「宝塚記念」

2018年06月23日

「宝塚記念」

24日の東京、阪神の最終日で今年のJRAの春季開催が終わって東西ともローカル競馬場での夏競馬になります。前半を締めくくるラストGIが宝塚記念。舞台は阪神の2200m(内回り)で、3歳馬の出走はなく、定量は牡馬58キロ、牝馬56キロ(ヴィブロス、スマートレイアー)。これだけでもあれこれ考えるところですが、加えて馬場状態。土曜日の阪神は良馬場スタートでしたが、正午ごろの「強雨」で午後は芝コースが稍重、そして後半は重馬場になってしまいました。波乱を呼ぶかもしれません。

それでも◎はサトノダイヤモンド。このメンバーで58キロの定量戦なら能力、実績が抜けています。問題は昨年の凱旋門賞(15着)への遠征で崩した体調がどこまで戻るか?ですが、強めの追い切りだった1週前の動きは“ようやく復調してきたか”という感じでした。直前の追い切り(20日)ではそれほど良さを見せていませんが、これでちょうど良くなるのでは・・・。あと、道悪が心配ですが当日は「曇のち晴」の予報。稍重ぐらいに回復するのではないかと思います。これは神頼みに近い(?)ですが、不安を感じた遠征帰りの2戦(金鯱賞3着、大阪杯7着)のようなことはないでしょう。

ヴィブロスは直前のケイコは軽い馬なりに徹したので追い切りらしいタイムになっていません。ただし、この馬も1週前に追い切られています。タイム、動きともにすごく良く見えました。3月のドバイワールドカップデーに参戦してドバイターフ(GI、1800m)で2着して来ましたが、遠征疲れは全く無いようです。牡馬が58キロでそれほど切れる脚を使えない不安があります。牝馬の56キロも楽ではないですが、今のデキなら直線で持ち前の速い脚に火が付くかもしれません。逆転候補。

単穴にはパフォーマプロミスを抜擢。6歳馬で実績ではかなり見劣りがします。ただ、これまで未完だっただけで、高い潜在能力を感じます。今が急成長の時でしょう。54キロのハンデだったとはいえオープン入り初戦の1月の日経新春杯(GⅡ、京都2400m)を勝ちましたし、前走の目黒記念(GⅡ,東京2500m)も3着。ゴール前で一息伸び切れなかったのは休み明けだったからです。今回の追い切りの動き、タイムが目を引きます。阪神2200mは3~4コーナーが内回り。好位で流れに乗れるタイプなのも魅力です。

次いで4歳のキセキ。昨秋、不良馬場の菊花賞を勝ちましたが力馬タイプではなく、本来は鋭い差し脚で勝負する馬。カギは人馬の折れ合いで、前走の日経賞(GⅡ、中山2500m、9着)は掛かって先行してしまいました。折れ合えれば大きく変わります。

他では調子一息に見えますが道悪は巧者のサトノクラウン、クセ馬でも底力あるミッキーロケット、休養明けの新潟大賞典で11着に終わったあとでも58キロと距離は心配ないステファノスに要注意。

【宝塚記念】(6月24日、阪神11R)発走=15時40分

◎ 3 サトノダイヤモンド

〇10 ヴィブロス

▲ 7 パフォーマプロミス

△16 キセキ

△ 9 サトノクラウン

△ 4 ミッキーロケット

△ 1 ステファノス

連複 3→10、7、16、9、4、1

榎本正男プロフィール

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