「大阪杯」

2017年04月01日

「大阪杯」

2日の日曜日、阪神競馬場でGIレース「大阪杯」が行われます。4歳以上(オープン)、芝2000mは昨年までの産経大阪杯(GⅡ)と同じですが、GIに格上げされて「大阪杯」としてGIスタートします。負担重量が変わって、実績によって加増があった「別定」から「定量」。牡馬57キロ(牝馬=55キロ、今回は出走なし)の実力勝負です。春の天皇賞(4月30日、京都3200m)は距離が長いとみる陣営の恰好な目標になりました。一線級が揃ったのは当然です。問題は、ここに出走しても天皇賞(春)まで中3週あること。春・天へ向かいそうな馬の評価が微妙になった(と思います)。

◎はマカヒキ。今季、すでに1戦しています。2月の京都記念(GⅡ、2200m)で、結果はサトノクラウンの3着でした。人気に反してしまいましたが、内容的には悪くなかったと思います。調教は十分と思われるほど積まれていたのですが・・・凱旋門賞(14着)以来の休み明けで馬場コンデション(稍重)も影響したと思われます。サトノダイヤモンドとの競り合いでハナ差しのいでダービー馬の称号を手にしましたが、インから後方に控えてうまく距離をカバーした乗り方でした。2冠がかかる菊花賞(3000m)をやめて凱旋門賞に遠征したのも距離を考えてのことと思います。追い切りの動きは一度使われて予測どおりの良化ぶりです。馬場も予報どおりならこの馬が走れる状態まで回復しそうなので、今度は真価を発揮するはずです。

5歳馬サトノクラウンが本格化してきました。3歳クラシックは皐月賞(1番人気)6着、ダービー(3番人気)3着とドゥラメンテの前に完敗。秋の天皇賞も17着の惨敗でした。4歳初戦の京都記念(GⅡ、2200m)こそ道悪巧者ぶりを発揮して勝ち星をもぎ取っていますが、そのあとまた大敗続き。体調を崩したとしか思えません。数を使わなかったのが救いでした。昨年12月の香港ヴァーズ(GI、シャティン2400m)で1番人気のハイランドリール(愛国)をゴール前で差してGI初制覇。次いで前記した京都記念の勝利。直前は控えましたが1週前の追い切りの動きから体調も現時点(輸送前)では問題ありません。ただ、阪神2000m(内回り)は良馬場なら距離が少し短いかもしれません。

単穴はステファノス。唯一の重賞勝ちがGⅢ(富士S、東京1600m)なので格下ということになりますが、2000mの天皇賞(秋)では2年連続して好勝負しています。一昨年はラブリーデイに半馬身差の2着、昨年はモーリス、リアルスティールに次いで3着ですからね。昨年12月の香港カップ(GI、シャティン2000m)でもモーリスの3着でした。前走の金鯱賞(GⅢ、中京2000m)でヤマカツエースの6着に終わって“アレッ!?でしたが、香港遠征のあとで休み明けでした。一度使われてぐんと良くなっているように感じられるので狙ってみます。

もちろん、昨年の年度代表馬キタサンブラックの能力は認めています。ただ、今回はステップを踏んでここに臨んでいる有力馬と比べてどうでしょう?馬の仕上がりは「10回のケイコより1回の実戦」と言われるほどなので、このあとの天皇賞(春)では◎か〇にします。

他の有力馬。前走の京都記念は出遅れて後方からのレースになったミッキーロケット、充実に充実が続いているヤマカツエースが追い切りの動きが好気配で侮れません。昨年、前身の産経大阪杯でキタサンブラックを差して勝っているアンビシャスですが、当時は相手が58キロ、2キロ差がある56キロでした(念のため)。

【大阪杯】(4月2日、阪神11R)発走=15時40分

◎14 マカヒキ

○ 7 サトノクラウン

▲ 4 ステファノス

△ 5 キタサンブラック

△ 1 ミッキーロケット

△13 ヤマカツエース

△12 アンビシャス

馬連 14→7、4、5、1、13、12

榎本正男プロフィール

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