「天皇賞(秋)」

2013年10月26日

「天皇賞(秋)」

台風27号が爪痕を残しながらも温帯低気圧にかわって、27日の天皇賞は晴れの下で行われそうです。ただし、東京競馬場の馬場にも“爪痕”を残しました。前日の土曜日は芝、ダートともに「不良」。競馬の予想に馬場コンデションの読みは欠かせません。そこから始まると言ってもよいぐらいです。

26日は場外へ行っていたのですが、前売りの単勝オッズを見るとファンは完全に「道悪」と読んでいるようです。トウケイヘイローの人気が異常なほど高まっていて、1番人気のジェンティルドンナに続いて2番人気。6月の鳴尾記念、函館記念に続いて、馬場がかなり悪かった札幌記念が楽勝だったですから道悪は鬼とみるのも分かります。

ただ、馬場の回復は微妙です。気温が上がって風があれば一気に良くなりますが、予報では気温がそれほど上がらないようです。でも、雨は前日午後には上がっていますし、予想以上に乾くような気もします。私は後者のほうに賭けてみます。その方が言い訳なしの勝負になって面白いからですが…

天皇賞は今回が第1248回。伝統の実力ナンバーワン決定戦です。現在は3歳馬も出走できるし距離も秋は3200mから2000mになりましたが、古馬58キロ(牝馬2キロ減)の斤量は変わっていません。スピードはもちろんですが、この斤量を背負って勝負できる力も必要です。それで気になるのが56キロで出走できる2頭、3歳のコディーノと牝馬のジェンティルドンナです。流れに乗って直線の追い比べになれば…2キロ差が大きく生きるかもしれません。

昨秋、ジャパンカップで3歳牝馬ジェンテドンナが叩き合いの末、オルフェーヴルをハナ差抑えて優勝しましたが、この時は53キロでした(オルフェーヴルは57キロ)。古馬になった今回は56キロです。ドバイ遠征後の休み明けが主な原因だったと思われますが、6月にゴールドシップ、ダノンバラードに先着を許した宝塚記念と同じ斤量です。

そんなこんなで、コディーノの一発を狙ってみました。2歳時の昨年、新馬→札幌2歳S→東スポ杯2歳Sと3連勝。その内容からクラシックの有力候補と見られながら朝日杯FSで2着に終わってからおかしくなった馬です。3歳になって弥生賞で3着、本番の皐月賞でも3着、そしてダービーは9着…。折れ合いに課題を残すようになってしまいました。巻き返しを期す秋、初戦の毎日王冠も7着に終わっています。

ただ、勝ったエイシンフラッシュが3、4番手から抜け出すスローな展開だったのに、後方から直線だけ脚を使うレースを試みていました。上がりタイム(推定)は32秒7でメンバー最速です。また騎手が替わるのが気になりますが、四位騎手の“トライアル”の経験が馬に生きれば?面白いパフォーマンスがあると思います。

それと、エイシンフラッシュが好調です。東京コースが得意で、ダービーのほか古馬になってこの天皇賞のGIタイトル(昨年)を獲っています。昨年3月のドバイ遠征で調子を崩して不振の時期があった後です。今春も海外GIに挑戦しましたが、香港だけにダメージは少ないようで前哨戦の毎日王冠の快勝にそれが表れています。追い切りの動きを見ても前走時以上に見えるので連覇のチャンスは十分でしょう。

もちろん、ジェンティルドンナも軽視するわけではありません。11戦7勝で、負けたのは2歳時のデビュー戦の2着と3歳時のチューリップ賞の4着。あと2つは今年3月のドバイシーマクラシックの2着、そしてゴールドシップの3着だった宝塚記念だけです。桜花賞、オークス、秋華賞の牝馬3冠を達成したあとジャパンカップを制して世界へ名を轟かせました。調教を十分積んでの出走です。ただ、休み明けで馬体重が増えていると思うので今回は3番手にしました。

今年一番の上がり馬トウケイヘイローも魅力があります。あと、仕上がりに問題ないジャスタウェイ、ダノンバラードと、一昨年の天皇賞(秋)レコードタイム勝ち(1分56秒1)に敬意を表してトーセンジョーダンに△としました。

【天皇賞】

◎ 1 コディーノ

〇 6 エイシンフラッシュ

▲ 9 ジェンティルドンナ

△11 トウケイヘイロー

△ 7 ジャスタウェイ

△16 ダノンバラード

△10 トーセンジョーダン

馬連 1から6、9、11、7、16、10へ

榎本正男プロフィール

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