いです。グレートタイムはキャリア6戦。2歳時2戦1勝のあと3歳になって500万下を②①着で勝ち上がっています。連闘で挑んだ東京のヒヤシンス賞は4着に終わっていますが、そのあと前記した鳳雛Sでハーベストタイムにクビ差の2着まで追い上げました。まだ伸びしろがありそうです。あと能力以上に人気が落ちているコマビショウと、バイラ、リョーノテソーロに注意。

【ユニコーンS】(6月17日、東京11R)発走=15時25分

◎14 ルヴァンスレーヴ

〇 7 グリム

▲ 8 ハーベストムーン

△ 5 グレートタイム

△ 9 コマビショウ

△10 バイラ

△13 リョーノテソーロ

連複 14→7、8、5、9、10、13

榎本正男プロフィール

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