「富士S」

2017年10月20日

「富士S」

毎日雨が降り続いていて、おまけに気温が一気に下がって関東は慌てて冬支度。今週の競馬は東京、京都とも重馬場(あるいは不良)になりそうです。と言うより、すでに東京は芝・重、ダート・不良の状態。それに当日の予報が傘マークですから回復の可能性はないでしょう。一口に「道悪」と言っても、コースや雨量、時季によっていろんな状態があるので正直、お手上げなんです。それでも競馬はよほどのことが無い限り(人馬の危険性)やります。先日の阪神vs横浜DeNAのセ・CSのファーストステージ第2戦ほどはひどくない!?

ということで、21日(土曜日)の東京1600m(芝)のGⅢ・重賞、富士ステークス。秋季のGI・マイルチャンピオンシップ(11月19日、京都)へ向かうマイル路線の有力馬にとっては大事なステップレースです。今年は3歳馬が4頭出走してきました。基礎負担が古馬より2キロ軽い(54キロ、牝馬2キロ減)のでこれまで3歳馬が好走した事例は珍しくありません。今年も注意が必要です。

でも、中心はエアスピネルにしました。1月の京都金杯(GⅢ,1600m)を勝ったことで1キロ増の57キロですが、馬齢重量と同じなのでこなして当然です。今年の勝ち星はその1つだけですが、そのあと2月の東京新聞杯(GⅢ)でブラックスピネルの3着、4月京都のマイルC(GⅡ)はイスラボニータの2着。1600m戦で小差のレースを続けました。GI・安田記念は5着に終わりましたが直線で馬群に包まれてしまったレース。それでも勝ったサトノアラジンからクビ、クビ、クビ、クビ差の惜しいレースでした。前走の札幌記念でサクラアンプルールの5着に終わったのは仕上がりや洋芝のほかに、2000mの距離もあったのではないか?と思います。マイルのレースに慣れてきた時ですから。マイル路線に戻って巻き返す能力は十分あります。追い切りを積まれて直前の動きも良いです。

皐月賞馬イスラボニータはマイルのGI制覇へあと一歩。昨年、春の安田記念はマイペースに持ち込んだロゴタイプの前に5着でしたが、秋のマイルチャンピオンシップはミッキーアイル(G前斜行で制裁あり)にアタマ差の惜敗(2着)でした。今季は休み明けの4月京都のマイルC(GⅡ、1600m)でエアスピネル以下を抑えて久々の勝ち星を挙げました。安田記念はルメール騎手にしてこういうこともあるという競馬で、8着。直線で行き場のないレースでした。休み明けの58キロなので2番手にしましたが逆転候補です。

単穴は3歳のペルシアンナイト。2月阪神のアーリントンC(3歳GⅢ,1600m)を勝ったので1キロ増になるものの、それでも55キロです。皐月賞で最後にアルアインに交わされてクビ差2着に泣きましたが、向こう正面で後方から5番手あたりまで追い上げ、さらにインから直線脚を伸ばして先頭に躍り出た内容は光りました。追い切りの動きも良好なので狙えます。

レッドアンシェルも3歳で54キロ。アーリントンCでペルシアンナイトに3馬身置かれたものの2着を確保し、GI・NHKマイルカップでもアエロリットの4着まで押し上げました。斤量差を考えると上位争いに加われるかもしれません。あと、好調続くグランシルク、折れ合いが付くようになってきたロードクエスト、嵌れば鋭く伸びるガリバルディ。

【富士S】(21日、東京11R)発走=15時45分

◎ 6 エアスピネル

○15 イスラボニータ

▲ 5 ペルシアンナイト

△ 2 レッドアンシェル

△11 グランシルク

△ 8 ロードクエスト

△ 4 ガリバルディ

馬連 6→15、5、2、11、8、4

榎本正男プロフィール

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