「天皇賞(秋)」

2017年10月28日

「天皇賞(秋)」

28日の土曜日は、京都は重馬場でしたが東京競馬場は良馬場スタート。台風22号の中心はまだ沖縄と奄美大島の間ぐらいでしたから、なんとか日曜日までもたないかと淡い期待をしていたのですが秋雨前線の雨雲が関東エリアに迫ってきて・・・午後、やっぱり降り出しました。それでもまだ、大降りではないので実質「やや重」くらいで済んでほしいと願っています。

天皇賞・秋(GⅠ、東京2000m)はスピードとパワーをナンバーワン決定レース。定量は58キロ(牝馬2キロ減)で、まず負担重量をこなせるかどうかが狙い馬を絞る重要ファクターになります。シビアな戦いになるので仕上がりに不安のない馬を選ぶのも当然のセオリー。ただ、ここに3歳牝馬のソウルスターリングが出走しています。3歳で2キロ減、さらに牝馬で2キロ減、54キロで出走できます。スピードが活きるので今年はこの馬の評価がカギになると思います。

中心はリアルスティ-ルにしました。3歳時は同期にドゥラメンテがいて皐月賞2着、作戦を変えて臨んだダービーも同馬の前に4着に終わっています。ドゥラメンテが抜けてチャンスと思われた秋季の菊花賞は急上昇したキタサンブラックにクビ差及ばず2着と涙を呑みました。ただ、昨年は3月にUAEへ遠征してドバイターフ(GI、1800m)を勝ち、秋には6月5日の安田記念(11着)の後だった休み明けのこの天皇賞でモーリスの2着に追い上げました。よほど能力が無ければできないことで、騎乗したミルコ・デムーロ騎手からも称賛のコメントがありました。そのあと鼻出血などのアクシデントがあったものの、この秋はステップレースの毎日王冠を勝っての挑戦。直前の負い切りの動きにも不安は感じられず、久しぶりに順調に本番に臨んでいます。前走は▲だったですが今度は◎です。

対抗馬にはサトノアラジン。奥手のタイプだった?か、本当に活躍し出したのは5歳の昨年から。GⅡ・京王杯スプリングC(東京1400m)で初めて重賞を勝つとGⅠ・安田記念(東京1600m)でも4着。秋季にはスワンS(GⅡ、京都1400m)を勝ってマイルチャンピオンシップ(GⅠ、京都1600m)でも5着に入線しました。そして今春、安田記念(負担重量58キロ)を追い込み勝ちしてGIホースの仲間入り。秋初戦の前走、毎日王冠(GⅡ、1800m)でも58キロを背負ってリアルスティール(57キロ)とゴール前、追い比べ。クビ差2着という健闘でした。距離がカギになりますが、東京コースで持ち味が活きる馬で追い切りの動きもぐんと良くなっています。

単穴はソウルスターリング。毎日王冠では先行して8着に終わったものの、この着順・着差は能力差ではありません。休み明けでテンションが上がったのでやむなく逃げる形になって失速しただけ(と思う)。一度使われると落ち着くケースが多く、追い切切りでも目立つ動きになっています。心配なのは雨ですが、先週の菊花賞みたいな馬場にはならないはず。オークスを速いタイムで勝ったように距離は問題ないし、54キロでスピードを発揮すれば有力馬が58キロなので大逆転があります。

他では6月25日の宝塚記念(GⅠ、2200m)を58キロで好タイム勝ちしたサトノクラウン、毎日王冠の6着は内容的に悪いレースではなかったと思うマカヒキに特注。宝塚記念で9着に終わったキタサンブラックは仕上がり一息?とみて少し評価を下げ、ステファノスとともに抑え候補にまわしました。

【天皇賞(秋)】(29日、東京11R)発走=15時40分

◎ 4 リアルスティ-ル

○14 サトノアラジン

▲ 9 ソウルスターリング

△ 2 サトノクラウン

△15 マカヒキ

△ 7 キタサンブラック

△12 ステファノス

馬連 4→14、9、2、15、7、12

榎本正男プロフィール

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